浜田文子が覚せい剤使用により逮捕!「極めて深く反省して、凄く泣いている」と担当弁護士は語る

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 15日、東京都・新木場1stRINGにてプロレスリングWAVE『WeekdayWAVE vol.114』が行われ、“やむを得ない事情”での欠場と発表されていた浜田文子の現状が報告された。

 浜田文子は、和製ルチャドールの先駆けとなったグラン浜田を父に持つ女子プロレスラーであり、1998年にアルシオンでデビュー。
 その後、国内団体を渡り歩いてからアメリカに渡りTNAと契約。TNA女子タッグ王座を獲得するなど活躍してから日本へ凱旋帰国し、WAVEを中心に参戦。2015年よりWAVEの正式所属選手となっていた。
 今年4月にはセンダイガールズプロレスリングの王者・橋本千紘からセンダイガールズワールドチャンピオンシップを奪取して新王者となり、今月13日に仙女大阪大会にてDASH・チサコとの防衛戦が決定していたが、当日に体調不良を理由に欠場を発表。その後、“やむを得ない事情”での長期欠場が発表されており、今後の動向に注目が集まっていた。

 この日の全試合終了後、リングに上った二上社長が浜田文子の状況を報告。

二上社長「本日、すべての皆様に、私たちから大変重要なご報告がございます。 一昨日13日から欠場している浜田文子についてのご報告です。現時点で明らかになっている事実について、皆様に包み隠さずお伝えしたいと思います。
 浜田は、13日の仙女大阪大会を欠場しました。この日は、大会直前に、浜田から出場できないと連絡があり、連絡内容から明らかに体調不良と判断されたため、あまりに突然ではありましたがやむなく欠場することとし、皆さんにそのとおりご報告しました。
 しかし、同じ日の深夜になり、浜田がその後,別の深刻な事態になっていることが判明し始めました。結論を申しますと、浜田は、この日の夕方頃に、犯罪行為により警察に逮捕されていました。犯罪行為の罪名は、覚せい剤の使用です。
 私たちがこの事実を正確に把握したのは翌日、つまり昨日の明け方近くで、浜田と深夜に面会した担当弁護士さんから、その時点での浜田の状況を具体的に報告された時でした。
 プロレスリングWAVEといたしましては、このような事態が生じたことを大変重く受け止めており、また、極めて残念に感じております。
 同時に、可能な限り早く、この事実を公表するべきと考え、現時点までに明らかになってる事実につき、今回,取り急ぎご報告させていただいた次第です。
 また、できるだけ早く皆様に事実を公表したいというのは、浜田本人の希望でもあると,弁護士さんから伝えられております。
 浜田のことを良く知ってくださっている方の中には、浜田がこのようなことをするにはよほどの事情があったに違いないと考えて下さる方もいらっしゃるかもしれません。
 また、担当弁護士さんからは、浜田には『常習性を疑わせるような事実は一切なく、初めて覚せい剤を使用し,そのまま逮捕されたようだ』と報告を受けています。
 どのような経緯であったかは、関係ありません。違法薬物の使用は、いかなる理由があっても、ぜったいに許されない重大な犯罪であり、どのようないいわけも、一切耳を傾けてはならないものであります。
 現在は、捜査の進展を見守っている段階でございますが、さらなる事実関係が明らかになり、浜田による犯罪の事実が明白となり次第、私たちは、即刻、厳正なる処分を行う方針です。
 具体的には、事実が明確になり次第、浜田との全ての契約を解除する方針です。この点についての私たちの姿勢と強い決意を、ここに表明させていただきます。
 浜田がこのような重大な過ちを犯したことは、浜田を十分に支えることができなかった私たちにも、責任の一端があると考えております。このような事態を招き、関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを心からお詫び申し上げます。
 また、現在浜田は身柄拘束中であり、直接謝罪できる状況におりませんが、謝罪を表明できる状況になり次第、本人からも深い謝罪を表明したい旨が伝えられていることを、重ねてご報告いたします。ご報告は以上です。この度は、誠に申し訳ありませんでした」

 と挨拶し、四方に一礼してリングを降りた。

 興行後、浜田になにか異変はなかったかを聞かれると二上社長は「悩みはみんな持っていると思うので、とくに変わったとことかもなく、普通っていうか、まあ普通に仲良かったので、凄くみんなウチ選手仲良いし、しょっちゅう飲みに行ったりするという間柄で、結構、明るかったし。こういうことあったのはちょっと残念ですね」とコメント。
 WAVEの他の選手の反応について聞かれると、「一番は信じられない。残念……じゃないでしょうか。みんな思っていることは一緒だと思います」とコメントした。

 浜田文子の担当弁護士は、今回の一件について「私が話をうかがったところでは常習性はまったくなく、依存もまったくないように感じます。通常の令状を取った逮捕ではないし、現行犯逮捕ではないと聞いております。凄く様子がおかしくて、警察に保護を求める感じで、それで警察のほうで様子がおかしのでちょっと検査してみましょうということで、1回ほぼ覚醒剤を使ったらしいというのがわかったという状況だったと思います」と回答。
 浜田と直接会って話しての感想を求められると、「あまりにも皆様に申し訳ないともの凄く泣いていて、会話にならないところもありまして、弁護士としての印象ですが、こういったことになってしまったのにはかなりの事情があって、本人として何か辛い状況があって過ちをおかしてしまったのかなと思っておりまして、極めて深く反省して、凄く泣いていらっしゃるというのが一番の印象です」と回答した。

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