【試合結果】4・29 全日本プロレス後楽園ホール大会 宮原健斗vs火野裕士 石川修司vs鷹木信悟 ジョー・ドーリングvs野村直矢 崔領二vsボディガー

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『2018 チャンピオン・カーニバル ~BS11 presents~』
日時:2018年4月29日(日)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,605名(超満員)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○青木篤志/岡田祐介
10分54秒 テキサス式四葉固め
岩本煌史/●石切(ランズエンド)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
大森隆男/●丸山敦/TAJIRI(フリー)
11分49秒 コードブレイカー・フロム・ジェリコ→片エビ固め
渕正信/西村修(フリー)/○ヨシタツ(フリー)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
秋山準/諏訪魔/○ゼウス/佐藤光留(パンクラスMISSION)
15分29秒 ジャックハマー→片エビ固め
吉江豊(フリー)/KAI(フリー)/ディラン・ジェイムス(フリー)/●中島洋平

▼2018 チャンピオン・カーニバル 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
●崔領二(ランズエンド)
11分43秒 ラクダ固め
○ボディガー(フリー)

▼2018 チャンピオン・カーニバル 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
●ジョー・ドーリング
4分28秒 ジャックナイフ式エビ固め
○野村直矢

▼2018 チャンピオン・カーニバル 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
○石川修司(フリー)
18分37秒 ジャイアントスラム→エビ固め
●鷹木信悟(DRAGON GATE)

▼2018 チャンピオン・カーニバル 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
○宮原健斗
19分32秒 シャットダウン・スープレックスホールド
●火野裕士(フリー)

宮原が火野の意識をブラックアウトさせAブロックを制覇!CC決勝戦は宮原vs丸藤に決定!石川と鷹木が壮絶死闘も石川に軍配!

第1試合


 岡田と石切のマッチアップでゴング。
 手4つからバックを取り合い、グラウンドへ。互角の勝負を展開し、ブレイク。石切りがフロントネックロックも岡田がロープに押し込みエルボー。石切りも負けじとエルボーを打ち込み、エルボー合戦へ。岡田はヘッドロックからグラウンドに持ち込むもクリーンブレイク。石切は岩本にタッチ。
 手4つから素早いグラウンドの攻防、続けて岩本がヘッドロックで絞め上げていく。岡田はロープに振るが、岩本はショルダータックル、追撃を狙ったところへ岡田がドロップキック。青木にタッチ。
 青木は岡田とともに岩本にダブルバックエルボー、続けて張っていくと岩本もエルボーで応戦。自軍コーナーに押し込んで石切にタッチ。
 石切は青木に串刺し低空ドロップキックからフォールも2。石切はエルボーを打ち込んでいくが青木が一本頭突きを連発、さらにミサイルキックもカウント2。青木はロープに走り込むが、これをキャッチした石切りがカミカゼ、続けてその場飛びのムーンサルトプレス。岩本にタッチ。
 岩本は串刺しのバックエルボーからランニングダブルチョップ、さらにブレーンバスターで叩きつけジャーマンを狙うが青木は堪え、スクールボーイで丸め込む。これを返されると岩本の顔面にスライディングキック。岡田にタッチ。
 岡田は岩本にエルボーを打ち込みフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、岩本はこれを堪え、岡田の足をロープにかけてネックスクリュー。石切にタッチ。
 石切は岡田の突撃をかわしてドロップキック、追撃を狙うが岡田もドロップキックで対抗し青木にタッチ。
 石切は青木にもドロップキックを打ち込み、アシストに来た岩本とともにトレイン攻撃。さらにスワンダイブ式で450°スプラッシュからフォールも岡田がカット。ならばと石切はスワンダイブ式ミサイルキック。さらに石切はエルボーを狙うが、青木が組み付いてマンハッタンドロップからのサイドバスターで叩きつけ、コーナートップからフロッグスプラッシュからフォールも岩本がカット。これは岡田が排除し、青木はラリアットからワンハンドバックブリーカー、最後は青木が石切にテキサス式四葉固め、石切が逃れようとするとマットに石切の身体が垂直になるほどの急角度で極めていくとレフリーが試合を止めた。

<試合後コメント>
青木篤志
「カーニバルはカーニバル、ジュニアはジュニアって思ってるからね。そのためにも他のジュニアの選手も動かないと話にならないし、俺だけひとりで何かやろうとしても相手がいなきゃなんにもならない。チャンピオン・カーニバルではヘビーの選手はみんな集中して勝つことだけを狙っているけれど、ジュニアはみんな先を見ないと。俺は先を見ているつもりだよ。だけど今のところたいした動きはないようなので、残念だね。さぁここからが勝負だよ。明日は最終戦だよ!」

第2試合


 ヨシタツが先陣を切って前に出てTAJIRIを呼ぶが、先発は丸山に。
 ゴングが鳴ると大・丸山コールが起きる。丸山は満面の笑みでコーナーに登ってコールを煽る。ヨシタツも真似するが、ヨシタツコールは起きず。
 ヨシタツはロックアップで丸山をロープに押し込むと頭をなでて挑発。丸山はロープに走ってショルダーでぶつかっていくが、ヨシタツはノーダメージをアピール。ヨシタツがダッグしてかわそうとすると、丸山は立ち止まってストンピング。さらにヨシタツの頭を平手でひっぱたくと。観客からは大歓声。これに怒ったヨシタツは打撃を連打してブレーンバスター。丸山は四つん這いで自軍コーナーに戻ってTAJIRIに泣きつくと、TAJIRIは仕方無しといった様子でタッチ。TAJIRIはヨシタツを相手コーナーに押し込むと西村がタッチ。
 TAJIRIと西村のマッチアップ、両者毛色の違う熟練の業で腕を取り合いグランド戦へ。目まぐるしく攻防が入れ替わり、西村がTAJIRIをヘッドシザースで捕らえると、TAJIRIは西村のお株を奪う倒立でこれを抜け出し、ポーズを取って挑発。さらにTAJIRIは西村をヘッドシザースで捕らえ、西村の倒立を引き出す。西村はクリーンにブレイクするとTAJIRIは握手を求め、西村が応じようとすると股間を蹴り上げ、大森にタッチ。
 大森は西村にヨーロピアンエルボーを連発していくと、西村もヨーロピアンエルボー。これは西村が打ち勝ち、渕にタッチ。
渕は大森にバックドロップを狙うが、これはこらえてビッグブート。観客の大ブーイングの中、丸山にタッチ。
 丸山は渕を捕らえ、レフリーのブラインドを突いてグーパンチ。観客が大ブーイングを送る中、「パー!」とアピールするも観客は「グー!」の大合唱。何度か試みるも、全て同じ結末に。すると怒った渕はボディスラムからグーパンチ。レフリーが止めに来ると観客とともに「パー!」の大合唱。TAJIRIが向かっていくも同じ結末に。
 渕は大森にもボディスラムを狙うが、腰が限界に達して断念。場内の渕コールに合わせて再挑戦すると見事に持ち上げてボディスラムに成功。渕はヨシタツにタッチ。
 ヨシタツは丸山にブート、コーナーに振っていきニールキックを狙うがこれは空振り。その隙にTAJIRI、大森も入ってきてヨシタツにトレイン攻撃から丸山が丸め込むも渕と西村がタッチ。丸山は気合を入れて向かっていくが、ヨシタツはフェイスバスターからヨシロック。さらに起こしてからジェリコ直伝のコードブレイカー・フロム・ジェリコでカウント3を奪った。

<試合後コメント>
丸山敦&大森隆男
丸山「ヨシタツふざけんじゃねぇぞ!言ってやるよ、お前よぉ!ヘタクソなんだよ!どんだけ有名なのか知らないけど、お前ヘタクソなんだよ!バカ野郎!必ずアイツを倒しますんで!」
大森「必ず丸山がヨシタツを倒しますんで。なにがワールド・フェイマスだよ」

第3試合


 ゼウスとディランのマッチアップでゴング。パワー自慢の両者は互いに手4つを仕掛け合い、真正面から押し相撲のようにただ力と力で押し合っていく。一進一退の攻防の中、ブレイク。すると両者は強烈な逆水平チョップで順番に打ち合っていくが、これも互角。ゼウスがディランを相手コーナーに押し込むと、中島が「俺ぇ?」といった表情でリングへ。ゼウスは光留にタッチ。
 光留は中島をローキック連打からロープに走るが、中島はドロップキック。場外に逃れた光留を挑発し、吉江にタッチ。光留も秋山にタッチ。
 秋山は観客のコールに応え吉江をボディスラムで上げようするが、逆に潰されてしまう。吉江はエルボードロップを落とし、両者タッチへ。
 諏訪魔とKAIのマッチアップ。諏訪魔とKAIは正面から打ち合い、これを制した諏訪魔がロープに振るもKAIはドロップキックで反撃。中島にタッチ。
 中島は諏訪魔にガットショットを連発し、逆水平チョップ。諏訪魔はダメージを受けず、逆に逆水平チョップで中島をなぎ倒し、ゼウスにタッチ。
 怯えた表情の中島にゼウスはニーリフトからリフトアップスラム。さらにボディスラムで投げ捨て、場外に出すと、秋山が中島にヘッドバッド、さらに場外でボディスラムで叩きつけ、ランニングニー。さらにセコンドに付いていた岡田を中島の上に叩きつける。リングに戻ると中島を逆エビ固め。中島は根性で這っていきブレイク。秋山は諏訪魔にタッチ
 諏訪魔も中島にボディスラムから逆エビ固め。これをカットされるとラリアットでなぎ倒し、バックドロップ。さらにコーナーに押し付けてチョップ。さらにコーナーに振られるが、中島はコーナーに飛び乗ってミサイルキック。さらに延髄斬りを見舞ってKAIにタッチ。
 KAIは諏訪魔にトラースキックからブレーンバスター、さらにフロントハイキックを狙うが、蹴り足をキャッチした諏訪魔がスロイダー。光留にタッチ。
 光留はKAIにローキック連打から「投げるぞオイ!」と諏訪魔の真似をしてから投げ技を狙うが、これを耐えられると飛びつき腕十字。これはKAIがロープへ逃れる。光留のバズソーキックをかわしてKAIがトラースキック。ここで中島が激しくタッチを要求。KAIは中島に試合を任せる。
 中島は光留に串刺しドロップキックから踵落とし、さらにハイキックを狙うが、これをキャッチした光留がアンクルロックへ。これはディランが光留にラリアットを打ち込んでカット。吉江も入ってきて光留をコーナーに振り、串刺しのランニングヒップアタック。アシストを受けた中島がダイビングフットスタンプからフォールもこれは秋山らがカット。中島と光留は激しく蹴り合うが、光留が延髄斬りで制し、ゼウスにタッチ。
 ゼウスは中島にジャックハマーを狙うも、中島はスモールパッケージで切り返す。これをキックアウトしたゼウスはチョークスラムを狙うが、中島はこれもフランケンシュタイナーで切り返し抑え込むもカウントは2。中島はトドメを狙ってロープに走るが、ゼウスがカウンターのラリアット。最後はゼウスがジャックハマーで叩きつけ、カウント3。

第4試合


 ゴングが鳴るとじっくりと距離を詰め、崔はボディガーのウィークポイントの足を狙って低空タックルからレッグロック。これはボディガーがロープへ。
 再び距離を取り、ロックアップからヘッドロック、ボディガーはロープに振っていき崔はショルダータックル。これはボディガーが耐え、攻められて足でローキックを放ち、逆にショルダータックルでなぎ倒す。ボディガーは場外に逃れた崔を追って場外戦へ。
 なんとかエプロンまで戻った崔の足にボディガーは下からラリアット再び場外に引きずり落とし、チョップ合戦。カウントギリギリで両者戻り、崔はボディガーをコーナーに振ろうとするが、ボディガーは喉輪絞めで対抗。さらにフロントネックロックと崔を落としにかかる。これに崔が抵抗するとハンマーパンチからフェイスロック。これには崔も技をかけられながらマウスピースを外して呼吸に努める威力。
 崔がブレイクすると、ボディガーはさらにスリーパーホールド。崔が逃れようとすると再びフェイスロックに捕らえるが、崔はロープへ。その後、ボディガーはフロントネックロックと執拗に崔を締め上げる。これは崔が腕力だけでぶっこ抜き、ブレーンバスター。
 崔はよろめくボディガーにランニングバックエルボーからビッグブート、フォールも2。さらにジャーマンを狙うが、これを耐えたボディガーがふりほどくと、崔は再びホールドしてジャーマンを狙う。ボディガーはこれも振りほどきブレーンバスター。さらにコーナーに振って串刺しのマシンガンラリアットからフォールも2。
 起き上がった崔はボディガーにチョップ。ボディガーも足を止めて正面からチョップで激しく打ち合う。これに打ち勝ったボディガーは、膝をついた崔の顔面に後ろ回し蹴り。さらにラリアットからバウンスを狙うが、崔が丸め込み。これをキックアウトされると崔は水車落としから串刺しのダブルニー。ならばと那智の滝を狙うが、ボディガーが回避。起き上がったボディガーに崔がフロントハイを狙うが、ボディガーがキャッチして足にラリアット。さらに正面からラリアットをぶち込み、最後はラクダ固めで崔からタップアウトを奪った。

<試合後コメント>
ボディガー
「もう今日は勝ちにこだわった。今日はなにがなんでも崔領二というツワモノ相手に絶対勝ちたかったんで。今日はもう大阪から勝つためだけにやって来たつもりだったんで。このチャンピオン・カーニバル、火野選手もそうやけど、崔選手とこのふたりに勝ったっちゅうだけで。万全じゃなかったけれど、やれることは100%やったつもりなんで。あと崔領二がいまベルトを3本持ってるやろ。世界タッグとアジアヘビーと。ちょっと欲を出して、その辺狙いに行ったろか。まぁそういうこっちゃ」

第5試合


 ゴングと同時に野村が突撃、ジャンピングエルボーを見舞っていくが、ジョーが飛んできた野村をキャッチしロープスタンガン。さらに場外に出た野村を追っていき、エプロンに乗せてエルボースタンプを連打。
 リングに戻ると、野村をコーナーに振って串刺しのショルダータックル、ラリアットからエルボードロップ。フォールも2。続けてジョーは野村に逆エビ固め。野村はプッシュアップしてロープへ。
 ジョーはさらに野村をコーナーに振るが、野村はスピアーで反撃。さらにブレーンバスターでキレイに投げきり、コーナー上からフライングボディプレス。これをキックアウトされると二発目を狙うが、これはジョーが回避し、ロープに走ってラリアットを狙う。野村はこれを潜ってかわすが、ジョーはカウンターでフライングクロスボディ。さらにボディスラムから腕を離さず起き上がり小法師式ラリアット。続けてレボリューションボムを狙うが、野村は回転エビ固めで切り返す。これをキックアウトしたジョーがラリアットを狙うが、バックを取った野村がスクールボーイからのジャックナイフ式エビ固めでジョーから電光石火のカウント3を奪った。

<試合後コメント>
野村直矢
「なんか未だに何が起こってるかわからないんですけど、信じられないですけど試合前に絶対勝ってやろう、食ってやろうって気持ちで行ったんで。その強い気持ちが出たんで勝利につながったと思います。2勝しかしてないですけど、今日怪物相手にどんなかたちであれ勝ったんで、俺はもうこれからは上り詰めるだけです。チャンピオン・カーニバルは明日で終わるけれど、そこからの僕を見ていてください。ありがとうございました!」

第6試合


 ゴングが鳴ると、両者はロックアップで組み合うが石川がパワーで押していく。鷹木は体勢を入れ替えてコーナーに押し付けると逆水平チョップ。石川はノーダメージをアピールすると、鷹木はロープに走ってショルダーで何度もぶつかっていくが、石川は倒れない。すると両者は正面からエルボーで打ち合い、鷹木は全力疾走から高速ショルダータックルでなぎ倒し、石川を場外へ蹴り出して鉄柱やエプロンに腕を叩きつけていく。さらに場外でブレーンバスターを狙うが、石川が逆にファイアーサンダーで場外の床に突き刺す。さらに鷹木のパンピングボンバーを潰すべく鉄柱に腕を絡ませて絞め上げ、客席へハンマースルー。
 一足先にリングに戻った石川は鷹木を待ち受け、戻ってきた鷹木をコーナーに押し付けてヒザで顔面をえぐっていき、ロープに振ってショルダーで吹き飛ばす。さらに石川はエルボーでいたぶり、串刺しラリアットを狙うが、これを鷹木がブートで止めてクロスボディを放つが、キャッチした石川が放り投げてギロチンホイップ。さらにコーナーを背にして河津掛け、続けてスプラッシュマウンテンを狙うが、鷹木はショルダースルーで反撃し、コーナーに振ってラリアット。さらに石川をエプロンに出してデスバレーを狙うが、これを石川に堪えられるとリング内に着地してショルダータックルで石川を場外に突き落とし、トペ・コンヒーロ。
 鷹木は石川をリング内に戻すとニーリフト、さらにスライディングパンピングボンバーを放っていくも、これは石川が両腕でガード。腕を痛めた鷹木に石川がゴツゴツと音を立ててエルボーを打ち込んでいき、バックドロップ。さらにコーナーからミサイルキックを投下し、コーナーに振って串刺しラリアット、続けてセカンドロープからダイビングフットスタンプ。
鷹木がこれを返すと石川はブレーンバスターを狙うが、こらえた鷹木が着地して走り込み、スライディングパンピングボンバー。フォールし、石川が腕を上げて返すとその腕を取って腕十字。石川がこれをブレイクすると鷹木はパンピングボンバーで決めに行くが、石川はラリアットで反撃し相打ち。しかし石川が即座にショートレンジラリアットを打ち込む。
 石川はスプラッシュマウンテンを狙って持ち上げるが、鷹木はフランケンシュタイナーで投げ捨てカウンター。さらに石川をコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター。
 二人は膝立ちのままエルボーで打ち合うが、鷹木は「立てやコラァ!」と叫んでスタンドでのエルボー合戦を誘う。鷹木は左右のエルボーを高速で打ち込み、パンピングボンバーを放つが、石川はラリアットで撃ち落とし、組み付いてドラゴン・スープレックス。鷹木はカウント1で返していくが、石川は走り込んでランニングニーリフト。ならばと石川はファイアーサンダーも鷹木は肩を上げる。石川は立て続けにスプラッシュ・マウンテンで叩きつけるもこれも鷹木はキックアウト。
 石川は切り札のジャイアントスラムを狙うが、振りほどいた鷹木がエルボーとヘッドバッドで石川を怯ませ、熨斗紙を狙う。これを石川が堪えるとDDTでマットに突き刺し、満を持しての熨斗紙。

 石川が起き上がるまでにロープチャージして力を溜め、渾身のパンピングボンバーもカウントは2。ならばとMADE IN JAPANで叩きつけるもカウントは2。鷹木は間髪入れずに走り込んでパンピングボンバー、さらに後頭部へパンピングボンバー。これでも石川は倒れず突っ込んでくる鷹木にカウンターで強烈な左エルボー。これで鷹木が膝を着くとカミゴェ、ランニング・ニーリフト、最後にダメ押しのジャイアントスラムで叩きつけ、壮絶な戦いに終止符を打った。
 試合後、両者はリング中央で正座して礼。深く頭を下げ合い互いの健闘を称えた。

<試合後コメント>
石川修司
「鷹木信悟が丸藤と決勝でやりたいって言ってて、それにカチンと来てて。これだけの凄いメンバーが揃っていて、全日本の所属じゃないけどなめられたくないっていう意味で『鷹木信悟はジュニア』って発言したけど、もうそんなの関係ないくらいいい選手だと再認識しました。もう意地だけですよ。前回優勝して負け越しはできないでしょ?その意地だけ。今日で公式戦終わりましたけど、レベルがすごく高くて。めちゃめちゃしんどくて、でもめちゃめちゃ楽しかった。この戦いをチャンピオン・カーニバルじゃない時も続けていけば、もっと全日本プロレスに貢献できると思うんで。今回は残念な結果に終わったけれど、もっともっとがんばります」

第7試合


 ゴングが鳴ると、しばし二人は動かずにらみ合ってからロックアップ。激しく体勢を入れ替えながらロープに押し付け合い、火野が押し込み胸を優しく三回叩いてブレイク。この挑発に苛立った宮原は一旦距離をとって仕切り直し、再びロックアップからヘッドロック、ショルダータックルの流れからブラックアウトを狙うが、火野が回避。クリーンブレイク。
 再び組み合い、火野が腕を取ると宮原はヘッドシザース。しかし火野は軽い身のこなしで抜け出して宮原にチョップを打ち下ろす。二人は場外になだれ込み場外戦へ。
 場外戦を有利に終えた火野は宮原をリングに戻し、顔面をロープにこすりつけてダメージを与える。さらに火野はスリーパーで絞め上げ、宮原のスタミナを奪っていく。脱出した宮原は火野に飛びついていくが、キャッチした火野は俵返し。パワーの差を見せつけていく。さらに火野は中指を立ててからセントーン。カウントは2。
 宮原は起き上がり、火野と額を突き合わせてガンを飛ばし合いチョップを打ち込んでいくも、火野の強烈な逆水平が宮原を襲う。しかし宮原も走り込んで足への低空ドロップキックで体制を崩してからの顔面への低空ドロップキックでペースを掴むと、火野をコーナーに押し付け串刺しニーリフト。エプロンに出た二人は、エプロン上でチョップとブラックアウトで打ち合っていき、場外に落ちた火野に宮原がブラックアウトを狙うが、キャッチした火野が場外でベリー・トゥ・ベリーで投げ捨てる。場外カウントが進む中、火野はリング上で寝転がって挑発しながら宮原を待ち受ける。
 リングに戻った宮原に、火野はFucking Bombを狙うが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返し、後頭部へブラックアウト。さらに正調ブラックアウトから超滞空ジャーマンスープレックスホールドもカウント2。宮原は即座にブラックアウトで追い討ちをかけるが、火野は立ち上がり、両腕を後ろで組んで宮原に「打ってこい」と言いたげに不敵に笑う。宮原はエルボー、フロントハイキックと打ち込んでいくが、火野はラリアット一発で叩き伏せる。宮原も起き上がってエルボー、火野は逆水平チョップで足を止めて打ち合うが、火野のチョップに宮原は膝から崩れ落ちてしまう。火野は崩れ落ちた宮原の顔を覗き込んで挑発すると、宮原は立ち上がってエルボーを連打。火野のチョップをガードしてがら空きの首へエルボースマッシュ。さらにロープに走るが、火野がカウンターのラリアット。さらに宮原を起こし、その腕を持ったままショートレンジラリアット。火野は追撃を狙って起こそうとするが、宮原の様子を見てレフリーのチェックを要求。

 火野は和田京平レフリーが宮原の意識を確認している間にコーナーに上がり、筋肉スプラッシュを投下。そして中指を突き立て、満を持してのFucking Bombを狙うが宮原は着地して火野の振り向きざまの顔面にジャンピング・ブラックアウト。これがクリーンヒットし、白目を剥いて意識がブラックアウトした火野をシャットダウン・スープレックスホールドで叩きつけ、カウント3を奪った。
 これにより、チャンピオン・カーニバルAブロックを宮原健斗が突破。丸藤正道との決勝戦が決定した。

 試合後、火野は宮原を睨みつけながらジェスチャーで「シャットダウンスープレックスホールド効いたぜ」と宮原に伝え、握手を求める。宮原がこれに応じようと手を伸ばすと、直前に火野は中指を立てる。これに対し宮原は人差し指を立て、互いにニヤリと笑った。最後はグータッチで健闘を称え合い、美しく死闘を締めくくった。

宮原「優勝への切符、勝ち取ったぞーッ!三冠王者がチャンピオン・カーニバルを制したのは、およそ17年前!ただ、そんな当たり前は俺には通用しない!なぜなら、俺はプロレス界で最も最高のチャンピオンだからだ!明日の優勝決定戦のカード……宮原健斗vs丸藤正道!俺が明日、ここのリングを絶対に締める!……そこで!後楽園ホールの皆様に効きたい!2018年、チャンピオン・カーニバルは、明日ファイナルを迎える!そこで会場の皆さんは、どちらが優勝することを望みますか!どちらを望みますか!正直な声を聞かせてくれ!(会場から割れんばかりの宮原コール)……満場一致で宮原健斗だこの野郎!……以上だ。(マイクを投げ捨て立ち去ろうとする宮原を場内の宮原コールが呼び戻す)後楽園ホールの皆さんに聞きたい!全日本プロレス、最高ですか?!……聞こえないなぁ。(観客の子供たちがリングサイドにやってきて「健斗」コールを行う)全日本プロレス、最高ですかーッ?!オッケー!ラスト!全日本プロレス、最高ですか?!後楽園ホール……最高ッ!」

<試合後コメント>

宮原健斗
「勝ち取ったよ。勝ち取ったよ。この感触で勝ち取ったよ。三冠チャンピオンがこのチャンピオン・カーニバルを優勝したのは、17年前ですか。そんな当たり前は俺には通用しない。俺は歴史を作っている男。17年間……そりゃそうだ、そうは現れない。俺みたいな最高のプロレスラーは。ただ俺が三冠チャンピオンになっているんだ。俺が打ち破らないで誰が打ち破るんだって話だよ。明日だ、明日。丸藤正道、お前には絶対に譲らない。申し分あるわけがない、あっちは一流だ。こっちは超一流だ。その違い。団体の顔としてあした見せる。団体を背負っている人間としてあした見せる。ただひとつ言えるのは、いまプロレス界に存在する極上カードだ。2018年、チャンピオン・カーニバル。三冠チャンピオンとして17年ぶりにこの最高男が歴史を塗り替える。俺が作らないで、誰が歴史を作るんだよ」

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