【試合結果】9・23 UFCさいたまスーパーアリーナ大会 五味隆典vsキム・ドンヒョン 近藤朱里vsジョン・チャンミ オヴィンス・サン・プルーvs岡見勇信

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『UFCファイトナイト・ジャパン』
日程:2017年9月23日
開始:9:00
会場:さいたまスーパーアリーナ
観衆:8571人

▼ウェルター級マッチ 5分3R
○阿部大治
判定3-0
●イム・ヒョンギュ

▼ウェルター級マッチ 5分3R
○安西信昌
判定3-0
●ルーク・ジュモー

▼女子ストロー級マッチ 5分3R
○近藤朱里
判定2-1
●ジョン・チャンミ

▼ウェルター級マッチ 5分3R
○中村K太郎
判定2-1
●アレックス・モロノ

▼フライ級マッチ 5分3R
○ジュシー・フォルミーガ
1R 4分30秒 リアネイキッドチョーク
●佐々木憂流迦

▼フェザー級マッチ 5分3R
○石原“夜叉坊”暉仁
判定3-0
●ローランド・ディ

▼ライトヘビー級マッチ 5分3R
○グーカン・サキ
1R 4分45秒 KO
●ルイス・エンリケ・ダ・シウバ

▼ライト級マッチ 5分3R
●五味隆典
1R 1分30秒 TKO
○キム・ドンヒョン

▼女子ストロー級マッチ 5分3R
●クラウディア・ガデーリャ
判定0-3
○ジェシカ・アンドラージ

▼ライトヘビー級マッチ 5分5R
○オヴィンス・サン・プルー
1R 1分50秒 ヴォンフルーチョーク
●岡見勇信

近藤朱里がUFCデビュー戦に勝利し「チャンピオンになるスタートが切れた」!五味隆典、岡見勇信、佐々木憂流迦が1RKO負け!

第1試合

 阿部がローで牽制。イムがジャブからローで前に出るが、下がった阿部がカウンター気味にローやジャブを出していく。阿部が突っ込み大振り右フックもイムは下がって距離を取る、ワンツーで前に出るが阿部はガード。
 阿部はハイキックで牽制し、イムのミドルにワンツーを合わせるがイムは下がる。
 イムが前に出たところを阿部の右ジャブが顔面を捕らえるが浅い。阿部はカウンター気味にに左ストレートを叩き込むと、イムの右ストレートに合わせて左ジャブを置いていく。
 イムの大ぶり右ストレートが阿部の顔面を捉えていくが、阿部は受けながらも前に出てフック。だがこれも浅い。

 阿部がワンツーもイムは下がり、お互い攻めあぐねる展開。イムに右ストレートに阿部がワンツーをカウンターではなっていく展開が続き、阿部がラッシュを仕掛け金網に押し込むが、仕留めきれずに阿部は一度下がる。
 阿部は右フックを避けるがスリップ。お互い距離を見合いながら1R終了。

 2R、阿部がミドルで牽制し、ローから前に出ようとするがイムがジャブで牽制。阿部のミドルにイムはパンチを打ち下ろしていくと、ワンツーも阿部は左ジャブ連打で前に出る。だがイムがカウンター気味に左手で阿部の顔をおさえ、その指が阿部の目に入る。
 阿部は目を押さえて一度リングに伏せるが、ドクターチェックの後、試合再開。

 阿部はワンツーで前に出ていく、ミドルからカウンターの右ストレートが顔面を捉える。イムが前に出ようとすると阿部のジャブが顔面をカスッていき、前に出ようとするとイムがカウンターのストレートを当てていく。
 お互い一進一退になる中、阿部のローにイムが右ストレートを合わせ阿部はたたらを踏む。
 阿部がストレートを顔面に叩き込み、膝をついたイムに攻め込もうとしたところで2R終了。

 3R、お互いローで牽制すると、イムがワンツーを当てていき、阿部もワンツーで前に出るがイムは下がる。
 お互い攻めあぐねたまま4分経過。イムが突っ込もうと体勢を引くくしたところに阿部がロー。前に出ようとしたイムに阿部がワンツーを叩き込むと、後ろに倒れたイムに阿部がパウンドを落としていきラッシュをしかけるが、足に絡みつきなんとか立ち上がったイムを再度倒してサイドポジションになったところで3R終了。

 判定3-0で阿部が勝利した。

阿部大治
――試合してどうだった?
「まずUFC迎え入れてくれて関係者の皆さんありがとうございます。こんな朝早くから僕の応援にありがとうございます」

――しっかりと3Rまで押して仕留めたが戦略は
「最初は1Rマイナスで潰してからパンチ行こうと思ったんですけど、上手く間合い詰めれなくて最後まで見る感じになっちゃいましたね」

――彼の鼻をゲットしていたが見えてた?
「結構カウンターの練習してたんでタイミングに合わせて当てましたね」

<試合後コメント>
阿部大治
「相手が最初から打撃で向かってくるのは分かっていました。自分の距離ではなく相手の距離で戦ってしまった場面もあったので、今後はそこが課題になると思います。カウンターをずっと狙っていたので、第3ラウンドでカウンターが決まったのは良かったです」

第2試合

 安西がローからジャブで牽制。左ジャブから前に出ようとするがジュモーはガードし下がる。安西はパンチと同時に前に出ていき、タックルを仕掛けるがジュモーは下がり不発。
 安西はパンチをかいくぐりタックルで組みつくがジュモーは下がってこれを切る。

 安西は右ストレートを浅く当てると、右フックが顔面にヒットし動きが止まったジュモーにラッシュ。ジュモーは金網際でクリンチから体勢を変えて押し込むが、安西はそのまま膝蹴りを連打し金網に押し込む。安西は離れ際に右フックをはなち中央へ。
 安西が前に出ようとした所をジュモーのストレートが浅く捕らえ、安西は前に出てクリンチから膝。ジュモーも膝を返していくと一度距離を取る。

 安西はワンツーから前に出ようとするがジュモーは前蹴りを顔面に叩き込んで動きを止めると、ここで1R終了。

 2R、安西がタックルから片足を掴み持ち上げるが、着地したジュモーへ安西が追いかけてストレートを放っていく。下がり続けたジュモーが体勢を立て直し、安西が左右のストレートからジャンピングハイキック。これを避けたジュモーがパンチを打ち下ろしていくが安西は急いで離れる。
 ジュモーは前に出て金網に押し込むと膝。安西がフックで前に出ようとするがジュモーはフックを合わせていく。
 ジュモーのミドルキックをキャッチした安西が、前に出て首を掴むとジャブ。一度距離を取ってタックルでテイクダウンを奪うと、ハーフガードでコツコツと殴っていく。
 安西が体勢を変えようとした所で抜け出たジュモーがリングを周り2R終了。

 3R、安西がタックルもジュモーはこれを切る。安西がボディブローも、ジュモーはローで牽制。安西は前に前に出てジャブから、ジュモーのストレートをかいくぐってタックルで金網に押し込む。ジュモーは膝蹴りから体勢を変えて逆に金網に押し込むと、安西はジャブで抜けて距離を取る。
 ジュモーはワンツーで前に出て行くが、安西もワンツーからタックル。ジュモーはキャッチし金網に押しこむが、安西が抜け出てバックを取ると足を取るが、ジュモーは倒れず安西は距離を取る。

 安西は膝蹴りからワンツーが顔面を捉え、タックルから安西は首を掴んでフック。さらに金網に押し込むがジュモーが体勢を変えて押し込む。
 安西はストレートをかいくぐってタックルもジュモーは倒れず。安西のストレートにジュモーはアッパー気味のジャブで牽制していき、安西が体勢を低くするとストレートや膝蹴りで牽制。金網際での攻防になり、ジュモーはバックを取ると膝。さらにゼロ距離アッパーを叩き込んでいき、そのまま3R終了。 

 判定3-0で安西が勝利した。

安西信昌
―― 一進一退の攻防が続いたが勝ちました
「グッドキリング!」

――UFCから離れた2年間どういう風に成長した?
「常にトレーニングを続けた結果が出た」

<試合後コメント>
安西信昌
「2年ぶりの試合だったこともあり、復活戦で負けたくなかったんです。復活して負けたら普通の人になっちゃうので。ここで勝って自分がまだ戦えることを証明して、この2年間の努力が無駄じゃなかったことを見せたいと思っていました。しっかり辛抱強く戦えたと思います。最初、第1ラウンドの頭から相手のパンチは見えていたので、あとは自分の試合をすることを心がけていました。2ラウンドでもテイクダウンが奪えたので良かったです。フィニッシュできたら良かったんですけど。次は1試合、1試合勝っていくことが目標になってくると思います」

第3試合

 チャンミが前蹴りやワンツーで朱里を前に出させない。パンチが交差していく中、チャンミの右フックが軽く顔面を捉える。
 朱里のワンツーをスウェーで避けたチャンミに、朱里は構わず前に前に出てワンツーを出していくが、チャンミは一度走って距離を取る。
 朱里がプレッシャーをかけて前に出て行くが、チャンミはバックステップで下がり続け、金網に押し込まれないようにリングを周る、
 朱里かはまわず前に前に出て金網際に追い込むが、チャンミは下がり続ける。

 お互いローで牽制からチャンミが、ワンツーでフックで前に出ようとする朱里を牽制していき懐に入らせない。
 チャンミはローやフックを朱里の動きに合わせていき、朱里はなんとかクリンチから膝蹴りもここで1R終了。

 2R、インターバル中に雄叫びをあげたチャンミが振りかぶってのワンツー。朱里はミドルや前蹴りでチャンミの動きを止めていくと、チャンミのソバットを避けてロー。朱里のワンツーが軽く顔面を捉えると、前に前に出て行くがチャンミは下がり続ける。しかし朱里が狙いを定めてワンツーを画面に叩き込むと首相撲から膝。離れたチャンミが下がりながらストレートを打っていくが、朱里は構わず前に出てハイキック。
 朱里がジャブからストレートで前に出ていくが、チャンミは下がりながらジャブやフックで牽制。お互い攻めあぐねると、下がっていくチャンミを朱里が追いかけバックブローもこれは空振り。決定打無く2R終了。

 3R、攻めあぐねたまま1分が経過し、チャンミが雄叫びを上げて右ストレートで牽制。朱里が前に出ようとするとチャンミはがむしゃらに手を前に出していき、ワンツーからハイも空振り。ローで牽制をし合うと、朱里は前に前に出てバックブローもこれは空振り。朱里がワンツーで前に出ていき、少しずつ顔面を捉えるようになっていくと、ソバットから前に出続けバックブローも空振り。そのままプレッシャーを掛け続け3R終了。

 判定2-1で朱里が勝利した。

近藤朱里
「UFCと契約して最初の勝利を手にすることができて良かったです。王者になるための最初の一歩が踏み出せたことがうれしいです。いつも練習してくださっているコーチ陣や応援してくれている人たちのおかげで勝利できました。相手の映像をたくさん見ていたので、落ち着いて戦えたと思います。今日、日本人選手3人目の白星がつかめてうれしいですし、いい形でUFC Japanの代表になれたかなと思います。今後の目標はUFC王者になること。頂点に向かって1試合、1試合、勝利していくだけです」

<試合後コメント>
近藤朱里
――UFCデビュー戦いかがでしたか?
「UFCデビュー決まった事がすごい嬉しいし、やっぱりUFCチャンピオンを目標としてるのでこの一戦勝利できて嬉しいのと、チャンピオンになるスタートが切れたんじゃないかなと思います」

――最後一気に距離を詰めて仕留めようと
「もうガンガン行こうと思って、自分からどんどん前に前に、いけるならKOとか狙いたかったっていうのが気持ちの中で現れた試合になったのかなと思います」

――右のローが効いているようでした
「そうですね、手応えはあったと思います」

――積極的に行こうと?
「打撃で支配して、まあその組む所があればテイクダウンもとっていこうと思っていたんですけど、組む感じにならなかったので打撃でガンガン行こうと思いました」

――UFCでの目標を
「やっぱりUFCチャンピオンが自分の目標なので、それに向かって一戦一戦して近づいていきます」

――プロレスリングや女優としても活躍している中でなぜUFCに
「キックボクシングでチャンピオンになってプロレスでもチャンピオンになって、次の目標がなんだろうって思った時にその時にUFCの映像を見て、自分もこの世界最高峰の団体がUFCだと思うので、そこに出てチャンピオンになりたいと強く思ったのがキッカケです」

――相手は若い選手だったがどうでした?
「もちろん若いしストライカーで、どんどん出てくるんじゃないかなと」

――今後いつオクタゴンに戻ってくる?誰か戦いたい選手は?
「試合が決まったら。この試合だけを考えていたのであまりその先を考えていなかったので、誰でも来たらしっかりと練習して勝利したいですね」

第4試合

 お互い攻めあぐねるなか、中村が下からの起動でワンツーで牽制。中村がハイで牽制し、モロノはワンツーで前に出て行く。
 前に出ようとしたモロノの左右のフックが顔面を捉えるが、中村はミドルキックで返していき、下がったモロノに中村は飛び込んでストレートもモロノはヘッドスリップからリングを周り態勢を立て直す。モロノがミドルで中村を金網に蹴り飛ばし、中村が前に出ようとするもモロノはプレッシャーを掛けて金網を背負わせていく。モロノが強烈な左右のストレートを放っていくが、中村はガードしここで1R終了。

 2R、モロノがプレッシャーをかけていき、左フックで前に出るが中村は下がっていく。中村はミドルキックをあてていくが、モロノはかまわずフックで牽制しプレッシャーを掛け続ける。中村のハイにモロノがローをあわせ、金網に押し込むと左右のフックを連打し中村の顔面を捉えていくが、中村は前に出て見合う。
 中村はミドルキックを当てていくが、動じないモロノに中村はボディブロー。中村はミドルキック連打も2R終了。

 3R、中村はミドル連打もガードしたモロノが左ストレートをかいくぐって前に出ようとするが中村はローからミドルで牽制。
 中村はフックを避けてタックルからテイクダウンを奪うも、モロノはこれを逃れスタンドへ。

 中村がプレッシャーを掛けてモロノがリングを回っていくと、中村がハイキックもモロノはガード。モロノのストレートをかいくぐって中村がタックルも、モロノはフロントネックで捕らえ、抜けた中村が立ち上がり左右のストレートで牽制。
 中村はミドルから突っ込むもモロノは下がり、お互い決定打無く最後の5秒は乱打戦になり3R終了。

 判定で中村が勝利した。

<試合後コメント>
中村K太郎
「ケガ明けで久々だったので、アグレッシブにいけなかった部分もあったと思います。本当はフィニッシュしたかったです。ボクシングの練習をしっかりやってきたのが勝利の秘けつだったかもしれません。何回かパンチを食らいましたが、全体的には練習の成果を生かせた試合だったと思います。次の試合では確実にフィニッシュを狙います」

第5試合

 佐々木が細かいジャブで牽制し、ジュシーもスポードのあるワンツーで牽制。佐々木のローにジュシーが右フックをあわせていく。佐々木のミドルにジュシーはロー。佐々木はクリンチから膝も、距離を取ったジュシーとローの打ち合い。佐々木は大ぶりのストレートからミドルも、キャッチしたジュシーが左右のジャブから片足タックルでテイクダウンを奪う。ジュシーはガードポジションからマウントへ。亀になろうとした佐々木にジュシーは胴締めスリーパー。これで佐々木はギブアップ。

――素晴らしい勝利だったがタイトルまでどれぐらいかかると思う?
「日本に素晴らしいパフォーマンスをするために来た。今はタイトルマッチを考えるのではなく一つ一ついい試合をしたい」

――次は誰とやりたい?佐々木はどうだった?
「日本で自分は格闘技デビュー戦をしたのでまた日本で戦いたい。その時はタイトルマッチがしたいね」

第6試合

 石原が飛び込むがローランドがミドルキックでカット。ローランドの回し蹴りの打ち終わりに石原が左フックを顔面に叩き込み、倒れたローランドにパウンド連打。なんとか細かくガードしたローランドが立ち上がろうとするが、改めて足を刈って倒した石原がガードポジションから鉄槌。下から蹴り上げていくローランドだったが、構わずすぐに鉄槌を叩き込んで立たせない。金網に押し込みコツコツ顔面を殴っていくが、仕留めきれず1R終了。

 2R、石原がプレッシャーを掛けて金網を背負わせるとミドルキックから突っ込むが、ローランドの膝蹴りがローブローに。
 再開し、ローランドのハイキックが顔面をとらえるが、構わず石原は突っ込みタックルで金網に押し込むもローランドは逃れる。
 石原のローにローランドが左右のストレートを合わせていく。石原のローにローランドがワンツーをあわせ、石原がハイキックも、避けたローランドはカウンター狙いへ。ローランドがミドルで突っ込み石原がローで牽制。お互いフックが顔面を捕らえると、石原が前に出て金網に押し込むがローランドは距離を取る。石原はミドルにカウンターのストレートをあわせていくが、これも浅くローで牽制。ローランドのミドルをキャッチしようとした石原が、掴めないと見るや突っ込もうとするローランドはジャブを置いていき、そのまま2R終了。

 3R、石原がタックルで突っ込むもローランドのカウンターが顔面を捉えるが、石原は膝をつきながらも金網に押し込み態勢を立て直す。
 石原はローから前に出ようとするが、ローランドの膝蹴りがローブロー。石原は座り込み股間を押さえてレフェリーも回復を待つ。

 再開し、ローランドが細かいジャブで前に出てミドルも、これに合わせて石原も前に出てジャブ。石原のハイが顔面を捉え、打ち終わり日突っ込み金網に押し込むが、ローランドはつき飛ばして距離をとる。石原がタックルもローランドは膝を合わせて動きを止める。
 石原は左右のストレートも、ローランドがミドルキックを合わせこれがまたもローブロー。これでローランドは減点1。

 再開し、石原がタックルで金網に押し込みテイクダウン。ローランドは下から石原を蹴り上げ立ち上がるも、石原は金網に押し込み膝蹴り。あらためてタックルも、逃れたローランドがハイキックで牽制。お互いローで牽制し、石原がハイを狙うもローランドがジャブを放ち石原は体勢を崩す。ローランドのハイをしゃがんで避けた石原がジャブを顔面に叩き込み、距離を取るとここで3R終了。

判定3-0で石原が勝利。

石原“夜叉坊”暉仁
――試合を終えた気分は
「いや良かった自分のホームです日本最高!」

――ダウンされたシーンもあったが
「結果フィニッシュ繋げたかったっすけど、最後ちょっと集中切れちゃって、でもプッシュあったからなんとか動けて、次繋げられたんで次は絶対倒しますごめんなさい」

――次に戦いたい相手は
「2連敗して日本で仕切り直しできたんで誰でもいいです。こっから頑張っていきます。生き残ります!ほんまにありがとう!」

<試合後コメント>
石原“夜叉坊”暉仁
「2連敗していたので、この試合はどうしても勝ちたかったんです。日本でファンが応援してくれたおかげで勝てたと思います。相手の打撃は問題なく受けられました。でも相手は本当にタフなファイターでした。股間に当たったキックはわざとじゃないのは分かっているんで。今後はこの試合に向けてトレーニングしてきた技などを、もう一度コーチである中村優作と相談しながら仕上げていきます」

第7試合

 サキが前に出てきたシウバの顔面に右ストレート。シウバが突っ込んでいくが、サキは回って逃れるとハイキックから左ストレート。倒れたシウバに、サキは攻めずに立たせる。

 シウバはタックルで金網に押し込むと、サキは切り替えして中央へ。サキはアッパーを狙って行くが、前に出ようとしたシウバにローからボディブロー。左右のパンチからシウバはローキック。シウバはストレートからハイキックとシウバのガードの上からストレートを叩き込んでいき、シウバはふらつくがサキは焦って攻めずに冷静にローから右ストレートと一発一発着実に打ち込んでいく。シウバはタックルで金網に押し込むも、サキは首投げでテイクダウンを奪うが、すぐに立ち上がったシウバがサキの顔面に膝蹴り。シウバはハイキックもコレがかすると、前に出ようとしたシウバに左フック。サキはストレートから、シウバのバックブローをガードしてハイキックもコレは空を切る。シウバのハイキックがかすると、金網に押し込み顔面にストレートを叩きこんでいく。だがサキはカウンターの左ストレートを叩き込んでシウバはダウン。これでKO勝利。

グーカン・サキ
――UFCデビュー戦でしたが久々の格闘技いかがでした?
「コンニチハジャパントウキョウ!

――今後は
「二年半格闘技から離れていたとは言え私は強いです」

<試合後コメント>
グーカン・サキ
「今日はグレート、そしてハッピー。本当に素晴らしい試合ができた。5分間フルでやれてよかった。20秒で終わってしまってはつまらない。5分間闘い抜くことの素晴らしさを感じた。私が総合格闘技をやると言ったとき、友人たちには正気かと言われた。私は33歳だが、常にチャレンジしたい。チャレンジによってクレイジーになれるんだ。
 同じ階級の他の選手には「覚悟しておけよ」と言いたい。私はしっかり準備しているし、小さいクラブでの練習は控えていたが、これからはスパーリングの方法も変えたりして、体にしっかり埋め込んで行きたい。そうすることでクレイジーになれるし、今夜のように闘えると思う」

――総合格闘技は
「ボクシングとは違う感覚。小さいグローブで、どうやって手を守るか気をつけている」(パンチが)一発入ると気持ち良くて、連打したくなる。小さいグローブにも馴染んできている。私は、UFCファイターであることを示すためにやっているわけではない。世界を凌駕したいから闘っている。だから、様子を見ながら、やれるところ(大会)があれば全部やりたい。闘えるところでどんどん闘っていく。次に誰と闘うかはわからない。これからマネージメントと相談しながら決めていく。今はまだ(相手の)名前を出さない。階級制はあるが、そう変わらない。だから、誰とでも闘いたい。
 久しぶりに日本に来られて非常に嬉しい。日本は私の心の中で特別な場所。かつて東京ドームで最も重要な試合をやれたとき、これだ、と思った。これは大事な感覚。他の国ではこれだという感覚はなかった。私は日本が大好きだし、日本の人も大好き。日本はとてもきれいな国だし、人々がリスペクトに満ちているので好きです。
 この3ヶ月、週2でトレーニングをしてきた。2ラウンド、3ラウンドの動きもしっかりやった。この2年半、とにかく怪我をしないようにと気をつけて練習してきた。20年やっているが、今日はずっと積み上げてきたものが発揮できた試合だと思う」

――インターネットでは、最初にダウンした時に終了でよかったのではないかという声が挙がっているが
「ダウンさせた後、10回は殴っていた。あの時点でレフェリーが続けろということだったので、続けた。良いレフェリングだったと思う。もちろん、その時点で終わってもハッピーだったが。その10秒くらい前から目を怪我していたと思う。続けた結果、勝ててよかった。今日、私は3回くらいダウンを取ったが、レフェリングは難しかったと思う」

第8試合

 五味が独特な動きで翻弄し、ボディからフックとパンチを散らしていく。キムはローを打っていくと、五味は一度下がりストレートをスウェーで避けていく。キムはリングを周りながら、一瞬のすきを突いて右ストレート。これで五味が倒れキムはパウンド連打。これでレフェリーが試合を止めキムが秒殺勝利した。

――日本のレジェンドを倒しました
「高校の時から見ていた憧れの選手と試合ができて嬉しかった」

――左を当てたのは作戦通り?
「五味はストライカーとして素晴らしいので、彼のボクシングレンジに入らないように注意していた。自分の距離をとることが戦略だった」

<試合後コメント>
キム・ドンヒョン
「相手の五味選手は、私にとって大事なファイター。自分が格闘技を始めた頃にナンバーワンだった選手。今日の試合を噛み締めたい。さいたまスーパーアリーナでできて、とても良かった」

――ダウンを奪った右のパンチは当たると思って放った?
「五味選手は打撃が強い。彼のレンジに入らず、自分のレンジに引っ張り込む戦略を考えていた。右のパンチが効いたあと、彼の表情を伺った。もう一発入れられるなと感じた」

第9試合

 クラウディアが前蹴りで牽制。ジェシカが出ようとしたところにフックを打ち込み動きを止めると、ゼロ距離でフックの打ち合いからお互いの顔面を捉えていく。クラウディアが左右のストレート連打もジェシカは受け切り、プレッシャーをかけて金網を背負わせるが、クラウディアがパンチを振り回していく。ジェシカはコンパクトにボディを狙っていくが、前に出るとクラウディアがパンチを散らして顔面に連打。クリンチしたジェシカを離すとクラウディアはパンチをぶんまわしていく。ジェシカは金網に押し込むと、カナディアンで担ぎ上げてバスターもクラウディアは飛びつき胴締めフロントネックロック。しかしそのまま落下すると、ジェシカがガードポジションから鉄槌連打。ここで1R終了も、ジェシカの額から流血が見られる。

 2R、クラウディアが左右のストレートを顔面に叩き込むと、ジェシカもストレートで返すがクラウディアはタックルからテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったジェシカが足を狩ろうとするがクラウディアは回転し首固め式DDTのようにリングに叩き込む。クラウディアは立ちあがるも、ジェシカはこれを切ってフロントネックロックからハーフガードとなり鉄槌連打。左右の膝を叩き込むと、耐えきったクラウディアは立ち上がる。

 クラウディアはローキックから左右のストレートの応酬。ジェシカは左右のストレートを顔面に連打。クラウディアはタックルを狙うが、切ったジェシカが膝蹴りから金網に押し込みコツコツと殴っていく。
 ジェシカはローからパンチを振り回していくが、金網に押し込みラッシュ。クラウディアはクリンチも、ジェシカは足をキャッチし嫌がったクラウディアのボディにパンチ連打。クラウディアは胴締めフロントネックロック。だがここで2R終了。お互い額からの流血が見られる。

 3R、お互い抱き合い試合開始。打撃戦からクラウディアがタックルも、ジェシカが体勢を切り替え金網に押し込む。ジェシカはカナディアンバスターからサイドポジションで鉄槌連打。なんとか立ち上がろうとするクラウディアに膝を連打したジェシカが、フロントネックを狙うがお互いゼロ距離で殴り合い。ジェシカが足を取って担ぎ上げるとバスターからパウンド連打もここで3R終了。

 判定3-0でジェシカの勝利。

――まだまだこれがベストパフォーマンスではない?
「まずはじめにトレーニングしてくれたコーチにお礼を言いたい」

――あと負けてないのは王者だけになった
「まだまだこれから私自身が成長し続けるだけだと思っている」

<試合後コメント>
ジェシカ・アンドラージ
「相手がヒジをあまりうまく使えていないのは分かっていた。最初、パンチをもらったので打ち返していくだけと思ってやったら、うまくいった。今回、ナンバーワン選手を倒した。自分ももちろんナンバーワンになりたい。また、ブラジルにいても強くなれることを示したい。ミノタウロのように、ルーツを大事にして強くなっていきたい。次はポーランドを予定していたが、予定されていたカロリーナ・コバルケビッチ(?)が他の選手と闘うことになった。いつかは彼女に勝ちたい。
 グラウンドを取る練習はたくさんやってきた。忘れている人が多いかも知れないが、自分は柔術をやって来た。グラウンドを取ってから、いかに動くか、今回は全ラウンドでグラウンドを取って、相手を苛立たせる作戦だった。イオンな階級の人と練習を積んで来た。相手はサブミッションをかけて来たが、お互い血まみれだったので、滑ってお互い極めに行けなかった。ギロチンをやろうと思ったが、床も滑ったので諦めた。
 お金(賞金?)は、チームが強くなっていくために遣いたい。入場曲にドラゴンボールZを使ったのは、すごく好きな漫画だから。ブラジルでもアニメを放送していて、見逃したくなくて学校から走って家に帰って見ていた。あの漫画の素晴らしさは、闘い続けるところ、そして、自分を磨き続けるところ。素晴らしい漫画でした」

第10試合

 岡見がタックルもオヴィンスがこれを切ってヴォンフルーチョーク。そのままポジションを変えてマウントを狙うが、岡見は動かずレフェリーが試合を止めた。

<試合後コメント>
岡見勇信
「極めを警戒していた。狙われているのは分かったが、極まっていない感覚があったので、仕掛けて行こうと思っていたら落ちていた。彼(ケージに)入って来るときに、ちょっとデカイなと思ったが、フェイスオフしたとき、組んだらいけそうだなと思った、圧力はすごく感じた。サウスポーで来るかと思ったが、オーソドックスで来た。あと半歩足りなかった。取れないときのことを考えてハーフから行こうと思っていて、想定内のことだった。
 ファンの声援は聞こえていたし、すごく嬉しかった。覚悟を持ってOSPに挑もうと、ここでまた1つ覚悟が入った。オクタゴンは4年ぶりくらい。その4年の間も、目標にしていた舞台だった。そこに上がれるのは、嬉しい気持ちもあったけど、OSPと闘わなくてはいけなかったので、感慨に浸る余裕はなかった。次は、元のウェルター級でやりたい。僕も、そんなに時間は残っていない。この経験を活かしてアジアを盛り上げていきたいし、アジア人選手とも闘いたいと思っている」

オヴィンス・サン・プルー
――ヴォンフルーチョークは計画通り?
「予定はしていなかったが、どんな相手であっても頭を押さえられると自然にあの形になる。そうして極まった」

――3人目のヴォンフルーチョークの勝利はいかがですか?
「びっくりした。私は体重もあるし、一度組むと相手はなかなか逃げられない。なんでなのかなと思うが、頭を取りに来られたので、ああいう形になった」

――ヴォンフルーチョークでなく、サンプルチョークと名前を変えたらと言われているが
「どちらでもいい。勝利することの方が大事なので、名前は気にしない。試合前は、トレーニング含めすべて順調だった。3ポンド落とさなくてはならなかったことだけ不満だが、それ以外はすべて順調だった。私はライトヘビーの中でも元々強く、さらに、新しいコンディショニングのコーチがついてくれて、さらに強くなった。筋肉がつき過ぎてもだめ。ダイエットも含めてうまくいった。初め、オーソドックスに構えたのは、特に岡見のタックルを警戒下からというわけではない。私は元々サウスポーだが、特に意識していたわけではない。右も、その時の感覚で出すようにしている。だから、特に意識はしていなかった。
 相手についても、あまり意識はしていなかった。久しぶりに試合ができること、そして、さいたまスーパーアリーナのオクタゴンで試合ができることが嬉しかった。急な変更にも関わらず、試合を受けてくれた岡見選手に感謝している。今後は、ショーグンとは必ず闘いたい。過去2度負けている。もっと力をつけて必ず勝ちたい」

<UFCアジア太平洋地域担当 副社長のケビン・チャン総括>
「今日は素晴らしい試合(大会)ができたと思う。全てのファイターが素晴らしいパフォーマンスを見せた。また、ファンも非常に熱くて素晴らしかった。(日本には)情熱に溢れて熱いファンがいて素晴らしい。今年のカレンダーを振り返ると、6月のシンガポール大会は期待以上の成果を挙げた。今夜の素晴らしい大会となり、UFCがグローバルである証だと思う。また、これまでにないメディアの取り上げ方もあった。アジアでのUFCのポジションが大きくなっていることを感じている。もちろん、日本は大事なポジションにある。2018年のスケジュールはまだ決まっていないが、日本は確実に開催候補地に挙がると思う。廣田選手は、今日は闘えるくらいコンディションを戻していたが、安全を重視して試合中止とした。次戦やリマッチはまだ決まっていない」

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