小島聡と諏訪魔の7年越しの対決にジョーが乱入し破壊!小島「切なくて涙も出てこない。空気読めよ」

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 27日、両国国技館にて『2017 SUMMER EXPLOSION 【最終戦】 全日本プロレス45周年記念両国大会~新たなる決意~』が開催された。

 セミファイナルでは、2010年に全日本プロレスを退団した小島聡と諏訪魔が7年越しにシングルマッチ。会見でもお互いの思いをぶつけ合っていた両者だったが、諏訪魔が入場するなりジョー・ドーリングが乱入し諏訪魔にラリアットからパイルドライバー。入場曲が鳴らない事を不審に思ったのか、小島聡が会場に現れるなりあわててリングに駆け上がる。ジョーは「諏訪魔ではなく俺と闘え」と挑発しリングを去り、小島は困惑しながらも倒れている諏訪魔にストンピングを行い試合は開始。

 なかなか立ち上がれない諏訪魔に小島が一方的にエルボーを打ち込んでいき、中盤復活してきた諏訪魔がエクスプロイダーからバックドロップで叩きつける場面はあったものの、ダメージの残る首に小島がラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
 因縁の対決が不完全燃焼で終わった両者だったが、諏訪魔がバックステージに戻るとジョーが改めて諏訪魔を奇襲し控室に戻るまでボコボコに。

 この事態に小島は「こんな悲しい試合何年ぶりだ。こんなに胸が切なくなる試合は中々ないですよ。俺と諏訪魔の7年越しの戦いがこんな短い時間で終わっていいのか?なあ?なんて切ないんだ。ジョー・ドーリングって人、10年間プロレスやってるんだったら、入っていいとき入っちゃいけないとき、やっていいことやっちゃいけないことくらい……空気読めよ。な?せっかくの7年越しの試合、こんな状況の中で迎える選手の気持ち考えたことあんのか?切なくて切なくて涙も出てこないですよ。もう一回やるとかやらねぇとか、そんなことは誰が決めることじゃねぇよ。そのときのタイミングが来れば勝手にそういうことは起こるかもしれない。ただ、ただ!普通は次なんて考えてやらねぇぞ?!普通は、この日限りしかやれないと思うだろ?!ふざけんなよ、オイ!全日本プロレスの管理体制がどうとか、そういうのはよくわからないし、俺の中でただただ切ないだけだよ。切ない試合だよ。ただ、ただ!切ない中でもこれだけは言っておいてやる!これだけは声を大にして言ってやる!諏訪魔は本当に強い男だぞ!アイツのポテンシャル、ホントにすげぇから!アイツの言動、アイツのコスチューム、アイツの姿、アイツの試合スタイル、全部ムカついて全部嫌いだけど、アイツのことはプロレスラーとしてリスペクトしてるから」と、ジョーへの怒りと悲しみを露わにした。

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