【試合結果】7・30 RIZINさいたまスーパーアリーナ大会 所英男vs堀口恭司 那須川天心vs才賀紀左衛門 北岡悟vs矢地祐介

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『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-』
日時:2017年7月30日(日)
開始:14:00
会場:さいたまスーパーアリーナ
観衆:17730人

▼スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール 93.0kg契約
●テオドラス・オークストリス(LITHUANIAN BUSHIDO FEDERATION)
1R 8分1秒 肩固め
○カール・アルブレックソン(PANCRASE GYM SWEDEN)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール 57.0kg契約/肘アリ
○真珠・野沢オークライヤー(フリー)
1R 1分50秒 腕十字固め
●シーナ・スター(FUSE MMA)

▼トーナメント1回戦 RIZIN トーナメントルール 61.0kg契約
●石橋佳大(Duroジム)
1R 4分52秒 TKO
○カリッド・タハ(Arena Dorymunt)

▼トーナメント1回戦 RIZIN トーナメントルール 61.0kg契約
○大塚隆史(T GRIP TOKYO)
判定2-1
●アンソニー・バーチャック(10th Planet Tucson・LUTA ELITE MMA)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール 49.0kg契約
●キャシー・ロブ(303 Training Center)
判定0-3
○山本美憂(KRAZY BEE)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール 70.0kg契約
●北岡悟(パンクラスイズム横浜)
2R 4分48秒 TKO
○矢地祐介(KRAZY BEE)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN MIX特別ルール 57.0kg契約
○那須川天心(TARGET/チーム天心)
1R 1分36秒 KO
●才賀紀左衛門(Me,We)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール 88.0kg契約/肘あり
○KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)
判定3-0
●レイディー・タパ(Gym-O)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN 女子MMAルール 120.0kg契約
-ギャビ・ガルシア(Alliance jiu jitsu/Team Gabi Garcia)
1R 14秒 ノーコンテスト
-オクサナ・ガグロエヴァ(Gladiator Fight Team)

▼スペシャルワンマッチ RIZIN MMA特別ルール 120.0kg契約/肘あり
○アミール・アリアックバリ(AKA Thailand)
1R 1分39秒 TKO
●タイラー・キング(Connors MMA)

▼トーナメント1回戦 RIZIN トーナメントルール 61.0kg契約
○堀口恭司(アメリカン・トップチーム)
1R 1分44秒 TKO
●所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)

那須川天心が才賀紀左衛門を秒殺KO!野沢直子の娘・真珠がRIZIN初参戦で衝撃勝利!北岡悟が立ったままKO!?

第1試合

 高田延彦による「兵達よ、出てこいや!」と掛け声とともに選手入場式。

 テオドラスは「俺より強いやつに会いに行く」と、ストリートファイターシリーズのリュウのコスチュームで登場。

 カールが開幕前に出てパンチ。さらに左ストレートで距離を測ると、テオドラスがワンツーで前に出るが避けたカールがタックルから膝もテオドラスは下がる。
 カールがワンツーで前に出て下がろうとしたテオドラスにタックル。これで倒したカールがガードポジションのままパウンドを落としていく。カールは体勢を変えて顔面に膝からサイドポジションへ。亀になったテオドラスがなんとか立ち上がりスタンドへ。

 カールがワンツーもテオドラスがカウンターを合わせカールは前に出るのをためらう。
 テオドラスのワンツーに今度はカールがカウンターを合わせ、お互い距離を見合うとカールは左ハイもテオドラスはガード。
 カールが前に出ようとするがテオドラスはフックでカット。カールがならばタックルもテオドラスはフロントネックで捕らえたままグラウンドへ。
 カールはガードポジションのままボディにパウンドを落としこれを抜けると、テオドラスは抜けて立ち上がるが、カールはバックをとって前方回転エビ固めのように飛び込むが、これはテオドラスが潰していく。カールはこれを受けてスタンドへ。

 カールがジャブもテオドラスはフックで撃ち落としワンツーで前に出る。カールは下がってローキックで牽制。カールがワンツーを狙うがテオドラスがアッパー。これで体勢を崩したテオドラスにカールはローキックからジャブ。
 テオドラスの大ぶりフックに合わせカールがタックルで倒しガードポジションからパウンド。カールはそのままマウントポジションになり、こつこつとパウンド。亀になったテオドラスにカールはスリーパーを狙うが、耐えたテオドラスの背中を殴っていく。テオドラスは一度体勢を変えるが、カールのマウントパンチにテオドラスは再度亀に。カールはスリーパーで絞め上げ、タップしないと見るや後ろから顔面を殴っていく。テオドラスは体勢を変えて仰向けになるとカールは袈裟固め。テオドラスはこれでタップ。

第2試合

 お笑いタレントの野沢直子さんの娘という真珠・野沢オークライヤーがRIZINへ。

 真珠が前に出て右ミドルもジャブで距離を取ったシーナだったが、真珠は前に出ていきパンチのラッシュからミドル。下がっていく品シーナへ真珠は手を休めずワンツーから膝。怯んだシーナのバックを取るとバスターからグラウンドへ持ち込み胴絞めスリーパーを狙う。体勢を変えてマウントからパウンドラッシュ。亀になろうとしたシーナの腕を取ろうとした真珠だったが、耐えたシーナへ再度マウント化からパウンド連打。シーナはフットチョークへ移行し、ギブアップしないと見るや腕十字。これでシーナはギブアップ。

真珠「こんな人数来てくれてほんとありがとうございます。私は格闘技が大好きで、日本の格闘技の世界が大好きで、本当に最高ですありがとうございます!これからRIZINで頑張っていくので応援よろしくお願いします!(英語で)日本のファンの皆さん最高です愛してます!」

<試合後コメント>
真珠・野沢オークライヤー
――試合を振り返って
「なんか言葉がないっていうか、素晴らしい気持ちです」

――言葉がないというのは
「嬉しいです」

――アームバーへの流れは練習していた?
「いやあの、私は立ったままいきたかったんですけど、まあそこでチャンスがあったので柔術やグラップリングも頑張って練習しているので、全然ゲームプランとは違いました」

――落ち着いて試合できました?
「全然できませんでした。どうしても一番最初ゴング出て、1分か2分ぐらいで落ち着いて、最初結構バーっと出ちゃって、それからちゃんともっときれいな技見せるんですけど落ち着けなかったですね」

――落ち着いて見えましたが
「ほんとですか!ありがとうございます!」

――RIZINの舞台はいかがでした?
「すごかったです。頑張って、舞台の事あんまり考えないようにしてたんですけど、一応あのまあ、試合のことしか考えないように頑張ってたんですけど、どうしても素晴らしくってかっこよくて、もうファンの皆さんもすごかったです」

――試合後お母さんのとこいきましたが
「トロフィーを一度あげようとしたんですけど、もらってくれませんでした」

――お母さんからは何か
「お母さんもすぐ泣く方なので、泣いてあんまり言葉が出なかったんですけどおめでとう、強かったねと言ってくれました」

――試合までどんな気持ちでしたか?
「本当に最高でした。自分自身で観客が多いほどいいと、大きい舞台が好きと思ってましたけど、ただそれが実際に100%証明されてきたかというと定かではなかったので、今まで以上に経験したことがないような大きな舞台で飲まれるんじゃないか?プレッシャーに負けるんじゃないかという懸念というかわからない未知の部分があったんですけど、実際に立ってみて、入ってみて観客みんなを感じて最高な部分を実感できた」

――終始圧倒してたが
「自分が想定していたゲームプランじゃなかった。もっとクリーンな打撃で勝ちたかった。ゴングが鳴ってから最初の1,2分は興奮してしまって、スローダウンしようと思ってやったんですけどグラップリングがうまく機能してほんとはイケイケでもっとラッシュしてスタンディングで勝ちたかった」

――今後は
「今年実は4試合目だが、常にアクティブで居たいと思っているのでオファーがあればいつでもやる」

――打撃でフィニッシュしたかったということだが、元々空手をやっていてベースはそこですか?
「空手がベースです」

――何歳から何年ぐらい?
「9歳から12歳だけだったんですけど、毎日3時間ぐらいは行ってました」

――子供の頃からプロ格闘家になりたかったんですか?
「それはなかったですね。結構空手はハマったんですけど、空手を辞めてバレーをずっとやってたんですけど、やっぱりバレーをやりたくって16歳ぐらいで怪我しちゃってバレーができなくなって、18歳か19歳ぐらいから総合格闘技、UFCとかよく見てたので、ずっと空手やってたから私も出来るのかなっていう気持ちがあって、そこから」

――バレーは何年間ぐらい?
「10年間ぐらい」

――格闘家の中で好きな選手やあこがれの選手は
「UFCのヨアンナ・イェンドジェイチェクがいちばん好きですね。あとはONE FCのアンジェラ・リーとか、日本の選手の中では藤井恵選手とか好きです。RIZIN見始めたのはフェードルが最初です。その時が一番最初に聞いて、すぐ見たくなったのは山本美憂選手が好きで見始めました」

――今日は山本選手が出ていて、解説席に藤井選手もいますが言葉はかわしました?
「山本選手とは挨拶できて、藤井選手はまだ」

――先日Twitterでお母さんは試合の話をするとすぐ泣くと書かれていて、野沢直子さんが泣くというのが衝撃的なのですが、日本でこういう勝ち方ができてすごく恩返しになったのでは
「お母さん来てくれるだけですごい嬉しいです。一番最初は来れなかったんですよ怖くって。これで3回目で、生で見てくれるのすごいありがたいです」

――日本は何回目
「14歳ぐらいまでは毎年夏の時期はお母さんと帰ってきてたんですけど、14歳から23歳は来てなかった。9年ぶりです」

――リングで挨拶したときは新鮮だった?
「4月だったんですけど日本語使ってなかったんですごいドキドキしました(笑)」

――今日の映像ではそこが使われていて、今回日本語喋る機会は多かった
「だんだん覚えてきましたけど、まだまだ勉強しなきゃいけないですね」

――RIZINは女子格闘技に力を入れているが戦ってみたい選手は
「私はよく聞かれるんですけど相手とやりたいと言っちゃうとそのトレーニングが相手に勝てるトレーニングになっちゃうんですよ。私は自分のスタイルを決めてっていうか、それが一番大切だと思います。相手のこと考えちゃうとトレーニングが」

――今後もRIZINで試合したい
「はい、RIZINの中で頑張っていきたいと思う」

――マウントを取った時バリエーションがあったが
「ニック・ディアスの試合のようにやれたらよかった」

――デビュー戦で勝利できて今後のキャリアは
「環境に慣れるのは大事だが、オファーがあれば明日でもやる」

第3試合

 石橋が前に出てローで牽制。かリッドもローで牽制すると、石橋が突っ込んで飛び膝からタックルで倒す。石橋はハーフガードでパウンドからマウントに移行しようとするが、足を絡ませたてカリッドがスタンドへ。石橋が片足タックルもカリッドは膝を叩き込み倒れない。だがそのまましがみつき続けた石橋がグラウンドへ押し込むと、亀になったカリッドにスリーパーを狙う。嫌がって上を向こうとしたカリッドにパウンド連打。カリッドは亀になるが石橋は胴絞めスリーパーを狙うが、カリッドは腕を差し込みガード。転がって逃れようとするカリッドの腕を石橋がとって腕ひしぎ。カリッドは腕を引き抜き、立ち上がろうとした石橋にカリッドはサッカーボールキックも石橋はこれを避ける。再度ミドルキックも石橋は避けてワンツーが入るが、さらに前に出ようとしたところにカリッドがストレートから膝を合わせて、崩れ落ちた石橋にパウンド連打。レフェリーが試合を止めてカリッドが勝利。

<試合後コメント>
カリッド・タハ
「非常に楽しいファイトでした。何より石橋がほんとに強く、グラウンドでは大変だったが練習を積んでいたので試合運びは一度も危険と感じなかった。切り替えして自分のペースに持ち込んだ」

――プラン通りだった?
「ああいう風に倒れてというのはなかった。立ったままが自分のプランだった。相手に有利に運ばれたように見えるだろうが、練習していた膝なども出せて対応はしていた」

――どちらに次は来て欲しい?
「誰と戦ってもかまわない。世界最高の選手と戦って、ドイツにベルトを持って帰ることだけが願い」

――素晴らしい試合だったが、ナーバスになってるように試合前は見えたがRIZINルールは自分に影響を与えた?
「ナーバスになっていたことはない。ルールはポジティブなこともネガティブなこともあるが、今日はポジティブに働いた」

――大塚選手の印象は
「大塚はリスペクトしてる。ハードな相手になると思う」

――レバノンの選手は今後も出てくる?
「レバノンは小さな国なので世界中に散らばっているが、私に続く選手が出てくると信じている」

第4試合

 大塚が左ハイで牽制。アンソニーが右ストレートで前に出ようとするが、下がった大塚へアンソニーがローからミドル。カッチした大塚だったが、アンソニーはワンツーで前に出るが大塚は下がっていく。大塚のミドルをキャッチしたアンソニーが倒れた大塚の足を掴んでアキレス腱固め。嫌がった大塚の側頭部に膝蹴りを叩き込むが、大塚は足を噛んでヒールホールドを狙うが、嫌がったアンソニーはバックを取りグラウンドへ。アンソニーは立ち上がり、大塚は投げようとするがアンソニーはロープを掴みこれは注意される。大塚はコーナに押し込むが展開無くブレイク。

 アンソニがワンツーも大塚はガード。アンソニーはボディにパンチを散らしローも、大塚はワンツーロー。アンソニーはミドルキックも、大塚はガードするがアンソニーはワンツーでコーナーに押し込むが大塚はこれを抜けるもアンソニーはタックル。大塚はロープの間から場外に落下しそうになるが、こらえた大塚をアンソニーが倒しハーフガード。
 マウントに移行しようとするが、足がロープに引っかかり取れないと見るや、大塚の足を掴んでローキックを腿に連打。

 大塚が立ち上がりワンツーで前に出て行くが、アンソニーが右ストレートもこれを巻き込んだ大塚が腕ひしぎを狙うもここで1R終了。

 2R、アンソニーがワンツーで前に出てローからワンツーも、大塚が突っ込むがアンソニーが切ると大塚がつんのめって場外に落下しそうになる。戻るとコーナに押し込んでいき、グラウンドに持ち込むと腕を取ろうとするが、アンソニーはガードし立ち上がる。

 お互い前蹴りからアンソニーが前に出ようとするも大塚はワンツーで牽制。さらに前に出ようとするがアンソニーのフックを避けて足を滑らせながらもタックルで組み付く。バックを取った大塚の腕をアンソニーがとってアームバーを狙うが、抜けた大塚にアンソニーはローキックからハイキックで牽制。
 アンソニーは左フックを打ちながらリングを周り、大塚が組み付いていくと膝連打。これはブレイク。

 大塚がワンツーから左右のミドル。さらにストレートでロープに押し込むと左右のストレートをショートレンジで連打。アンソニーは抜けていくと、ストレートの打ち合いから大塚が組み付き投げようとするも、耐えたアンソニーをコーナーに押し込み足を刈って倒す。
 バックを取った大塚が胴絞めスリーパーを狙うがアンソニーはすぐに立ち上がり、大塚は後ろから膝を打ち込み再度倒すと横からボディに膝。アンソニーはもつれながら立ち上がりロープに押し込むと膝連打。ここで2R終了。

 3R、アンソニーのハイに大塚がワンツーを合わせていき、アンソニーは右ストレートも避けた大塚がタックル。これをアンソニーが切るとロープに押し込み膝連打。
 離れるとアンソニーがハイキックから、大塚が避けてタックル。大塚はスリーパーを狙うが、アンソニーは立ち上がり距離を取る。
 アンソニーは二弾蹴りも大塚はガード。大塚はフックから前に出てタックルも、アンソニーは体勢を変えてロープに押し込むと膝。
 アンソニーが距離を取ると大塚がタックルから膝十字を狙うがアンソニーは足を引き抜き大塚がロープへ押し込む。
 大塚はワンツーでひたすら前に出ていきロープに押し込むが、耐えたアンソニーに再度ワンツーからタックル。アンソニーは倒れず、ワンツーから前に前に出て行くが、アンソニーはタックルで倒す。ここで3R終了。

<試合後コメント>
大塚隆史
――試合を振り返って
「疲れました。理想は倒せたら良かったんですけどできず、自分のいつもの試合と言うか、自分勝つならこれしかないなというパターンだったのかなと」

――相手の印象は
「まず見て、リングで向かい合った時体大きいなと思って。北米、体大きいなと。やってみて、あとはまあビックリすることはなかったです。まあ、うん、全体的にできる選手だったかなと。後半疲れて息すごいキレてたりとか、もっと打撃の回転あるのかなと思ったら意外に疲れてくれたりしてペース落ちたりしてたので、そこで自分が気持ち有利になりましたね。やってれば相手バテるなと思って」

――カリッド・タハが決まりました
「あんなのとやるんですか!あんな破壊力あるのと。やめてもらいたいですね。バックステージで見てたんですよタハ選手の、待機してる時の。石橋選手勝ったなと思ったら行こうと思ってて、あれとやるんですね。考えときます」

――次の相手のタハはリスペクトしてると言っていたが。あとメインをどう思う?
「僕も、うーん、見てて穴はあるんで、独特の爆発力も結構穴はあるかなと思ったんで、これはいけるんじゃないかなと思ってます。そして堀口選手と所選手、ほんとに所選手に勝って欲しいです。所選手に勝ってもらったら助かります」

――スプリットでしたがどこが勝っていると思いました?
「僕のリーチなんで、サッカーボール食らった部分もありつつも最後通してテイクダウンのアクションとかどんどん仕掛けてて、パンチも入り始めたんで後半ももらってなく、寝かせきれなかったけども何度もこかしたりとかどんどん印象が加算されてったのかなと思ってます。自分終わってみてどうなのかわかんなかったですけど、最後3R向こうがすごい疲れてて、自分が押してるかなという、あとは気持ち、前に出てたんで、それが印象になったのかなと」

――結構パンチが入ったが手応えは
「右のパンツが何発か入ったなと。ほんとは追い打ち左を打ちたかったんですけど、諸事情で怪我してまして、こんなこと言うのもあれですけど。いまいちまだ戻ってなくて」

――相手の攻撃で効いたのは
「地味にローキックとか効きました。あとから効いてきました。試合中は別に、気持ちの問題なんで大丈夫ですけど」

――サッカーボールキックは
「意外と効いてないです、目が冷めました。こいつは危ないぞと」

石渡伸太郎挨拶

 現バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡がリングへ。

石渡「RIZINの皆様はじめまして。第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎です。もっと日本のファンに僕のファイトを見てもらいたくてこのリングに上がりました。世界レベルをお見せします」

第5試合

 キャシーが突っ込むも山本がコーナーに押し込む。キャシーはそのまま胴絞めフロントネックロック。そのまま膝を打ち込んでいったキャシーが膝蹴り連打。そのままテイクダウンを奪うと、キャシーが下から三角絞めを狙う。抜けようとしたヤマトの腕をキャシーが取るが、反対の腕で山本がパウンド連打。キャシーは再度三角絞めを狙うが、山本は容赦なくパウンド連打から膝を顔面に叩き込む。
 山本は一度立ち上がり、振りかぶって鉄槌からコツコツとパウンド連打。キャシーは腕に足を絡めていくも、山本はクラッチを切らずにつぶして膝を叩き込んでいく。嫌がるキャシーに山本がサイドポジションからパウンド連打。ここで1R終了。

 2R、山本が右フックで前に出ようとするが、キャシーがフックを合わせて前に出ると引き込み腕ひしぎ。これを潰した山本がエルボーを叩き込んでいきサイドポジションから膝。そのままマウントをとるとパウンド連打。

 キャシーが抜けようとすると山本はガードポジションになるが、かまわずパウンド連打。山本は立ち上がるとローキックも、これはスタンドへ。

 山本が前蹴りからタックルで倒しサイドポジションから膝連打。山本はハーフガードからコツコツとパウンド。ここで2R終了。

 3R、キャシーが組み付き引き込み式腕ひしぎを狙うが山本は下がる。山本はワンツーラッシュも、キャシーが組み付くが山本が足を刈って倒し膝蹴り連打。さらにパウンド連打も、キャシーも下から殴っていく。山本はガードポジションから潰していくが、キャシーが腕ひしぎを狙ったところで山本は立ち上がり距離を取る。

 キャシーがワンツーで前に出たところを山本がタックルで倒し、がむしゃらに下から殴るキャシーに山本はパウンドを落としていく。
 山本は一度距離を取る。

 キャシーのミドルに山本が右フック。怯んだキャシーに山本はタックルからガードポジションでパウンド連打。三角を狙ったキャシーだったが、山本は距離を取る

 キャシーは前に出ると山本はタックルで倒し、ここで3R終了。

山本「こんばんは、山本美憂です。ほんとに皆さんの応援に答えたかったんですけどやっと答える事ができました本当にありがとうございました。この試合に勝ったんで、トーナメント参加して今まで負けたんでRENA選手に勝ちたいと思います。ほんとに沢山のサポートありがとうございました」

<試合後コメント>
山本美憂
――試合を振り返って
「やっと勝てた」

――初めて3R戦いぬいたが
「うちのコーチ陣、選手たちの中で練習がキツければキツイほど試合になった時楽になるというのがモットーでやってるんで、練習のほうがキツイです。だからコーチの言葉がほんとに嘘じゃないっていうか、ほんとに練習は裏切らないなと思いました」

――勝利の感触は
「ほんとの最後の最後までラスト1分でそこで負けちゃうとか、私の場合は1R最後の最後で負けたりとかそういうのが多かったから、絶対終わっても気を抜いちゃいけないというそういうつもりでやってたので、終わったときははーって、脱力じゃないですけどすごい嬉しかったです。家族とコーチでみんなでやってきて、リングに上ってくれてよかったです」

――今後は
「トーナメント年末優勝していい年迎えたいです」

――今回の試合に向けて一番改善した部分は
「全てですね。私の場合テイクダウンしてその先だとか、グラップリングの守り、全てを伸ばせていただいた」

――今回の試合の中ではどのへんが実際出せました?
「一応練習してきたことは全部出せたかなと」

――タックルが素晴らしかったし、ケビン・ランデルマンを彷彿とさせた
「ケビン・ランデルマンはすごい好きな選手なので嬉しい。テイクダウンはガードポジションで終わっていたのでサイドに行けるよう練習していた。サイドでは自分がコントロール出来る。UFCでサッカーボールキックが禁止は知らなかったが、有利になる攻撃ができると思っている」

――膝でアームバーをきめられそうになったときすごい大歓声だったが
「聞こえた。ハラハラして見てたと思うのでそこを練習していた」

――RENAへの思いは
「リベンジが、トーナメント優勝したいのでRENA選手が上がってくると思うので倒さなきゃ行けない一人だと思っている」

――スタンドで相手がグラグラしてる時があったが次はKOで勝てそうですか?
「次は落ち着いてしっかりと、素直さを出します」

第6試合

 北岡がワンツーでプレッシャーをかけていくが、矢地はストレートで牽制。北岡が二段蹴りも避けた矢地がミドルキック。キャッチした北岡がアンクルホールド。耐えた矢地に北岡はハーフガードから振りかぶってのパウンド。抜けようとする矢地にコツコツとパウンドから北岡がポジションを変えようとしたところを矢地は抜けて立とうとするが、北岡はコーナーに押し込み立たせない。
 北岡が腕を放して矢地を抜けさせると、矢地は大ぶりのフックのワンツー。さらにフックも北岡がさらに大ぶりのフックでカウンターを狙うが空振り。
 矢地がワンツーを当てていくが、北岡は動じず矢地のワンツーを撃ち落としていき、さらにワンツーをしゃがんで避けるとミドルキックも矢地は蹴り足をキャッチ。北岡が倒れるが、矢地は攻めずに立たせる。

 北岡のバックブローを避けた矢地がワンツー。北岡のミドルをキャッチした矢地が倒してサッカーボールキックも、避けた北岡が片足タックルでコーナーに押し込む。
 抜けた矢地が顔面にストレート。矢地が前に出ていき、お互いフックを振り回していく。
 前蹴りの応酬から矢地のストレートをスウェーで避けた北岡がローキックからバックブロー。矢地がジャブを合わせて回し蹴りも、北岡が避けてリングを回っていく。フックの打ち合いから矢地が右ハイ。ガードした北岡が片足タックルも矢地は足を引き抜く。
 矢地のフックが顔面を捉えていくと、ボディと顔面にパンチを落としていくが、北岡はパンチをフェイントにタックル。矢地は立ち上がりここで1R終了。

 2R、矢地がストレートで距離を取りながらリングを周るが北岡はタックルで組み付きコーナーに押し込む。矢地は立ち上がり距離を取るとストレートで牽制。
 矢地は左右のストレートで捕らえていくが、北岡は構わず前に出て右フックを顔面に叩き込むと片足タックル。矢地が引き抜きサッカーボールキック。これが顔面にヒットするも北岡はすぐに立ち上がり、矢地の左右のフックを喰らいながらも前に前に進みタックルで倒す。矢地は立ち上がるが北岡が再度タックル。
 矢地は突き飛ばして抜けると飛び蹴り。北岡は体勢を崩しながら避けると、前に出ていきパンチの応酬。北岡は崩れると矢地が膝蹴りからワンツーも、北岡は構わず前に前に。ローの打ち合いから矢地のパンチが顔面にラッシュで捕らえていくが、北岡は倒れず前に出てパンチを打ち続けていく。だが矢地も振りかぶって顔面にストレートを叩き込んでいくが、北岡がふらついたのを見るやレフェリーが試合を止めた。

矢地「どうも!矢地でーす!いやー、もうちょいでスターかな?まだ足りないよね?ちょっと、大晦日、クロン・グレイシーとやらせてください!どうですか皆さん!とりあえず、美味しいごはん食べに行きます。ありがとうございました」  

<試合後コメント>
北岡悟
――試合の感想を
「そうですね…力及ばず、負けたなという感じはあります」

――矢地選手からどういうものを受け取りました?
「そうですね、いや、まあ、相手もまあけして楽な試合ではなかったと思うんですけど、元気がいいというか、彼の流れが、彼にあるということはわかっていたので、そことの勝負だったんで、それに負けたなと言う。そういう腹づもりというか、してたんですけど、力が及ばなかったという気持ちです」

――彼の時代が
「そうですね。負けたからこそ、認めて言えることだと思うんですけど。力が及ばなかったなと。特別な気持ちで挑んだんですけど、特別になれなかったなと」

――今後は
「すごい考えたくないぐらい大変なことが待ってる感じですよね。そうですねー、煽りでも言ってるというか、実際オフィシャルインタビューの中でも言ってると思うんですけど、僕は全部BETしてるんで、全部、矢地くんが持ってってるというよりは全部出しちゃってる感じなんで、矢地くんが気づかないぐらい全部出してるんですよ。矢地くんが全部拾いきれてないとこも全部出してきたんで、それを拾うには戦わなきゃいけないのかなという思いもあるんですけど、安易には言えないなと。引退とか書かないでくださいね。そんな簡単には言えないなという感じですよね。僕個人的には、勝たないとまたここには呼ばれないと思うし、矢地くんを倒せば出れるんじゃないかなと思うのもあって、パンフでは違うこと書いてあったけど、違うぞと。なんとも言えないですね。あんまりこう、凹みすぎんのもみっともないし、かといって胸をはれるような感じでもないし、普通には生きれないだろうし、どうしたもんかなって思いなんですけど、テメーの人生なんでなんとかしていきます」

――1Rの時点ではどう感じてました
「1R目、最初は抑えられたけど、後半抑えられなくて立ち技になったし、しこたまもらってたわけじゃないし俺も返してたから、そんな大負けはしてないから最後の5分組み伏せれば勝てるとは思ってましたけど、それができなかったので、まあそんなのリングでやってるしそういうことわかってるんで、結果的に途中でリングのやりぬく差的なものはありましたね。後半は汗もかいたけどそんなん糞みたいな話で言い訳みたいな話なんで関係なくて、普通に相手のほうが頑張ったんだと思うし僕も技術が足りないしと思ってます」

矢地祐介
――試合を振り返って
「反省点は腐るほどあるんですけど、結果KOで勝てたんで、今日は喜びます」

――北岡選手はどうでした?
「やっぱ組んだ時の圧力がすごくて、最初びっくりしたんですけど、まあ冷静に闘えて時間経つごとにあっちが消耗してくれたんで、そこが良かったかなと思いますね」

――序盤足取られたりくっついてきてましたが
「やっぱりギロチンとか足関のプレッシャー、見えないプレッシャーがすごかったんで、自分も下んなって無理に動けない時間続いちゃったかなというのはありますね」

――最後は得意の打撃でしたが見えていた
「そうっすね。相手の北岡さんの打撃自体は見えてたんですけど、なかなか倒れなかったんで感触あっても。そこで自分で勘ぐってしまったと言うかこれじゃダメなのかなという感じで自分で選択肢を狭めてしまって中盤から後半固まっちゃった部分はありましたね。最後行けたんで良かったです」

――3連勝KO勝ちでスターに向かってますが
「そうですね、そう聞くとすごいっすね、嬉しいっすね三連続KOできたというのは、また一つ階段登れたかなと思います」

――リング所でクロンとやりたいと言ってましたが
「ほんとクロンとやりたいですね年末。勝ってスターになりたいと。言っておいて損はないかなと思ったんで言っちゃいました」

――グラップリングに強い選手でもKOをとり、ダレンにもKOして、今後年末に向けてクロンと
「クロンとやりたい勝ったし。勝ったときしかそういうこと言えないんでどんどんアピールしていこうと思う」

――最初シングルレッグで倒されたが、途中で立ててどこでペースが掴めたと感じた?
「最初のシングルはすごいしつこくてなかなかエスケープできなくて倒されちゃったんですけど、その攻防終わった後急激に北岡さんがスタミナ切れじゃないけど出力が落ちた気がしたんで、あそこの最初の攻防超えてからは結構、安心はしてないですけど組みになっても気持ちの上で余裕持って戦いましたね。最初の攻防は重要だったと思います」

――試合前にTwitterで筋肉の見せあいという発言があったと思いますが、北岡選手の筋肉の印象は
「力負けした感じはなかったかもしれないです。結構自分の力もちなんで、でも渥美というかそういう意味での圧力は力プラスそういう圧力はすごかったですね。なんだろうな、ムニュって包み込まれるようなプレッシャーは感じましたね」

桜庭和志&ダン・ヘンダーソン挨拶

 10月15日福岡大会にて、グラップリングレジェンドマッチとしてダン・ヘンダーソンが登場すると予告され、PRIDEのテーマにのり会場にダン・ヘンダーソンが登場。さらに先日UFC殿堂入りした桜庭和志が登場。この二人の戦いが決定した。

桜庭「すいません挨拶の前に一仕事やんなきゃいけないのでちょっと待ってもらっていいですか?(ダン・ヘンダーソンと2ショットを撮る)すいませんおまたせしました。10月15日福岡でダン・ヘンダーソン選手と試合をするかもしれないのでよろしくお願いします。あと、9月23日、ここ埼玉でUFC大会で友達のショーグンが出ますのでそちらも合わせて応援よろしくお願いします。RIZIN、UFC両方楽しんでくださいよろしくお願いします」

ダン「日本に帰ってこれて本当に嬉しい!前回にここで闘ったのは10年ぐらい前になると思う。当時はPRIDEでの闘いの日々は格闘家である自分にとっても、一人の人間としても大きな一幕だった。思い出のある日本にこうしてまた戻ってこれて何より嬉しい。実現しようとしているこの好カード、レジェンドの桜庭とのカードということで、日本のファンにこうして試合を見てもらえる機会を嬉しく思う。チョークで落とすのがいいのか何をしようか色々考えているので楽しみにして欲しい。ありがとうございました」

第7試合

 1Rはキックボクシングルール。
 天心がローで牽制。さらにワンツーで顔面を捉えていき、才賀も前に出てワンツーも天心はヘッドスリップで避ける。前に出ようとした才賀に天心はハイキックをあわせ、才賀のハイキックを避けた天心がショートレンジでフックを顔面に叩き込む。これはブレイク。

 天心がワンツーからソバット。下がった才賀が前に出るも、天心は首相撲から膝を叩き込みリングに投げ捨てる。
 前に出ようとした才賀に天心は左ストレートを合わせるが才賀は倒れない。
 才賀のワンツーに天心は右ジャブを合わせ、才賀はさらにミドルを撃とうとしたところを左ストレートをカウンターであわせ才賀が大の字に倒れKO。

天心「こんばんは!会場に来てくれた皆さんありがとうございます。昔紀左衛門さんにお世話になってて、こういう試合をするってことになって最初やる気なかったっていうのあるんですけど、試合になるとやるかやられるかの闘いなんで、ぶっ飛ばすつもりで練習してきました。サポートしてくれた皆さん本当にありがとうございます!ミックスルールでやったんですけど、皆さん打撃も面白いですか?どうですか?RIZINでキックボクシングもMMAも両方、そのリングを僕がを最高の舞台に出来ると思ってます。これからも本物を目指して強い人と闘って上に上がっていきたいと思っています。皆さんありがとうございました」

<試合後コメント>
那須川天心
――試合を振り返ってみて
「そうですね、まああっという間だったと言えばあっという間だったんですけど、でも試合までの過程がすごいあるんだなというのは感じますね。倒し方的にはほんとにいい、自分の中でもいい勝ち方が、KOができたのですごいいい勝ち方だったなと思います」

――短い時間でしたが才賀選手はいかがでしたか?
「やる前から本当にちょっと昔からお世話になってる先輩なんで、やりづらい部分はあったんですけど、試合をやるとなってからずっと倒すことばっか考えてたんですけど、終わった後に控室でちょっと話したら不思議な感じでしたね」

――ミックスルールはこういったルールでやっていないが準備はどうしていた?
「準備は、やっぱり普段と変わらず練習をやってきたのと、プラス総合のトレーニングを一緒に上げてきたという感じですね。あとは別に、ミットで5分やったりとか、スパーとかでちょっと長めにやったりとかそういうトレーニングはしました」

――また今年RIZINで戦いたい?
「今一番日本で盛り上がってる格闘技イベントがRIZINだと思うんで、ほんとにそれ今キックボクシングをメインでやってるんですけど、総合の方が盛り上がっているというか、僕はそういうキックでそういう団体をできたらいいなと。RIZINのそういう舞台のMMAもキックも両方すごいんだぞということになればもっと格闘技界が盛り上がると僕は思ってます」

――フィニッシュは練習どおり?
「最初倒した技は、元々もうそのフィニッシュは昔からやってるパターンで癖になってて、膝蹴り打ってくる選手は得意ですんで、それにパンチを合わせるというのは体の反応でそっちに動くという感じになってるんで、ずっと練習してきたことです。あれでほんとに失神するとは思わなかったんで、自分の実力も上がってるのかなと感じました」

――用意してたパンチは
「用意してたのはあったんですけど、今後の試合で出せたらなと思ってます」

――今のキックとMMAを交互にやっているような今の状況は満足していますか?
「今は本当にまずは一番やりたいのはキックボクシングをメジャーにする盛り上げるっていうのが一番ですけど、色んな所から声かかって本当に自分まだまだ18でもうすぐ19なんですけど、若いんで色んな道があるんですね。それが数字的にどうなるかそのまま見たいんで、色んな考えはしてるんでまだ言えない。MMAも考えてますしキックで行くのも考えてますしボクシングも考えてますし、それは色んな人が話し合って格闘技がこの先どうなっていくかわからないんで、それ次第で進みたいと思います」

才賀紀左衛門
――試合の感想を
「いやー、つえーなって感じですね。あんなりパンチで差があると思ってなかったですけど、久しぶりのキックとはいえ、ちょっと当たったから前行けるかなと思って行ったら全然ダメでした。めっちゃ悔しい」

――記憶はあります?
「正直左ストレートもらったのぐらい。記憶はもらったのはあります。久しぶりのキックの試合楽しんでやりたかったですけど、ダメですね」

――天心選手のどこが強いと感じました
「…まあスピードパワーバランス、全てっすよね。まともにKO負け初めてだから、すげー、すごいなんかこう、もっともっと頑張って、MMA頑張ろうみたいな」

――ここからまた
「自分の中で、今回キックやったんで、ミックスの中で1Rキックでやられちゃって、MMAだったらMMAになったでまた違った展開だったと思うんですけど、キックでこんなにやられると思ってなかったんでほんと悔しいですね。俺MMAのファイターでもあるんで複雑というか悔しい」

――手応えは
「手応えというか、ヒットしたんで行けるなと思って行ったらやられたんで天心の方が何倍も上手やと思うし、行けるなと思わせてああやってあわせたのかもしれないですし、僕もキックやってるんでもっと冷静にやれたら良かったですけど、逆に自分の中でキックの天心と、正直ジャブやって距離取ってやってたら展開違ったと思うんですけど、折角キック1Rあるし、自分の今の立ちのスキルを試したいというのもあったんで勝負しに行ったんですけど、やっぱり今までK-1とか色々な選手とやってますけど、強いですよ天心」

――紀左衛門選手は挑発を続けていたが
「挑発してました?」

――結構上から目線というか
「俺はなんか昔から知ってる可愛い後輩やし、選手としては天心もお父さんもリスペクトしてるんで自分の中で挑発している気持ちは一切なかった」

――久しぶりにリングの上で再会を果たしたが入場した天心を見てどう思いました
「すげーな天心と思いましたね。なんかこう、スターだなというか、あんなちっちゃかったのに、今オレの目の前に立って試合やって、なんかこう複雑っちゃ複雑な気持ちやったですけど、ここで俺が天心の試合でジャブで距離取って変な試合して、MMAになってじゃあ一撃みたいなそんな試合したら、やっぱり先輩としてかっこ悪いし人としてかっこ悪いと思ったから、ここは天心の得意な土俵で、俺も元々天心に期待してたから気持ちよく戦いという気持ちはあったんで楽しもうと思ってやりましたね。あっさりやられちゃいましたけどね(苦笑)」

第8試合

 レイナがはキックも、タパは構わずフックを振り回す。レイナはローもタパはワンツーで牽制。タパが振りかぶるも、レイナはロシアンフックでお互い空振り。タパが左ジャブを当てると、レイナはバックブローも空振り。タパはフックを振り回し、タパが突っ込んだところを切ってパウンドもタパは必死に組み付いていく。タパは投げようとするが、レイナは胴絞めスリーパー。だがこれはロープをくぐってエプロンに落下してしまったためブレイク。

 タパのストレートを避けてレイナがジャブを顔面に当てる。タパのワンツーにレイナはロシアンフックで牽制。レイナがローもタパは左フックを合わせていき、更に左フックもレイナは組み付いていきテイクダウンを奪う。ハーフガードの状態からサイドポジションへ。レイナは膝を顔面とボディに叩き込んでいき、さらにマウントからパウンド。暴れたタパへレイナはV1アームロックもここで1R終了。

 2R、レイナの右ストレートが顔面をとらえるが、タパもストレートを放つが避けたレイナがバックキック。避けたタパがワンツーもレイナも右ストレートで牽制。レイナが飛び込んでワンツーもストレートを避けて下がる。レイナのローにタパの左ストレートが顎にヒットするが、レイナはリングを周る。タパのストレートにレイナは右ハイを合わせる。リングを周り、レイナがハイキックをフェイントにストレートで前に出るが、下がったタパがジャブで牽制。タパが左右のストレートもレイナはこれを避けていく。レイナのローにタパはストレートをあわせていくが、レイナはバックブローからハイキック。打ち終わりにタパのストレートが顔面を捉えレイナは膝をつくと、タパはパンチをラッシュ。レイナはタックルで組み付いていくも、タパはロープに腕が絡んでしまい倒れない。なんとかレイナがテイクダウンを奪うも、きめきれず2R終了。

 3R、タパがミ右ストレートで牽制しワンツー。レイナはこれをヘッドスリップで避けてロシアンフックも、打ち終わりにタパはパンチのラッシュ。レイナはタックルでコーナーに押し込むがブレイク。

 レイナがリングを周りハイキックからバックブローも空振り。タパは前蹴りで牽制すると、レイナはローキックも打ち終わりにタパが左ストレートもレイナは下がる。タパはワンツーからパンチをラッシュ。前に出ようとしたレイナがスリップするも、なんとか組み付きコーナーに押し込む。
 テイクダウンを奪うとサイドポジションから膝を叩き込み、アームロックを狙うが耐えたタパにレイナは膝連打。レイナは腕ひしぎで伸ばしていくも、ここで時間切れ。

 判定中、タパにロープを掴んだことによるイエローカードが提示される。判定でレイナが勝利。

レイナ「えーと、判定ですいません。まあもうちょっとで腕十字極まるかなと思ったんですけどな、まあプロレスラーの意地を出されたかなと思おうんですけどそんなんどうでもいいんですよ。私の試合は。それより、高田さん出てきてもらっていいですか?」
高田「俺?(リングサイドへ)劇的な勝利おめでとうございます。また一歩階段上りましたね」
レイナ「まあ判定ですけど。一本とらないと意味ないんで」
高田「その高い志はみんなわかってると思うんですけど、判定にも、今日あなたが試合した判定は一本勝ちに値する素晴らしい質の高い判定だった。皆さんそう思いませんか?ここにいる、あるいは全国で映像見ているあなたの試合見た人が、誰一人あなたの未来に対して失望した人はいないと確信します。自信持ってください。だからお願い、まだラスベガスいかないでよ?」
レイナ「って言われたんですけど、どうしよっかな、まあそんなんいかないかもしれないです」
高田「かもではないでしょ。いてもらわなきゃ困る」
レイナ「考えときます」
高田「あとね、榊原くん、早速楽屋に契約書持っていったからね」
レイナ「前回RIZIN出してくれって私から言ったんで、お礼と言いますか」
高田「チョットマッテ、チョットマッテ!ちょっとKINGレイナさん」
レイナ「なんですか?」
高田「あれだけ激しい試合して、そんなことやってる余裕あんのかねあなたは」
レイナ「あーはい。疲れてないです。もう一試合ぐらい大丈夫です」
高田「いまね、この放送席で藤井さん含めて、みんな言ってました。このまま、まだ21でしょ?あなたがすくすく伸びていったら、間違いなく女子で世界を取る、そんな予感をさせてくれたとみんなで話してたんです。ぜひその期待に答えてください」
レイナ「わかりました」
高田「だから、まだラスベガスに行かないで!いい?わたしこれで」
レイナ「なんでおりようとするんですか?まだ渡してない!」
高田「何」
レイナ「だから、お礼だって言ったじゃないですか」
高田「お礼だったらいただきますけど」
レイナ「やっぱやめときます」
高田「何を?私にですか?」
レイナ「一応、チュッパチャップスと」
高田「いま勝利しましたKINGレイナ選手から大きなチュッパチャップスをいただきました。ありがとうございます!むしろ差し上げなきゃいけないのに」
レイナ「あとこっちは、近所に文明堂の工場があるんで、中身がもっとおもしろくてですね、私オリジナルのカステラなんで、開けたら絶対にTwitterに上げてくださいよ!上げなかったらラスベガスいっちゃおうかな」
高田「あげるから!」
レイナ「今あげるっていったので」
高田「わかりました。激しい試合したあとなのにこんな素敵なものいただいちゃって、ファンのみなさんを代表して、最高の試合ありがとうございました。おめでとうございます」
レイナ「ラスベガス行くなって言われたんで、またRIZIN立たせてくれると思うんで、Twitterフォローしてください。まだ200人ぐらいしかいないんで。よろしくお願いします」

<試合後コメント>
KINGレイナ
――試合の感想
「まあ判定だったんで、めちゃめちゃムカついてますはっきり言って。一本獲るのが私の毎回試合する中での目標というか、勝って当たり前で、一本獲る試合をしたいって思ってるんで、めちゃくちゃ悔しいですね。勝ってるけど悔しいですね」

――自分に
「そうですね、やっぱ一本取れなかったというかとりきれてない部分。後もうちょっと入るのが早ければ入ったかなというのは思うんで」

――相手のパンチは
「当たってはいたんですけど、そんなにダメージが残るようなパンチはあてられてないので、後は私がテイクダウンは出来てたので、その後の展開がまあまあだったかな思ってますね」

――最終ラウンドはもう少しあれば決められた?
「はいそうですね、ほんとあと数秒あれば決まってたのかなとは思いますね」

――今後の課題は
「もうちょっともっと質のいいMMAを出来るようにしたいというのが一番ですかね」

――日本では家来が増えてると思うが、世界で家来が増えた時に日本のロンダ・ラウジーと言われた時それは嬉しいですか?それともそんなふうに言われたくないですか?
「私はロンダがすごく好きで、それは嬉しいです。でも、待ち受けにしてるぐらい好きなんですけど、もっとロンダよりも有名になりたいし、ロンダよりも注目される選手になりたいと思ってます」

――サイボーグが145ポンドで勝ったが、自分より大きい相手と戦って勝っているが、今後サイボーグとやりたい?
「やっぱ強いっていうのは有名なので、今日も楽屋でギャビがサイボーグの試合を見ていて、少し見たけど、フック系の選手で面白そうだな、やってみたいなというのはあります。確かに強いんだったらやりたいというのはありますし、でもやっぱ私は階級が、ロンダがやってた階級でやりたいというのがあるので、徐々に落としてそこでやりたいというのがあるんで、オファーがあればやります」

――今回打撃が多かったが
「やっぱ元々バックグラウンドが柔道なので打撃を強くしようと思って打撃を練習しました。でももっと今回やっぱ見て思ったのはもうちょっとグラウンドというか柔術の動きをやっても良いのかなというのと、タックル系の動きや引き抜く動きは練習しようと思いましたね」

――ギャビと一緒にとりあげられることが多いがギャビと戦いたい?
「一応、オファーがくれば毎回言ってる通りやると言ってるので、オファーがくればやります。ギャビも成長してるので、私も成長してやるならもっとトレーニングしてやりたいと思ってます」

レイディー・タパ
――試合の感想を
「それほどあまり試合については言うことないです。もっと自分としても出来ることがたくさんあったと思います」

――レイナはどんな選手でした?
「彼女は自分のゲームプランで戦ったと思いますが、彼女に負けたというよりかは試合全体に持って行かれたというか判定に持ち込まれたので結果を受け入れるしかないです」

――打撃戦について拮抗してたと思うが、レイナはキレのある打撃だったと思う。スタンドとグラウンドそれぞれどう思いました?
「スタンドは自分でも自信を持って望んでいたし、いい戦いができた。いくつか度々彼女がロープを掴んだりそういう予期せぬ場面でペースが乱されたというのもありますが、そうはいっても一試合目とニ試合目で取り組んできたことが出たし改善点もあるが、打撃戦はいい戦いができたと思うのでグラウンドを改善していこうと思う」

第9試合

 オクサナのフックにギャビがパンチを合わせるが、ギャビの指が右目に入ったということでタイムストップ。長時間のドクターチェックのすえ、オクサナは運営に指が目に入ったことを抗議し続け、これでノーコンテストに。

第10試合

 アミールの右ストレートをガードしたタイラーがロー。アミールがハイキックから、ワンツーで前に出て行くもタイラーは全て避けて両腕を広げる。アミールが突っ込んでいきロープに押し込むと、タイラーは体勢を変えグラウンドに引き込む。アミールはこれを抜けてスタンドへ。

 タイラーはローで牽制し、アミールのストレートも避けて前に出ようとするもアミールはアッパーから左右のストレート。さらにパンチをラッシュしタイラーがロープ際を逃げるとレフェリーが試合を止めた。

<試合後コメント>
タイラー・キング
――試合の感想を
「メンタルにエラーがあったと思うが言い訳はしたくない。止められたが私としては続けたかったが、試合には負けた」

――試合前にアミールは偽物だという発言があったが戦ってみていかがでした?
「彼が過大評価されてると言えなくなった。完全に彼に負けたことは間違いない。彼のスキルは良くなっているしスタンド技術が改善されてアッパーやハイキックを出してきた。ムエタイでは見たことあったが、MMAで出すのは見たことがなかったので、グラウンドに来ず立ち技で来て良い攻撃をもらってしまって結果的に負けてしまった。彼には素晴らしい未来が待ってると思う」

――日本に来てどうだった?
「夢が叶ったと思います。自分を試してみたかったと思って来たが、思った通りにはならなかったが、負けて最低な気分で痛みを感じるが、また前に進むしかない。日本は素晴らしい場所で、会場に立ってまた戦い続けたいと思った。また家に戻って自分を見つめ直して再起を図りたい」

アミール・アリアックバリ
――試合の感想を
「KOで勝てて嬉しい。ファンの人に喜んでもらえたら嬉しい」

――試合前だいぶ挑発されていたが
「半年間彼は喋っていたが、RIZINのレベルがどれだけ高いのかと見せつけたかったので出来てよかった」

――次の目標は
「次はどんな相手か考えてないが、ミルコには負けたがその後2連勝してるのでベルトは私のものだと思ってる」

――打撃を練習してきてると思ったが
「この試合で立ったまま試合を続けたかったので、レスリングだけじゃなく試合ができると証明したかった」

――ハイキックやアッパーは初めて出したのでは
「今までずっとスタンドを練習してきて、これからもスタンド決着したい。グラウンドよりスタンドが中心になるだろう」

――今後は
「RIZINと契約が終わった所なので、ヘビー級のベルトを獲る条件を今待っている」

――しっかりとMMAファイターになったように感じる
「もっと練習してさらに強くなりたい。RIZINにはヘビー級のチャンピオンが必要だ」

第11試合

 堀口がローキックで牽制。堀内がミドルからストレートで殴りかかるが所は抜けて距離を取る。
 堀口のローをキャッチした所が右ストレートも堀口は下がっていく。
 堀口が左ストレートで突っ込むが所は下がってリングを周り距離を取る。
 堀口のワンツーに所はストレートを合わせようとするが堀口はさらにストレートを出し交差。
 堀口は前蹴りも打ち終わりに所が左フックを合わせるが、さらにそれに堀口が右ストレートを合わせ、崩れ落ちた所に堀口がパウンド連打しKO。

堀口「今日はありがとうございました!しっかりとメインの仕事できましたかね!久しぶりにKO出来てちょっと一安心してます。戦ってくれた所選手ありがとうございました。RIZINのトーナメントしっかり優勝するんで期待しててください!ありがとうございました!」

高田「皆さん、まずはこの会場に来てくださったファンの皆さん、そして映像を通してRIZIN、RIZINの激闘を応援してくださった皆さんにまずは心から御礼、感謝を申し上げます本当にありがとうございました。いや、本当に激しい素晴らしい試合だったんですけど、まずは、試合は一瞬だけ横においておきます。まずは皆さんにお知らせしたいことがあります。実はですね、いままでずっとRIZINガールズの一員としてお手伝いしてくださった葉加瀬マイさん、彼女が、今回を持ちまして卒業ということになりました。皆さん拍手で迎えてあげてください」
葉加瀬マイ「なんかすいません、RIZINガールの葉加瀬マイですRIZNN立ち上がりから携われせていただいて、格闘技を間近に見れて幸せを感じて格闘技が面白くて大好きになりました。今日で卒業するんですけど今度からはRIZINファンとして会場に見に来たいと思います。高田さん最後特技見せていいですか?選手に負けないぐらいの関節技を見せたいと思います(頭の後ろで腕を交差させて自分の胸を揉む)ありがとうございました」
高田「マイちゃんありがとうございました。それとですね、次のRIZINですが、10月15日、マリンメッセ福岡で開催が決定しております。先程休憩明けでもお知らせしましたが、レジェンド対決、ダン・ヘンダーソンvs桜庭和志のグラップリング対決が決定しております。関東近隣から福岡まで大変だとは思いますが、ぜひマリンメッセの大会はバンタム級トーナメントの、今回夏の陣ですが秋の陣としてファイターがしのぎを削る、それとレイナを中心とし 女子のトーナメント、8人参加です。全ては今年の大晦日、12月31日に一番強い男女が決定するという大会になります。なかなか皆さんお忙しいと思いますんで、でも、埼玉でやっても遠方から来てくださる方いると思うんです。福岡はちょっとという方はぜひ、福岡大会、これなくても、ライブ、スカイパーフェクトTV御覧ください。あるいはGYAO、フジテレビ、ファイティングTVでライブ見ること出来ますんで、ぜひ引き続き会場で観戦できない方々は映像で素晴らしいファイターたちを応援していただきたいと思っております。だから、じゃあ最後おまけで一言だけ言わせてもらいます。10月15日、マリンメッセ福岡に来てもらいたい、来れない方もなんとか頑張ってこのスーパーファイトを見に出てこいや!ということで、私だけ喋っても申し訳ないので、これだけは言わせてくれって人いませんか?誰の聞きたい?天心?え?最後にこれからの豊富を」
天心「えっと、あの、はいえっと今日みんな来てくださり本当にありがとうございました。最後まで残ってくれて本当にありがとうございます。ほんとにテンパってて何を言えばいいかわからないですけど、これから格闘技面白くなると思うんで、RIZINを最高の舞台にしたいと思っているので、皆さん会場に見に来てください。これからも応援よろしくお願いします」
高田「素直に那須川天心を尊敬できる。それだけの偉業を現在進行形で成し遂げている。これからも素晴らしい試合をし続けてくださいね。他に聞きたい人います?わかりました。最後衝撃的な勝利を収めた、メジャーリーガー、堀口恭司選手」
堀口「今日はきてくれてありがとうございます。これからRIZINを自分が引っ張ってくんで、頑張って組んで応援よろしくお願いします。RIZINの応援もよろしくお願いします。ありがとうございました」
高田「一体誰が堀口恭司を倒すんでしょうね。ほんとに衝撃的な試合を見せてもらいました。まだ少し時間あります?他にコメント聞きたい人。矢地選手」
矢地「えっとじゃあ一言だけ。みんなでRIZIN盛り上げていこうぜーフォー!」
高田「やっちまったな。レイナさん?運営の人からもういいって言われたんです。時間無いんで、ホントは全員にお話聞きたいよ。普段やんないことなんで次回またやりますんで、ほんとにありがとうございました。次は10月15日、マリンメッセ福岡で、会場、あるいは映像でお会いしましょう。これからもRIZIN皆さんの応援で一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。最後にこの前失敗したWe areRIZINでしめます。1,2,3,RIZINです。OK?1,2,3,We areRIZIN!」

<試合後コメント>
堀口恭司
――試合を振り返って
「そうですね、自分がしっかり決めるって試合前言ってたんで極められてよかったなと

――所選手はいかがでした
「まああの、自分がすごいプレッシャーかけてたんで、わからないまま終わってしまったんですけど、わからないです」

――圧倒的な勝利でしたがプラン通り?
「まあもっとプランだと組み付いてくると思ってたんで、でも打撃で付き合ってくれてありがたいなと。ほとんどプレッシャーかけてプレッシャーかけて最後パンチで仕留めるというシナリオ書いてたんで、そのとおりだったかなと思います」

――メインをしめられて
「自分はいつも試合の時はメインだろうが一試合目だろうが関係なくいつも試合としてやってるんで、別にそこには何も感じなかったです」

――バンタム級トーナメント続いていきますが
「しっかり優勝しないとRIZINが盛り上がっていかないんでしっかり優勝狙っていきます」

――タイミングも距離感も素晴らしかった。なかなか見れないレベルの試合だった
「レベルを上げるためにアメリカに行ってるんで、あんまりアメリカは好きじゃないんですけど、強くなるならATTしかないということで、なんていうんだろう?我慢しながら行ってるんでそれは当たり前にアップしてると思います」

――RIZINのトーナメント後、現王者がUFCで問題を抱えているが取りに行くというのは
「今一階級あげたじゃないですか?バンタム級にしたんで、来てくれたらやりたいなと思ってます」

――所選手と戦って一階級上の選手はどう感じた?相手がレスリングシューズ履いてきたが
「身長大きかったですけど、自分空手やってるんで、空手無差別なんで身長関係なくいつも通りできました。シューズ履いてる初めてだなと思ったぐらいですね」

――この試合のスピード感は想定内?
「リングに上る前にイメージしてて、当たれば倒れるなと思ってたんで想定内」

――タハと大塚が今回勝ち上がったが
「自分は誰が来ても受けて立つんで、そこは別に気にしてないです」

――地上波で流れて一気にファンが増えると思うが
「自分がスターにならないとRIZINが盛り上がらないんで、自分がスターになってRIZINを盛り上げていきたいなと思います」

――那須川天心の試合は見ました?
「やっぱり決める試合なんですごいなと思いました」

――パンチはどう思いました
「当たったなと。あんまりそこにはないですね(笑)」

所英男
――試合の感想を
「そうっすね、なんかまあ、うーん、まあまたメインで使っていただいて、なんすかね、強かったですね、ほんとに強かったです」

――堀口の空手の動きや打撃やスピードは
「思ったより少し見えたのかな、練習でしてきた成果が出せたのかなと思いましたね」

――シューズは
「組み付くためのシューズということで、履いたんですけど」

――ブレーキだったり
「そうですね。はい」

――効果的には
「出ないまま終わったんですけど、でも履いてよあkったなと思います

――最後にパンチでダウンしたわけですが見えてた?
「自分が打って返そうとしたとこ食らっちゃってたんで、見えてなかったんですね。自分の攻撃に夢中になってしまったところでした

――最後パウンドに行きましたがコントロールされた
「圧倒的にやられてしまいました。強かったです

――今後は
「まあちょっと近々そういう、方向で、っていう感じですかね。まあわかんないです。今終わったばっかりでって感じですけど、そうですね、まあ、ちょっとわかんないですすいません」

――今日のオープニングのセレモニーで掲げたタオルは
「レミギウスのタオルです」

―― 一緒に戦いたいと
「そのつもりでやったんですけど、そうですね」

――ダウンを獲られてから足関節にいったが剥がされてパウンドだったがどこまで覚えてる?
「足行ったのちょっとふわ~っとしてるというか、あとは、なんていうんですかね?ずーっとふわ~っとしてる感じです。やられたなと思えばやられてる感じで」

――作戦は
「組んで僕は闘う選手なので組みたかったっていうのと、膝十字アームロックを中心に、中心にというか繋げて戦いたいなというのはあったっすね」

――気持ちはスッキリしてるのか悔しいのかどうなのか
「悔しくないって言ったら嘘になるんですけど、あまりにも強すぎて堀口選手が。堀口選手とやるためにここ二ヶ月ほんとに必死に練習できて、すごい、きつかったですけどすごい楽しかったですね。だからほんとに堀口選手に感謝してるんで、やれてよかったなとほんとに思ってます。悔しいのは悔しいですけど」

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