【会見全文】6・13RIZIN東京ドーム大会で朝倉未来vsクレベル・コイケが決定!榊原CEO「当然タイトルマッチの次期挑戦者決定戦」
4日、都内某所にて6月13日に開催される『Yogibo presents RIZIN.28』に関する会見が行われた。会見には榊原信行代表、朝倉未来、クレベル・コイケの3人が出席。
榊原代表「こんにちは。GWも半ばにさしかかって、あの、我々もですね、このGW中色々こう、通常だとわりとこうコロナ禍でなければですね、ファンクラブの皆さんとバーベキューをやったりですとか、色々アマチュアの子どもたちとの色んな格闘技に触れていただく、過去にですね、そういうイベントに参加させていただいたんですけど、まあ昨年に続き今年も割とスローなGWではあるんですけど、すでに発表させていただいているように、このGW明けましたら5月の末に大阪大会。そして6月13日にはですね、格闘技界にとっては悲願。18年ぶりとなる東京ドーム大会。この6月13日は、お伝えしてます通り、最悪コロナの感染が拡大して無観客でという事になっても、無観客でもやります。もうやると決めてですね、全て準備を進めていく。そういう覚悟を持って、多分その覚悟を持って臨まないと東京ドームですので、しっかりとしたものは創れないとそう思っています。そんな中で今日、6月13日に向けた、すでにバンタム級のジャパングランプリの一回戦4試合発表させていただいておりますが、それに続くカードの発表させていただきます。すでに5月2日よりこの6月13日の東京ドーム大会の一斉発売をチケットしておりますので、いずれにしても良いお席はお早めにお買い求めいただけましたらと思います。万が一無観客になれば当然払い戻し対応はしっかりさせていただきますので、5000人しか入れないのか、1万人入れるのか、2万人、2万5千人入れるのか、コロナの状況によっての行政機関、政府の発表を待って対応していこうと思いますが、是非ファンの人達、皆さんにはいいお席をお買い求めいただけたらなと。5月30日の大阪大会においてはすでにA席は完売しておりますので、それ以外の席種の方も売り切れ間近という状況になっておりますので5月30日の大阪大会並びに、6月13日のチケットをお買い求めいただけたらなと思います。また5月23日に当初予定しておりましたので、6月13日にどうしても行けないという方の払い戻しの方も現在受け付けておりますので、5月23日にお買い求めいただいた、とくにファンクラブの皆さんだと思いますけども、6月13日にどうしても行けないという方は払い戻しの方を対応いただけたらなと思います。そして、今日、この2人に、この会見に参加してだいてもらっております。朝倉未来選手、クレベル・コイケ選手。それぞれの対戦カード、別々にあるのかなと色々考えてるかもしれませんが、ここで正式に朝倉未来vsクレベル・コイケ、6月13日、この2人両雄が対戦することをこの場で発表させていただきます。私からは以上です」
笹原広報「大阪大会の開場・開始時間を」
榊原代表「大阪大会の開場時間なんですけども、当初予定していたものよりも30分前倒しにします。これは東京、もしくは関西圏以外の地域から来ていただいている方に東京に戻っていただく時間に余裕を持っていただくのと、それでも感染の拡大含めて、大阪府、大坂市の色んな指導のなかで、20時までには大会を終わっていけるようなスケジュールの中で、12時開場、13時半開始、ですね。12時には開場します。13時半にはイベントがスタートしていきますので、当初よりも30分前倒しかな。その時間でスケジュールを組んでいただけたらと思います。あとなんか忘れてないですか?」
笹原広報「大丈夫です。それでは各選手からコメントを頂戴したいと思います。まずはクレベル・コイケ選手お願いします」
クレベル「皆さんこんにちは。私クレベル・コイケです。これからで、よろしくお願いします」
未来「朝倉です。今回6月13日東京ドームで戦うことを決めました。残り一ヶ月ちょっとあると思うんで、今までで一番追い込んで良い試合をしたいと思います」
――相手の印象を
クレベル「まあ、私まだRIZINで、さっきで3試合?次で3試合で、私まだ100%じゃない。私まだ50%ぐらいでやってるね。次、私、絶対100%できるよ。それが全てわかってるね。まだまだちょっとプレッシャーあるけど、ちょっと緊張?でもこれからで全然大丈夫です。私それぐらいの実感で待ってるよ。まぁ未来がまぁほんと、彼は日本のトップ選手で、彼はまあ、ほんと正規のチャンプで、ベルトないけどチャンプで、彼が強い。自分が考えてるのは、彼に私が勝つで、日本でもっともっと有名に、私頑張ります」
未来「世界でも戦ってきた選手で、戦績見ても驚異のフィニッシュ率を持っていて、とても危険な相手だなという印象があります」
――豊橋道場時代にスパーリングをしたことあると思いますが
クレベル「まあすごい久しぶり、何年前かな?6年7年前ぐらい?でもまあ2人、前と全然違うスタイル。2人レベル高くして、まあ、多分練習は練習。試合はぜんぜん違うな。でもまああんまり練習で変わらない。変わるけど、試合ぜんぜん違う。多分まあ、試合絶対違う。いい試合ね。絶対2人で」
未来「まあ、同じで、結構昔過ぎてあんまり印象残ってないですけど、それこそほんとに5,6年前なんでちょっと記憶にないですね」
――フェザー級ワールドGPが控えているなかでこのカードを組んだ意図は
榊原代表「冒頭にもお話したみたいに、東京ドームで18年ぶりに大会を開催する。僕らもほんとに本気で出し惜しみすることなくカード編成していこうと思ってますし、実際未来選手に出場のオファーをして、何人か選手の提示をしました。その中でクレベル選手以下、日本の国内にいる選手数名を出したんですけど、僕らの意図も含めてクレベルで行くということを決断してくれたので、胸を張ってというか、先のことはわからないですよね。だからこの試合がひょっとすると、事実上今のトップである斎藤選手含めてですね、日本の中で今出せるフェザー級で言うと、ベストオブベストのカードなんじゃないかなと思ってますので、当然斎藤選手のチャンピオンのカードもこれから編成していこうと思いますけど、そういう意味では東京ドームにふさわしいカードかなとそう思っています」
――未来選手は半年ぶりに試合、クレベル選手は3ヶ月ぶりの試合になるが。未来選手は進化を感じますか?
未来「まあ、大晦日の時にちょっとスタイルを変えて、自分から攻めるスタイルに変わったと思うんですけど、組でも自分から攻めるスタイルを自分から多くしてるんで、まあちょっと、スタイルは変わったんじゃないかなとは思いますけど、実際こう今回はじめてのタイプの選手なんで、ずっとプレッシャーを与え続ける展開にしたいなと自分では思ってますけど。はい」
――未来選手は組技でいくとのことですが
クレベル「まあそれはあまり私心配しない。それは全然問題ない。私いつもインタビューで教える。1回チャンスあるから、これが彼が半年ぐらいスタイル変わらないとできない、私一ヶ月でストライクやりたい無理で。皆私知ってる?私の技、彼がキツイ試合になると彼が絶対ストライクに戻る。私のキツイ技で。私変わらない。私心配してないのでそれで」
――17LIVEから質問です。最初東京ドームに出ないと言っていたと思いますが出ようと思ったきっかけは
未来「6月13日に延期したことですね」
――勝ったら次闘いたいのは斎藤選手ですか?
クレベル「それはもちろんね(笑)私ずっと待ってるね。ベルトで、でも先に朝倉の試合で勝つだったら次は斎藤と勝ったらやりたいね」
未来「同じです」
――魔娑斗さんからYoutubeでアドバイスをいただいていたが印象に残っているのは
未来「今までそのミット打ちとかランニングとかウェイトトレーニングとかあまり取り入れてこなかったんですけど、そこからミット打ちを始めたり走ったりというのを続けてますね」
――どんな決着になると考えてますか?
クレベル「まあ、私まだ柔術で戦う。柔術やってるから。サブミッションで一本勝ちするやりたいです。私一回でチャンスでやりたい。彼が一回だけ間違えたら私フィニッシュね」
未来「KOしたいですね」
榊原代表総括
――対戦カードは何試合を予定していますか?「まあやっぱりでも10は最低でもと思いますね。それでもそんなにめちゃくちゃ多くは、10か11かなと思ってます。これで5カードなんで、あとまあまあ出てきてほしいなって思ってもらえるような選手たちが最終ラインナップされてくる、させてもらうことになると思います。あのまあ、オールスター戦で臨もうと思ってますね。年末大会に引けをとらないぐらいの豪華ラインナップで行きたいと思いますが、緊急事態宣言が明けてくれるとですね、色々追加の発表ができるところもいくつかあるかなと」
――それはムサエフ来日を含めて
「そうですね、外国勢含めたあたりのところも、この緊急事態が落ち着いてくればちょっと目鼻が立ってくるんじゃないかなと思いますけど」
――来日中止の判断は
「11日のあとの延長がどのぐらいの延長になるのかならないのか。延長にならなければすんなり、ズバッといけるでしょうし、あまり長い延長期間だったりするとですね、また来日が危ぶまれてくる可能性がありますね」
――斎藤選手の試合は外国人勢?
「斎藤の試合も当然外国人の、ファンの人達もなんとなくわかってるかもしれないですけど、外国勢との絡みもあるだろうし、そこが難しければ日本勢と。なのでまあ、皆で、もうステイホームしたところで、感染拡大するっていうかね、もうあんまり、むちゃくちゃ人出てるもんね?(苦笑)もう無理だからな、皆を気をつけて感染の数だけ減らして、やっぱりトップの人たちも本当に苦しんでると思うんだけど、日々の数で一喜一憂しちゃうんであれだけど、そのあたりが収まってくればストレスなくカードも組めるし、50%入れると2万5000人ぐらい入れますから、満席で入ることは無理だとしても、せっかくドームでやるんで2万人ぐらいは皆で入って、あの、格闘技と言うかスポーツをリアル観戦するダイナミズムをもう一回味わってもらえるような場所にしたいな。そのためには日々の感染の、皆行きあたりばったりだから、数を減らしていくことが6月13日に我々が見たいものを見たい環境で整えるうえで必要なので、じゃあみんなで何を努力しろって難しんだけど、そうなると良いなと思ってますが、まあ海の向こうのUFCなんかね、マイアミで1万5千人フルでマスク無しで入れて、大観衆大歓声の中で、やっぱりすごい評価の高い大会だったんだけど、やっぱり人間なので、無観客の中で最高のパフォーマンスを引き出せっていうのは、僕はもう難しいと思ってるし、やっぱり背中押されて多くのファンのエネルギーが選手たちから最高のパフォーマンスを引き出してくれるんだと思うので、そういう環境にドームをしたいなとそう思ってますけどね」
――オールスター戦ということは地上波ゴールデンで?
「その可能性も十分あると思いますね。まあカード次第だと思いますけど、当然フジテレビさんにはそういう、我々の編成が返す返すも緊急事態宣言の問題でもあったり、今の外国人勢の来日の問題であったり色々するんですが、そのあたりのカードが、僕らとしても地上波で、何度もいいますけど地上波で放送することがゴールじゃなくて、地上波で放送した結果がやっぱり数字でそのまま、地上波で言うと視聴率で現れるんで、視聴率がこれだったら勝負できるというカードを僕らが揃えること。揃えられたら是非6月13日はゴールデンで、まあ疲弊してる日本の国民に、やっぱり戦うことでの勇気や元気を届けるチャレンジはしたいなと思ってます」
――朝倉未来と萩原京平がSNSで盛り上がってましたが未来選手はクレベル一本で
「そうですね。僕らとしても当然、こういう時代なんでSNSでゲリラ的に選手同士が、関係者同士が声を上げたり、まあでも最近売名行為みたいな人が多いんで、あの、他の大阪の選手も一人いましたけど、そういうのに僕らあんまり一喜一憂してないので、そこはそこで未来には萩原選手としての思いは伝わってると思いますし、ただドームで勝負するにはちょっと弱い。だからまあよく未来が受けてくれたなと思いますね。多分このカードであればファンの人たちからも後ろ指刺されることはないと思うし、未来の本気度も、RIZINとしての本気度も伝わる一番説得力のある、朝倉未来のカードになったかなと。でもいずれにしても萩原選手もまた今後のなかではRIZIN出てくるチャンスもあると思う。うまく作って行けたらいいなと思います」
――逆にドームに尻込みしてるシバター選手に関しては
「尻込みしてるんですかね?僕はあれも売名行為だと思ってて(苦笑)なんにもこっちが、ないことを勝手に、出たいんだなと。出たいというサインだと僕は思ってます」
――UFCでイリー選手のRIZIN時代の映像が使われましたが、許可を出したんですか?
「そうですね。UFCサイドと色んな話をして、積極的に僕らもそこに送り出すじゃないですけど、タイミング良く出ていける選手にはRIZINの世界観の中でないものを求めて、イリーなんかもキチッと我々と平和的にUFCに出てる選手でもあるし、そういう選手たちの映像をUFC側からも使用したいんだということももらったので、まあ、変に邪魔すること無く貸し出すことにしました」
――今回は秋のワールドグランプリと切り離してのカードになりますか?
「いやいや切り離しようが無いと思うんで、この結果が一つ、当然斎藤とのタイトルマッチの、次期挑戦者決定戦。これに勝ったらもう、斎藤も勝った勝者とやることは逃げられないだろうし、その斎藤が、これもまあ、ノンタイトル戦になると思うんですけど、東京ドームで別で試合をする。6月のそれぞれの結果を踏まえて、コロナの状況も含めて秋からワールドグランプリとしてぶちあげる、材料にはなると思いますけどね。それかほんとにワールドグランプリで行くのがいいのかどうかも、考え直す機会になるかもしれないですけどね。それよりもタイトルショットで今年のフェザー級はやるべきかなってなるかもしれないし」
――斎藤選手の試合は全てタイトル戦に?
「いや別ですね。グランプリはグランプリ。タイトルホルダーはタイトルをかけることなくグラウンプリに出てきてもらうんで。だから、コロナとオリンピック次第ですね」
――未来選手とクレベル選手の結果でどちらかがグランプリ出られない可能性も
「いやまあ、いいんじゃないですか?試合の内容にもよると思いますけどね。この一試合の結果でグランプリの候補選手じゃなくなるというものではないと思いますね。ただフェザー級は他にも沢山いい選手が日本勢にもいるんで、海外からすんなり入ってこれるという状況になった場合8人をどういうラインナップで編成するかっていう。外国勢を何人受け入れてトーナメントをどのレベルのものにしていくかによると思うんですけど」
――ベラトールのアーチュレッタは変わらず堀口恭司に挑戦させたいという
「そうですね。変わらずにそうなるといいなと思ってますけどね。今回勝った勝者と、次期タイトルマッチに堀口選手をラインナップしてもらえるようにスコットとは話を進めていきたいなと思ってます」