【試合結果】7・1 REINA横浜大会 米山香織&夏すみれ&本間多恵vs真琴&レイナ・イシス&加藤悠 泰里vs角田奈緒 藤ヶ崎矢子vs青木いつ希

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『横浜マジカルフォース~2017夏~』
日時:2017年7月1日(日)
会場:横浜にぎわい座のげシャーレ小ホール
観衆:111人

▼ミックスドマッチ~パピクルッキュン 20分1本勝負
○バリカタ・ミヤコッテリーヌ(麺プロ)/趙雲子龍(新北京)
12分1秒 外道クラッチ
藤田峰雄(チンコ)/●茉莉

▼シングルマッチ~マジカルフューチャー! 15分1本勝負
○藤ヶ崎矢子(PURE-J)
8分20秒 逆エビ固め
●青木いつ希(J2000)

▼シングルマッチ~Fashion Girl
○泰里
9分56秒 飛び付き十字固め
●角田奈穂(Beginning)

▼スペシャル6人タッグマッチ~ワンダフルシャイニングスター
○米山香織(フリー)/夏すみれ(WAVE)/本間多恵(Beginning)
17分6秒 ダイビング千豚♪→片エビ固め
真琴/●レイナ・イシス/加藤悠(フリー)

REINA初の横浜にぎわい座興行が実施!5冠王・真琴の長期欠場が決定!

オープニング


 試合に先立ち真琴がリングイン。
 「今日はREINAはじめての横浜にぎわい座大会です。初進出です。はじめてっていうものは何度経験してもすばらしいものなんで、これからも地方展開していきたいと思います」とまずはにぎわい座大会進出をPR。
 続いて練習生を紹介。「練習生となりました夏子です。一生懸命がんばりますので応援よろしくお願いします」とファンの前であいさつした。

 真琴は引き続き

「今日は4試合の濃縮還元となる試合となるので、よろしくお願いします。あれ、意味が違う?今の言葉はなかったことにしておいてください。それでは今日もがんばREINAしましょう。よろしくお願いします」と締めくくった。

第1試合


 まずはおなじみとなった茉莉の刀ポーズ。
 続いて藤田峰雄も久々のREINAマットへ。そして麺プロ!!所属のバリカタ・コッテリーヌが久々の登場。中華街出身ということで、横浜での試合には欠かせない。約1年ぶりのリングでは鉢が黒色にモデルチェンジしていた。このコッテリーヌは憑依型レスラーで、「バリカタ・ミヤコッテリーヌ」と紹介を受けたことから、今回ラーメンの霊に憑依されたのはおそらく…。
 まずは鉢を手に茉莉へY字ポーズを狙うミヤコッテリーヌ。なんとか茉莉が阻止すると、鉢で趙雲にタッチ。その後、藤田が趙雲の股間を攻撃。茉莉にも攻撃を促すがそこは突っ込めず。再びミヤコッテリーヌが登場。茉莉へヘアホイップからダブルを指示し、趙雲と両者で踏みつけ攻撃。続いて趙雲が茉莉をコーナーへ押し込みストンピング連打。さらにキャメルクラッチへ。しかし茉莉も思いナックルで反撃。趙雲もパンチでやり返すが茉莉はドロップキックへ。

 その後茉莉とミヤコッテリーヌとなり、茉莉が側転エルボー。そしてドロップキックから藤田が足をすくう。ここで茉莉がカンパーナ。この体勢のまま、藤田がミヤコッテリーヌにギロチンを落とす。しかしセカンドへ上がった茉莉へミヤコッテリーヌが卍を強引に狙うが意味不明の固め技になる。ここでミヤコッテリーヌがY字ポーズを狙うもバランスを崩す。その間に茉莉が趙雲をはがいじめ。しかしミヤコッテニーヌがロープをゆらすと、トップロープに登っていた藤田が股間を痛打、場外へ落ちる。その間にミヤコッテリーヌが茉莉へシャイニングウイザード。しかし茉莉もハイキックで反撃すると、続くバズソーは空振りとなりそのままスクールボーイからみやここクラッチが決まり、ミヤコッテリーヌが勝利。
 テーマ曲に合わせ鉢をゆらして祝福するコッテリーヌ。次に誰かに憑依するのはまたこの横浜でREINAが大会を開いたときとなるだろう。その魂は中華街へと帰っていった。

第2試合


 先月に続いて“エナジャイズ2000”青木が再び関東のリングへ。
 デビュー前は地元・大阪からREINAへ出げいこをしていた。矢子はPOPジュニアを肩に掲げての登場。「お願いします」と大きな声で握手を求め「よっしゃいくぞー」と気合を込める。
 まずは矢子のヘッドロックをほどくとタックル合戦へ。数発めで青木が打ち勝つが、矢子もすぐさまお返し。そしてボディスラムで投げられると、弓矢固めを決められ、さらにキャメルクラッチで絞められる。そしてサーフボードを繰り出す矢子。それでも、コーナーへ振り返すと串刺しのドロップキック。さらに「あげるぞー」と叫んでボディスラムを狙うが、これは矢子に投げ返される。
 それでも吠えて立ち上がった青木がナックルから再びボディスラムの構え。矢子が投げ返そうとするが、それを耐えるとついに投げることに成功した。そしてタックルを連打していく青木。さらにナックルを決めると、矢子もやり返す。ここで壮絶なナックル合戦。打たれても倒れない青木に「いつ希」コールも起きる。矢子もきついナックルのお返しからヒップドロップを連発。そして逆エビにとられるもなんとかロープに逃れる青木。矢子はリバースゴリーでトドメを刺そうとするが、青木は丸め込みを連発してあと一歩まで追い詰める。
 しかし、矢子もヒップアタックを打ち込むとダブルリストアームサルト。そしてまたしても逆エビに絞り上げると、青木はロープに逃れようとするが、再度リング中央に持っていかれ、逆エビを決められ無念のギブアップとなった。

第3試合


 一関の凱旋試合を成功に終えた泰里が一回り大きくなって戻ってきた。
 笑顔でのリングインと、入場にも変化が見て取れる。まずはロックアップ。角田が押し込んでいくがこれはロープに。今度はバックの取り合いから角田が足を取りトーホールド。泰里も足を取り返す。角田も再び足を取っていく。さらにフェイスロックで絞めるが、泰里はロープに。角田は首投げから右足へニーを落とし込む。今度は右足へのストンピング。そして全体重を右足に乗せる。右足攻めの角田は裏アキレス腱を繰り出す。なんとかロープへ逃れる泰里。
 しかし攻められっぱなしではいない。泰里はお返しとばかりにナックルからのドロップキックを3連打。そしてボディスラムから逆エビに捕らえる。しかし角田も少しづつロープににじりよりブレイクに。泰里はドロップキック。角田も反撃に転じ、髪をつかむと各コーナーへ当てていく。そしてコーナーへ追い込みニーからのドロップキック。泰里もエビ固めに取るが、ここで両者によるエビ固めの応酬へ。ともにカウント2で返すと、角田はナックルの連打、これに泰里も打ち返す。またも激しい攻防となるが、泰里はドロップキックから首固め。さらに丸め込みを続ける。再びナックル合戦から角田が河津落とし。
 泰里はナックルを連打からセカンドロープへ上がると、フライングボディアタック。続けざまに飛びつき十字固めを決めると、3カウントを奪った。観客からは「泰里、よくやったー!」の声が飛んだ。

第4試合


 メインは異色の6人タッグ戦。入場のトリを務めるのはもちろん5冠王の真琴。クリーンに6人が握手してのスタートとなる。加藤と本間に続き、イシスVS夏という異色対決が実現。夏は一昨年メキシコ遠征の経験もある。ルチャの展開を見せる両者。そして真琴と米山の大将同士の戦いに。まずは米山が手四つと見せかけての足踏み。負けじと真琴は側転からのフェースバスター。さらにイシスとダブルのキック。さらに加藤も巻き込んでの「がんばREINA」ポーズ。
 次はイシスと米山。イシスがルチャ式の投げ技を続けるが米山も変形卍。そして夏、本間も加わっての攻撃へ。再び夏とイシス。夏はヘア投げを連打し、さらに髪をつかんでの攻撃。そしてエプロンでの攻撃を加えていく。劣勢に立ったイシスだが、フライングクロスチョップで切り返してピンチを脱出。加藤と本間の攻防を経て、真琴が登場。真琴が本間へ強烈なカウンターキック。二発めを本間はかわすとスクールボーイからの腕ひしぎ。ここから三角へ移行していくが、加藤がカット。ここで真琴と本間のナックル合戦に。
 真琴の飛びこみざまを本間が腕ひしぎに狙うがこれは加藤がカット。今度は米山がモンゴリアンチョップ。さらにぐるぐるパンチ。しかしコーナーで身を翻すと、米山は宙づりに。ここで真琴はおなかへのキック、そしてボディアタックとつないで、さらにWWニー。さらにラッシュをかけ、スピアーから人間風車固め。ここでイシスを呼び込むと、米山をコーナーに押し込み、3人がかりでコーナーに突っ込んでいく。イシスへタッチ。イシスが、変形のロメロスペシャル。バッククラッカー、セカンドからのサンセットフリップ。しかし夏がカットに入ると、米山がフィッシャーマンでやり返す。
 そして6人が入り乱れる展開となり、これを抜け出した米山がイシスを逆十字に取ったがカウント2。イシスもマヒストラルに取るがカウント2。ここで米山がジャーマンもイシスは2で返す。ならばと米山がダイビング千豚♪を決めて3カウントが入った。

 真琴がマイク。

「REINAから二つ、お知らせがあります。一つ目、10月15日に泰里の地元・岩手の一関でREINA大会が決まりました。泰里の泰里による泰里のための大会です」

 と発表、泰里も、「25日FREEDOMSさんの一関大会を終えて10月REINAの一関で試合ができることになりました。一関はとてもいいところなので試合とおいしいものを食べにきてください」とわが町をPR。

 続いて二つ目の発表を真琴が行う。

「私ごとですが、明日から長期休場に入ります。去年やってしまった首の怪我が悪化してしまい、これ以上やったら麻痺してしまうとお医者さんから言われてしまって…ごめんなさい。いろんな案を考えましたけど、どうしてもハッピーな案が考えられなかったので、こうしてしまいました。でも必ず戻ってくるので…絶対戻ってきます。まだまだプロレスでやりたいことはたくさんあるので。それに自分はプロレスラーなので、回復力早いので、期待して下さい」

 と報告した。

 真琴の長期欠場は痛いニュースではあるが、朱里離脱、成宮引退後のREINAをここまで真琴は一人で引っ張り上げ、育ててきた。そのなかでの離脱は本人が一番悔しく感じているだろうが、欠場中でもプロデューサーとしてその手腕をふるうことはできる。これからも「真琴のREINA」をファンは期待している。

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