ドラゴンゲート12.3後楽園大会 大阪06vs.ミレニアルズのツインゲート戦、ミラクル土井ダーツ開催

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FANTASTIC GATE
日時:2014年12月3日(水)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1850人(超満員札止め)

▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
ジミー・神田/○ジミー・カゲトラ/Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
9分52秒 一騎当千→片エビ固め
●問題龍/パンチ富永/Dr.マッスル

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○フラミータ/ヨースケ♡サンタマリア
11分13秒 630°スプラッシュ→体固め
“ミスター・ハイテンション”琴香/●林悠河

▼第3試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
吉野正人/スペル・シーサー/新井健一郎/●K-ness.
10分25秒 ススムの輪
ドン・フジイ/堀口元気H.A.Gee.Mee!!/○ジミー・ススム/斎藤“ジミー”了

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
ドラゴン・キッド/●ビッグR清水
15分46秒 首固め
YAMATO/○サイバー・コング

▼第5試合 タッグマッチ 45分1本勝負
○鷹木信悟/戸澤陽
17分49秒 パンピングボンバー→片エビ固め
●B×Bハルク/望月成晃

▼第6試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]●CIMA/Gamma
20分31秒 ナイトライド→エビ固め
[挑戦者組]○T-Hawk/Eita
※第33代王者・大阪06が初防衛に失敗。T-Hawk&Eitaが第34代王者組となる

ベテラン軍を解散させたミレニアルズが大阪06からツインゲート王座も奪還!
今年は土井ダーツで年内最終後楽園の10人タッグ+MB補強メンバーを決める

第1試合

2014-12-3DG後楽園_第1試合神田はお笑いゲートのベルトを手に入場。不気味なのは久しぶりの登場となるDr.マッスル。MAD BLANKEYの奇襲攻撃で試合が始まると、いきなり場外乱闘へ。Dr.は神田をリングに戻すと問題龍とダブルのカウンターエルボー。しかしカゲトラが入ってきてDr.を蹴散らす。
パンチ冨永略してPTは谷嵜に串刺し攻撃を狙うが、かわした谷嵜はアームホイップを狙う。これを踏み止まったPTだが、谷嵜はどうにか蹴り倒す。さらに神田とカゲトラが入ってきてトリプルドロップキックを発射。

PTはポケットに手を入れたままカゲトラの攻撃を耐えるが、Dr.がカゲトラの足をすくって倒すと、PTが逆水平チョップで反撃。さらにコーナーに追い詰めて踏みつけたPTは問題龍にタッチ。Dr.のマンハッタンドロップから問題龍がネックブリーカーを決めると、さらにトレイン攻撃でカゲトラを追い込む。
カゲトラをコーナー二段目に引っ掛けて上から踏みつけたPTとDr.。PTはブレーンバスターを狙うが、後方に着地したカゲトラは「シャバ僧が!」と言い返しながらジャンピング・ラリアット。

さらに神田が問題龍とPTを場外に追いやってトペを発射。その間に谷嵜がDr.のFH(=シャイニング式ヒザ蹴り)から腕決め卍固め。ロープに逃れたDr.だが、谷嵜はインプラントの体勢。これをパワーボムで切り返したDr.だが、神田が入ってきてバックブリーカー+ダイビング・ニードロップの合体攻撃を決めるジミーズ。
しかしPTが神田をカッターで叩き付ける。さらにカニ挟みで倒すと、問題龍がヒップトス。さらにDr.のチョークスラムからPTがPTキック(=ヤクザキック)。カウント2でカゲトラがカットして619を決めると、谷嵜がDH(=串刺し式ヒザ蹴り)。

さらに谷嵜とカゲトラのサンドイッチ式シャイニング・ウィザードから神田がダイビング・エルボードロップを投下。急所蹴りを狙った問題龍の蹴り脚をキャッチしたカゲトラは張り手をお見舞い。ならばとエプロンに上がってきたPTが一斗缶攻撃を狙うが、かわして問題龍に誤爆さえたカゲトラは一騎当千で叩き付けて3カウントを奪った。

第2試合

2014-12-3DG後楽園_第2試合ウサ耳をつけて登場したマリア。林vs.フラミータで試合が始まると、まずは林がリストロックに捉えるが、アームドラッグで投げていったフラミータ。スピーディーなロープワークからお互いに仕掛けていくが、なかなか決まらない。最後は林がランニングエルボーでなぎ倒して両者タッチ。
スライディングしようとした琴香の両足を持って大開脚させたマリアはドロップキック。倒れた琴香の上にピッタリと乗っかったマリア。至近距離でバニー顔のマリアから見つめられた琴香は恐怖で顔が引きつる。続いてフラミータが変型のサーフボードストレッチに捉えるが、琴香もどうにか脱出して林にタッチ。

コーナーからマリアがケツを突き出して「カモーン」。そこにフラミータが林の顔面を叩き付ける。ミレニアルズはダブルのカウンターエルボー。林がマリアに逆水平チョップを叩き込むと、マリアは急所クローからコーナーに逆さ吊りにしておいて、四つん這いになって尻から林の顔面に迫っていく。
林は怒りを込めて逆水平チョップで反撃すると、乳首を指差してきたマリアにドロップキック。続いて琴香がフラミータをコーナーに叩き付けてからミサイルキックを発射。場外に出たフラミータに林がプランチャを投下。

フラミータをリングに戻した琴香はジャンピングエルボーから飛び付き式DDT。しかし琴香の串刺し攻撃をかわしたフラミータはバック転フェイントからハンドスプリングエルボーを叩き込むと、その場飛びムーンサルトからカンパーナ。林がカットに入ると、マリアが襲いかかるが、林はスピアーをお見舞い。
さらにカウンターの一本背負いで投げると、琴香がダイビング・フットスタンプを投下。フラミータが救出に入ってきて、マリアのヒップアタックをアシスト。フラミータのサマードルとキックはやや失敗だったが、マリアがフラミータを馬跳びしての串刺しドロップキック。

続けてフラミータがレタドール(=キン肉バスターの体勢からの山折り)を決めるが、マリアが琴香にリップロック。その背後から林がマリアをジャーマンで投げるがカウントは2。もう一度バックを取った林だが、マリアはロープを掴んで防御。するとフラミータが飛び込んできてトラースキック。
背中へのフットスタンプからシャイニング・ウィザード、さらに630°スプラッシュを投下したフラミータが林から3カウントを奪った。

第3試合

2014-12-3DG後楽園_第3試合前回の後楽園大会でベテラン軍が解散したため、ジミーズがフジイにタッグを組んでほしいと希望。そこで対戦相手もMONSTER EXPRESSの吉野が元ベテラン軍のアラケン、K-ness.、シーサーという異色チーム。
先日、カベジュラ戦に負けたにも関わらず、髪切りを嫌がったマリアに代わって坊主になったフジイは分かりやす過ぎるカツラを装着して登場。そのまま試合に挑んだフジイは、シーサーをロープに押し込むが、体勢を入れ替えたシーサーはクリーンブレイク。

すると背後から斎了がフジイのカツラを奪い取り、坊主頭を果たしていく。「H・A・G・E」コールを観客に煽る中、フジイはシーサーに向かっていくが、シーサーは軽快な動きでフジイを翻弄。怒ったフジイは足を踏んづけてススムにタッチ。吉野がススムを卍固めに捉えると、堀口がカットに入ろうとするが、K-ness.が入ってきたので卍固め。
そこに斎了が入ってくると、マライサがマラハイサッパ(=堀口のフェースクラッシャーから斎了の顔面への低空ドロップキック)を狙うが、ススムが間に入ってきたため、斎了は「邪魔!」。

フジイがネックツイストを決めていくと、吉野たちが一斉に入って来るが、ジミーズも飛び込んできて4人同時にネックツイストを決めていく。さらにアラケンを捕まえたジミーズはゴムパッチンを狙うが、吉野が飛び蹴りでゴムを奪い取ると、アラケンも堀口を抑え付ける。吉野はゴムを引っ張って南側客席の通路まで走ってゴムを伸ばすが、堀口が口からゴムを離したため吉野を直撃!
リング上ではアラケンとK-ness.が堀口に足印鑑(=コーナー上に座ったK-ness.の肩口に登ったアラケンによるダイビング・フットスタンプ)。しかし堀口もカウンターエルボーを返して斎了にタッチ。

斎了はススムと同時に串刺しラリアット。そこにフジイも入ってきて突っ張り電車道を決めていくが、吉野とシーサーがフジイと斎了を叩き付ける。かわす方向を巡って小競り合いを始めるフジイと斎了。そこに吉野とシーサーが襲いかかるが、フジイと斎了はカニ挟みで倒すと、久しぶりに自転車兄弟でのサイクリングヤッホーの共演へ。だが、フジイは掛け方を忘れて弓矢固めになってしまう。
アラケンがコーナーに登っていうが、フジイがロープを揺らすとススムが追いかけていって雪崩式エクスプロイダー。フジイののど輪落としから斎了がダイビング・ボディプレスを投下すると、堀口がバックスライド・フロム・ヘブンを狙ったが、吉野が飛び込んできてトルベジーノ。

それでもヨシタニックを根ラッやシーサーをバックスライド・フロム・ヘブンで抑え込んだ堀口だがカウント2でアラケンがカット。そのアラケンをジャーマンで投げた斎了だが、吉野がドロップキック。次々に選手たちが飛び込んできてやり合う中、K-ness.がススムに光の輪。どうにかカウント2でカットするが、吉野、アラケン、シーサーはトペを同時発射。
フジイ車掌を乗せたジミーズトレインリング上ではK-ness.がススムを仕留めようとするが、ススムがK-ness.に掟破りの光の輪、その名もススムの輪を決めて3カウント。マイクを持った斎了は「ジミーズwithドン・フジイ、大勝利! 後楽園の皆さん、フジイさん、お待たせしました! 間もなくジミーズトレインの発車時刻ですよ」と言うと、電車マニアのフジイに車掌の帽子と白い手袋をプレゼント。

車掌帽子を被ったフジイは「1番ホールよりジミーズトレイン、東京・後楽園ホール発〜熱海温泉行き、ただいま発車いたします。出発進行!」と出発のアナウンスをしてから、フルメンバーによるジミーズトレインに乗り込むと、見事なジミーズトレインを披露してみせた……が、フジイだけ回転がジミーズと逆だった!

<試合後コメント>
ジミーズ&ドン・フジイ
ススム「フジイ車掌!」
堀口「素晴らしいジミーズトレインでした」
斎了「最高でした!」
フジイ「見えた後ろ?」
斎了「見えなかったけど、お客さんの歓声でわかった。フジイさんだなって」
ススム「フジイさんの歓声がわかったね」
フジイ「でも初めてじゃないような感じした」
斎了「おぉよかったです!」
堀口「だいぶ回ってる最中お客さん笑ってましたけどね(笑)」
斎了「楽しかったな今日は」
フジイ「なんかエンジョイできたわ」
堀口「まあ今日ね、発車したとこなんで。今日が終着駅じゃないかもしれない」
斎了「おー! まだまだ!」
フジイ「熱海温泉まで行くから」
堀口「まだまだいっぱいありますからね!」
斎了「まあフジイさんもね、ベテラン軍解散してこれからどう動くかわかりませんが、俺らベルトもありますしね、まだ試合するなり組むなり頑張っていきましょう」
フジイ「俺カツラしか無い」
ススム「逆だったよ! わざとでしょう!」
フジイ「まあまあ」
斎了「臨時列車また、ご期待ください!」

第4試合

2014-12-3DG後楽園_第4試合MAD BLANKEYの奇襲攻撃で試合が始まると、サイバーは清水を場外に連れ出す。リング上では大和がセコンドのPTと一緒にキッドを踏みつけてからフロントキック。だが、串刺し攻撃を蹴りで迎撃したキッドはハリケーン・ラナで投げていく。そこにサイバーがタックルで飛び込んでくると、清水に向かって「来い、コラ」と挑発。
リングインした清水はサイバーのショルダータックルを受け止めると、自らもショルダータックルでぶつかっていく。サイバーがどうにかショルダータックルでなぎ倒すが、清水もカウンターのボディスラムで叩き付ける。

キッドが大和に逆立ちからのニードロップを落とすと、清水にタッチ。ワンハンドスラムからレッグドロップを落とした清水だが、サイバーがカットに入る。キッドのエルボーに対してYAMATOも強烈なエルボーで対抗。キッドはそこからローリングドバットを叩き込むとロープに飛ぶがPTが足をすくって倒すと、再び場外乱闘へ。
サイバーが清水を痛めつけている間に、リングに戻されたキッドにYAMATOがドロップキック。サイバーがリングに入ってきて地獄突きからフィストドロップを落とすと、走り込んできたキッドにスクラップバスター。

エルボードロップでカウント2まで追い詰めたサイバーは控えの清水を執拗に挑発。「どうした、来年40のおっさん!」と叫びながらキッドを攻撃したYAMATOはサイバーとトレイン攻撃。さらにサイバーがダイビング・エルボードロップを投下すると、YAMATOがサソリ固めへ。清水がカットに入ろうとするが、サイバーが胴絞めフロントネックロックに捕らえて阻止。
キッドは自力でロープに逃れるが、YAMATOは延髄斬りから場外に放り投げようよしたが、キッドはロープの間を回転して619を返すと、コルバタで投げていって清水にタッチ。YAMATOをボディスラムで叩き付けた清水は飛び込んできたサイバーをブレーンバスターで投げる。

さらにコーナースプラッシュから対角線ダッシュのショルダータックルでなぎ倒した清水は、ファイアーマンキャリーで持ち上げてバックフリップ。だが、ロープに飛んだ清水を追走して体当たりを見舞ったサイバーはパイナップル・ボンバーからパワーボムの体勢に。これを踏ん張った清水はリバースで切り返す。
だが、サイバーが串刺し攻撃をかわすと、YAMATOが飛び込んできて串刺しドロップキック。さらに細馬がダイビング・ラリアットからジャックハマー。カウント2で返されると、サイバーは最上段からダイビング・エルボードロップ。さらにYAMATOが清水をコーナーに座らせてから腰をグラインドさせてからの雪崩式フランケンを狙う。

だが、エプロンからキッドが足止めすると、清水が追いかけていってYAMATOを肩車。すかさずキッドが盛り上がれ!(=超高層雪崩式フランケン)で投げていく。清水は走り込んできたYAMATOをネックハンギングボムで叩き付けると、砲丸投げスラム(=砲丸投げポーズからのチョークスラム)で叩き付けるがサイバーがカットに入る。
キッドがエプロンに出たYAMATOを619で場外に蹴り落としてからバミューダ・トライアングル(=三角跳びケブラーダ)。リング上ではサイバーが左右のハンマーを叩き込むが、清水もカウンターのラリアットを返して砲丸投げスラムで叩き付ける。

しかし八木レフェリーがPTに捕まってカウントを数えられない。そこにYAMATOがイスを持って入ってきて清水を殴打。すかさずサイバーが首固めで丸め込んで清水から3カウント。完全に勝ちパターンに入ってきただけに悔しい射水は、邪魔をしたPTに怒りの砲丸投げスラム。そこにサイバーが襲いかかっていき、場外に叩き落とす。だが、清水もリングに戻ってサイバーに襲いかかる。両者の因縁はさらに深まるばかりだ。

<試合後コメント>
YAMATO&サイバー・コング
YAMATO「へい、とんでもねぇ目にあっちまった」
サイバー「あの野郎」
YAMATO「ビッグR清水、恐ろしいやつだ」
サイバー「なかなかやるじゃねーか」
YAMATO「だがな! 結果を見ろ、結果を! 勝てばいいんだよ! この大勝利だ。そうだろサイバー?」
サイバー「そうだよ。勝負というのは勝てばいいんだよ! アハハハハ」
YAMATO「アハハハハ! ヤマコンに敵なし!」

第5試合

2014-12-3DG後楽園_第5試合12.28福岡大会でのハルクvs.鷹木ドリームゲートの前哨戦。鷹木はハルクを挑発していくが、望月がハルクを下げて先発を買って出る。鷹木は控えのハルクに詰め寄っていくが、背後から望月がローキック。さらにソバットからサッカーボールキックを叩き込むが、鷹木も蹴り脚をキャッチしてニークラッシャーを狙う。これをヒザ蹴りで回避した望月だが、鷹木はカウンターのラリアットを叩き込むと、控えのハルクを攻撃。
「来い、来い」と挑発してハルクが飛び込んで来ると戸澤にタッチ。怒ったハルクは戸澤の攻撃をかわして控えの鷹木に飛び蹴り。さらに戸澤にオーバーヘッドキックからドロップキックを叩き込むと、望月と2人でコーナー下で踏みつける。

望月は戸澤にサッカーボールキックを叩き込むと、控えの鷹木にフロントキック。怒った鷹木はリング内にイスを投げ込むが、望月は戸澤をコーナーに押し込む。しかし体勢を入れ替えた戸澤はマシンガンチョップ。すると望月も体勢を入れ替えてチョップからのグーパンチ。望月がキャメルクラッチに捉えると、ハルクが入ってきて戸澤の脳天にカカト落とし。
しかし鷹木が入ってきてハルクをショルダースルーで投げ飛ばすと、控えの望月にも攻撃してからハルクを場外に連れ出して鉄製のフェンスに叩き付けてから鉄柱に投げつける。戸澤も望月を鉄柱に叩き付けると、鷹木は場外マットを剥がしてハルクを床に投げつける。

鷹木と戸澤はリングにハルクを戻すとダブルタックル。さらに連係攻撃から戸澤のソバット→鷹木がツームストンパイルドライバー。鷹木の得エルボーにハルクはローキックからソバットで応戦すると、鷹木の串刺し攻撃をエプロンに出てかわしてからスピンキック。さらにスワンダイブ式ミサイルキック。望月も戸澤をスワンダイブ式ミサイルキックで吹っ飛ばすと、エプロンの鷹木に三角蹴り。
戸澤にカウンターのカカト落としからローキックを叩き込んでいった望月だが、戸澤もエルボーで応戦。ならばと望月はソバットを叩き込むと、串刺しフロントキック。だが、戸澤も串刺し式バイシクルキックからバックドロップを返すとバックを取る。ジャーマンで投げ捨てるが、着地した望月はスーパーケンカキック。

続いてハルクが鷹木にマウスからカカト落とし。さらに水面蹴りからその場飛びムーンサルトを落とすが、鷹木は剣山でガイ檄。掟破りのE.V.O.を狙った鷹木だが、これはハルクが脱出。すると背後から望月がミドルキック。望月とハルクはダブルの蹴り落としからミドルキック。水面蹴り+ミドルキックのサンドイッチ攻撃からハルクがE.V.O.で叩き付ける。
望月の串刺しフロントキック、ソバットから顔面へのトラースキック。続けてハルクがファースト・フラッシュ(=頭部へのソバット)を叩き込むがカウントは2。ハルクはコーナーに登っていくが、戸澤がエプロンから足止めすると、鷹木が起きかける。雪崩式バックドロップを狙った鷹木をエルボーで叩き落としたハルクだが、そこに戸澤が駆け上がってきて最上段から雪崩式ブレーンバスター。

「オイ! オイ! オイ!」と気合いを入れた鷹木と戸澤は串刺しラリアット。さらに戸澤が厳鬼(=ジャンピングダブルニーのまま相手を押し潰す技)、鷹木のスライディング・ラリアット、戸澤のジャーマンと連続攻撃。望月がカットしたが、場外に追いやって戸澤がトペ。リング上ではハルクがカウンターでフラッシュ・バーンで投げてから脳天にカカト落とし。
しかしハルクのスピンキックをかわした鷹木もMADE IN JAPAN(=ギロチン式ラストファルコンリー)を返す。カウント2で返したハルクが朦朧としながら立ち上がってきたところに、鷹木は首を折らんばかりのパンピングボンバーを叩き込んで3カウント。

マイクを持った鷹木は「オイ、ハルク! ドリームゲート王者ハルクよ、今日は俺の勝ちのようだな。だが、ドリームゲート王者、まだまだこんなもんじゃねぇよな? 俺もまだまだこんなもんじゃねぇよ。俺とお前がやるときは正々堂々……そんな言葉は必要ないぞ。いいか、俺とお前がやるときはいつも潰し合いだ。どっちかが立てなくなるまでやるからな。最近のドラゴンゲートの流れを見ていると……いやいや、流れだけじゃねぇな。会社のプッシュもあるかもしれねぇが、そんなものは一切関係ない。そんなものはすべてブチ壊してお前からベルトを奪い、再びそのベルトを腰に巻いて、またドラゴンゲートに新しい風を吹かせてやる!」と挑発。
それを聞いたハルクも「オイ鷹木信悟! 確かに今日は俺が負けたよ。でもな俺はレスラーとして、一人の男としてお前にだけは絶対負けたくないんだよ! 10年かかってようやく手に入れたこのベルト、お前だけには渡さないからな!」と言い返した。

<試合後コメント>
鷹木信悟&戸澤陽
鷹木「最初のあのKYの、空気読めねー望月のローキックで、ちっとヒザ痛めちったよ。あいつ、ハルクのことはあとで言うわ。先、望月のこと。ひと言だけ。出しゃばんな、おっさん! 45歳だろ! 早く空手の道場でもひらけよお前! え? あったまきたよ! 俺とハルクが前哨戦でバチバチやろうとしてるのによ、出しゃばんなこのおっさん! 伝えとけよ。あのおっさん、ふざけんなって。ぶちのめすぞ」
戸澤「まあ望月は俺が潰すから」
鷹木「おうやっといてくれよ」
戸澤「集中してくださいよ」
鷹木「ハルク! タイトルマッチが決まって初の前哨戦だが、お前こんなもんじゃねーだろ? え? 俺は知ってるぞマッド・ブランキーの頃、もっと凶暴で、もっと一発一発が重かったぜ。こんなもんじゃなかったはずだ。俺はもっともっとお前の本性を知りてぇ。本当に開放されて、迷いから開放されて、進化したというならば、お前の本性を俺に見せてみろ。それでこそ俺も、本当に目覚めてお前の前に立ってやる。まあ国際センターまで、まあ4週近くあるのか? 3週間あるが、対戦する時は毎回タイトル戦のように俺やるからな。28日に勝てばいいとそんな安易な問題じゃないから。あいつと俺はもっとやりあいたい。ドリームゲート王者のB×Bハルクをもっと体感したいよ。まあリング上で言ったように、俺はハルクに対してもけじめつけなきゃいけないし、ドリームゲートのベルトに対しても未練があるから。11月先月戸澤がね、やられたんで、同じMONSTERとして! コレ以上は負け許せないんで。まあ、この後、札幌・横浜」
戸澤「闘いは始まってるから」
鷹木「後楽園終わったんで、期待しててください。望月のおっさんにはよく言っといてくれ!」

第6試合

2014-12-3DG後楽園_第6試合1メインイベントはミレニアルズによってオレたちベテラン軍解散に追い込まれたCIMAとGammaの大阪06が、虎の子ツインゲート王座をかけて前王者のミレニアルズのリターンマッチを受ける。
Gammavs.T-Hawkで試合開始。まずはT-Hawkがショルダータックルでなぎ倒すと逆水平チョップ。しかしGammaは胸を突き出して「来いよ、オラ」と挑発。逆水平チョップを返したGammaはビクともしないT-Hawkをコルバタで投げていってCIMAにタッチ。

Eitaがコルバタで投げるが着地したCIMAはドロップキック。かわしたEitaがドロップキックで場外に追いやると、ノータッチトペコンを発射。CIMAをリングに戻したEitaはT-Hawkと2人で踏みつけると、Eitaの伸ばした足にCIMAを叩き付けるが、CIMAもEitaの股間にヘッドバットを返す。
GammaがT-Hawkにショルダーアームブリーカーから逆水平チョップを叩き込むと、「来いや、コラ」と挑発したT-Hawkは敢えてGammaのチョップを受け止めてから強烈な逆水平チョップをお返し。

EitaはGammaを攻撃すると見せかけて控えのCIMAを攻撃。怒ったCIMAがイスを投げ込むと、GammaがそのイスでEitaを攻撃。場外に連れ出した大阪06が2人がかりでEitaを抱え上げて鉄柱に叩き付けると、さらにCIMAはニーアタックをお見舞い。
Eitaをリングに戻したGammaは低空延髄斬りからCIMAにタッチ。Eitaのコスチュームを使ってチョーク攻撃を決めたCIMAはゴリースペシャルで抱え上げる。するとコーナーからGammaが汚水攻撃。Gammaのブレーンバスターを背後に逃れたEitaはロープに飛び乗ってのミサイルキックを返すと、ようやくT-Hawkにタッチ。

いきなり走り込んできたCIMAをツームストンパイルドライバーで叩き付けたT-Hawkは、GammaにはEitaとのダブルエルボー。10分が経過し、2人がかりでストンピングを落とすと、CIMAが入ってきてGammaに覆い被さり身を挺して仲間を守る。Eitaに延髄斬りを返したGammaだが、T-Hawkが入ってきてタッチを阻止。
CIMAが「ガンマ」コールを煽るが、ミレニアルズはトレイン攻撃。さらに2人がかりで踏みつけるが、怒ったGammaは1人で2人に殴りかかる。さらにトレイン攻撃を回避したGammaはT-Hawkにラリアットを叩き込んでCIMAにタッチ。

Eitaに逆トペ(=トップロープとセカンドロープの間をくぐって放つ、場外の相手へのドロップキック)を見舞ったCIMAはT-Hawkにミサイルキック。さらにもう一度Eitaに逆トペを食らわせたCIMAはプランチャを投下。Eitaはエプロンまで上がってきてGammaにスワンダイブを狙うが、Gammaは延髄斬りで迎撃。
しかしGammaのブレーンバスターを逃れると、前転して顔面に低空ドロップキック。Gammaも低空ドロップキックを返すと、エプロンのT-Hawkを攻撃してからEitaを叩き付けようとする。

どうにか寸前でストップしたEitaだが、Gammaが背後から急所を蹴り上げると、CIMAがT-Hawkにも急所攻撃。そこからGammaのブリッツェン+CIMAのダイビング・フットスタンプ。CIMAはコーナーに張り付けたT-Hawkにバッククラッカーを狙ったが、背後からEitaはドロップキック。さらにEitaはGammaにもドロップキック。
ミレニアルズはCIMAにグアピシモ(=T-HawkとEitaが合体式フェースバスターで叩き付けた相手にダブルの低空ドロップキック)。そこからT-Hawkがリバースパワーボムの体勢で持ち上げるが、CIMAは回転して上になると、T-Hawkの両足を持った状態でフットスタンプを連続投下。さらにCIMAが固定したT-HawkにGammaが低空ドロップキック。

2014-12-3DG後楽園_第6試合2そこからCIMAは足はロメロスペシャルの状態でドラゴンスリーパーに捉えると、そのまま立ち上がってリバースDDT。メテオラ(=ハーフダウンしている相手の顔面目がけて投下するダイビング・ダブルニースタンプ)を発射したが、Eitaが飛び込んできてCIMAにNumero Uno(=変型腕固め)。Gammaがカットすると、CIMAはEitaにドロップキック。Eitaもハンドスプリング式ニールキックを返すと、T-Hawkがウラジゴク(=リバースみちドラII式フェースバスター)。
Eitaは場外のGammaにコーナー最上段からケブラーダを発射。リング上ではT-HawkがCIMAにBTボムを決めるがカウントは2。T-Hawkはナイトライド(=裏ハイジャックバックブリーカーからのシットダウン式アイコノクラズム)2連発で叩き付けて3カウント。

ベテラン軍を解散させた上、大阪06からツインゲートも奪い返したミレニアルズは大の字に倒れたCIMAを踏みつけると「オイ見たか、後楽園。完全なるミレニアルズの大勝利だ!」と勝つ誇る。さらにT-Hawkは大阪06を介抱する若手に向かって「オイ、そんなことよりそこの新人2人。そんな老いぼれのところについてでないで俺らのところに来いよ。早く来い!」と勧誘。
しかし若手の2人が動かないでいると、T-Hawkは「お前ら1990年以降生まれだよな? お前らは自動的にミレニアルズなんだよ。……もういいよ、お前ら」とあっさりメンバー勧誘を諦める。

ミラクル土井ダーツ

ミラクル土井ダーツだが、そこに暴走マッスルのテーマ曲が鳴り響き、黒い布で隠された“アレ”を持ったMAD BLANKEYと共に、欠場中の土井成樹が登場。土井は「オイオイオイオイ! オイ、ミレニアルズ! 試合はもう終わったんじゃ! ミレニアルズ世代とかどうじゃないとか、そんなんどうでもいいんじゃ! お前らが知りたいのは土井ダーツをいつ開催するかじゃ! いつやるかって? ちゃんと準備してきたぞ、いまやろうやないけ!」と言い放つ。
T-Hawkが「欠場している身分で調子乗ってんじゃねぇぞ」と凄んでいくがYAMATOとサイバーがそんなT-Hawkを蹴散らす。するとCIMAもT-Hawkに蹴りを叩き込んでから「オイ、土井! 進めてくれ」と進行を譲る。

改めて土井の仕切りで、12.16年内最後の後楽園大会で行われる5vs.5スペシャル10人タッグのメンバーをミラクル土井ダーツ2014で決めることに。現在まだ入院中にもかかわらず、病院の屋上で密かに土井ダーツを作っていたという土井は全選手を呼び出す。Kzyが改めてどんな組み合わせになっても、空気になっても土井が責任を負わないことを断った上、例年通り元気のいいちびっ子にダーツを投げてもらうことに。
選手が選んだ10人のちびっ子がリングに集まると、青コーナーをAチーム、赤コーナーをBチームとしてからいざダーツを投げることに。「パジェロ」コール中、1人目に決定したのはGamma(青)。2人目はアラケン(赤)、3人目はしゃち(青)、4人目はPT(赤)、5人目はフジイ(青)、6人目はマリア(赤)、7人目は斎了(青)、8人目はCIMA(赤)、9人目は神田(青)、そして最後の10人目は林(赤)に決定。

▼土井ダーツスペシャル10人タッグマッチ
Gamma/しゃちほこBOY/ドン・フジイ/斎藤“ジミー”了/ジミー・神田
vs.
新井健一郎/パンチ冨永/ヨースケ♡サンタマリア/CIMA/林悠河

すると土井が「お前らのためにもう1個用意してきたんや」と言い出し、もうひとつの土井ダーツを取り出す。そこに書かれてあるメンバーは元オレたちベテラン軍や無所属の選手。土井はハルクがMAD BLANKEYを抜けたせいで土井とKzyがケガをし、ベテラン軍が解散したのもハルクのせいだと言い出す。
そこで土井ダーツを使ってMAD BLANKEYのメンバーを補強するという。早速、CIMAはCIMAとGammaと大阪06のマスがやたら多いことに文句をつける。だが、土井は土井ダーツに拒否権はないため、従うか引退するかの二者択一しかないという。

「引退は……家庭もあるしなぁ」と渋々承諾したCIMA。欠場中の土井とKzy、2人分を補強するという土井は2人のちびっ子をリングに連れてくる。1人目の補強メンバーはK-ness.。「マジか……。よっしゃいいよ! MAD BLANKEY、入ってやるよ」と承諾したK-ness.。2人目の補強メンバーはまさかの大阪06!
CIMAは「ちょっと待て!」と言ってちびっ子が2人の予定だったのに3人選んでしまっていたため、急遽もう一人補強メンバーを選ぶことに。ダーツが刺さったのはドン・フジイ! 一旦リングを降りて帰ろうとしたフジイは、リングに戻ってくるとアラケンらや若手を蹴散らしてCIMAと握手。

土井ダーツによって大型補強したマッドブランキーCIMAは「ちびっ子が選んだ以上、CIMAもGammaもK-ness.もフジイさんも徹しようやないか。Kzyと土井の補強やろ? いつ抜けたらええねん?」と尋ねるが、土井は「俺はいまからリハビリしなきゃあかんねん! そんなん知るか!」と一蹴。Gammaが「やるしかないでしょう」と言うと、CIMAは「俺は東京が大嫌いなんじゃ! 大阪が一番なんじゃ!」と早速MAD BLANKEYになりきった。
するとフジイが「CIMA、Gammaちゃん、K-ness.、なんで俺がハゲになったか分かるか! よく聞け、MAD BLANKEYに入るためにハゲになったんじゃ! ぐっちゃぐちゃにしたるわドラゴンゲート」と言い放つと、K-ness.もダークネス・ドラゴンの復活を示唆してから「黄色のK-ness.見せてやるよ」と宣言。最後に土井は「俺が休んでいるからって何もしていないと思うなよな。俺は見えないところで動いているからな。まだまだ暴走したるからな!」と言い放った。

<試合後コメント>
新生MAD BLANKEY
土井「俺たちが! 新生MAD BLANKEYじゃぁぁぁ!」
全員「うぉぉぉぉぉ!」
Gamma「行くぞオラ! 大っ嫌いなんじゃ、東京は! 蹴り殺すぞオラ!」
土井「一大補強に成功したな!」
Gamma「どうなっちゃうのこれ、オイ!」
土井「やるしかないぞ! やるしかない、やるしかない!」
CIMA「俺たちも八割腹決まってるけどな……子供のために八割は腹決まってるけどな、オイ、YAMATO! サイバー! お前ら二人、次ツイン行くんやろ?」
YAMATO「お~う」
CIMA「俺らの仇、取ってくれんのか? オイ!」
サイバー「ザッツライト!」
CIMA「砲丸でも円盤でも持ってこい、オラ!」
土井「OK! まだまだドラゴンゲート、それからマッド・ブランキーは、大暴走するからな! 楽しみにしとけよ!」
全員「うぉぉぉぉぉ!!!」

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