田村が王座防衛に成功し後楽園のメインへ!8月の大会にUの遺伝子が集結!

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 13日、新百合ヶ丘・トウェンティワンホールにてプロレスリングHEAT-UP『Road to 後楽園~川崎格闘カーニバル“炎”~』が開催された。

 神奈川県のご当地団体としてプロレスを通じて様々な活動を行っているHEAT-UPだが、この日の会場では『小田急WAR』と称して小田急沿線の飲食店が多数参加しお客さんによる人気投票バトルを開催。
 今大会は障がい福祉青少年育成チャリティー大会としても開催され、収益の一部を障がい福祉事務所へ寄付したほか、以前HEAT-UPが寄付した画材を使用したアート作品の展示がロビーにて行われた。

 メインイベントでは田村和宏が持つHEAT-UPユニバーサル王座にスポルティーバの石田慎也が挑戦。ルールは机が使用可能な“テーブルユースマッチ”となるが、4月に行われた王子大会前哨戦でのテーブルマッチには石田が勝利している。
 開幕石田がRKO、田村がミノルスペシャルとお互いの決め技を繰り出していき緊張が走る。場外に出た石田へ田村がトペ・スイシーダを発射するも、石田はこれを場外からカウンターのRKOでエプロンに突き刺し会場から悲鳴を起こし、さらに髪を掴んでセカンドロープに立たせた田村へ雪崩式テーブルクラッシュRKOが炸裂。なんとか2で返した田村が、走り込んできた石田をフランケンから丸め込み逆転勝利を奪った。

 膝をつきながらマイクを掴んだ田村は「今日HEAT-UPでなんで机を使ったかというと、俺が一つだけ伝えたい事があったからです。子供たちよく聞け。机は…凶器に使っちゃダメだ。いいか?机は勉強に使うものだ。今日は悪い見本だ。我々プロレスラーはこうやって体を使って、色々伝えていきますんで皆さんしっかり受け止めてくださいね!!」と会場に多数詰めかけた子供たちへアピール。
 この結果により、8月12日の後楽園ホール大会のメインイベントに田村が王者として立つことが決定。同大会には上山龍紀(U-SPIRIT JAPAN町田)、中村大介(夕月堂本舗)、佐々木日田丸(九州プロレス)、柴田正人(フリー)、那須晃太郎(ランズエンド)、大久保一樹(頑固プロレス)とU-FILE CAMP勢が集うことも発表され、当日は“Uの遺伝子ここにあり”という大会が期待される。

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