脳腫瘍で闘病中のRayが会見に出席し8月7日のFMWに来場を予告

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 8・7東京・板橋グリーンホールで開催される、超戦闘プロレスFMWの「Rayエイド」に、“邪道”大仁田厚が“王道スタイル”で参戦することが決まった。

 7月15日、東京・飯田橋の事務所で行われた記者会見に、脳腫瘍で闘病中のRayが出席。
 Rayは「昨年末から試合ができていないんですが、病気を克服して、皆さんの前で試合ができるようにしたい」と、復帰への意欲をみなぎらせた。
 Rayによると、「医者の手がかけられない状況」とのことで、現在は抗がん剤、放射線治療のほか、水素水を飲んだり、酸素カプセルに入ったりといった療法に取り組んでいるという。「体の動きが以前とは違う」というRayだが、体力が落ちないよう、トレーニングは続けている。

 同大会に来場し、6・21後楽園以来、1カ月半ぶりにファンの前で姿を見せるRayは体調が良ければ、トークショーを行う予定。進行は“ナゾのマスクマン”ザ・ショッカー1号、2号が務める。2号はRayが自ら発掘した選手で、同大会でプロレスデビュー(対戦相手はリッキー・フジ)となるが、「凄い運動神経をもつ選手なので、そこを見てほしい」(Ray)と話した。
 また、会見に同席した山近義幸代表は、メーンイベントで予定されるX&パンディータvs雷神矢口&ショッカー1号のX枠に、大仁田が入ることを発表。「大仁田さんから快くOKの返事をもらいました。この日はFMWらしいアットホームな大会にしたい」とコメント。
 会場側の都合で、有刺鉄線などを使ったデスマッチはもちろん、水を吹くパフォーマンスもできないが、「大仁田さんからは、『俺は通常の試合もできるから』との返答が来ました」(山近代表)とのことで、大仁田は久しく封印していたバックボーンである“王道スタイル”でのファイトを解禁することになる。
 さらに、かねてシングルマッチを希望していた“70歳のキックボクサー”上田勝次の出場も決定し、HASEGAWAと異種格闘技戦を行う。
 「Rayエイド」に全面協力するJWPからは、シングルマッチが提供される予定だが、山近代表によると、「中島安里紗選手、Leon選手にオファーを出しています」とのことで、対戦カードは来週に発表される見込み。
 おなじみの演歌女子ルピナス組も“友情出演”し、FMW公式テーマソング『ファイアー音頭』を披露する。なお、大会の収益は、治療費として、Rayに送られる。

超戦闘プロレスFMW『Rayエイド』
日程:8月7日(日)
会場:東京・板橋グリーンホール
開始:13:00

▼第1試合 シングルマッチ~ザ・ショッカー2号プロレスデビュー戦
リッキー・フジ
VS
ザ・ショッカー2号

▼第2試合 シングルマッチ~異種格闘技戦
HASEGAWA
VS
上田勝次

▼Rayトークショー(進行=ザ・ショッカー1号、2号)

▼セミファイナル JWP女子プロレス提供試合
X
VS
X

▼メーンイベント タッグマッチ 
大仁田厚/パンディータ
VS
雷神矢口/ザ・ショッカー1号

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