5・29 DDT後楽園大会 【KO-D無差別級】佐々木vs竹下 【KO-D6人タッグ】チームドリフvsスマイルスカッシュ 【EXTREME級】ササダンゴvsLiLiCo

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『Audience2016』
日時:2016年5月29日
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1633人・超満員

▼アンダーマッチ 15分1本勝負
松永智充/○岩崎孝樹(DNA)
5分50秒 キャプチュード→体固め
エディ・フレンチ/●レッカ(DNA)

▼KENSOが「KING OF DDT 2016」トーナメントにエントリーできるかどうかを再査定する試合 30分1本勝負
○KENSO(フリー) with チェリー
5分59秒 葉隠れ→片エビ固め
●高木三四郎

▼エニウェア・スタート4WAY6人タッグマッチ 30分1本勝負
男色ディーノ/○ジョーイ・ライアン(フリー)/アントーニオ本多(フリー)
8分1秒 スーパーキック→エビ固め
[NωA]大石真翔/●勝俣瞬馬(DNA)/井上麻生(DNA)
※残りの二組は[酒呑童子]マサ高梨&梅田公太(DNA)&赤井沙希(オスカープロモーション)と[T2ひー]大鷲透&平田一喜&ワンチューロ(DNA)

▼Road to KING OF DDT 2016 30分1本勝負
石川修司(フリー)/○マッド・ポーリー(フリー)
8分2秒 リバース・スプラッシュ→片エビ固め
●遠藤哲哉/樋口和貞(DNA)

▼DDT EXTREME級選手権試合 60分1本勝負
【王者】●スーパー・ササダンゴ・マシン
7分5秒 タイタニック式エビ固め
【挑戦者】○LiLiCo(フリー)
※ササダンゴが3度目の防衛に失敗、LiLiCoが第36代王者となる

▼KO-D6人タッグ選手権試合~チームドリフさよならシリーズ・ファイナル~チームドリフ解散マッチ 60分1本勝負
【王者組/チームドリフ】石井慧介/入江茂弘/○高尾蒼馬
9分57秒 ジントニック→エビ固め
【挑戦者組/スマイルスカッシュ】HARASHIMA/彰人/●ヤス・ウラノ
※第25代王者組が初防衛戦に成功し、王座返上

▼KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】●佐々木大輔
24分42秒 クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】○竹下幸之介
※佐々木が2度目の防衛に失敗、竹下が第58代王者となる

竹下が誕生日にKO-D最年少王者へ!敗れた佐々木が引退を表明!?チームドリフは王者としてユニット解散

アンダーマッチ

2016-05-29DDT_ダークマッチ 先発は岩崎とエディ。ロックアップからエディがヘッドロック。若干スローペースなルチャ風の攻防が繰り広げられエディがフォールも2。両者タッチ。

 ロックアップから松永がショルダータックルで倒し、走りこむがレッカがドロップキックで迎撃。松永がガットショットからコーナーに叩きつけてチョップ連打。松永はボディスラムから岩崎にタッチ。

 岩崎はストンピングからスピンキック、ミドルキックと繋ぎ首投げからサッカーボールキック。再度首投げからサッカーボールキック。再々度首投げからサッカーボールキックを叩き込み松永にタッチ。

 松永はロープに振るとラリアットからシャープシューター。レッカはロープへ。
 エルボー合戦から松永が左右のパンチ連打。レッカがガットショットから走り込むが松永がガットショットで迎撃しロープに飛ぶもレッカがドロップキックで迎撃し両者タッチ。

 ランニングネックブリーカーの相打ちからエディが追走ラリアット。岩崎も追走エルボーも避けたエディがスリングブレイドフォールも2。
 エディはチョップ連打からフロントスープレックスで叩きつけレッカにタッチ。

 レッカは串刺しラリアット2連発から再度走りこむが岩崎はビッグブーツで迎撃し再度ビッグブーツも避けたレッカがバックドロップ。フォールも2。
 レッカはロープに飛ぶが岩崎が追走ニーからダブルアームスープレックス。フォールもエディがカット。松永がレッカにアックスボンバーから岩崎が正面からサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。岩崎が投げようとするも耐えたレッカにハイキックから延髄斬り。岩崎はキャプチュードで3カウント。

オープニング

2016-05-29DDT_オープニング 亜門GMが登場し前説。グッズの説明から、7月24日のビッグサイトのハンドメイドジャパンフェスで路上プロレスが決定したことが決定。大日本両国大会とハシゴ観戦可能な時間帯にするとのこと。続いてビアガーデンプロレスのプロデュース日が決定したとのこと。
2016-05-29DDT_彰人美少女化
 リングドリームとのコラボ興行で昨年末に美少女化権争奪マッチが行われ、彰人が優勝したがやっと美少女化出来たとのこと。
 彰人は「良いギャルですね。胸をもっともっともっとでかくしろと。極端な方が良いじゃないか!」と同じポーズを取って記念撮影。

 オープニングコールをしようとすると、そこに『BAD COMMUNICATION』が流れガンプロ勢が乱入!なんと大家はWRESTLE-1王者のKAIを連れてリングへ登場!
亜門GM「ちょっと待ってください!KAI選手ですよねWRESTLE-1の?」
KAI「はじめまして!今林さん!WRESTLE-1のKAIと申します!DDTファンの皆様ご無沙汰しております!」
亜門GM「どうしたんですか?今日は何しに来たんですか?」
KAI「どうしたもこうしたも!どうしたんですか?」
大家「ガンバレ☆プロレスでタッグ組んで勝ったんですよ!タッグといえば!DDTのタッグといえば!KO-D!無差別級タッグだろ!」
KAI「KO-D無差別に!」
亜門GM「タッグですよね?無差別じゃないですよね?」
KAI「無差別じゃないなタッグだな!KO-Dタッグに挑戦させてください!させろ!」
大家&KAI「させろ!させろ!させろ!」
亜門GM「ちょ、ちょっとタイム!うるさいよ!あのね、KAIさんWRESTLE-1チャンピオンですよね?会社と会社の関係とかありますよね?」
KAI「おんなじじゃないですか!?GMと大社長おんなじでしょ?」
亜門GM「GMと大社長は違いますよ」
KAI「CEOか!CEOだったな!」んなことはどうだっていいんだよ!んなことはどうだっていいんだよ!」
大家「させろよ!させろよ!」
大家&KAI「させろ!させろ!させろ!」
亜門GM「黙れつってんだろ!」」
KAI「はい」
亜門GM「とりあえず、会社と話し合わなきゃいけないんで今日のところはOKすることが出来ないんで待ってください。(えー)えーじゃねーだろ!考えりゃ分かんだろうがよ!(ブーイング)とりあえず前向きに検討させていただきますんで」
KAI「やったー!前向きってことはやるってことだ!」
亜門GM「決定じゃないんだから、今日のところはとりあえず帰って」
KAI「帰らない。帰らない!帰らない!帰らない!」
亜門GM「KAIさん今日試合あるんじゃないんですか!?今日どこですか!」
KAI「神戸で4時に」
亜門GM「こんなとこいないで帰ったほうがいい!大鷲さん出てきて!早く!」
(しぶしぶ大鷲が出てくる)
亜門GM「時間おしてますから早く上がって!とりあえずスタートだけ言ってください」
KAI「伊藤先輩(大鷲)ご無沙汰してます濱口ジム先輩じゃないですか!悪冠一色で素行不良で解雇されたの見てますから。うちにも居ますよお仲間が」
亜門GM「と、とにかく時間ないんで」
KAI「俺も時間ない!スタートやりますか一緒に!俺が自由に!自由に!自由に!スタートします!それではみなさんDDT後楽園大会!スタート!」

第1試合

2016-05-29DDT_第1試合 ゲイシャガールスタイルのチェリーとともに入場しながらパフォーマンスしているところを高木がドロップキックで急襲し、チェリーの着物を脱がしていく。
 悲鳴を上げるチェリーにスタナーを叩き込みチェリーは控室に連れられる。
 高木はKENSOに串刺しショルダータックルからリバーススプラッシュでフォールも2。
 高木はKENSOの腰巻きを奪うとチョーク攻撃。チェリーが着ていた着物でKENSOを叩くと、自らはおりバタバタさせながらラリアット。フォールも2。
「KENSO、お前とはもう終わりだと」と高木が言うがKENSOが顔面にビンタ。だが高木はガットショットからブレーンバスターの体勢。KENSOが逆にブレーンバスターで叩きつけて、コーナーでビンタを連発しロープに振るとSTO。

 KENSOはコーナーに登ると高木はスペースローリングクロスチョップからぶっこ抜きブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。高木はスピコリドライバーからフォールも2。
 高木はシットダウンひまわりボムで叩きつけるが、ここでウルトラマンロビンの入場曲が流れロビンさんが登場するもいつもより小さい。正体はチェリーだったが、チェリーはコルバタで高木を投げそこにKENSOが葉隠れ。これで3カウント。
2016-05-29DDT_第1試合2
亜門GM「KENSOさん、まあ手段はどうあれ、高木さんに勝ったことは間違いないのでKING OF DDT 2016へのエントリー認めさせていただきます!」
KENSO「あー!喋ってもいいですか!?ちょっと待ってお前ら生きてんのか死んでんのかどっちなんですか喋ってもいいですか!?良いですか!?良いですか!?良いですかー!?まず、キングオブDDTトーナメントにKENSO、出場します!ありがとうございます!そしてもう一つ、おチェリーちゃん、ウルトラセブンより、着物のほうが良いね。脱ぎなさい。(チェリーのロビンコスチュームを脱がせると、何故か拍手が起きる)41歳!41歳!独身!41歳!独身!41歳独身!42歳?OK!お前ら!42歳独身でビチ―ッと決めたいと思います!42歳!独身!ビチッと!」

第2試合

2016-05-29DDT_第2試合 麻生が本日復帰。チャンカパーナの踊りがわからず自由奔放なダンスを見せる。

 どこからスタートしてもいいルールなため、開幕場外乱闘。大乱戦となる中、初めにリングに戻ったのはディーノ軍と大石軍。ディーノ軍の3人同時のバイオニックエルボーを避けた大石軍がドロップキックで倒しスクールボーイもこれは大鷲軍がカット。
 各々ブルドッキングヘッドロックを狙うも同士討ちさせて、足を極めあうとリングに花が咲く。その中央で平田がメガネをかけるが大鷲がビンタ。これで平田がディーノの股間に吸い込まれ、大鷲は場外に叩きだされる。

 リングには酒呑童子と大石。酒呑童子のトレイン攻撃から赤井が大石にダイビングクロスボディアタック。これは勝俣がカット。

 勝俣と麻生がフランケンで場外に叩き出すと場外ダイブ。そこへ大鷲とアントンがケブラーダを発射しようとするが二人とも足を滑らせ落下。
 
 リングにはライアンとディーノと赤井。ディーノが赤井の手を持ちライアンの股間を握らせる。ライアンはボールホイップからアントンがライアンの股間にチョコレートをぶち込み、ディーノがコーナーで尻を出す。それを止めようとした選手に次々ライアンの股間から出したキャンディーを突っ込み、最後にはディーノの尻に突っ込んだキャンディーをライアンが赤井の口に突っ込もうとするが、さすがに高梨と梅田がカットに入るが、高梨と梅田の口にそのキャンディーを突っ込みアントンがダブルバイオニックエルボー。

 改めてライアンがディーノの尻にキャンディーを突っ込み、そのキャンディーを赤井の口に突っ込もうとするが、そこを勝俣がスワンダイブでカットに入るが勝俣の口にそのキャンディーが突っ込まれる。

 アントンは赤井の顔面をディーノの尻に突っ込むとライアンが勝俣にスーパーキックを叩き込んで3カウント。
2016-05-29DDT_NωA
 平田がアイアンマン王者のライアンにスクールボーイも2。
亜門GM「ちょっと色々酷い感じだったんだけど、大石と勝俣と麻生残って、リング上がってくれる?なんか、高木さんが君たちに話があるらしいんだ。俺も内容はよくわかってないんだけど、とりあえず高木さんに来てもらいます」
(高木がリングへ)
高木「KENSOだけはぶっ殺すぞあの野郎チェリー出てこいあの野郎!」
亜門GM「それは良いんですけどこの3人に話があるらしい」
高木「大石、勝俣、麻生、よく聞け。お前たちには!明日から!DDT初の、男性アイドルグループを結成してもらう!」
亜門GM「ちょ、ちょっとちょっと待ってください意味がわからないんですけどアイドル?今まあまあ流行りつつあるアイドル」
高木「色々な事情があるんですよ!まず11月6日!DDTは!新木場Studio Coastで!初のプロレスと音楽フェスの融合したイベントをおこないます!現段階で!発表できるアーティストは残念ながらまだいません!」
亜門GM「色々難しいっすね」
高木「このままでは!新木場Studio Coastを!押さえるだけおさえて!(ガールズ・ポップ・フェスティバル in)淡路島みたいな!わからない人はぐぐってください!淡路島みたいな大変なことになるかもしれません!だから、自前で、音楽を披露できるユニットを結成する必要性があるのです。最悪の事態ですよ、半年あるんで大丈夫だと思います」
亜門GM「この三人がKAT-TOOとしてデビューすると」
高木「ちょっとあれは名前が、あれが向こう正面に回すと気まずいので、大人の事情でKAT-TOO忘れてください。麻生くんも加わってるんで新しいユニットで。私が名前を考えましたNωA!これはなんの略かといいますと、NEW WRESTLING IDOL!」
亜門GM「アイドルはIですよね!Aじゃないですよね!?」
高木「いやいやいやプロレス界にはRはレスリングのRだと言った団体が」
亜門GM「FSRですか!ジョージ高野さんの団体でしょ、誰も知らないですよ!」
高木「響きは良いでしょ、ニューレスリングアイドル。カタカナのアイドルのAです!」
亜門GM「曲とか作るんですか?」
高木「私に全ては任せてください。もうすでに、曲を作る上で大事なこの方呼んでます。アップアップガールズ(仮)のみちともさんに曲作ってもらってます!みちともさんどうぞ!」
亜門GM「この方が?」
高木「アップアップガールズサウンドプロデューサーのみちともさんです」
大石「スゲー人じゃないですか!アプガだけじゃなくモーニング娘。とかももクロとかにも作詞作曲提供してるめちゃめちゃスゲー人なんだよ!」
みちともさん「みちともでございます!皆さんお元気ですか!そこそこ元気ですか!?僕のことはGoogleでひらがなでみちともで検索してもらえればわかると思いますんで。で、今回、高木社長の方からご指名受けまして、普段高木社長アップアップガールズと皆さんとやってるんですが、そのへんで曲を作らせていただくことになりましたんで、あの、最悪の事態を想定してと言ってましたが、最高の楽曲にして3人をガツン!とやっていきたたいと思いますんで皆さんよろしくお願いします!」
亜門GM「高木さん新曲の披露はいつになるんですかね?」
高木「来月の後楽園でおこないます!みちともさんに曲をつけていただいて、歌詞をつけて振りをつけて披露します」
みちともさん「やりましょう」
高木「そしてもう一つやりましょう。歌詞をつけるのは勝俣!お前が歌詞をつけろ!」
亜門GM「勝俣が作詞するんですか!?」
高木「お前男性アイドルとか好きだろ?男性の微妙な心とかわかるよな?」
勝俣「えーあーはい、頑張ります」
大石「麻生麻生!こっちこい!やるぞ!俺達でやるぞ!男性アイドル、最初は不安だったけどな、社長のあれで不安だったけどみちともさんがいれば大丈夫だな」
麻生「が、頑張ります」
大石「作詞しろお前は!俺達がNωA!」

<試合後コメント>
ジョーイ・ライアン(通訳:アントン)
「ジョーイ・ライアンこそが今までで最強のアイアンマンヘビーメタル級のチャンピオンになるんだ!このタイトルはアメリカに持って帰ってやる!アメリカで防衛しまくって更に日本に持って帰ってこのベルトを世界的なタイトルにしてやるからな。加藤、お前ら、今成、お前ら、いいか?三田さん、お前ら全員俺からこのベルト取れねーからね。特に三田さん!用意はできてるいつでもかかってこい」

NωA
大石「みちともさんがいれば、ここにいるスーパーサウンドプロデューサー」
みちともさん「スーパーサウンドプロデューサー!?」
大石「SSPがいれば」
みちともさん「無理やりいきましたね!」
大石「SSP、みちともさんがいればなんの問題もねーよ!俺たち一ヶ月で、アイドルにしてくれるんですよね?」
みちともさん「やりますよ」
大石「よっしゃやってやるぞ!お前らも!やるぞ!やれんのか!」
勝俣&麻生「やりましょう!」
大石「大丈夫か?おーしやるぞ!しかもNωAという素晴らしい名前なのかなんなのかわからないけど、いただいたので、ニューレスリングアイドル」
みちともさん「エイドル」
大石「カタカナ、なんだっていいよ俺たちNωAがやってやりますよ。俺たちみちともさんがいればやっていける!」

――この3人を見て曲のイメージは湧いてますか?
みちともさん「あー、やっぱりあれですね、今があれでできてるんで、大人のあれで出てるんで、あれを更に発展させて、NωAらしい曲っていうのをイメージ出来たんで、それでガツッと、ガツッとしてるやつをやろうと思ってます」

――そういう曲ができるみたいですけど、作詞のほうは
勝俣「先程社長が言っていたように、もう男性アイドル好きなんですけど、みちともさんが作詞をすればいいんじゃないですかね?それじゃ」
大石「馬鹿野郎!みちともさんにおんぶに抱っこじゃいけないんだよ」
勝俣「だったら経験豊富な」
大石「(勝俣の髪を掴んで)おめーがやるんだよ!やるな!」
勝俣「や、やります!」
みちともさん「SSPとしてもやってもらわないと」
勝俣「SSPってなんですか」
大石「(勝俣の髪を掴んで)スーパーサウンドプロデューサーだよ!判れよ」
勝俣「はいすいません。作詞、会社の命令なんで」
大石「やりたい!」
勝俣「メッチャやりたい!僕アイドルになりたかったんで!」
大石「そうだよそれそれ!」
勝俣「アイドルになりたかったんでこういう風な!僕アイドルに!なれることがすごいチャンスだと思います!」
大石「おしそれだ!みちともさん!頑張って作詞しますのでよろしくお願いします!」
みちともさん「頑張りましょう!」
大石「よっしゃ!俺達がNωA!」

第3試合

2016-05-29DDT_第3試合 石川組が急襲。石川とポーリーがダブルのスプラッシュ。石川がニーリフトで遠藤を投げるが、遠藤が着地しドロップキック。遠藤は樋口にタッチ。

 樋口は串刺しラリアット。石川も追走串刺しラリアットからラリアットの相打ち。石川もビッグブーツに樋口がドロップキック。樋口はブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。

 樋口のチョップと石川のエルボーの打ち合い。樋口がチョップ連打からロープに飛ぶ、石川は追走クロスボディアタック。石川はポーリーにタッチ。

 樋口のチョップにポーリーはベイダーハンマーから串刺しラリアット。さらに串刺しボディスプラッシュからフォールも2。
 ポーリーはフェイスロックも遠藤がカット。ポーリーはバックをとるが樋口がバックエルボー。ポーリーがガットショットから走りこむが樋口はラリアットで迎撃。樋口は遠藤にタッチ。

 遠藤はダイビングエルボーからフォールも石川がカット。石川とポーリーはダブルのチョークスラムを狙うが遠藤が二人まとめてフランケンで場外に叩きだしノータッチトルネードトペ。

 リングに戻りポーリーをコーナーに振ると遠藤が串刺しエルボーから樋口が串刺しラリアット。樋口がパワースラムから遠藤がムーンサルトを投下しフォールも2。
 遠藤は担ごうとするもポーリーが担ぐが遠藤は着地。遠藤がロープに飛ぶもポーリーは追走ボディスプラッシュから投げ捨てジャーマン。そこへ石川がTSUNAMIを叩き込んでフォールも樋口がカット。
 石川とポーリーはダブルのチョークスラムからフォールも2。ポーリーはラリアットで遠藤を倒し、コーナー下にセットするとリバーススプラッシュ。これで3カウント。

第4試合

2016-05-29DDT_第4試合 恒例のササダンゴの煽りパワポは『私が「王様のブランチ」のでレギュラーになる方法~擬似タレントの費用対効果についての考察~』とプレゼンを始めるが、そこに『The Final Countdown』が鳴り響きLiLiCoがプレゼンに乱入。

 LiLiCoはササダンゴを追い出すとまさかのプレゼンを開始。『DDT EXTREME級選手権のマネジメントに関する考察』と題して、自身を『MCからナレーター、プロレスラーまでこなす超万能型タレントであり、映画コメンテーターとして配給会社から絶大な信頼を持ち莫大な富を築いている』と紹介。対するササダンゴを『新潟の4流ローカル番組を中心に3本レギュラー番組を持ち、金型興行にも勤務するC級ローカルタレント』とこき下ろす。
 続いてこの試合を映画に例えると、ササダンゴのような身体がでかいだけが取り柄の映画として『タイタニック』をあげ、『上流階級の娘であるリリコ・ウィンスレットと貧しい青年のワタセ・プリオが恋に落ち、ササダニック号は身体が大きいからパニック映画さながらの緊迫感溢れる展開で何度もリリコはピンチになる。だが氷のように冷たいハートを持つ大石にササダニック号はぶつかり(イスで殴打され)、悲劇の別れを予感させる二人(ワタセプリオとリリコ)の熱いKISS。そしてタイタニック式クロスボディアタックで私は完全勝利』と感動ストーリーをプレゼンした。

 試合が始まると中央で睨み合う。LiLiCoがチョップから手4つを要求。当然ササダンゴが押しつぶしおまけに足を踏む。ササダンゴは股裂きから逆片エビ固め。助けようとする渡瀬プリオは鉄柱にガムテープで括りつけられてしまう。
 ササダンゴはLiLiCoの背中にエルボーを落としボディスラムからフォールも2。ササダンゴはスリーパーホールドからキャメルクラッチ。ササダンゴは鼻フックも渡瀬が助けようとするが大石がイスで渡瀬を殴りつけササダンゴが垂直落下式リーマンショック。ササダンゴはLiLiCoにも垂直落下式リーマンショックを叩き込んでフォールも2。

 ササダンゴは「勝ち気な女きらいじゃないぜ」と髪を掴むが、LiLiCoはツバを吐く。ササダンゴはLiLiCoを羽交い締めにしそこに大石がイスを振りかぶるが、これはLiLiCoが避けてササダンゴの脳天をイスがぶち抜き、ササダニック号はリングに沈む。
 するとLiLiCoが歌う『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(タイタニックのテーマ)』が会場に流れ、渡瀬とLiLiCoがササダニック号船内(後楽園ホール)でお互いを探しまわる。お互いを視認すると渡瀬はリングに飛び乗り、コーナー上で熱いキスを交わすとタイタニックを象徴するポーズ。それを見たササダンゴは「せいぜい二人で楽しめ」と言わんばかりの顔で睨むと、LiLiCoはタイタニック式ダイビングクロスボディアタック。これでフォールもまさかの2でササダンゴが返す。
2016-05-29DDT_第4試合2
 LiLiCoは怒り狂い卍固め。これをリバースしたササダンゴはエプロンの渡瀬にドロップキックからLiLiCoに垂直落下式リーマンショックを狙う。だがLiLiCoは急所攻撃からランニングニーを急所に叩きこみタイタニック式エビ固め(=ヨシタニック)。ササダンゴは沈没し見事LiLiCoが新王者に輝いた!

亜門GM「LiLiCoさんベルト奪取おめでとうございます!もう、めちゃめちゃ感動しました!あの、次のタイトルマッチなんですが、できればですね、7月3日の博多でやりたいんですけど」
LiLiCo「いいよ」
亜門GM「大丈夫ですかスケジュールとか」
LiLiCo「ベルトのほうが大事。やるから誰でもこーい!」

<試合後コメント>
LiLiCo with 渡瀬瑞基
LiLiCo「はい勝ちましたよ」

――見事EXTREME級挑戦一発目で王者となりました
LiLiCo「はい。もちろんもちろん。何?何?」

――アイアンマンとまた違う感触が
LiLiCo「重い、重いね。やっぱ奴も重かった。相手が。でも取って当然」

――渡瀬選手はいかがでした?
渡瀬「いや最高でしたね。タイタニック、映画タイタニックって言ってたんですけど、一つだけ違うとこありました。タイタニック映画は、ジャックは最後死んでしまうんですけど、僕は死ななかったです。LiLiCoさんを愛しているからです」
LiLiCo「私も愛してるよ」

――後楽園ホールがまるでタイタニックに沈む海を見るような感動にあふれていました。EXTREME王者として今後どのような防衛戦を
LiLiCo「イケメンとしかやらない。相手イケメン。イケメンを蹴りたい」

――蹴りたい?
LiLiCo「なぜならば一番のイケメンはここにいるからね(熱いキス)」

――早速博多での防衛戦が決まり、このベルトは王者がルールを決められますが
LiLiCo「いやもちろん相手はイケメンじゃないとダメ。ここにいるからね一番が。そこからはね、これからスゲー厳しいやつを考えたいなと思って。まだ一ヶ月ぐらいあるんで、すごいアタシ一日一日、めっちゃ成長してるので、色々教えてもらって、深い所を(笑顔)だから待っててください。いいかな?ちょっと口紅が全部こっち(渡瀬の口)にいってるんで恥ずかしいです」

スーパーササダンゴマシン
――煽りパワポを奪われて試合にも負けてベルトを取られてしまいました
「いやなんか、あの、人として、プロレスラーとして、まあその、プレゼンするということ、LiLiCoさんに勝つ一番の強みがそれ、映画の見所、プレゼンするということ、だから、それを取られてこれだったら勝てるなって思われてたんでしょうね。あくまで自分がやっていたフォーマットというかテンプレートというようなものを使って、見事に上手にコメントして、まるで、王様のブランチを見ているようでしたよほんとに!で、一番悔しいのはね、俺が大事にこう、こう囲い込んでいるイラストレーターの澁谷玲子さんに勝手に発注して、言わないですからねイラストレーターは俺にLiLiCoさんから発注来てる事。そういうところがほんとに色んな力使ってるなって、敵はLiLiCoだけじゃなくてDDTにもそういうなんか安心できないというか、まあプロレスで負けて、歌もあれLiLiCoさんが歌ってるんでしょ!?リリーヌ・ディオンが歌ってるわけですよね?丁度いい英語の歌詞と日本語の歌詞とバランスとか!なんか、EXTREMEでああいう試合して勝ち続けたかったなってことを全部LiLiCoさんにやられるっていう、化物ですよあれ。化物!45歳の化物ですよほんとに。なんか控室では体調悪いわって女性特有の体調の悪さをなんかアピールして鉄分が足りないわ鉄分が足りないわみたいなこと言ってて、なんか言ってたくせに全部騙されましたね。全部騙された!まあほんとに、一から出直しますよ。一から出直します」

第5試合

2016-05-29DDT_第5試合 後半前にDDTトーナメント参加16選手の発表。
 HARASHIMA、彰人、ヤス・ウラノ、坂口征夫、マサ高梨、梅田公太、石井慧介、入江茂弘、高尾蒼馬、アントーニオ本多、遠藤哲哉、樋口和貞、平田一喜、KENSO、マッド・ポーリー、石川修司の16名。

 チームドリフの解散マッチ。先発は高尾と彰人。お互いリストの取り合いから両者タッチ。
 入江がHARASHIMAをタックルで吹っ飛ばすと、ドリフの3人でHARASHIMAを後方に投げ飛ばす。入江はエルボーから串刺し攻撃を狙うが、ヤスがその足を掴んで動きを止めるとHARASHIMAがドロップキック。HARASHIMAはヤスにタッチ。

 ヤスは入江の顔面を擦ると、首投げからスリーパー。ヤスは彰人にタッチ。彰人はストンピングからギロチンドロップを投下しフォールも2。彰人はHARASHIMAにタッチ。HARASHIMAはギロチンドロップからキャメルクラッチ。ヤスがその顔面にキック。HARASHIMAは首投げからヤスにタッチし、ヤスはロープを使ったセントーン。ヤスは顔面をかきむしりフォールも2。
 入江のエルボーにヤスが低空ドロップキックからDDT。ヤスは入江の顔面を蹴りつけ走りこむが入江はブラックホールスラムから石井にタッチ。HARASHIMAも彰人にタッチ。

 石井のビッグブーツからチョップの打ち合い。石井が走りこむも避けた彰人に石井はドロップキック。
 石井のgo2sleepをキャッチした彰人はラリアットもその腕を巻き込んだ石井がドロップキックを叩き込んでフォールも2。

 石井は膝蹴りから走り込むが彰人がホイップして膝を叩き込むとバックドロップ。彰人はHARASHIMAにタッチ。

 HARASHIMAはライダーキックから串刺しエルボー。石井をコーナーに座らせると雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ倒立ボディプレスからフォールも2。
 HARASHIMAは山折りを狙うが着地した石井とラリアットの相打ち。二発目を巻き込んだ石井が顔面に膝を叩き込んで高尾にタッチ。

 高尾は串刺し攻撃を狙うがエプロンにホイップ。高尾は延髄斬りからコーナーに登りHARASHIMAの背中にダイビングフットスタンプ。フォールも2。

 エルボーの打ち合いからHARASHIMAがミドルキック連発。高尾が左右のエルボーから殴ろうとするがHARASHIMAはハイキックからリバースフランケン。 HARASHIMAは蒼魔刀を狙うが入江が横から突進しHARASHIMAを吹っ飛ばす。入江が走りこむもヤスがマンハッタンドロップから延髄斬り。ヤスは高尾を投げようとするが高尾が着地し石井とサンドイッチ延髄斬りからスーパーキックを叩き込んでフォールも彰人がカット。

 高尾は投げようとするがヤスが足を固定しそこへHARASHIMAがジャンピングニー。更に彰人が俵投げからHARASHIMAがスワンダイブボディプレス、ヤスがダイビングボディプレスからフォールも2。

 ヤスはクロスアーム式バスターからフォールも2。ヤスはツームストンを狙うも、そこを石井がカットし、ヤスは入江のラリアット、石井のニールキックを避けて高尾のスーパーキックをキャッチ。だが石井が延髄斬りから入江のラリアット、さらに高尾がジントニックを決め3カウント!チームドリフが解散マッチで防衛に成功した!
2016-05-29DDT_第5試合2
高尾「…今日は、みなさんの、応援のおかげで、このベルト、最後に防衛することが出来ました!ほんとに、今日、100試合目ということで、あっという間に終わってしまいましたけど、ほんとに2人ともありがとう」
入江「(泣きながら)この、3人で巻くこのベルト、この高尾くん、石井さん、この3人で最後に巻けたことはほんとに嬉しい。ありがとう。2人といままで応援してくれたお客さん、皆さんに感謝を伝えたいです。そして2人には、この先何があるかわからないけど、何があっても、どんなに辛くても、生まれ変わってもまた一緒にいよう。ありがとう」
石井「入江くん、高尾くん、ありがとう。今日!丁度チームドリフとしての100試合目、勝利で飾れて嬉しいです。そして、これで、スマイルスカッシュとの対戦成績も5勝4敗で終えたこと、これも大変嬉しいです。ありがとうございます。そして、GM、KO-D6人タッグのベルト、返上させていただきます(ベルトをGMに返す)えー、3年9ヶ月という長い間、本当に、みなさん応援ありがとうございました。チームは解散しますが、これから、各選手、トップを目指してそれぞれの道で頑張っていきますので、また応援よろしくお願いします。本当に…(涙をこらえて)…長い間、ご声援ありがとうございました!」

<試合後コメント>
スマイルスカッシュ
――チームドリフの最後の相手として挑戦し残念ながら負けてしまいました
HARASHIMA「ドリフは強かったですね、チームワークも良かったですし。僕らも負けてなかったと思うんですけど、まあ実際に勝つことができなかったんで、まあ悔しいですね。ドリフ良いチームでしたね」
彰人「そうですね、やっぱこう、ドリフ、解散するし、ね?まあ終わるユニットからベルトを取って、今残るユニットに繋ぎたいって思ってはいたんですけど、やっぱ6人タッグに対するベルトへの気持ちが向こうのほうが思い入れがあって上回っていたのかなっていうのが、はい。悔しいですね今日とれなかったのは」
ヤス「…(涙声で)情けないですね。二人には申し訳ないし。まあ情けないけど、いつも助けてくれるのこの二人なんで、もうちょっと、また、頑張りたいです」

第6試合

2016-05-29DDT_第6試合 ロックアップから佐々木がロープに押し込みクリーンブレイク。ロックアップからロープ際で体勢を変えあうと竹下が押しこみクリーンブレイク。

 佐々木がカニバサミで倒し髪を掴んでからヘッドロック。リストの取り合いから竹下が巻き込んでいくも、佐々木がロープに押し込み顔を叩いていく。佐々木はロープに飛ぶが竹下がショルダータックルで倒し、さらにタックルで倒すと馬乗りでナックル連打。佐々木はこれを逃れると場外へ。竹下はこれを追って場外に降りるも佐々木はリングに戻り、エプロンに登ろうとした竹下にスライディングキック。佐々木は竹下を客席に叩き込む。佐々木は客席に向かって河津落とし。

 リングに戻り佐々木がフィストドロップからネックブリーカードロップ。佐々木は背中に膝を入れていくと、ロープを使って顔面を擦っていく。竹下は背中にエルボーも佐々木が顔面にナックル。佐々木はセカンドロープに登り足にエルボードロップ。フォールも竹下はロープに足を伸ばす。

 佐々木は変形フロントスリーパーから首投げで倒しスリーパー。立ち上がった竹下が走りこむも佐々木がスリーパースープレックス。フォールも2

 竹下はエルボー。佐々木は効かないとばかりに両手を広げるが、竹下はエルボーから強烈なチョップ。佐々木は膝をつくがガットショットからネックブリーカードロップ。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
 エルボーの打ち合いから佐々木が走りこむが、竹下がドロップキックで倒し両者ダウン。
 竹下がロープ際でラリアットを避けてそのままリバースし佐々木が場外に落下。そこへ竹下はノータッチトペ。
 竹下はロープに振るとフラップジャック。さらにランニングエルボーから串刺し攻撃を狙うがバックエルボーで迎撃した佐々木にチョップからやまも泣かし2。 
 佐々木はガットショットからDDT。佐々木は竹下をロープにかけると背中にドロップキック。佐々木はコーナーに登りダイビングエルボードロップも避けた竹下がバックを取り投げるが、佐々木は着地しガットショット。竹下はは追走エルボーからユルゲンラリアットも佐々木は避けて投げ捨てジャーマン。佐々木はトラースキックもキャッチした焼けしたが投げ捨てジャーマンからロープに飛ぶが佐々木はドロップキックで迎撃し走りこむも竹下はラリアットで迎撃。両者ダウン。

 お互いロープに振ろうとするも佐々木が脇固めで倒しジャストフェイスロック。竹下は回転しフォールも2。
 竹下はビッグブーツから走りこむが佐々木が担ぐが竹下はバックを取ってジャーマンを狙うも佐々木が前方回転エビ固め。2で返した竹下を佐々木はレフェリーに叩きつけて、急所攻撃からレフェリーにも背後から急所攻撃。助けに来た木曽レフェリーをリングに上げ、木曽レフェリーにドリラーから竹下にダイビングエルボードロップ。フォールもレフェリーが不在のためカウントは叩かれず。

 竹下は膝立ちで佐々木の顔面にナックル。佐々木はナックルから顔面を蹴りつけコーナーに押し込み顔面を連続で蹴りつけていく。その足を掴んだ竹下が立ち上がるとエルボー連打も佐々木は急所を蹴り上げ場外に投げ落とす。佐々木はコーナーに登り客席に座らせた竹下に場外ダイビングバックエルボー。リングには松井レフェリーが戻ってくる。

 佐々木は竹下の足をロープにかけてペディグリー。フォールも2。佐々木は走りこむが竹下はトラースキックで迎撃。
 竹下は串刺しビッグブーツから投げ捨てジャーマン。竹下はブレーンバスターを狙うが佐々木がDDT。さらにラ・ミスティカ式フェイスロック。竹下は必死にロープに這って掴む。
 佐々木はコーナーに竹下を座らせると正面に登るが、竹下はボディブローからゼロ距離ラリアットでエプロンに落とし、佐々木の髪を掴んでコーナーに登らせると雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
2016-05-29DDT_第6試合2
 竹下はジャーマンも着地した佐々木がフランケンで丸め込むが2。
 佐々木が走りこみ竹下がラリアットも避けた佐々木がコルバタで投げようとするがそのまま竹下がキャッチしリバースインプラントからジャーマンで叩きつけ、ふらつく佐々木にラリアット。フォールも2。

 竹下がぶっこ抜くが佐々木がバックエルボーで耐える。竹下は強引にぶっこ抜きクロスアーム式ジャーマンスープレックスホールドで3カウント。竹下が最年少KO-D無差別級王者に!

 竹下は佐々木に握手を求めるが佐々木はこれを拒否しリングを後にした。

エンディング

2016-05-29DDT_エンディング竹下「ベルト、とりました!KO-Dの、無差別のベルト、やっと、自分のこのもとにやって来ました。このベルト、取れたことはもちろん嬉しいですけど、僕は、佐々木大輔に勝てたことももっともっと嬉しいです。カリスマは自分の憧れの選手であり、お世話になってる先輩であります。今日、こうやって、勝てたことはお世話になってる先輩に一人恩を返せたと思っています。まだまだ、こっから、竹下幸之介のプロレス、竹下幸之介のプロレスで盛り上げていきますんで、皆さんよろしくお願いします」

亜門GM「竹下おめでとう。凄い試合だった。次のタイトルマッチは7月3日博多大会。現時点で挑戦者は決定してません。いつでもどこでも挑戦権でそこでの行使を宣言しない限りは私の方で指名させていただきます。いなそうだな。次の話今してもな。ゴメン俺はそれが仕事だからさ。お誕生日おめでとう。21歳の若いチャンピオンが、これから俺たちをどこに連れてってくれるのかどんな景色を見せてくれるのか楽しみにしてるんで、頑張ってください。最後にチャンピオン、お客さんにもう一言だけお願いします」

竹下「僕が、チャンピオンになって、今言えることは一つ、一つだけです。僕が、プロレス界の中心に、DDTの選手として立って、盛り上げていくんで皆さん応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」

KO-Dトーナメント組み合わせ抽選会

2016-05-29DDT_抽選会 松井レフェリーが持ってる箱から1~16のボールが入っており、引いた順にA~Pの好きな席に座ることに。

 1のアントンがI、2の石井がF、3のヤスがM、4の坂口がP、5のポーリーがA、6の高尾がEに座り石井との対戦が決定。7の遠藤がBに座りポーリーとの対戦が決定。8のKENSOがJに座りアントンとの対戦が決定。9の入江がOに座り坂口との対戦が決定。10の彰人がD、11の石川がG、12の平田がCに座り彰人との対戦が決定。13の梅田はHに座り石川との対戦が決定。14の樋口はNに座りヤスとの対戦が決定。15のHARASHIMAがLに座り、16の高梨が嫌がりながらKに座りHARASHIMAとの対戦が決定した。

<試合後コメント>
チームドリフ
石井「まあほんと、解散は凄い寂しいことなんですけど、最後100試合目を勝手ベルトを持ったまま終われて、すごい良い終わり方ができた。そこはホッとしてるというか嬉しいですね」
入江「自分はもう、試合前から石井さんのテーマで入場するのも最後だろうとか、試合の自分タッチした時とかこのタッチがもう最後なんだろうってそういうことばっか考えていて、その、もう、それでちょっと感極まってしまった部分があるんですけど、ほんとに改めて思ったのは僕はこのチームが大好きなんだなって思いました。大好きなこのチームでベルトを持って返上して最後勝てた事本当に嬉しいので、これからも一人ずつ皆頑張っていきたいなと今思っております」
高尾「自分も長い間組んでたんですけどそれこそあっという間に時間が過ぎていくのはほんとなんだなって思います。ほんとに濃い時間を皆で過ごしてきたので、解散するのは寂しいですけど、やっぱまた別々の道に行ってスキルアップして、また帰ってこれたら良いなと思います。ベルトも防衛できたんで、ほんとにそういう意味では最高の日だったと思います」

――それぞれ今後別々の道を歩んでいくと思いますが、早速KO-Dトーナメントの一回戦で石井選手と高尾選手が当たることとなりました
石井「そうですね、まあ、お互いずっと組んできて、ドリフになってからシングルあたってないんで、すごい、まあ正直指名されて少しはビックリしましたけど、すごい燃えてます」
高尾「自分もやっぱドリフで一度もシングルでは当たってなくて、ドリフになる前は何回もあたってた選手なので、ドリフ解散して一本目が石井くんと当たる、自分の中でそれが良いかなと思いました」

――入江選手もKO-D無差別級は思い入れあるベルトだと思いますが
入江「正直、坂口選手を、怖くないって言ったら嘘になります。怖いからこそぶつかっていこう、全力でタチムカッて行こうと決めた相手です。シングルとしての闘いは、僕は無鉄砲という武器を持って、個々の闘いに挑んでいきます」

――解散後の事で発表できないこともあると思いますがこういう風にしていきたいと考えていることは
石井「今はその、KO-Dトーナメント、そこに集中したいと思います」
高尾「まず第一歩目の石井戦を集中したいです」
入江「自分も見えてるのKO-D無差別だけですね」

佐々木大輔
――残念ながら負けてベルトを失いました
「まあ、認めたくないけど…完敗ですね。今日の、竹下は、なんか、いつもと違って、最近、挑戦者もそうだし、対戦相手全員に、思ってた事なんですけど、こいつら、勝とうとしてねーだろって。リング上がる覚悟ねーんじゃねーかってずっと、思いながら、俺はああなりたくなくて闘ってきたんですけど、今日の竹下はすごい、もう、なんか、勝つしかないみたいな、覚悟。悔しいけど伝わってきて、完敗です」

――王座からは陥落しましたがKO-Dトーナメントも決まりましたし今後は
「そうっすね、今後…今後の事なんですけど、これまだ、誰にも、会社にも相談してないんですけど、もう、佐々木大輔は、リング上で残せるものっていうのは、無いのかなって。もう、やり残したこともないし、引退しようと思ってます」

――引退っていうのは唐突すぎると思うのですが、やり残したことがないっていうのは竹下選手に敗れて感じたということでしょうか
「そうですね、今日負けて、後楽園ホール天井眺めながら、天井たけーなと思って。また、全部、失って、なんかもう燃え尽きたというか。もうなんか、これ以上、闘えないなって思って」

――今日の試合が事実上の引退試合になるという
「そうですね、もうちょっと、今日より先の事は考えられないですね」

――タッグのベルトもありますけど、それも返上と
「そうですね、先のこと、プロレス辞めて何すればいいのかわからないけど、タッグのベルトは返上させてもらって、今後のことは今日なのか明日なのか、会社と相談して、そうですね…」

――おそらくファンは誰も納得しないんじゃないですか?
「でも俺はもう納得したんで。これ以上は、もう、残せるものはないです…10年、10年ちょっと、やってきて、何度か頂点立てて、良かったなって、自分自身、充実したプロレス人生おくれたなって思います。ありがとうございました(立ち上がり控室に向かう)」

――すいません、最後に一ついいですか?すでに6月1日のBOYZにカードに名前が入ってるんですけど、それはどうしたら?
「BOYZか…じゃあ、そこで、復帰します」

――復帰!?
「はい。ベルトも、返上はナシで(控室の扉を閉める)」

竹下幸之介
「えー、そうですね、えー、なんでしょうね。そうですね、まあ、チャンピオン、NOAHであの、このコメントブースによく居るんですけど、チャンピオンの人とかのコメントをいつも横から聞いていたんですよね。自分がチャンピオンになったらどんな言葉が出てくるのかなって、いつもそれ聞きながら自分ならどんな言葉が出るんだろうとか、いつも思ってたんですよね。でも言葉は出てこないです。それは佐々木選手が相手だからとか、感情が込み上げてっていうわけではなくて、タイトルマッチでベルトが、DDTの一番頂点のベルトが掛かってる試合で、僕は全てプロレスで出しきりたかったんで、特に、僕は佐々木選手に対する、カリスマに対する思いとか、KO-Dのベルト巻きたいって気持ちとか、対ZERO戦で成長した所とか、全てプロレスで出したつもりなんで僕は。特にコメントはないです」

――タッグのベルトを失ってスランプの時期はあったと思うんですけど、先日のZERO選手との闘いで何か自分の中で目覚めたというか、新しい何かを見つけてタイトル奪取に繋がったと思いますが、ZERO戦は佐々木戦と連戦でいい方向に作用しましたか?
「そうですね、そういう意味では確実に運も味方してると思いますし、自分一人の力で勝ったのではなくて、ZERO選手と闘って得たものが大きくて、まあHUBさんにも、ほんとに、あの試合も大きかったと思いますし、最後勝ってリング上にハッピーモーテルのメンバーをリングに上ってもらったんですけど、ハッピーモーテルの力っていうのも大きかったと思いますし、色んな人の支えがあってこのベルト巻けてるんで。一つ、頑張ってこう試合にね、勝つことが、勝ってベルトを巻く、そして巻き続ける事が恩返しになると思ってるんで、一生懸命闘ってずっと防衛してやろうと思ってます」

――本日は21歳の誕生日で、デビュー直後からDDTの未来と言われ続けた竹下選手がDDTの挑戦に立ち、これから竹下のDDTを作っていくことになると思います
「そうですね、先週の試合で、大阪の試合で一番自分なりに思った部分っていうのがやっぱりこう、俺遠慮してたんだなっていう、あの、力出し切ってないなって。一生懸命闘ったつもりなんですけど、やっぱりどこかでこう遠慮してる部分があって。それが先週でもう、開放されましたね全部。爆発しましたね。僕の中の最強のプロレスラーZERO、ZEROに勝って、結構僕プレッシャーに弱いタイプなんで、実は。いつもこうタイトルマッチとか緊張して寝れなかったんですけど、昨晩は夜の9時に寝ましたから。そういう人間的にも大きくなってるのは、ハートが強くなったなと。途中佐々木選手にこうボコボコにされましたけど、全然気持ちは折れなかったしもっと行けると思いましたし、絶対負けてたまるかと思いましたね。そこで張り手返したんですけど、これからも、今こうやってチャンピオンになってるんで、どんどんDDTの中心に立ってやろうと思ってます」

――王者としてキングオブDDTのトーナメント決まりましたが王者として見ていかがでした
「あー、ほんとに、チャンピオンなんで、僕が、チャンピオンとしてこのトーナメントに出てないわけなんで、もう誰が来ても、もう誰が来てもいいですし、それまでに7月ですか?博多でタイトルマッチがあるってGMから言われましたけど誰が来てもいいですし、もう僕は、両国のメインで、その後のベルトを巻いてる姿しか想像できないので、一生懸命頑張るだけです」

【写真:山西龍一(Photo’sGate)】

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