総選挙1位の高梨将弘がKO-D王座挑戦!
25日、後楽園ホールにて『総研ホールディングス presents DDT Special 2018』が開催。メインイベントでは、DDT総選挙で一位を獲得した高梨将弘が佐々木大輔の持つKO-D王座へ挑戦した。
1位になった際には後楽園ホール大会で自主興行を行う事を公約として掲げていた高梨だったが、その軍資金となる賞金100万円がこの試合に賭けられることに。公約を願った1963票のファンの思いも背負って高梨は王座戦に臨む。
濃厚なグラウンドの攻防から、お互いの技を切り返し合う鍔迫り合いへ。高梨はさくらえみの高梨70kgからKUDOの地獄の断頭台と盟友の技を繰り出し、タカタニックでトドメを狙うが耐えた佐々木はチームメイトの高尾のジントニックで突き刺す。
両腕でのナックルの打ち合いから高梨はバッカスを狙うが、佐々木は耐えるとナックル連打から膝をついた高梨にミスティカ式クロスフェイス。これをかえした高梨がタカタニックで叩きつけ、ダイビングダブルニードロップを投下。しかしこれを避けた佐々木が佐々木式ウラカンラナで3カウントを奪った。
勝利した佐々木は「おいマサどこいった?相変わらずよえーな。お前この試合の前に言ってたな。これがお前の見たかった景色か?この満員の後楽園が。この満員の後楽園で俺に負けるのがお前の見たかった景色かオイ?それはいい。マサ、今日は大事な話があるよ。お前はいつまでそこにいるんだ。今こそ俺とお前で組んで、このDDT、新しい時代作ろうじゃねーかマサ」と握手を要求。だが高梨はこれを拒否しリングを後にするとノーコメントで控室へ。
これを見た佐々木は「アイツはきっと覚悟あって生きようとしてるんだろう。人間として。アイツはプロレス人生しか懸けてないだろう。俺は佐々木大輔の人生をかけてるんだ。分かるか?規模が違うんだ。アイツは東京だったらな、俺はアメリカだ。分かるか?大陸の規模が違うんだ。分かったか」と格の違いを語り、1月3日の後楽園ホール大会でKO-D王座戦を行うことを決定させた。