K-1 WORLD GP 11.3代々木大会 新生K-1第1回大会「-65kg初代王座決定トーナメント」

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K-1 WORLD GP 2014 〜-65kg初代王座決定トーナメント〜
日時:2014年11月3日(月・祝)
開場:14:30 開始:16:00
会場:東京・国立代々木競技場第二体育館
観衆:4150人(超満員札止め)

▼第1試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●泰斗(日本/GET OVER)
3R2分32秒 TKO
○イリアス・ブライド(モロッコ/Mike’s Gym)

▼第2試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
○HIROYA(日本/TRY HARD GYM)
判定2-0
●イケル・“トマホーク”・トンプソン(オーストラリア/Ironfist Gym)

▼第3試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
○左右田泰臣(日本/シルバーウルフ)
2R2分43秒 TKO
●木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)

▼第4試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
●山崎秀晃(日本/チームドラゴン)
判定0-3
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/FAIRTEX)

▼第5試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
○久保優太(日本/Fighting Kairos)
判定3-0
●ラズ・セルキシアン(アルメニア/TOP TEAM BEVERWIJK)

▼第6試合 スーパーファイト/K-1 -70kg Fight/3分3R・延長1R
○松倉信太郎(日本/TRY HARD GYM)
判定3-0
●ジャオ・フーカイ(中国/順遠格闘クラブ/CFP)

▼第7試合 K-1甲子園2014決勝戦/3分1R・延長1分最大2R
●佐野天馬(神奈川総合産業高校・2年)
判定0-3
○平本蓮(日出学園・1年)

▼第8試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
○左右田泰臣(日本/シルバーウルフ)
判定2-0
●HIROYA(日本/TRY HARD GYM)

▼第9試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●久保優太(日本/Fighting Kairos)
2R1分52秒 KO
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/FAIRTEX)

▼第10試合 スーパーファイト/K-1 -55kg Fight/3分3R・延長1R
●大雅(日本/TRY HARD GYM)
3R0分13秒 KO
○武尊(日本/チームドラゴン)

▼第11試合 スーパーファイト/K-1 -70kg Fight/3分3R・延長1R
●山本優弥(日本/Booch Beat)
判定0-2
○ケリス・ベラ(イギリス/Firewalker)

▼第12試合 K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/FAIRTEX)
判定2-0
●左右田泰臣(日本/シルバーウルフ)
※ゲーオがK-1 WORLD GP -65kg初代王者となる

新生K-1のスタートとなる「K-1 WORLD GP 2014〜-65kg初代王座決定トーナメント」が3日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された。
Krush63㎏王者にして「Krushの顔」山崎秀晃、「魔裟斗も認めた天才」HIROYA、「ビッグマウス」木村“フィリップ”ミノル、自称「格闘技界のレインメーカー」左右田泰臣、対日本人無敗の「日本人キラー」ゲーオ・フェアテックスら、65㎏トーナメントには多彩な顔ぶれが揃った。
誰が勝ってもおかしくない大接戦、大混戦が予想されたが、終わってみれば「ゲーオ強し」。「このルール(ヒジなし、首相撲なし)にも慣れてきたので、戦いにくさはない」というゲーオ。この大会に向けた練習中にお父さんを亡くす不幸に見舞われ「お見舞いなどで練習ができない時もあり、体調は70〜80%」という状態ながらも、力強い左ハイキックと左ストレートを軸に、相手に応じてロー、ボディブロー、アッパーなど、多彩な技を使い分けて、他の日本人選手たちの追随を許さず、初代王者となった。

なお、K-1第2回大会は1月18日(日)に開催が決定。目玉は60㎏トーナメントで、ワンマッチには佐藤嘉洋が出場する。

第1試合

2014-11-3K1代々木_第1試合初回からイリアスがグイグイと圧力を掛けていく。3回、イリアスが右ストレートでダウンを奪う。さらに猛攻を浴びせて2度目のダウン。レフェリーが「2ノックダウン」に気づかず試合を再開するも、指摘されて慌てて試合終了。3回2分32秒、イリアスのTKO勝ちに。

 

 

第2試合

2014-11-3K1代々木_第2試合初回からHIROYAが力強い蹴りとパンチで押し気味。二回には、パンチ主体のトンプソンに対してHIROYAはコツコツと右ローを蹴って早くも効かせる。終盤にカウンターを喰らってヒヤリとする場面もあるが、三回後半にはHIROYAがボディ中心の攻撃で攻めこみ、判定は2-0でHIROYA。

 

 

第3試合

2014-11-3K1代々木_第3試合初回、足を使い、飛び込むタイミングをうかがう木村に対して、左右田はガードを固めながら前へ。左右田は木村のパンチをかわしたり、ブロックすると、コツコツと前蹴りを返して木村の動きを止めに行く。二回、左右田が木村のボディにテンカオを突き刺して動きを止めると、腹や顔面にヒザを浴びせて二度ダウンを奪って2回2分43秒TKO勝ち。

 

第4試合

2014-11-3K1代々木_第4試合いきなり優勝候補が激突。初回、プレッシャーをかけていくゲーオに対して、山崎は足を使い、得意の右ストレートを狙う。すると、山崎のパンチに合わせてゲーオは左ハイでカウンターを狙う。足を使い、出入りで射程距離の長い攻撃をするのが山崎だが、ゲーオは山崎よりもさらに射程距離が長く、遠くに届く。山崎はバックブローやパンチ連打でかき回そうとするが、ゲーオは軸足へのローや踏み込んでの左ストレートで自分のペースを崩さない。山崎の跳び膝蹴りがヒットする場面もあったが、ゲーオも跳び膝を返し、判定は3-0でゲーオ。

第5試合

2014-11-3K1代々木_第5試合久保はプレッシャーを掛けて左ミドルを軸に攻撃。二回にはテンカオでラズのボディを効かせることに成功。コツコツと攻撃を当て、相手の攻撃はことごとくかわして差をつける「久保のゲーム」をして、判定3-0で久保。

 

 

第6試合

2014-11-3K1代々木_第6試合初回、二回と一進一退が続く。三回は頭をつけてパンチの打ち合いに。ここで松倉が要所で右ハイを打ち込み、3-0で松倉勝利。

 

 

 

第7試合

2014-11-3K1代々木_第7試合Krush55キロ新人王の佐野(高2)と、ジュニア時代から数々の大会で優勝してきた平本(高1)。本戦3分1ラウンドとあって、開始と同時にアグレッシブに打ち合う二人。そして平本がパンチ連打で最初のダウンを奪う。佐野は組んでしのぐが、終盤に平本が再びダウンを奪い、判定3-0で平本が勝利。動きながら攻撃できるバランスの良さと当て勘の良さでこれから楽しみな平本。負けて泣いた佐野の巻き返しにも期待したい。

第8試合

2014-11-3K1代々木_第8試合初回、左右田はゆったりと圧力を掛けながら時折右ロー。HIROYAはパンチ主体で攻めるが、左右田の距離感と細かい防御でなかなかパンチが届かない。二回、左右田が前蹴りとボディ、膝でHIROYAのボディを攻めていく。三回、左右田がさらに圧力を掛けて右の強打を当て、テンカオをヒット。HIROYAもパンチを返すが下がらされているだけに印象が悪い。判定は2-0で左右田。シルバーウルフで「魔裟斗の遺伝子」を受け継ぐはずの左右田が、体格を生かしてジワジワと相手を痛めつけていく「65の佐藤嘉洋」のような戦い方で決勝進出。

第9試合

2014-11-3K1代々木_第9試合開始から圧力を掛ける久保。ゲーオの左ハイをかわし「当たらないよ」と挑発ポーズをしては圧力を強めていく。パンチの打ち合いは互角だ。二回、ゲーオに蹴り足キャッチで警告が出される。久保は前蹴りをボディに突き刺し、ジャブを突き、パンチの打ち合い。ゲーオもこれに応じ、右フックで久保のアゴを打ち抜く。久保は大の字でそのままKO負け。鼻血を噴き出し、セコンドの肩をかりて退場する久保に大きな拍手が送られた。

第10試合

2014-11-3K1代々木_第10試合Krushの軽量級王者対決は劇的な結末となった。初回、大雅が躍動感のある動きからスピードある攻撃で武尊を攻める。武尊も返していくが、大雅の伸び伸びとした攻撃力が上回る。二回には大雅がパンチを効かせるが、ここから武尊が圧力を強めて反撃。大雅は防御するのが精いっぱい。三回、武尊がバックブローをクリーンヒット! 大雅はその場で崩れ落ち、なおも襲いかかる武尊をレフェリーが止めた。大雅はそのまま立てず、武尊が3回0分13秒、豪快なKO勝ち。見応えのある試合だった。

第11試合

2014-11-3K1代々木_第11試合山本がパンチと左ミドル、ローで攻めれば、ベラもパンチトローでアグレッシブに攻撃。一進一退の展開から、三回、ベラの手数がやや上回る。山本は終了間際にバックブローをクリーンヒットするも及ばず、判定2-0でベラ勝利。

 

 

第12試合

2014-11-3K1代々木_第12試合初回、ガードしながら前に出て圧力を掛ける左右田。前蹴りからの右のパンチを狙う。対するゲーオは左右田のガードを避けてボディブロー、膝、前蹴りでボディ攻め。二回も左右田が前に。ゲーオは左ハイ、左フック、膝蹴りと攻撃を散らして迎え撃つ。左右田は左フックを狙い、膝蹴りを返すも表情に疲れが見える。三回、ゲーオは左右田のボディにテンカオを突き刺し、さらに左ハイを狙う。しかし、距離を詰める左右田を組んで止める場面も多く、ゲーオに警告が出される。判定は2-0でゲーオ。初代王者はゲーオに。

【取材/スポーツライター・茂田浩司】

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