アップアップDDT(仮)で工場ライブを行ったアプガ!姪っ子のピンチに“群馬の叔父さん”ポーゴが現れてビッグファイヤー
10月29日(水)、東京・昭和島宮地鉄工所でDDTプロレスリングが行った『アップアップDDT(仮)〜アイドルvsプロレス異種対バン戦Vol.2、工場ライブプロレス〜』。この大会はDDTプロレスリングとアイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の異種対バンイベント。
2月の第1回大会は会場もライブで使われることもある新宿FACEで、プロレス側も飯伏幸太らによるユニット「ほもいろクローバーZ」との“対バン”という感じだったが、今回の会場はDDTが“工場プロレス”で使用する本物の工場。しかも事前に対バン相手も発表されていなかった。
とてもアイドルのライブを行う場とは思えない環境だが、ヘルメットを被りフォークリフトの上に乗って登場したアップアップガールズ(仮)は、そのままステージとなる大型トラックの荷台にあがってライブを披露。
工場プロレスに来たのははじめてというアプガファンが多かったが、工場地帯なので大きな声を出したり、飛んだりしても大丈夫ということで大盛り上がり。ところが、突然曲が『スリル』に変わると、男色ディーノらが現れて「工場の時間はもう終わってますよ! 騒音だ、もうやめろ!」とライブ中止を要求。
だが、アプガファンでお馴染みの大石真翔がディーノたちの前に立ちはだかると、そこに高木三四郎らが登場。ライブを続けてほしい高木三四郎&平田一喜&大石真翔&DJニラvs.ライブを中止にしたい男色ディーノ&アントーニオ本多&諸橋晴也&伊橋剛太の路上プロレスがスタート!
高木が工場内にあった石灰を撒き散らして辺り一面を真っ白にすれば、誤爆して石灰まみれになったアプガの佐保明梨が我を忘れてスコップでディーノを何度も殴打したり、ニラが自動販売機の上からケブラーダを放ったり、高木が“戦闘自転車”ドラマティック・ドリーム号で暴走したりと大混乱。
バケツの水をかけたりして、粉塵と水でグチャグチャになった中、大石が伊橋をイスの上に叩き付けて勝負ありかと思われたが、ディーノがアプガの仙石みなみを人質に取ってフォークリフトの上に。「これだけはしたくなかったが、アイドルをぶっ潰してしまえばライブは続行できまい。さあ今から明日の東スポの見出しが決定しました。アップアップガールズ(仮)、ケツを舐める!」と言ったディーノは、フォークリフトの上でタイツを下げてケツを出すと、そのままリフトを下げて仙石の顔にケツを押し付けようとする。
アイドルに対するこの暴挙に激怒したアプガの新井愛瞳が「なにかわいいアイドルを汚ねぇケツにつけようとしてんだよ! お前らなんかな丸焦げにしてやるよ! 助けて、群馬のおじさーん!」と、会場に観に来ているという親戚の叔父さんに助けを求める。
そこに現れた群馬のおじさんとは、何と“極悪大王”ミスター・ポーゴ! 伊橋に向かってポーゴがビッグファイヤーを噴射したところを大石がフォールして3カウント。大逆転で勝利した大石が新井に「(ポーゴが)本当の叔父さんなの?」と確認したところ、新井が「本当の叔父さんです」と応えたため、アプガファンにもプロレスファンにも衝撃が走った!
ポーゴが「俺様と彼女は群馬出身なんだよ。これからもよろしく頼むぞ! みんな彼女たち応援してやってくれよ」と姪っ子たちにエールを送ると、アプガは最後に『Burn the fire!!』を熱唱。
すると歌い終えた瞬間、ポーゴは再びビッグファイヤーを噴射! 目の前でビッグファイヤーを見て驚いた様子のアプガだったが、「Burn the fire!!で本物のファイアーが出るのがずっと見たかったんです。私たちがずっと夢だったのをやってくださったのですごく嬉しかったです」と、ポーゴによる粋な演出に感動した様子だった。
アップアップDDT(仮)〜アイドルvsプロレス異種対バン戦Vol.2、工場ライブプロレス〜
日時:2014年10月29日(水)
開場:19:00 開始:19:30
会場:東京都・昭和島宮地鉄工所
観衆:200人(超満員札止め)
▼メインイベント 8人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
高木三四郎/平田一喜/○大石真翔/DJニラ
25分37秒 群馬のおじさんこと、ミスター・ポーゴのビックファイヤー→体固め
男色ディーノ/アントーニオ本多/諸橋晴也/●伊橋剛太