白川未奈のライバルだった女王様レスラーが1年4ヶ月ぶりの復帰戦でまさかの親娘競演も極悪男子レスラーに敗北!
- 2023-5-10
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9日、東京都・新宿FACEにて、『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~BBJ SATSUKI 2023~』が開催され、“エリナ様”こと山中絵里奈が約1年4ヶ月ぶりの復帰戦を行った。
ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足。47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいい」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
日々ボディメイクに取り組む人材を積極的にプロレス界に勧誘し、2021年には当時58歳の生え抜き選手である吉田和彦が誕生。60代になっても最前線で闘い続けるゴージャス松野とタッグ王座を戴冠するなど幅広い選手層がリング上で活躍中であり、生え抜き女子選手の竹林早苗が最大手女子プロレス団体・スターダムの若手興行『NEW BLOOD』へ出場するなどプロレス界でも注目度が高まりつつあり、スターダムでワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)も戴冠した白川未奈のデビュー団体としても再注目されている。
今大会では、鍛え抜かれた男の肉体にムチを振るうBBJの女王様である“エリナ様”こと山中絵里奈が約1年4ヶ月の欠場から復帰。
エリナ様は、かつて白川未奈とタッグを組んでいたものの、ヒールターンして白川を裏切り下僕と化した白豚たちとともに白川を袋叩きに。その後はシングルマッチで打ち破って当時白川が保持していたBBW女子王座を奪い取った過去もある。
エリナ様は、たけしプロレス軍団(TPG)出身のダンカンが組織した“ダンカンプロレス軍団(DPG)”の一員として闘ってきたが、欠場中にDPGの大石真翔&大和ヒロシがラグジュアリー吉田率いる“CLUB LUXURY”に引き抜かれる形で離脱したことにお冠。
エリナ様の復帰戦は大石とのシングルマッチに決まり、戦前の会見に出席したエリナ様は、「一体誰の許可を得て飼い主を変えたのかしらね?主人であるこの私に不義理を働いた大石には、このエリナ様がた~っぷりお仕置きしてあげる。しつけの足りないワンちゃんがどういう罰を受けるのか……5月9日は新宿FACEに来てその目で確かめなさい」と高笑い。
この日、エリナ様は、エリナ様の欠場と入れ替わるようにBBJリングに現れた謎の美熟女ディーバ、マダムKを伴って登場。
序盤こそ快調に攻め込んでいくエリナ様だったが、愛用のムチをリングに持ち込んだことでレフェリーと口論になった隙を突かれ、大石のラフファイトの餌食に。顔面にブーツの蹴り跡がハッキリ残るほどの強烈なキックをお見舞いするなど、女子レスラー相手にも容赦なし。
それでもエリナ様は自慢の石頭での一本足頭突きで流れを変え、マダムKが見守る前でブロンコバスターを決めて妖艶に腰を振り、リバース・フィギュアエイト、スタンド式シャイニング・ウィザードから必殺のM.D.M.A改(※前後開脚式リバースDDT)まで決めるもカウントは2。
ならばとエリナ様は奥の手の旋回式フロッグスプラッシュを狙うが、大石がデッドリードライブで叩き落とし、ミラクルエクスタシー。さらにフジヤマ・ニーロックで絞り上げるとエリナ様は無念のタップ。
試合後、マイクを取った大石は、「かつてのパートナー、エリナ様。復帰おめでとう。あいも変わらず強かったぜぇ?……なぁ~んて言うと思ったかエリナ!1年何ヶ月ぶりで勝てるほどなあ、プロレスのリングは甘くねーんだよ。悔しかったらなあ、このリングで俺はいつでも待ってるぞ。いつでも、俺の前に立ってこい。もし1人で来るのがこえーんだったらな、そこにいるマダムKを連れてきてもいいぞ。お前ら、本物の親子だろ!似たような顔しやがって!」と、エリナ様とマダムKが実の親子であることを暴露。
熱心なコンテストファンは顔を一目見ただけで最初から分かっていたようであったが、場内からは少なくない驚きの声が上がった。
試合後、報道陣がエリナ様に復帰戦の感想や、今後もマダムKと親娘競演をしていくかなどの質問をしていくが、エリナ様は「別に」の一言で一蹴して去っていった。