【試合詳細】3・12 UDON新木場大会 【KOS無差別級】マリンライダーJRvsタイガー・J・キ新 【KOSタッグ】今治タオルフェイス&藤田あかねvsヨシノ・リヴァー&宮本“ルナカ”裕向

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UDONプロレス5周年『ウドキュメンタル』
日程:2023年3月12日(日)
会場:東京・新木場1stRING
開始:12:30
観衆:101人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○小仲=ペールワン(666)
6分56秒 ボストンクラブ
[オールドスクール]●ポンデ“ストリート”ライオン

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
●菊間瓦権造/PMショーゴ/萌美(高松メイドカフェ所属)
10分4秒 バートンリザスター→片エビ固め
○マンバのケン/O-遍LOWウノ/O-遍LOWドス

▼KOS無差別選手権試合 30分1本勝負
【王者/ジャパン・アナボリック・クラブ】○マリンライダーJR
12分46秒 転車式踏切ボンバー→片エビ固め
【挑戦者/ジャパン・アナボリック・クラブ】●タイガー・J・キ新
※第2代王者が3度目の防衛に成功

▼KOSタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/ペーパーカンパニー】今治タオルフェイス/○藤田あかね(PROMINENCE)
17分38秒 みかんでポン→片エビ固め
【挑戦者組/ワイルドコブラ会】●ヨシノ・リヴァー/宮本“ルナカ”裕向
※第3代王者組が4度目の防衛に成功

▼UDON vs FREEDOMS 時間無制限1本勝負
マ・ルヨシ/●UDON次郎
20分29秒 垂直落下式リバースタイガードライバー→片エビ固め
佐々木貴(FREEDOMS)/○葛西純(FREEDOMS)

香川県のUDONプロレス5周年を記念した初の東京大会開催を中邑真輔や西村修もお祝い!佐々木貴&葛西純がマ・ルヨシ&UDON次郎と5年後の再戦を誓う!藤田あかね&タオルフェイスがタッグ王座を、マリンライダーが無差別級王座を防衛!

オープニング


 まずはツクダ監督がリングへ。
監督「UDONプロレスにお越しの皆さんこんにちは!香川から来ましたUDONプロレスです。2018年の3月に、私のやってるBARジャッジメントでふざけた形でスタートしましたけど、5周年を迎えましてですね、ようやくこの新木場1stRingに来ることになりましたありがとうございます!写真撮影動画撮影全然OKなんで、皆さんあの、データの肥やしにするんじゃなくどんどん上げてください。ハッシュタグは#UDONプロレスでハッシュタグつけて上げてくれましたら、私どもが地の果てまで追いかけてエゴサーチしていきますのでよろしくお願いします(笑)今回東京大会ということで、もっと色んな選手よんだりしようかなと思ったんですけど、やっぱり地元香川でやってるUDONプロレスをそのままこの東京大会でするというのが僕の考えでもあったんで、そのままほんとに、高松でやってる、僕たちがやってるそのままのカード、今日やるつもりなんでね、是非とも最後までお楽しみくださいよろしくお願いします。いやもうね、せっかくなんで、今回、というかUDONプロレス、さっきも言いましたけど香川県本拠地にやってましてですね、活動してる中でですね、同じように香川県で色々僕たちをサポートしてくれる会社の社長がね、今回来場していただいているので挨拶をしてもらおうと思います。お願いします」

 レック株式会社代表取締役社長の永守貴樹氏がリングに登場。

永守社長「レック株式会社の永守でございます。普段から弊社商品をご愛顧いただきありがとうございます。レック株式会社はUDONプロレスの本拠地である香川県三豊市に、国内で一番大きい工場を持っておりまして、普段からUDONプロレスの皆さんに、弊社の商品を
色々、全然頼んでないですけど(笑)勝手に色々宣伝をしていただいておりまして、普段から非常にお世話になっております。今日ちょっとまあこういう形で東京進出なさるということですから、なにかお手伝いできればと思って馳せ参じました。今年の多分11月なんですけど、先程申し上げた弊社の工場でですね、2回めの工場プロレスというものを開催します。そこで、UDONプロレスさんがベースになって、某団体と全面対抗戦を作ろうと思っています。父母ヶ浜という観光名所もありますけど、弊社の工場もすぐ隣にありますので、詳細決まりましたら自分のTwitterとかで発表しますので是非観光がてら工場プロレスを見に来てもらえましたらと思いますので、お待ちしておりますのでよろしくお願いします。今日はUDONプロレスの普段の四国での戦いを直輸入してご覧いただけますので、皆さん是非楽しんでいってください。それではいいですかね?誰もいない。じゃあUDONプロレス新木場大会、ウドキュメンタル、スタート!」

第1試合


 アニメの挿入歌的な音楽が流れた状態で試合がスタート。バックの取り合いからリストの取り合いへ。
 ポンデがヘッドロックからロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 さらにロープに飛ぶが、小仲がアームホイップからストンピング連打。さらに腰へのエルボーからハンマーブローを叩き込み、ストンピングからコーナーに顔面を叩きつけナックル連打。さらに首投げからフォールも2。

 小仲はキャメルクラッチで捕らえるが、ポンデはなんとかロープを掴みブレイク。

 小仲はボディスラムからフォールも2。

 小仲は逆エビ固めで捕らえSTFに移行。ポンデはなんとかロープを掴みブレイク。

 小仲は背中に乗って潰していき、背中へのヒッププレスから引き起こしてロープに振るとバックエルボーで倒しフォールも2。

 小仲は投げようとするが、耐えたポンデが逆にブレーンバスター。ポンデはフォールしようとするが、立ち上がった小仲がチョップ。これにポンデがサミングで返し、小仲のチョップとポンデのサミングの応酬。
 ポンデは串刺し攻撃を狙うが、避けた小仲がエルボー。小仲のエルボーとポンデのチョップの打ち合いとなり、小仲がエルボー連打から地獄突き。ロープに飛ぶが、ポンデはビッグブーツで迎撃しラリアットを狙うが、避けた小仲がスクールボーイも2。

 小仲は逆エビ固めで捕らえるが、ポンデはなんとかロープを掴みブレイク。

 小仲はバックブリーカーからコーナーに登り、ダイビングニードロップからフォールも2。

 小仲は逆エビ固めを狙うが、ポンデは耐えて下からチョップ。だが小仲は容赦なくひっくり返し、ポンデはこれでギブアップした。

第2試合


 アニメの挿入歌的な曲が流れる中で試合が開始すると、それぞれ自由に客席にアピールしシャッターチャンス。
 ケンが「俺の名を言ってみろー!」と叫びながら各選手を挑発していき、選手紹介的に振っていくが各選手の口元がマスクで覆われているため声がこもっていまいちなんと言っているのか聞こえない。権造は某ビートた●し的に滑舌が悪いためさらになんと言っているのか不明に。
 最後にショーゴが自己紹介しようとするが、ケンが背後からドロップキックで襲撃し、ボディスラムから「俺の名を言ってみろー!」と叫びストンピング連打。
 引き起こして背中にチョップから、ボディスラムで叩きつけフォールも権造がカット。
 ウノが権造を、ドスが萌美をコーナーに叩きつけ、リストをとるとそれぞれ拝み渡り。

 ショーゴがリング中央でギャグを披露し会場を凍らせるが、ウノとドスは無視してオールドスクールからケンがショーゴにストンピング連打からブレーンバスターの体勢に。だがショーゴが逆にブレーンバスターで叩きつけると、袈裟斬りチョップ連発からハイキックを叩き込み権造にタッチ。


 権造はロープに飛んでネックブリーカードロップ。コマネチポーズを決めるが、ウノとドスが背後から殴りかかりロープに振る。だが権造はダブルラリアットで迎撃。
 萌美が出てきてケンにビンタ連発。さらに掌底連打から掌底アッパーを叩き込み、ロープに飛んでカチューシャでのハリケーンミキサー。だが全く効かないとみるや、ロープに飛んで普通にスピアーを突き刺しマウントエルボー連打。権造がフォールも2。


 権造と萌美が仲間割れをするが、ケンが権造の背後からドロップキックを突き刺し萌美に権造を叩き込むと、権造の股間にアッパー2連発。
 さらにDDTからバートンリザスター(=RKO)を叩き込みフォール。これで3カウント。

第3試合


 ツクダ監督とレック永守社長がリングに上がりタイトルマッチ宣言から記念撮影へ。

 荘厳なアニメの挿入歌的な曲が流れる中で試合が開始。
 手4つを狙うが、タイガーがガットショットから「やってやるって!」とヒップバット連発。
 タイガーは不思議な踊りでマリンの周囲を周り、ヒップバットからフォールも2。

 タイガーはマリンの周りをぐるぐる回るが、ちょっと疲れたため休憩してからのヒップバット。だが疲れたため両者ダウン。

 タイガーはネックツイスト2連発からフォールも2。

 タイガーが「新木場に風吹かしてやるって!」とガットショットから四つん這いになったマリンを投げようとするが、疲れたため投げられず。
 タイガーがラ・マヒストラルを狙うが、腕を挟んだ後どっちに周るかわからなくなり、レフェリーが教えるがマリンが「早くしろや!」と尻を叩いて逃れると、ロープに飛んでスピアー。
 マリンはチョップ連発でコーナーに押し込みマシンガンチョップ。
 コーナーに振って串刺し追走ラリアットから、再度コーナーに振って追走串刺しラリアット。

 マリンは「あの技出しますよ。説明しよう!」とマリンライダーチョップの説明をしてから力を溜めて、強烈なマリンライダーチョップ(=ダブルチョップ)。
 のたうち回るタイガーのバックを取ると、転車式踏切ボンバーを狙うがタイガーがガードして首固めも2。
 タイガーは再度首固めも2。
 タイガーはウノをリングに呼び込み、ウノがマリンに首固めをするとなぜかレフェリーがカウントを叩き2。
 ウノがタイガーに首固めを仕掛けるとレフェリーがこれもカウントを叩き2。
 ウノはマリンを首固めも2。
 タイガーがレフェリーを首固めで捕らえるとウノがカウントを叩くも2。
 タイガーはポンデをリングに投げ入れ、投げようとするがポンデが首固めも2。
 ウノは小仲をリングに投げ入れ、ウノが投げようとするが小仲が逆にブレーンバスター。

 リング上にはなぜかぐったりしているマリンとタイガーが残り、膝立ちでエルボーの打ち合いからマリンがエルボー連打。
 ロープに飛ぶが、タイガーはヒップアタックで迎撃しフォールも2。

 タイガーはラ・マヒストラルも2。

 タイガーはコーナーに登ろうとするが、セカンドロープにまでしか登れず崩れながらミサイルヒップ。納得しないマリンは再度登るように指示し、タイガーは意を決してコーナーに登りミサイルヒップ。さらにロープに飛んでヒップアタックも、受けきったマリンがウヤ(=F5)からフォールも2。

 マリンは転車式踏切ボンバーを狙うが、ガードしたタイガーがヒップアタックもこれを踏切ボンバーで迎撃したマリンが転車式踏切ボンバーで叩き伏せフォールし3カウント。

マリン「ありがとうございます。なんとか防衛しました。昨日。すごく自分を開放して新しい扉開けてきたんで。それは今度のUDONイベント、スピンオフのイベント、待合室で語りますんで。昨日新しい扉開けて、今日から新しいマリンとして、余裕で勝ってやりましたよ!ありがとう!」

だんご山感謝セレモニー


 お祝いしたい方がいるということでツクダ監督が4人の女性を呼び出す。
 四国のプロレスをずっと支え続けているダンゴ山こと高橋亜矢子さんが来場しており、WWEの中邑真輔からも花が届いている。ビデオレターもお願いしたというが、さすがに会社からNGになったとのこと。

高橋さん「皆さんこんにちは、UDONプロレスの地元、香川県高松市からまいりました、通称だんご山と呼ばれてますが、高橋亜矢子です。UDONプロレス旗揚げ5周年おめでとうございます。そしてこのような盛大なセレモニーを開催していただき心より感謝いたします。ありがとうございました。18歳の時に蝶野さんの追っかけを初めて、かれこれ36年過ぎました(笑)新日本プロレスの道場で大酒を飲んで暴れたこと、餅つき大会で餅をついて、闘魂スペシャルパンフレットに載ったことなど、楽しい思い出ばかりです。こうして長くおっかけを続けられるのも、選手の皆さま、プロレス各団体関係者の皆様、そして一緒におっかけをしてくれるまゆみちゃん、しーちゃん、なつみちゃんのおかげです。心より感謝いたします」

 選手から花束が贈呈され、サプライズゲストを監督が呼び込むと会場にクラッシュが流れ、現れたのは蝶野正洋っぽい男。

 蝶野っぽい男は「貴様らUDONプロレスのクソどものために、そしてだんご山の諸君のお祝いに来たんだ、この度はおめでとトゥーサウザン!カモーン!」と叫ぶが、選手たちにボコボコにされる。
 そして記念撮影が終わりセレモニーが終わるかと思いきや、会場に入場曲が流れ、西村修が花束を持って登場。

西村「高橋さんどうもご無沙汰いたしております。西村修でございます。高橋さんとは、私が新人時代でございますから、1990年、今からもう33年前になります。坂口征二さんがちょうど新日本プロレスの社長に変わられました年でございます。そこで、ミスター高橋から『あそこのファンの人に挨拶してこい。ちなみに名前はだんご山って言うんだ』。その付き合いから33年経ってしまいました。高橋さんは、高松のご出身、ご在住でございますが、当時200試合のサーキットの中で、高松徳島今治松山、そして橋をわたりますと、岡山福山倉敷、そしてちょっとさらに足を伸ばしますと、松江鳥取米子、ただ単なるファン、ただ単なるおっかけではなく、既存のファンの方々プラス、新規の多くのプロレスファンを、自ら特攻されてですね、様々な焼肉店、うどん店、餃子店、ラーメン店、スナックからキャバクラから、多くのファンを獲得してくださった。当時の新日本プロレス、高橋さんのご功績なくて、ほんとにこの大成功というのはなかったことでございます。当時私が77~78kg、高橋さんは123kg、ブル中野を超えるぐらいの迫力満点でございました。私ちなみに、大生という言葉を教わったのは高橋さんからでございました。まずますのご活躍、ご成功心より祈念申し上げます。どおうもありがとうございました」

第4試合


 ダンゴ山一同からの花束贈呈から記念撮影を終え、マルシン製面所さんによる選手権試合宣言。

 アニメのOPが流れる中で試合開始。
 先発はルナカとタオル。グラウンドでの攻防からルナカがヘッドロック。タオルがヘッドシザースで捕らえるがルナカが抜けて両者タッチ。

 ロックアップから藤田がふっ飛ばし、ヨシノはすぐに立ち上がりエルボー連打も藤田が髪を掴んで動きを止めてエルボーで吹っ飛ばす。
 藤田はロープに飛ぶが、エプロンからルナカが蹴りつけて動きをとめると、ヨシノとともにロープに振ってダブルのドロップキック。
 ヨシノはエルボードロップからルナカにタッチ。

 ルナカはナックル連発からストンピング首投げから鼻フック攻撃もこれはレフェリーが反則カウント。これを離すとフェイスロックで捕らえ、脳天にエルボーからボディスラム。さらにエルボードロップからフォールも2。
 ルナカはヨシノにタッチ。

 ヨシノはエルボーからケンカキック連発。ヨシノは投げようとするが、藤田が逆にボディスラム。さらにエルボードロップからフォールも2。
 藤田はタオルにタッチ。

 タオルはケンカキックから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。さらにフェイスロックも、ヨシノが逃れようとするが再度首投げから背中にサッカーボールキック。タオルは藤田にタッチ。

 藤田はヨシノをロープにもたれさせると顔面を踏みつけていく。
 ぐったりとするヨシノの髪を掴んで引き起こすと、コーナーに叩きつけてタオルにタッチ。

 タオルと藤田は顔面を踏みつけていき、レフェリーが気づくとタオルがボディスラム。タオルは藤田にタッチ。

 藤田はタオルにおぶさり、二人分の体重でボディプレスからフォールも2。
 藤田は投げようとするが、ヨシノがサミングからコルバタで投げ捨てルナカにタッチ。

 ルナカはロープに飛んでショルダータックルで倒し、エプロンのタオルもドロップキックで場外に落とすと藤田をコーナーに振ろうとする。だが逆に振った藤田が走り込むもルナカがラリアットで迎撃しその場飛びムーンサルトダブルニー。引き起こしてコブラツイストで捕らえるも藤田はロープを掴みブレイク。

 ルナカはナックルからロープに振ろうとするが、藤田がエルボーからダブルチョップを叩き込み、ロープに飛んでショルダータックル。さらに水車落としからタオルにタッチ。

 タオルはローキックからボディスラム。さらにエルボードロップからフォールも2。
 タオルはフェイスロックで絞り上げるがルナカはロープに足を伸ばしブレイク。
 タオルはロープに振るが、ルナカはハンドスプリングエルボーを叩き込みヨシノにタッチ。

 ヨシノはストンピングからナックル。だがタオルがアッパーからロープに飛んでラリアットも、避けたヨシノがタオルを掴んで引き倒し、背中にエルボー連打からビンタ連発。だがフェイスタオルがダメージを吸収して効かず、強烈なエルボーを叩き込みタオルは藤田にタッチ。

 藤田は顔面を蹴りつけていき、髪を掴んで引き起こすと顔面に膝からエルボー。ヨシノが必至にエルボーも、藤田が強烈なエルボーで倒していく。

 藤田はコーナーに振って串刺しショルダータックルから、逆コーナーに振って串刺しショルダータックル。髪を掴んで引き起こし、ボディスラムからコーナーに登ると、タオルが藤田を投げ捨てセントーンをさせるもヨシノが避ける。ルナカがタオルの動きを止め、ヨシノが藤田にヘッドロックからロープ駆け上がり式のブルドッキングヘッドロック。さらにキャトルミューティレーションで捕らえるがこれはタオルがカット。
 ヨシノは顔面を蹴りつけていき、バズソーキックを打ち込むが、藤田がキャッチしてテキサスクローバーホールド。ヨシノはなんとかロープに這ってブレイク。
 藤田は担ぐが、ルナカがカットするとヨシノがリバースパロ・スペシャル。そのまま丸め込むが2。
 ヨシノはスクールボーイも2。

 藤田は髪を掴んでエルボー連打。ヨシノもエルボー連打でロープに押し込み、ロープに飛ぶが藤田はショルダータックルで迎撃。
 タオルが藤田をRKOでヨシノに叩き込みフォールさせるがルナカがカット。

 ルナカがダブルラリアットを狙うが、ガードしたタオルと藤田がダブルのクロスアームブレーンバスターで叩きつけ迎撃する。
 藤田はヨシノにオクラホマスタンピードからフォールも2。
 藤田はみかんでポンで突き刺し3カウントを奪った。

藤田「防衛しましたー!実は、私はUDONプロレスに参戦し始めてもう4年以上。5周年の間の4年間ぐらい参戦しているので、もう自分はUDONの一員になったつもりでいるので、今日初の東京大会、ほんとに嬉しいです。これからも、UDONプロレスに上がり続けるためにまだまだ防衛していきたいと思います」
タオル「次の挑戦者は誰ですかね?」
藤田「いる?」
タオル「いや~多分しらんあいだに監督が用意するんでしょう。ルナカ?小仲?ルナカと小仲で次は」
(銭形”ダラス”平次が乱入)
銭形「次はワイらコブラ会が、お前らのベルトを狙ってやるからなこの野郎」
(藤田がガンを飛ばして距離を詰めてきた銭形をボディスラムで迎撃)
タオル「以上ペーパーカンパニーでした。ありがとうございました~!」

第5試合


 先発はルヨシと佐々木。両者走り込んでショルダータックルのぶつかり合いからエルボーの打ち合い。ルヨシのミドルキックと佐々木のチョップの打ち合いになり、ルヨシがガットショットからロープに飛んでショルダータックル連発。受けきった佐々木がラリアットを狙うが、ルヨシがショルダータックルで倒す。
 ルヨシはフロントネックで捕らえ次郎にタッチ。

 次郎とルヨシがコーナーに振って、次郎が串刺しバックエルボーからルヨシも串刺しバックエルボー。ルヨシと次郎が交互にエルボードロップを連打し、次郎がルヨシに飛びつき合体ボディプレスからフォールも2。
 次郎はストンピング連打からエルボー連打。コーナーに振って串刺しニーからブレーンバスター。フォールも2。
 次郎はロープに振ってドロップキックも、佐々木がスカすと場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 リングに戻ると佐々木がロープに振ってゼロ戦キック。佐々木は葛西にタッチ。

 葛西と佐々木がロープに振ってダブルのショルダータックルで倒す。
 葛西は炎のコマから急所へのヘッドバッド。
 次郎がエルボー連打からチョップ連発。葛西もエルボーで返していきチョップとエルボーの打ち合いへ。葛西はヘッドバッドからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
 ルヨシが出てきてエルボー連打も、葛西は場外に投げ捨てると佐々木にタッチ。

 佐々木は背中を蹴りつけボディスラム。立ち上がった次郎とチョップの打ち合いから佐々木がソバットを叩き込みブレーンバスター。フォールも2。
 佐々木は逆エビ固めで捕らえるがルヨシがカット。
 佐々木はルヨシの顔面にビンタから葛西にタッチ。

 葛西はパイルドライバーからフォールもルヨシがカット。
 葛西はルヨシにヘッドバッドから次郎を踏みつけフォールも次郎はすぐに腕を上げ、エルボー連打からヘッドバッド。葛西もエルボー連打からヘッドバッドを叩き込み、コーナーに振って串刺しラリアット。さらに肩車するとコーナーへのフェイスバスターからロープに飛ぶが、次郎はドロップキックで迎撃しルヨシにタッチ。

 ルヨシはケンカキックからビッグブーツ。さらにエルボー連打もエルボー合戦へ。ルヨシのハイキックと葛西のエルボーの打ち合いになり、ルヨシがボディに膝蹴りからフルネルソンフェイスバスター。フォールも1。

 ルヨシはシャイニング・ケンカキックからフォールも2。
 ルヨシはインプラントを狙うが葛西が丸め込むも2。
 葛西はソバットから延髄斬り。葛西は佐々木にタッチ。

 佐々木はチョップ連発からソバット。コーナーに振って串刺しラリアットからコーナーにのせて雪崩式ブレーンバスター。佐々木はロープに飛んでラリアットも、避けたルヨシとバックの取り合いから、佐々木がハイキックも、ガードしたルヨシが延髄斬り。両者ダウン。ルヨシは次郎にタッチ。

 次郎は足踏みダッシュから佐々木の上で麺棒のようにゴロゴロ転がり、全身に麺切り包丁チョップを打ち込んでからセントーンで伸ばしてフォールも2。
 次郎はカミカゼからフォールも2。
 ルヨシが佐々木をコーナーに振って串刺しビッグブーツからブレーンバスター。さらに背中にサッカーボールキックから次郎が蒼魔刀。フォールも2。

 次郎がボディスラムからコーナーに登りダイビングボディプレスも佐々木は剣山で迎撃しトラースキック。佐々木は葛西にタッチ。

 葛西と佐々木はロープに振ってダブルのフラップジャックから葛西がロープを往復してのラリアット。フォールもルヨシがカット。
 葛西はリバースタイガードライバーからフォールも2。

 葛西はボディスラムからコーナーに登りパールハーバースプラッシュを狙うが、次郎が正面に登りエルボー連打。さらにヘッドバッド連打も、佐々木が次郎の背中にチョップから肩車してパワーボム。そこへ葛西がパールハーバースプラッシュを投下しフォールもルヨシがカット。
 佐々木がルヨシに膝蹴りを叩き込み、葛西が次郎にリバースタイガードライバーを狙うが、耐えた次郎がエルボー連打からトラースキック。キャッチした葛西がローリング・エルボーからデスペラード。さらにリップロックからリバースタイガードライバーで突き刺し3カウント。

葛西「おいUDON、ルヨシ、お前らよ、ここ新木場で、貴と葛西と、対戦することが決まって、お前ら言ってたよな?今日はいい試合するつもりではこねー。勝ちだけ狙いに来るってよ。そんなお前らのコメント聞いて、オレっちは思ったよ、お前らって、ただの恐れ知らずなのか、それともただの馬鹿なのかってよ。まあどちらにしても、貴もオレっちも、お前らみてーなやつ、かしこまった、いい子ちゃんばかりになったプロレス業界で、お前らみたいなやつ、嫌いじゃねーよ。恐れ知らずなのか、ただの馬鹿なのか、そんなことはどうだっていい。佐々木貴、FREEDOMS、葛西純に関わったからには、やっぱりよ、お前らの人生、UDONプロレスの歴史、たっぷり狂わせてーんだよ。これがどういうことかわかるか?ネクストはあるんだよ。お前らよ、今日このリング上がるまでに、勝ちだけ狙いに来るって言ってて、今日見てみろ。これが現実だ。完膚なきまでにお前らはいいとこ無く負けた。それでも東京行って、新木場でこれだけのお客さんの前で、リングで試合して、満足して帰るのか?それで満足して帰るのか?思い出作って、明日からまた平凡な日常すごす、それで満足なのか?お前らの気持ち聞かせてほしいな」

次郎「おい、葛西純、そして佐々木貴、俺はな、お前らにな、関わってな、完全に人生狂ってんだよ!おい、責任取れよお前ら!おい、俺はな、どんだけお前らにな、ボコボコにやられてもな、心はまだ死んでねーんだよ!おい、俺は心が折れるまでな、お前らの背中這いつくばってでも追いかけるから。来年、いや、10年後かわかんねーよ、俺はずっとお前らを追いかけ続ける。それまで、絶対に逃げんじゃねーぞ!」

ルヨシ「おい、おいお前ら、去年、お前が俺に何したか、この会場にいる人間も何人か知ってるだろオイ。おい、去年のこいつらの試合で鼻ぺっちゃんこにされちまってよ、今ではそのおかげで鼻筋整っちまったよ。モテモテで人生イージーモードなんじゃこの野郎。だからそのイージーを一旦おいといて、こっちはクレイジーに、もっと楽しませてやる俺が」

佐々木「まあいい、お前らの気持ちはよーくわかった。今日はUDONプロレス旗揚げ5周年記念大会にして、初の新木場1stRing、東京進出だったよな?じゃあお前ら、もう5年、あと5年後、UDONプロレス、旗揚げ10周年記念大会で、後楽園ホールで全くおんなじこのカードで、5年後にもっかい勝負しようじゃねーか!俺らはもっともっともっともっと強くなってるぞ。おい後5年、UDONプロレス、まだ継続してるか?してるか?してるか!OK、その思いのたけを全部ぶちまけて、今日のこの大会をお前らの力で締めてみろ!」

ルヨシ「よっしゃおい、おい佐々木貴よ、言っちまったからにはオイ、自分で吐いたツバ飲むんじゃねーぞオイ、覚えとけ。5年後だ。俺たちは!10周年で、解散することを公言しちまってるからよ!その最後の試合!そこで完全決着ということでいいんだなコノ野郎。そして、これは俺の流儀だがなオイ、俺たち、いや俺は!プロレス、プロレスラーは!いい仕事すんのが仕事じゃねー。な?いい試合すんのが仕事じゃねー。勝つのが仕事だ」

次郎「ルヨシも言ったけど俺たちは、10年後、解散が決定してます。それまで俺たちは、死にものぐるいで、走り続けます。東京でこうやって試合できた事嬉しいです。でも僕たちは!香川県でいつも試合やってます。東京の皆さん、香川にも是非UDONプロレスを見に来てください。よろしくお願いします。必ず、皆さんを満足して帰らせますんで、必ず香川にUDONプロレスを見に来てください。今日は皆さんありがとうございました!ではUDONプロレスの締めがありますんで、みなさんご協力をよろしくお願いします。1,2,3,UDONプロレス、皆さんで一緒に声を出してください。準備いいですか?いくぞ~!1!2!3!UDON~プロレース!ありがとうございましたー!」

<試合後コメント>

マ・ルヨシ&UDON次郎
次郎「1年前にアイツらにボコボコにされて、アイツらの背中だけを追いかけて今日ここに来たけど、アイツらの壁はまだまだ高いな。でもなあ、俺達の心はまだ死んでねえよ。アイツらがまだピンピンしてたら、アイツらがくたばるまで俺たちはアイツらの背中を追いかける。必ず俺たちがアイツらの首を獲る!それまで俺たちは突っ走るよ。そうだな?ルヨシ?」
ルヨシ「ああ。去年は俺が殺されかけたけど、今日はお前だったな。だから順番的に、次は俺を殺しに来ると思うんだ」
次郎「違うよ。今度は俺たちがアイツらを殺す!」
ルヨシ「そうだな。俺を殺しに来たタイミングがチャンスだな。その瞬間にひっくり返してやるよ」
次郎「俺たっ……」
ルヨシ「俺がっ……」(※2人同時に喋り出してしまい、顔を見合わせて苦笑)
次郎「まだ息合わないな(笑)」
ルヨシ「どうぞ(笑)」
次郎「絶対お前らの首を獲るまで俺らは死なないからな!どこまでも這いつくばってお前らを追いかけるからな!」
ルヨシ「別に仲良くなったわけじゃないからな。とりあえず5年間は、お前はライバルだ。認めてやるよ」
次郎「待ってろよ!佐々木貴ッ!葛西純ッ!」

――前回闘ってから成長を感じる部分はどこでしょうか
ルヨシ「ああ、お客さんの方を見られるようになったかな。前まではマットでお客さんとの距離が近いから、自分のことばかり考えてた。リングで佐々木、葛西と向き合ってみて、お客さんとの向き合い方も違うって気付いたよ。リングの上でアイツらと闘うと同時に、4方から見てるお客さんとも闘わなきゃいけない。目線を相手だけじゃなくて、お客さんの方にも向けられるようになったかな。これはレスラーとしての成長なんじゃないかなと思うよ」
次郎「感情をしっかりぶつけないと勝てない相手なんで。それを出し切った上でボコボコにやられてるんで、まだまだホントに全然足りないよ。どんだけカッコいい技やっても、お客さんには響かない。僕たちの感情をぶつけて闘うことがお客さんに届けるプロレスだと思うんでね」
ルヨシ「泥臭くても必死にやってくよ」
次郎「それをしっかり試合の中で出していきたいと思います」

――東京への初進出大会でもありますが、今日はウクライナからの避難民の皆様も10名お見えになられていました
次郎「ホントに、僕たちのことなんてちっぽけなくらい大変な思いをされている方たちもいっぱいいると思いますんで、そういった方々を勇気づけるために僕たちはリング上で全力で闘うだけだと思っていました。それが少しでも響いていれば嬉しいと思います」
ルヨシ「この話聞いたの大会の3日前だったよ(笑)」
次郎「言葉は通じなくてもプロレスは見るだけで伝えられるものだと思うから、それをしっかりリング上で見せられたかなと。結果は負けちゃったけどね……」

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