ウクライナ避難民にもエンタメを!香川のプロレス団体が避難民の無料招待を発表
2018年3月に香川県にて旗揚げし、数々のご当地レスラーを世に輩出したUDONプロレスが旗揚げ5周年を記念してついに東京に初進出する。3・12新木場1stRINGにて12時半より大会を開催するが、この興行にウクライナ避難民を無料招待することが決定した。
現在日本には戦争に巻き込まれたウクライナの方々が避難民として滞在しているが、衣食住のケアはあれども心のケアが難しい問題でもある。そこでプロレスという言葉が通じなくても万国共通でわかるエンターテイメントに招待し、日頃の鬱憤を晴らしていただこうとZERO1など様々な団体が働きかけている。
今回無料招待が決まった件についてUDONプロレスのUDON次郎代表は「プロレスは、言葉が通じなくても楽しんでいただけるエンターテイメントです。昨年のロシアによるウクライナ侵攻から日本に避難されているウクライナの方々に少しでも私たちにできることがないかと日々考えておりました。UDONプロレスは小さな団体なので、大きなことはできません。ただ何もしないより今自分たちに何ができるかを考えました。言葉が通じなくても私たちのプレイを見て頂く中で、日本の文化や四国の文化に触れて頂き、身近に感じていただければ嬉しいです。私たちは一日も早く平和な日々が訪れることを願っております。その時はぜひUDONプロレスのリングで平和の大切さや尊さを伝えに来てください」と思いを語った。
支援の詳細に関しては、ウクライナ大使館が公認する支援マッチングサイト『デジタル大使館』に掲載され、全国の避難民に情報提供されることも決定した。
<デジタル大使館内『UDONプロレス』特設ページ>
https://digitalembassy.or.jp/ja/getsupport/Institutional/posts/-wwi1FtK