「お前もすぐクソババアになんだよ!」16歳のJK悪童レスラー・吏南から“クソババア” 呼ばわりを受け25歳の王者・壮麗亜美がショック隠せず

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 10日、スターダムが後楽園ホール大会を行い、壮麗亜美がフューチャー・オブ・スターダム王座の3度目の防衛に成功した。

 フューチャー王座は20歳以下もしくはキャリア3年未満の選手を対象にした王座。2020年8月デビューの壮麗が昨年10月に羽南のV11を阻止して悲願の王座戴冠を果たし、琉悪夏、桜井まいを倒して2度の防衛に成功。王座を保持できる今年8月までの期間でフューチャー新時代を築くべく奮戦している。

 今回壮麗に挑戦することになったのは、177cmの“ヒューマン・タワー”レディ・C。
 レディは2020年11月デビューの若手だが、昨年からのタッグリーグ、6人タッグリーグの激戦を経験して急成長。特に6人タッグリーグで越境タッグを組んでいたひめかの引退を前に、「このベルトを巻くことでひめかさんに恩返ししたい」と決意を語っていた。


 互いにしっかりと握手を交わしてゴングが鳴ると、互いに積み上げてきた基礎力を試し合うかのような丁寧なグラウンドレスリングが展開されていき、壮麗がアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げればレディも拷問コブラツイストやチョークスラムでやり返す。
 レディがジャイアント・バックブリーカーでギブアップを迫るが、壮麗は振り払ってラリアット。さらにブルーサンダーボムから雷の如く(※変形パイルドライバー)で3カウントを奪った。

 試合後、壮麗はレディと固く握手を交わし、互いに人差し指を立てて再戦を誓い合う。
 その後、この日の第1試合で行われた次期フューチャー・オブ・スターダム選手権挑戦者決定3WAYバトルを制した吏南がリングへ上がり、「お前がフューチャーのベルト持ってて、全く面白くねーんだよ。フューチャーはもっと若手で争って注目されるべきベルトだから、この吏南様が巻いて、もっとフューチャー戦線盛り上げていきます。テメーの出番はもう終わりだよ、クソババア!」と宣戦布告。

 16歳の吏南からクソババアと呼ばれてショックを隠せない様子の壮麗(25歳)は、「私は吏南が一番最初に噛みついてきてくれたときから吏南とやりたいと思ってたからもちろん大歓迎です。でも、クソババアねえ……私もそんなふうに言われる歳になったんですね……。でもお前もすぐクソババアになんだよ!」と切り返す。

 2人はベルトを挟んでにらみ合うが、壮麗が握手を求めると吏南は顔面にツバを吐きかけて返礼。若者同士の世代間闘争は苛烈なものとなりそうだ。

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