12・27後楽園でガンジョVSアイスリボンの熱き戦いが勃発!「プロレスでハッピー!」VS「ウィーアー・ガンバレ☆プロレス!」
21日、ガンバレ☆プロレスが都内・御茶ノ水道場で12・27後楽園ホール大会に関する記者会見をおこなった。会見には6人タッグマッチで対戦するガンプロのまなせゆうな、春日萌花、HARUKAZEとアイスリボンの石川奈青、真白優希、松下楓歩が出席し、それぞれが意気込みを述べた。
敵地に乗り込む松下は「まなせさんが“アイスリボンの最前線3人”と書いてくださってくれたことはとてもうれしかったです。キャリアが浅くて他団体さんへの参戦もまだまだ少ないです。でも、アイスリボンを背負っている自負はあります。何よりアイスリボンをガンプロさんのファンの皆さまにも知ってほしい、見てほしいという気持ちです。アイスリボンをどっぷり背負って、熱い熱い女子プロレスをお届けしたいと思います」と話した。
石川は「ガンプロさんに初参戦させていただいてうれしく思っています。まなせさんとはアイスリボンでは何度か対戦がありまして、その度に悔しい思いをしています。そのなかでガンプロさんの試合でアイスリボンをもっとアピールして、勝利をつかみたいと思います。そして同期の真白優希が年末に引退するんですけど、タッグとして組むのはこれで最後になると思うので、同期の絆を最後に見せつけたいと思います」と勝利宣言。
真白は「12月31日で引退する真白優希でーす。引退前にガンプロさんの後楽園に参戦できるのがとてもうれしく思いまーす。私も引退前で熱くなっているので、熱いガンプロさんと闘えることをうれしく思います。3人とも初対戦なんですよ。引退前に3人を真白ワールドに染めたいなと思っているので、私を感じてください」と述べた。
対するHARUKAZEは「私はガンプロに来る前はけっこう女子団体に参戦していたんですけど、ガンプロ所属になってから女子団体に出た時、“男女混合団体か。僕たち女子プロレスが好きなんだよね”ってお客さんが来てくれなくなったことがあって、私はそれが本当に悔しくて。ガンプロは男子プロレスとか女子プロレスとか、そんなものを越えた存在だし、見てくれたら絶対に面白いと思ってもらえる団体なんですよ。そこで来てくれなくなったことで、この素晴らしさを伝えられない現状がすごく悔しい。今回アイスリボンさんが参戦してくれたことで、女子プロレスを見て来たお客さんが来てくれる素晴らしいチャンスをいただいたと思ってます。私たち熱いガンジョの絆の結束力はすごいので。私たちが輝いて、アイスさんのファンの人も私たちのファンの人も巻き込んで、私たちが勝って素晴らしい試合を届けたい」とコメント。
春日は「12月27日、この時期は昔の暦『二十四節気』では冬至、それを細かく分けた『七十二候』では「麋角解(さわしかのつのおつる)」になります。お正月を前にして真白優希の『雪』、石川奈青の清らかな『青』、松下楓歩は縁起物の『松』。この3人が集まってくれたカードですから、この試合を見なかったら年は越せません。それに対する私たちは“ガンジョ、バリバリファイアー”だ。なんでこんなに燃えてるか分かる? 冬至は昼の時間が短いのですが、地球と太陽が一番近いのは冬なんです! 我々はもう仕上がってます。燃え上がってます。“ガンジョ、バリバリファイアー”。ガンプロ、ガンジョのリングの熱さにビビるなよ」とキッパリ。
リーダー格のまなせは「2022年ガンプロ最終興行の後楽園大会。2022年は私にとって初めての経験が多かった。初めて参戦させてもらった団体がマーベラス、アイスリボン。たくさんの経験を積ませてもらいました。アイスリボンのリングではトトロさつき選手と一緒にタッグのベルトを巻いて。そしてまた挑戦するところまで頑張って自分たちで来ました。たくさんの経験をさせていただいてアイスリボンに感謝しています。アイスリボンで学んだ“プロレスでハッピー”という気持ちと、“プロレスをメジャーに”のガンバレ☆プロレスが融合したらどうなるのか、ずっと考えていたんです。ガンプロ最終興行にこの最前線の3人が上がってくれることがとてもうれしいです。でもこの6人の試合は最初で最後。真白選手が年内で引退ということで。セコンドついて、くれてお水渡してくれるぐらいの接点だったので、やっと会えるのがこの引退ロード真っ最中の真白ちゃんなんです。だから真白ワールドを体感したいし、12月31日の最後まで真白ワールドで完走してもらえるとうれしいと思っているので、ガンジョの3人で真白ちゃんの引退ロードを走れたらいいなと思います」と熱く語った。
すると、ここで真白が「え?」とまなせのコメントに割って入り、まなせを立たせると「なんでそんなしんみりしてんだよ! 熱い女でしょ! 私は引退するけど、今日赤パンツで燃えているんですよ! 燃えてますよね? 熱い女だからそんなしんみりしないで、私の引退とか関係なく熱く来てくださいよ!」と鼓舞。
これにまなせは「真白ちゃんの赤いズボンとその気持ちで思い出したよ! 真白ちゃんはこれからも真白ちゃんなんだよ! 真白ちゃんは真白ちゃんのままで走り続けるために私が燃えてないとどうするんだ! 私たち6人でアイスリボンの炎とガンジョの炎がぶつかりあって、12月27日後楽園が一番熱い、熱い場所にしてやるんだ! この6人で熱い試合しようぜ!」と叫んだ。
まなせが「プロレスでハッピー! ガンバレ☆プロレス!」と勝手に締めようとすると、本家のアイス勢から待ったがかかり「プロレスでハッピー! アイスリボン!」と唱和。これに負けじとガンジョ勢が「ウィーアー・ガンバレ☆プロレス!」と叫ぶと、そこから互いに意地を張り合い、「プロレスでハッピー! アイスリボン!」「ウィーアー・ガンバレ☆プロレス!」を両軍が叫び続けるなか、会見はお開きとなった。