BreakingDownの“胸毛ニキ”八須拳太郎が凱旋勝利で会場熱狂!1月の大阪初進出に因縁の相手を指名!

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 22日、東京都・新木場1stRINGにて『SOD×P.P.P. TOKYO Spicy Blue Moon~蒼天の彼方へ~』が開催され、“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が先輩から大金星を挙げた。

 八須は全日本パワーリフティング83kg級2位の実績を持つパーソナルトレーナー。高校卒業後に某プロレス団体に練習生として入団した過去があり、デビューには至らなかったもののプロレスラーになりたいという思いを持ち続けていた。そして、昨年30歳にしてついに『P.P.P.TOKYO』でプロレスデビュー。
 今月3日に行われた朝倉未来主催の“1分間最強”を決める格闘技大会『BreakingDown6』オーディション時のスパーをわずか10秒で勝利して実力で手にし、本戦でも圧倒的な強さでKO勝利。“胸毛ニキ”としての濃いキャラクターや朝倉未来とのコラボ動画などでも話題になっており、現在最も注目度が高まっているプロレスラーの1人となっている。

 この日は、八須拳太郎&大門寺崇vs大谷譲二&吉田綾斗のタッグマッチが実施。
 元より会場人気が高かった八須だが、今大会はBreakingDown効果もあってか多くの新規客が詰めかけており、超満員札止めとなった会場からは大きな八須コール。初参戦の吉田が思わず「人気スゴいな……」と驚きの言葉を漏らす場面もあった。

 試合序盤、八須は吉田&大谷の息の合ったコンビネーションに苦戦するも、大門寺が献身的にサポート。八須が得意とするアルゼンチン・バックブリーカーで担いだ状態でスクワットしてから放つバックフリップが炸裂すると会場は大きく沸いた。
 終盤には最もキャリアの浅い八須がまたも集中攻撃を受ける展開となるも、吉田のジャンピングニーを回避して大谷へ誤爆させ、その隙にフランケンシュタイナーで飛びついて大谷から3カウント。約7倍のキャリアを持つ大谷から大金星を挙げた。

 ホームであるPPPでは初勝利を挙げた八須は、今回の勝利を「ラッキーだった」と謙遜しつつ「日々努力して本気で頑張って、ホントに誰が見ても勝ったと言えるような試合ができるように頑張ります」と意気込み。

 さらに、“Mr.BreakingDown” 川島悠汰との対戦を熱望していることについて触れられると、「BreakingDownに次出られるならこの勢いで頑張っていきたいと思いますし、誰が相手でも必ず勝てるようにしていきたいです」と必勝を誓った。

 P.P.P.TOKYOはプロレス界の外から多くの新規ファン獲得に成功しており、『BreakingDown』や6万人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント『東京コミックコンベンション(コミコン)』への出展決定など破竹の勢いで成長中。
 来年5月16日には初の後楽園ホール大会開催も発表しているP.P.P.TOKYOの今後の勢いに期待したい。

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