渡瀬瑞基がジャクソンに直接敗北し、12・27後楽園でのガンバレ王座戦の前に黄信号点灯!
ガンバレ☆プロレス暮れの大一番、12・27後楽園ホール大会でハートリー・ジャクソンからスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座奪還を目指す渡瀬瑞基に黄色信号が灯った。
19日、千葉・2AWスクエア大会のメインイベントで渡瀬はジャクソンとタッグマッチ(ジャクソン&諸橋晴也VS高岩竜一&渡瀬)で対戦。ジャクソンの巨体に終始圧倒された渡瀬はパートナーの高岩竜一との合体ブレーンバスターを決める場面もあったが、その高岩もジャクソンの両腕ラリアットで排除されてしまうと、強烈な振り抜きエルボー連打からカウンターのラリアット、さらにはジャンピング・パイルドライバーと畳みかけられ、3カウントを聞いた。
ジャクソンは試合後、「これでもまだ本当にこのベルトを懸けて俺とやりたいのか? これでオマエをぶちのめしたのは2回目だ。同じことが3回続くだけだ」と罵倒。コメントブースでも「今まで感じてきたガンバレ☆スピリット、どうしても俺を倒したいという気持ちが感じられなかった。今回の挑戦者には自分のスタイルで勝てる確信を今一度持った」と豪語し、「12月27日後楽園ホールでワタセを倒した後は、ここの団体を立ち上げたラスボスを連れてこい」と大家健を対戦相手に指名。
一方の渡瀬はバックステージで「技術、デカさじゃなくて気持ちで負けました。ガンプロ背負うならそこだけは負けちゃいけない」と落胆。残すは本番まで12・3横浜大会のみ。「また組んでもらえるんですかね? 前哨戦なんて言ってたらまた気持ちでやられる。タイトルマッチ以上に熱くしないと。気持ちで絶対に負けない」と渡瀬はリベンジに燃えていた。
また、『ガンジョ三大シングルマッチ』でYuuRIがHARUKAZEの腕攻めに耐え、ロコモーション式で諦めずに丸め込んでフォールを奪い、悲願のシングル初勝利をゲット。まなせゆうなと対戦したP.P.P TOKYO所属のエチカ・ミヤビは真っ向勝負を挑み、ラリアットの前に轟沈したが、まなせからの「一緒にガンプロでやろう」との呼びかけに「ガンプロ☆ドリーム掴みにきたのでこれからもお願いします!」と今後のガンプロマットへの参戦を熱望した。
なお、今大会では12・27後楽園ホール大会で練習生の中村宗達(なかむら・むねたつ)のデビューが発表された。中村練習生は21歳の現役大学生。2021年からDDT10代プロジェクトに参加し、10代メンバーと1年半練習を積み重ね、今年からはガンバレ☆プロレスの練習にも参加し、ガンバレ☆プロレスの所属としてデビューする。中村練習生は「デビュー戦では熱い試合をしますのでご声援よろしくお願いします」と挨拶した。