アントニオ猪木さんを偲ぶ通夜・告別式に選手・関係者ら358人が参列。田中ケロリングアナの最後の選手コールとともにお見送り
13日、故・猪木寛至さん(アントニオ猪木さん)を偲ぶ家族葬が都内斎場で行われ、ご遺族の他、元レスラーの坂口征二氏、弟子の藤波辰爾氏、故人が創設した新日本プロレスのレスラーなどゆかりのある面々が参列。
祭壇には故人の象徴である、真っ赤な闘魂タオルをイメージした装飾が彩られ、その上に3種類(プロレスラー時代、国会議員時代、タレント時代)の写真が遺影として並べられた。
喪主を務めた実弟の啓介氏の焼香の案内の後、各人が故人の前で焼香を焚き別れを偲んだ。戒名は『闘覚院機魂寛道居士(とうがくいんきこんかんどうこじ)』となった。
そして翌14日には、猪木さんの告別式が都内斎場で行われた。
喪主を務めた啓介氏の焼香の案内の後、各人が故人の前で御焼香が行われ、お花によるお別れ会を実施。
参列者が棺の中に眠る猪木さんの胸元に闘魂タオルを置き、そして猪木さんの象徴だった真っ赤な花を棺のスペースいっぱいに手向けた。
その後、猪木さんのテーマ曲『炎のファイター』が流れる中、赤い闘魂タオルを巻いた元レスラーの坂口征二氏、弟子の藤波辰爾を含め、新日本プロレスのレスラー、OB、多くの関係者が棺を運び、霊柩車は新日本プロレス・IGFでリングアナを務めた田中ケロリングアナのコール(「永遠なれ闘魂!アントニオ猪木ーッ!」)で乗棺。そして火葬炉に入る前に最後のお別れの挨拶、一回限りの御焼香でお見送りを行った。
【主な参列者】
<通夜>
新日本プロレス:木谷高明、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、中邑真輔(現WWE)
OBおよび関係者:坂口征二、藤波辰爾、佐山サトル、前田日明、小川直也
著名人:川畑要(ミュージシャン)、デヴィ夫人
政治家:野田佳彦(元総理)、長浜博行(参院副議長)、武田良太(元総務大臣)、鈴木宗男(参議院議員)
<告別式>
新日本プロレス:棚橋弘至、オカダ・カズチカ、中邑真輔(現WWE)、永田裕志、天山広吉
OBおよび関係者:坂口征二、藤波辰爾、小川直也、藤田和之、藤原喜明、武藤敬司、佐々木健介、高田延彦、蝶野正洋、澤田淳士
著名人:川畑要(ミュージシャン)、古舘伊知郎、江本孟紀、亀田興毅、北の富士勝昭
政治家:玉木雄一郎(国民民主党)、鈴木宗男(参議院議員)
(※敬称略)