上野勇希が高梨将弘を破り、UNVERSAL王座を奪還! 9・25後楽園で英国の“バレエダンサーレスラー” カーラ・ノワールと初V戦へ
DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。上野勇希が高梨将弘を破り、DDT UNVERSAL王座を1年ぶりに奪還。9月25日、東京・後楽園ホールで英国の「PROGRESS Wrestling」などのインディー団体で活躍するバレエダンサーレスラーの“ロイヤルブラックスワン”カーラ・ノワールと初防衛戦を行うことが決定した。
王座奪取に燃えた上野がエプロンでネックブリーカー、フロッグスプラッシュで攻め込めば、高梨もバックドロップなどで対抗。さらに高梨は木曽大介レフェリーを巧みに使ってタカタニックを決めさせ、自らもタカタニックを狙うも、上野が阻止。上野がブリザード・スープレックスから変型ボム。丸め込みの応酬から、高梨が再度タカタニックにいこうとするも、踏ん張った上野はドロップキックからWRを決めて3カウントを奪取。大先輩の高梨を制して、UNIVERSALのベルトを取り戻した。
上野は「高梨さんのことをDDTの歴史だと思っていて、高梨さんとタイトルマッチをして、それを知れてよかった。高梨さん、リップサービスじゃないんで、年内タイ、シンガポール、東南アジア、呼んでください」とマイク。
バックステージでは「高梨さんからベルトを獲ったからには、どこの国から来ようが、どんな信念をもったヤツが来ようが、僕が面白いと思ったこと、自分の信念に近づけるチャンピオンになります。タイ、英国、米国にも行って、UNIVERSALのベルトを知らない人が知って、僕の宝物だと思うものを、みんなの宝物になるきっかけになれば…」と意欲を見せた。
同王座はその名の通り、“ユニバーサル”なベルトとして、2020年2月に新設されたものの、コロナ禍で海外との往来ができず。ここにきて、ようやく本来の形で進んでいくことになりそうだ。