元空手世界王者・長野じゅりあ、渡辺未詩とのシングル戦に臨むも初の自力勝利ならず!
東京女子プロレスが6月19日、東京・後楽園ホールで「Additional attack '22」を開催。元空手世界王者で女優、看護師、TikTokerとしても活動する長野じゅりあがプロレスデビュー5戦目で、渡辺未詩との一騎打ちに臨むも敗退し、初の自力勝利はならなかった。
先のサイバーファイトフェス(同12日、さいたまスーパーアリーナ)ではタッグマッチで自軍が勝って初勝利を挙げた長野は、この日はシングル戦に臨んだ。序盤から得意の蹴り、突きで攻め込んだ長野だが、グラウンドに持ち込まれると形勢は不利に。5分過ぎには蹴り、突きからドロップキックを繰り出すも、カウントは2。さらにブラジリアンキックを狙うと、それをかわした渡辺がジャイアントスイングでぶん回すと、カナディアン・バックブリーカーで絞め上げ、長野はたまらずタップ。
長野は「手も足も出ないというか、怪力過ぎてどうすることもできなくて。気付いたら上にいたりとか回されたりして。筋トレとかも大事だなって思った。悔しい気持ちはあるんですけど、ちょっとでも近づけるように練習していこうかなって思います。この間、タッグで初勝利を挙げて、この勢いでシングルで勝ちたかったって気持ちはあるんですけど。次、シングルで初勝利できるように頑張りたいと思います」と前を向いた。
渡辺は「戦ってみて、気持ちも強かったですし、いろんなわらじを履いてますけど、プロレスラーとしても一人前というか、まずは勝ちから狙っていってほしいので。より努力して、プロレスに対しても挑み続ける長野さんを楽しみにしたいと思います。(打撃は)効きました。空手は一流のものをもってるので、空手とプロレスをより両立していくのが楽しみだと思ってます」と話した。