「親子同時所属ってなかなかない」望月成晃の息子・リョートがデビューし親子タッグで悪冠一色から勝利!

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 3日、後楽園ホールにて『闘龍門、再会。vol.2』が開催。メインイベントでは望月成晃の息子である望月リョートがサプライズデビューを行った。

 この日のメインイベントでは近藤修司&大鷲透&“brother”YASSHI&高木“ジェット”省吾の悪冠一色と、望月成晃&望月享&神田裕之&江藤成春のM2Kによる対戦が発表されており、江藤はこの日デビュー戦となる謎の新人として注目を集めていた。
 リングに現れたM2KにYASSHIが「この大事な闘龍門の興行のメインイベントにオイ、無名の新人が入ってんねんこのカス野郎。顔じゃないんじゃ」と挑発していくが、望月成晃が「こいつはただの新人ではないんだ実は。そしてこいつの名前は江藤成春ではない。こいつは、正真正銘、俺の息子・望月リョートだ」と紹介すると会場が驚きの声と拍手に包まれる。
 さらにM2KがM3Kに変更になることと、M3Kのリングネームが全員下の名前がカタカナになることでわかりやすくなると発表された。

 試合が始まるとリョートの実力を試すように悪冠一色が一人ひとりリングに出て戦っていき、リョートが空手仕込みのミドルキックを打ち込んでいくと、父・マサアキもリングに上がり連携キックで攻め立てる。
 ならばとYASSHIがマサアキ、リョート、ススムの望月トリオをまとめてサンタマリア(=3人同時急所攻撃)で捕らえると、悪冠一色総出でリョートにストンピングを落としていくが、マサアキがリョートの上に覆いかぶさり盾となって息子を守る。勢いにのった悪冠一色が連続攻撃を行うも、ジェットのナックルにマサアキが右ストレートのカウンターを合わせ、リョートが父親譲りの三角蹴りを発射。さらにススムがカミカゼからヤスシがダイビングエルボードロップを投下し、マサアキがツイスターで突き刺すとリョートをジェットの上に投げ捨てる。そのままリョートがフォールし、見事デビュー戦で3カウントを奪った。


 マサアキは「後楽園でデビュー戦、メインで勝利。なかなかの逸材だと思いますよ」と親バカっぷりを早速発揮するが、そこへウルティモ・ドラゴンが登場すると「望月3人居たらややこしくないかな?実は彼の名前考えてきたんだ。望月ジュニア。ドリー・ファンク・ジュニアだって、ドリー・ファンクの息子だからドリー・ファンク・ジュニアなんだ。望月の息子だから望月ジュニア。簡単なんだ。わかりやすいでしょ?」といきなり改名を行う。
 正式なリングネームが望月ジュニアとなったリョートは「まだまだ親父みたいにはいかないですが、これからススムさんや神田さん、先輩たちに負けないように、M3KとしてDRAGON GATEかき回していきたいと思うんで、これからも応援よろしくお願いします」とコメント。

 デビュー戦を間近で見た父・マサアキは「息子の存在も結婚してる事すらも特に公表してなかったけど、俺はやっぱりこのサプライズを持ってくるために20年頑張ってきたんだよ。俺のDNAをしっかりこいつに埋め込んでこれから一気にトップまで俺が押し上げるんで。藤波辰爾さんや百田光雄さんなど親子同時でやられてる人いますけど、こうして全国シリーズやって親子同時所属っていうのもなかなか居ないと思うんで。俺の経験とこいつの若さと、最強DNAがあれば多分ベルトの方から寄ってきてくれると思う」と、親子タッグでのベルト戴冠も視野にいれた。

 空手とバレーボールをバックボーンに20歳でデビューした望月リョート改め望月ジュニア。DRAGON GATEにはスーパー・ストロング・マシーンの息子であるストロングマシーン・J、維新力とジュリアナ詩子(穂積詩子)の息子である飯橋偉進&飯橋理貴も所属しており、二世たちの活躍に注目が集まる。

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