「プロレスは痛いんだ!」20歳の美少女レスラーがデビュー2ヶ月で元WWEスーパースターと試練の対戦!
28日、大田区総合体育館にて『STARDOM Flashing Champions 2022』が開催。20歳の新人レスラー天咲光由の試練として、元WWEスーパースターのKAIRIとの試合が組まれた。
天咲はスターダム13期生となる期待の新人であり、今年3月に林下詩美戦でデビュー。デビュー戦からメインイベントという大抜擢であり、ミラノコレクションA.T.直伝のイタリアンストレッチやAZM直伝の天聖(=超高角度ペディグリー)など多彩な動きを見せるとルックスも相まって人気選手に。
その天咲が詩美とタッグを組み、WWE帰りのKAIRIとスターダムのベルト戦線を牽引してきた中野たむのタッグと対戦することになった。
試合は天咲とたむの攻防から始まり、若干怯えたような天咲の強烈なビンタを受けたたむが優しくいなしていく。
KAIRIは天咲のエルボーやドロップキックを受けきっていき、逆エビ固めやアンクルホールドとじわりじわりといたぶる。天咲も馬乗りになりエルボーを落としていくと、腕ひしぎやイタリアンストレッチとなんとか食らいついていくが、最後はKAIRIがカットラス(=高速裏拳)を叩き込みインセインエルボーを投下し3カウントを奪った。
涙目になってうなだれる天咲にKAIRIは「プロレスは痛いんだ。だけど、それが溜まって溜まって、負け続けて、悔しい気持ち、痛い気持ちをためて、それで勝つから、みんなが感動するんだ。だからプロレスは面白いの!」と、かつての自分を思い出したような感情のこもったアドバイス。
これを聞いた天咲は「すごく痛かったんですけど、KAIRIさんが仰っていた通り、プロレスのこと面白くて楽しいものだと改めて思いました」と真っ直ぐな目をして答える。
さらにKAIRIは詩美とのシングルやたむとのタッグ継続を示唆し、今後のスターダムへの参戦に意欲を見せた。