KO-Dタッグ王座を争うクリス&高梨組と秋山&岡田組が舌戦を展開!挑戦者組「チャンピオンシップを見て感動するような景色をつくりたい」

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 DDTプロレスが4月20日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」(5月1日、横浜武道館)に向け記者会見を開き、KO-Dタッグ王座を争う、王者のクリス・ブルックス、高梨将弘組と、挑戦者の秋山準、岡田佑介組が舌戦を繰り広げた。

 岡田は「挑戦表明したときから、バックステージのコメント、SNSでも散々言って、言い足りない部分もあって。熱が僕のなかで上がってきて、それを発信し続けてきたんですけど、チャンピオンチームからのアクションは薄っぺらいものだなと。タイトルマッチをやるにあたって、熱量があって、盛り上がっていくもんだと思うんですけど。高梨さんからはぐうの音も出ないと。チャンピオン自ら、そういうことを発信して。作戦なのかもしれないけど、チャンピオンがそんなこと言ってどうすんのって。チャンピオンの熱量に疑問があるんで。このタイトルマッチでベルトは必ず奪取したい」と疑問を呈した。

 秋山も「僕は彼らに散々言ってきたので。彼らにどうやって、このタッグを盛り上げるのかを聞きたい。チョコプロの方を君たちは盛り上げてるみたいだし。君たちからは何も話はないけど、(チョコプロの)さくらえみから俺にコメントが来るという。そういうのがあったので、ここでヤル気を聞かせてもらいたい」と話した。

 高梨は「秋山選手が言われてるように、レフェリーを使う行為にお怒りだったと。僕たちは巧さを表現したいとか盛り上げるためにやってるわけじゃなくて、勝ちたいから。たまたま、そこに木曽(大介=レフェリー)さんがいるからやってしまってるだけ」と語った。

 そこで、秋山から「たまたま、そこに松井(幸則=レフェリー)さんがいてもやるのか? なんなら和田京平さんがいてもやるのか?」と問われると、高梨は「そのときになってみないと分からない」と回答。さらに、秋山が「やるんだったらやれよ。木曽さんにだけやって、松井さん、和田さんがいて、やらないんじゃなくて。それがスタイルというなら、それを通せよ」と突っ込んだ。高梨は「そのときそのときに、一番勝てる方法を選んでると思っております。実際僕たちはそんなに勝ってるチームというわけでもないんで、どんな手を使ってでも」と答えた。

 岡田は「レフェリー使ってどうこうとかを、初めてプロレスを見に来た人が見たら、プロレスなめられるでしょうって。俺はプロレスをなめられるの腹立つんです。プロレス見てない人にプロレスを届けるために俺はやってる。プロレス見てない人になめられちゃダメなんです」と力説。

 クリスは「僕はDDTが25年間、既存のプロレスファンを驚かせるようなことをやり続けてることにインスパイアを受けて英国からやってきた。それこそがDDTのスタイル。プロレスを否定していることにはならない。レフェリーが巻き込まれるのは偶然であって。ワダ・キョウヘイレフェリーが我々の試合を裁くようなことがあれば光栄なことで、僕がファンだったら、ワダ・キョウヘイさんのヘッドシザースが見れたらうれしい」と独自の見解を示した。

 ここで、会見を生配信していたYouTubeにさくらから、「王者になった後の展望が聞きたい」とコメントが入ると、秋山は「僕は入ったときから、チャンピオンシップを見て感動して。先輩方がやったタイトルマッチを見て感動して、泣いてた人もたくさんいて。この前の遠藤(哲哉)と竹下(幸之介)の試合を見て、泣いてる人がいて。僕はチャンピオンになったら、そういう景色をつくりたいと思います。レフェリーを使ってやる試合ではそれを生まないと思ってるから。それでも、君たちはそういう風にやると思ってて。お互いに違うスタイルの人間がリングで戦うのも面白い。さくらえみさん、僕がチャンピオンになったら、そういう試合をしたいです」と述べた。

 それに対し、高梨は「相手のスタイルには、こっちにもリスペクトがあって。もしも自分たちが負けたってなったときには、見ていて感動させていくようなスタイルのチャンピオンになっていくんだなと。僕たちは変わらないだろうけど、そのときはお二人の腰に巻かせていただきたいなって思いました」と締めくくった。

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