大家健、渡瀬瑞基とのわだかまり氷解も・・・ササダンゴに一喝され、5・3後楽園でM坂井と一騎打ちへ
ガンバレ☆プロレスが4月9日、東京・新木場1stRINGで「クライ・ベイビー2022」を開催。大家健と渡瀬瑞基が戦いを通して、わだかまりが氷解したものの、今度はスーパー・ササダンゴ・マシンが大家を一喝。素顔のマッスル坂井として、5月3日の後楽園ホール大会で大家と一騎打ちに臨むことが決まった。
3月26日、新木場でのタッグマッチ(大家、バリヤンアッキVS岩崎孝樹、渡瀬)で、渡瀬が大家をフォールし、バックステージで「大家健! 神輿に担がれてるときはすごいレスラー。俺もそう思ってたけど、今のガンプロはそうじゃなくて、主役になれる選手がゴロゴロ転がっている。そのなかで大家健が代表でいたいんだったら、気合入れ直さないと。もうあの頃の大家健だと思ってないし、代表を辞めたほうがいい。それでも代表でいたいなら気合いを見せてほしい」と噛みついた。大家は売られたケンカを買って、この日、シングルマッチで渡瀬と対戦。
試合は両者の感情がぶつかり、壮絶なエンドレスのエルボーの打ち合いに発展。10分過ぎには今度はヘッドバット合戦を繰り広げ、大家がヘッドバットを連発。チャンスと見た大家はドラゴン・スープレックスから炎のスピア2連発で渡瀬を仕留めた。
渡瀬は「この大家健を待ってたよ。今日改めて思った。ガンプロに来てよかった。これからもよろしく、大家代表」とマイク。大家は「俺さ、こんな試合したくてプロレスラーになったんだよ。プロレス始めて20年経つんです。これまで成し遂げたみたいなことは全く自分のなかではありませんでした。今日、渡瀬と45歳の俺が、自分のやりたい試合ができたってことは、なんとかして成し遂げられるかもしれないなんて思ってました。このまま5月(3日)の後楽園、7月(10日)の大田区、成功させたら、何かを成し遂げることができたことになるんじゃないでしょうか?」と発言。
すると、ここでササダンゴが登場し、「大家健、何で俺がここに来たか分かってるか? ここ1、2年のアンタのプロレスを見て心配してた。そんなもんじゃねぇだろ。サイバーファイトに言われて来たんだよ。ガンプロ大田区大会、俺は今のアンタにガンプロの主役っぽさを感じない。俺の知ってる大家健はそんなもんじゃない。#大家帝国の頃よかたっよ。KO-D獲った頃よかったよ。でもアンタはまだまだこれからなんだよ。大田区のメインに立たなきゃいけない。でも、今のオマエからそこにオーラは感じない。貴様と5・3後楽園でシングルマッチがやりたい。でも、このマスクはちょっと視界が悪いんで、マッスル坂井としてやりたい。俺たちはもういい年だよ。若いヤツら後輩、どんどん来てるよ。俺たちだって小細工しねぇ、体と体をぶつけ合うプロレス見せようよ!」としてマスクを脱いだ。2人は互いに張り合って、5・3後楽園での一騎打ちを約束した。
また、5・3後楽園の追加カードとして、大谷晋二郎、渡瀬組VS石井、岩崎組(大谷晋二郎ガンプロ復帰戦)、まなせゆうな、YuuRI組VS朱崇花、上福ユキ(VENYU)が決まった。