千葉を支配する悪の王国の王座独占体制は崩せず!シングル三冠王者へ正義のトマトが立ち向かう!
23日、千葉県・2AWスクエアで『GRAND SLAM in 2AWスクエア』が開催され、吉田綾斗&THE・アンドリュー"キング"拓真が2AWタッグ王座の防衛に成功した。
「自分たちがルールだ」と主張する“THE RULE”の吉田&キングは自らのルールに則った無法行為で2AWを荒らし回っており、正義のユニット“紅炎”との抗争へ突入。
“紅炎”の花見達也&仁木琢郎のタッグ王座挑戦が決まり、16日に行われた前哨戦では仁木がTHE RULEのナカ・シュウマから勝利して弾みをつけており、現在団体内すべてのベルトを保持するTHE RULEの牙城を崩すべく気炎を上げていた。
試合は地力と実績で勝る吉田&キング組にと、若さと勢いで勝る花見&仁木の戦力が拮抗し一進一退の攻防が展開。両軍のタッグワークや連携が光る好試合となったが、最後はキングがパイルドライバーで仁木を沈めた。
試合後、マイクを取ったキングは「確かに強かった。仁木琢郎、奴は未来のエース…かもしれないな。そんなことはどうでもいい。あいつらは強かった。だが私たちの方が強かった。それだけだ。次の戦いはもう決まっている。あの2人にこのベルトを取ることは出来ないだろうな」と自信たっぷりに挑発的な勝利の演説。
これを受けて現れたのはBUG’s MUTATIONの本田アユム&CHANGO。
CHANGOは「今、俺たちの噂してました?王様、お久しぶりです。誰にも求められていない王冠と王様まーだやってるんですね!23日TKPでタッグタイトルに挑戦してやる。2AWの未来を劇的に変化させるのは俺たちBUG’S MUTATIONだ!」と挑戦表明。
ラフファイトも辞さない実力派の王国タッグ王者に対し、トリッキーなテクニシャンタッグが挑む熱戦が期待されるカードが決まった。
そして、梶トマトの2AW無差別級王座挑戦表明に対し、王者・入江茂弘はこの答えを保留していたが、その答えは本日の第5試合終わりに出された。
浅川紫悠&梶トマトvs入江茂弘&ナカ・シュウマで組まれたこの試合は、梶が入江から直接3カウントを取る形で終わり、入江が挑戦を認めざるを得ない状況に追い込む。
梶はマイクで勢い良く「俺が直接、入江茂弘から取ったぞ!最後は丸め込みで取ったけどな、これが梶トマトのプロレスだ。2月13日TKPでヘビーのお前を俺が倒して、ジュニアの俺が勝つ。ジュニアの戦いを見せてやる」とアピールし、改めて挑戦の意志を固めた。
2月13日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』では、“THE RULEvsBUG’s MUTATION”の構図となる吉田綾斗&THE・アンドリュー“キング”拓真vs本田アユムとCHANGOのタッグ王座戦、そして“ヘビーvsジュニア”の構図となる入江茂弘vs梶トマトの2AW無差別級王座戦と、2AWの二大王座戦が行われる。
悪の掟で2AWに圧政を敷くTHE RULEの王座独占体制を崩すことができるのか、今後の2AWの方向はどっちだ。