「寅年・年男の俺が団体を引っ張る!」初代タイガーマスクの愛弟子がPCR検査陽性で緊急欠場!弟弟子の間下隼人がメインで激勝し団体を背負う覚悟を叫ぶ!

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 22日、神奈川県・POST DI AMISTAD(ディアナ道場)にて、『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス 第3回タイガーサポーターズマッチ』が開催され、スーパー・タイガー不在の大会で間下隼人が見事メインイベンターの役目を果たした。

 初代タイガーマスクこと佐山サトルが率いるストロングスタイルプロレスでは、旗揚げ15周年を迎えた2020年から新たな試みとして女子プロレスの試合を大会に組み込んでおり、同年3月に初の女子マッチを開催して以降すべての大会で女子によるストロングスタイルの試合が行われている。
 そして、同団体のアドバイザーに就任して女子マッチを取り仕切り、初代タイガーとともに“女子版タイガーマスク”タイガー・クイーンもプロデュースしているジャガー横田の提案によって昨年からディアナ道場での道場マッチシリーズも開催中。男子の試合が2試合、女子の試合が2試合の計4試合と男女の試合が1:1の配分の大会が行われている。

 第3回目となる今大会では、メインイベントに出場予定であったスーパー・タイガーが大会当日深夜にPCR検査で陽性となり欠場することが発表。突如エースが不在となって不安に包まれる中、メインイベンターに抜擢されたのはスーパーの弟弟子であり、“令和の虎ハンター”として覚醒しつつある間下隼人。

 メインイベントでは、本来第2試合で予定されていた間下隼人&政宗vs阿部史典&櫻井匠のタッグマッチが実施。
 間下は自身と同じく蹴り技を主体に戦う阿部とバチバチの蹴り合いを展開し、政宗も卓越したグラウンドテクニックで櫻井を追い詰めていくなど序盤から優勢に試合を運ぶ。終盤には間下が櫻井に怒涛の連撃をかけるが、阿部が的確な伊良部パンチでカットし間下と顔面をバチバチ張り合う真っ向勝負を挑む。間下はこれに正面から打ち勝って阿部を排除し、櫻井にシャイニング式ケンカキックから初代タイガーマスクの助言から編み出した奥義・FSR(※フィッシャーマンズ・スープレックス・ライオット)で激勝。

 兄弟子・スーパーの代わりにメインイベンターとしての役目を果たした間下は、「この団体は、スーパー・タイガーだけじゃない。タイガー・クイーンだけじゃない。この俺、間下隼人もいる。2022年、寅年。年男のこの間下隼人がストロングスタイルプロレス引っ張っていくから楽しみにしといてちょーだい。ありがとうございました!」と叫び、堂々と大会を締めた。


 試合を終えた間下は、スーパーの代わりにメインイベンターを務めたことについて聞かれると、「正直、意外でした。なにやったって認められないし、どんなに練習しても強くなってないって時期がありましたけど、今こうやってちょっとずつ……汚い雑草の花かも知れないけど、咲いてきた」と長い下積み期間を振り返りつつ、周囲からの期待が高まってきていることを実感。
 そして、「僕にしか、俺にしか、間下隼人にしか出来ないストロングスタイルでこの団体を盛り上げていきます。スーパー・タイガーだけじゃないぞ、出てる奴全員をぶっ倒してやる。以上!」と、スーパーを超えて団体のエースとなっていく覚悟を叫んだ。

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