【試合詳細】1・22 ストロングスタイルプロレス道場マッチ 間下隼人&政宗vs阿部史典&櫻井匠 ジャガー横田&タイガー・クイーンvs世羅りさ&藤田あかね 大和ヒロシvs守部宣孝 佐藤綾子vs大空ちえ
- 2022-1-22
- 試合
- リアルジャパンプロレス
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス 第3回タイガーサポーターズマッチ』
日程:2022年1月22日(土)
開始:17:30
会場:神奈川県・POST DI AMISTAD
観衆:80名(満員)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○佐藤綾子(ディアナ)
10分5秒 ミサイルキック→体固め
●大空ちえ(PURE-J)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●大和ヒロシ(フリー)
10分12秒 サムソンクラッチ
○守部宣孝(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/○タイガー・クイーン(一般社団法人初代タイガーマスク後援会)
12分28秒 タイガースープレックス・ホールド
[プロミネンス]世羅りさ(フリー)/●藤田あかね(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○間下隼人/政宗(フリー)
18分45秒 FSR
阿部史典(BASARA)/●櫻井匠(A-TEAM)
“寅年の年男”間下隼人がスーパー・タイガー緊急欠場の穴を埋める激勝で「汚い雑草の花かも知れないけど、咲いてきた」!タイガー・クイーンとプロミネンスが初遭遇!
オープニング
まずはストロングスタイルプロレス平井丈雅代表より挨拶。
平井代表「皆様、本日は初代タイガーマスク・ストロングスタイルプロレス第3回サポーターズマッチにお越しいただきまことにありがとうございます。本年、2022年、寅年であります。初代タイガーマスク佐山サトル、昨年2021年デビュー40周年を迎え、皆様と供に一年を駆け抜けてまいりました。そして年が明けて、新しい年が寅年。この一年も皆様とともに駆け抜けていきたいと思います。よろしくお願いします。最初に、皆様に、ご来場の皆様に対して団体としてお詫び申し上げます。本日の大会に出場でありました所属選手でありますスーパー・タイガー、昨日PCR検査の結果陽性判定が出まして、本日欠場となりました。心よりお詫び申し上げます。申しわけございませんでした。通常、後楽園ホールで開催させていただいておりますストロングスタイルプロレス、昨年の6月19日から初代タイガーマスク後援会様のご協力、こちらに来ていただいております皆様のご協力によりこの道場マッチ、佐山サトルが以前から申し上げている、道場こそ戦いの原点である。道場マッチを行え、そして新しい選手、素晴らしい選手、いまだにうちの大会に出て頂けていない素晴らしい選手がもっともっと沢山いるはずだ。そんな選手たちをこのサポーターズマッチで出ていただき新たな人材を発掘し、皆様とともにストロングスタイルプロレスを盛り上げたい。そのような気持ちで始めさせていただきました。毎回新しい選手、この大会に参戦していただけております。本日12選手のうち半数が新しい選手が出ていただいております。政宗選手、守部選手、世羅選手、藤田選手、大空選手、この5選手がこのストロングスタイルプロレス、佐山サトルの団体に出ていただきます。まことにありがとうございます。この12選手が、おりなす戦い、是非皆様の目で見届けてください。よろしくお願いします」
第1試合
ロックアップからバックの取り合い。大空がヘッドロックで捕らえるが、切り返した佐藤がリストの取り合いへ。佐藤はヘッドロックからグラウンドに持ち込み、大空は回転してフォールすると1で佐藤が離し、大空が腕をとってコーナーに駆け上がりロープ渡りからのアームホイップ。
大空はロープに佐藤をくくるとパロスペシャルからロープに飛んで背中にドロップキック。
立ち上がった佐藤は前蹴り連発からロープに振るとドロップキック。
佐藤はボディスラムからフォールも2。
佐藤はリバースインディアンデスロックから髪を掴んでいき、これを離すと弓矢固め。
これを離した佐藤がストンピング連打から顔面を踏みつけ、レフェリーに注意されるとダブルアームの体勢に。耐えた大空の背中にエルボーを落とすと、ロープに飛んでのケンカキック3連発。フォールも2。
ロープに振ろうとした佐藤を大空がスクールボーイも2。
大空は低空ドロップキック連発からコーナに振ろうとするが、切り返した佐藤が前蹴りで倒しストンピング。
佐藤はコーナーに振って串刺しジャンピングニー。大空は逆にコーナーに振ると、佐藤はブーメランミサイルキックも大空が避けるとストンピングからドロップキック。さらに走り込んでモンキーフリップからドロップキックを叩き込みフォールも2。
佐藤はサミングから髪を掴むが、大空は必死にエルボー連打。佐藤はこれを避けるとノーザンライトスープレックスホールドも2。
佐藤はロープに振っていくが、大空がロープを掴んでスカすと、走り込んできた佐藤の腕を掴んでぶら下がり腕ひしぎ。
これを離すとコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
大空は脇固めで捕らえるが、佐藤がロープに足を伸ばそうとするとリバースチキンウイング。佐藤はロープに足を伸ばしブレイク。
大空は投げようとするが、耐えた佐藤がボディに膝蹴りから投げ捨てフィッシャーマンスープレックス。
佐藤はロープに飛ぶが、大空がドロップキックで迎撃しフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
大空はラリアットも、避けた佐藤がバックを取り、投げよとするが大空がカサドーラフットスタンプ。
大空はロープに飛んでいくが、佐藤はジャンピングニーで迎撃しコーナーに登るとミサイルキックからクロスレッグフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
佐藤はミサイルキックからフォールし3カウント。
第2試合
グラウンドの攻防から一度距離を取り、手4つから守部がリストを取って潰していくとV1アームロック。逃れた大和がリストを取り返すが、守部が足を刈って倒すも大和が腕ひしぎを狙う。お互い腕の取り合いから大和がヘッドシザース。抜けた守部とアームドラッグの応酬から距離を取る。
ハイキックの相打ちから守部が背中にハンマーブロー。大和がエルボーを打ち込むと守部がチョップを打ち込み、チョップの打ち合いから大和がガットショット。さらにヘッドバッドからコーナーに押し込みチョップとナックルを交互に打ち込み担ぐが、守部が着地しバックを取るも、バックエルボーで逃れた大和に守部がエルボーからナックル。さらに首投げからロープに飛んでローリングネックブリーカー。
守部はボディにエルボーからチンロックで絞り上げ、これを離すと顔面にニードロップ。フォールも2。
守部はストンピングから背中にエルボー。変形のコブラツイストから変形バックブリーカー。さらにトペ・アトミコを投下しフォールも2。
大和のエルボーに守部がチョップを返しボディに膝。さらに変形卍固めから担ぐが、大和はアームホイップで逃れると、走り込んできた守部にゼロ戦キック。
大和はコーナーに振って串刺しスピアーからカミカゼで叩きつけフォールも2。
大和はバックを取るが、耐えた守部の背中にエルボーから河津落とし。
大和はスライディングXを叩き込みフォールも2。
大和はバックを取るが、逃れた守部がカウンターの風車式バックブリーカー。さらに串刺しジャンピングバックエルボーを突き刺し、ダイビングフォアアーム。フォールも2。
守部はコーナーに登るが、大和は立ち上がるとエルボーから正面に登りスパイダーフロントスープレックス。さらにミサイルキックを発射しフォールも2。
大和はバックを取るが、守部がサムソンクラッチも2。
守部は首固めも、切り返した大和を守部が再度サムソンクラッチで捕らえ3カウント。
第3試合
先発は藤田とクイーン。世羅がクイーンの背後から殴りかかり、ダブルでコーナーに振るとトレイン攻撃。
藤田はクイーンをコーナーに振るが、クイーンは藤田をサルトモルタルでかわすとロープに振ってフライングクロスチョップ。クイーンはジャガーにタッチ。
ジャガーはロープに振ってバックエルボーを叩き込み、コブラツイストで捕らえる。これを離すとDDTからストンピング。さらにキャメルクラッチで捕らえ、動かない藤田を見て髪を掴んで立たせると自軍コーナーに引きずりクリーンにタッチ。
クイーンはローキックからボディスラム。エプロンの世羅にエルボーを打ち込み、藤田を自軍コーナーに叩き込みジャガーにタッチ。
ジャガーはボディブローからロープに振ろうとするが、藤田は逆にロープに振ってショルダータックルで倒し世羅にタッチ。
世羅は走り込んできたジャガーにカウンターのセラリズムバスター。フォールも2
世羅がロープに振ろうとするが、ジャガーは耐えるとコブラツイスト。そのまま丸め込むが2。
ジャガーはクイーンにタッチ。
クイーンは前蹴りも、キャッチした世羅が逆エビ固めからリバースカンパーナ。
これを離すとストンピングから背中にダブルニードロップを投下しフォールも2。
世羅は藤田にタッチ。
藤田と世羅はダブル攻撃を狙うが、ジャガーが髪を掴んで倒すとクイーンが走り込むも、プロミネンスはこれを避けてジャガーに同士討ちさせるとクイーンをロープに振り走りこむ。だがクイーンはブーメランクロスボディアタックで2人まとめて迎撃し、世羅のバックを取るが耐えた世羅がロープに飛ぶも、クイーンはカニバサミで倒し変形STF。世羅はロープを掴みブレイク。
エルボーの打ち合いから世羅がエルボー連打。クイーンがソバットからロープに飛ぶが、世羅が追走ニーからロープに飛ぶも、クイーンはスペースフライングタイガードロップで迎撃しジャガーにタッチ。
ジャガーは浴びせ蹴りからフォールも2。
世羅がコーナーに振って串刺しバックエルボーから串刺しダブルニーアタック。世羅はリバーススプラッシュ式のダブルニーを投下しフォールもジャガーはロープを掴みブレイク。
世羅はパワーボムを狙うが、ジャガーはウラカンラナで切り返すが2。
ジャガーはロープに飛ぶが、世羅は担いでアティテュード・アジャストメントからフォールも2。世羅は藤田にタッチ。
世羅と藤田はダブルの串刺しニーから藤田は水車落とし。フォールも2。
藤田はPOMジュースもクイーンがカット。
藤田は担ごうとするが、クイーンが十字固めも2。
ジャガーは頭を叩いてからロープに飛ぶが、エプロンから世羅が蹴りつけると藤田が担いでバックフリップ。フォールも2。
ジャガーがボディブローから走り込んで来た世羅もまとめてホイップすると、藤田に浴びせ蹴りからクイーンにタッチ。
クイーンは619からネックチャンスリー。フォールも2。
クイーンはコーナーに登るが、世羅が足を掴んで動きを止め、藤田が正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。さらにそこへ世羅がスワンダイブ式ダブルニードロップを投下し、藤田がみかんでポンからフォールもジャガーがカット。
あかねは担ごうとするが、耐えたクイーンとエルボーの打ち合い。
クイーンがエルボー連打も、藤田がガードしてハンマーブローからロープに飛ぶが、クイーンがスピンキックで迎撃しツームストンパイルドライバー。
クイーンはコーナーに登り、スワントーンボムも避けた藤田をジャーマンスープレックスホールドも世羅がカット。
世羅がジャガーを、藤田がクイーンをコーナーに振ろうとするが、クイーンがジャガーに振るとジャガーが藤田に踵落とし。さらにクイーンが浴びせ蹴りからジャガーがダイビングローリング踵落とし。さらにクイーンがタイガースープレックスホールドで3カウント。
第4試合
先発は阿部と間下。ミドルキックの打ち合いから阿部がキャッチしグラウンドへ。間下がマウントを取るが阿部がロープを掴みブレイク。
お互いチョップを打ち合い間下がミドルキックも、キャッチした阿部が倒してローキックからスリーパー。切り返した間下が腕へのストンピング。
バックの取り合いから間下がリストを取るが、阿部が抜けると、ロックアップから間下がコーナに押し込み櫻井がタッチ。
櫻井は間下を相手コーナーに突き飛ばすが、政宗は「まだ早い」とタッチを拒否。
手4つから櫻井がロープに押し込みクリーンブレイク。
ロックアップから櫻井がヘッドロック。リストの取り合いから櫻井が相手コーナーに押し込むも、政宗がタッチ。
政宗がリストを取りグラウンドの攻防へ。政宗がフォールも1で返した櫻井と再度グラウンドの攻防へ。
バックの取り合いから政宗がチキンウィングで捕らえ、ヘッドロックで絞り上げながら髪を掴む。
バックエルボーで逃れた櫻井とバックのとりあいから政宗がロープに飛ぶが、櫻井がカニバサミから顔面への低空ドロップキック。櫻井は阿部にタッチ。
阿部は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。阿部は櫻井にタッチ。
櫻井はスリーパー。さらに脳天にエルボーを落としストンピングからエルボー。エルボーの打ち合いから櫻井がエルボー連打。政宗はエルボースマッシュで倒し間下にタッチ。
間下は首投げからサッカーボールキック。フロントネックで捕らえ倒すとスリーパーも、これは阿部がサッカーボールキックでカット。
間下は阿部をビンタで迎撃し、櫻井とエルボーの打ち合いからミドルキックで倒しフォールも2。
間下はコーナーに押し込みコーナーで顔面を踏みつける。これを離すと自軍コーナーに叩きつけ、首投げから政宗にタッチ。
政宗はトペ・アトミコからネックツイスト。
のたうちまわる櫻井のふとももへフットスタンプ。政宗は間下にタッチ。
間下はローキックからロープに足をかけて足へのヒッププレス。
間下は足を蹴りつけ、エルボーの打ち合いから櫻井がチョップ。間下はローキックで倒し政宗にタッチ。
政宗はコーナーに振って串刺し攻撃も、櫻井が足を伸ばしてカットし、再度走り込んできた政宗を避けるとスクールボーイも2。
櫻井はタッチしようとするが、政宗がカットしナックルからロープに飛ぶが、櫻井はドロップキックで迎撃し阿部にタッチ。
阿部は低空ドロップキックから回転浄土宗。さらにロープに振ってドロップキック。フォールも2。
政宗はチンクラッシャーからココナッツクラッシュ。さらに河津落としからローリングクレイドル。フォールも返されるとゆりかもめ。阿部はロープを掴みブレイク。政宗は間下にタッチ。
ミドルキックの蹴りあいから間下はロープに振ってキチンシンクで倒しPKも、避けた阿部がソバットからロープに飛んで走りこむが、間下はカウンターのボディスラムからPKを叩き込みフォールも2。
間下はクロスフェイスで捕らえるが、阿部はロープに足を伸ばしブレイク。
阿部と間下はエルボーからロープに飛ぶが、阿部はカウンターのお卍固め。これは背後から政宗が卍固め。これは櫻井がカット。
ビンタの打ち合いから阿部がシャイニング延髄斬り。間下もデンジャラスバックドロップで叩きつけるが、すぐに立ち上がった阿部が伊良部パンチ。両者ダウン。阿部が櫻井にタッチ。
櫻井はエルボー連打からコーナーに振って串刺しジャンピングエルボー。足を刈って倒し、串刺しドロップキックからブレーンバスター。フォールも2。
間下をコーナーに振って櫻井が串刺しバックエルボーから阿部がビンタを叩き込み、首投げから櫻井がライオンサルト。フォールも政宗がカット。
櫻井は担ぐが着地した間下がバックを取るも、櫻井はバックエルボーで抜けてロープに飛ぶが間下はブサイクへの膝蹴りで迎撃。
間下はバックをとるが、阿部が伊良部パンチでカット。政宗が阿部にネックブリーカードロップも櫻井が政宗にドロップキック。ロープに飛ぶが間下がラリアットでなぎ倒す。
膝立ちでチョップの打ち合いから櫻井がエルボー連打。さらにトラースキックを叩き込みロープに飛ぶが、政宗が丸め込もうとするもかわした櫻井にカウンターの蜻蛉切。そこへ間下がPKを叩き込みフォールも2。
間下がブサイクへの膝蹴りからフォールも2。
間下はFSRで3カウント。
間下「皆さん、まずは一つ、前日というか当日にですね、スーパータイガーが欠場という形になってしまいました。いま世の中すごく大変な時期なんですけど、皆さんここ選んで頂いてありがとうございます。そしてすいませんでした。ただ、この団体は、スーパータイガーだけじゃない。タイガークイーンだけじゃない。この俺、間下隼人もいる。俺が、2022年、寅年、ちなみに年男、この間下隼人がストロングスタイルプロレス引っ張っていくから楽しみにしといてちょーだい。ありがとうございました」
<試合後コメント>
間下隼人
――スーパー・タイガー選手が欠場となるアクシデントからメインイベンターとなり見事勝利で飾りました
「多分、3年前くらいだったらなんとも思ってないですよ。なにやったって認められないし、どんなに練習しても強くなってないって時期がありましたけど、今こうやってちょっとずつ……汚い雑草の花かも知れないけど、咲いてきた。本当にリング上で言ったとおりですね。スーパー・タイガー、タイガー・クイーンだけじゃないぞ。兄弟子と、タイガー・クイーンは……妹?腹違い?ちょっと分かんないですけど、負けてらんねーぞ。唯一の生え抜きの俺が、寅年・年男のこの俺が主役で突っ走っていこうと思った、んじゃなくて、そう決めました。去年12月、スーパー・タイガーに負けちゃいましたけど、必ずもう1回、1vs1。倒す。それが目標ですね」
――以前なら、今回のようなカード変更の際に間下選手の試合がメインに来なかったかもしれません。今回のメインイベンター抜擢は去年の活躍が評価されてのことと思いますか
「正直、正直……意外でした。ジャガーさんもいるし、キャッチーなタイガー・クイーンもいるし。今スゴいじゃないですか。アレ(※飛ぶジェスチャー)やれって言われても出来ないですから。ただ、タイガー・クイーンも俺の動きは出来ないですから。僕にしか、俺にしか、間下隼人にしか出来ないストロングスタイルでこの団体を盛り上げていきます。スーパー・タイガーだけじゃないぞ、出てる奴全員をぶっ倒してやる。以上!」