新日本vsNOAHの対抗戦で敗北した清宮海斗が試合後に号泣!武藤敬司は「俺は涙なんか涸れて出てこねぇよ」
- 2022-1-8
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- プロレスリングNOAH, 新日本プロレス
8日、横浜アリーナにて新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』が開催。全試合『新日本vsNOAH』の11試合が組まれ、メインイベントでは棚橋弘至&オカダ・カズチカvs武藤敬司&清宮海斗のタッグマッチが行われた。
この対抗戦に関して清宮は「俺がオカダ・カズチカとやりたいと言った時、さんざん怒られました。あれから一年半がたった。俺はやっぱり、レインメーカーとやらせていただきたい。まあ見ててください。俺が世界を変えるんで。NOAHと対抗戦して残念だった、やってしまったと、新日本プロレスに後悔させてやりますよ」とオカダにラブコールを送っていたが、オカダは「オリンピック出てる人たちが近所でやってる高校の話とか知らないでしょ?っていうぐらい、僕はそれぐらい差が開いていると思いますし、興味がない(苦笑)」」と一蹴。対して棚橋は「とても楽しみです」と答えており、武藤も「NOAHファンには、武藤敬司NOAH所属で良かったなと思わせる試合はしますよ」と自信を持って試合に臨んでいた。
試合は若手の清宮がオカダと棚橋に向かっていくような展開となり、エルボーの重さの違いに会場が沸く。ならばと清宮が打点の高いドロップキックを見せるが、体格で勝るオカダがより高いドロップキックで一蹴。武藤がシャイニングウィザードやドラゴンスクリューで試合をイーブンに戻していくが、最後はオカダが清宮を開脚式パイルドライバーで突き刺しレインメーカーで叩き伏せ3カウントを奪った。
試合後にエプロンで仰向けになり号泣する清宮を見てオカダは「こんなんで泣いてんじゃねー!さっさと帰れ邪魔だコラ!」と怒鳴りつける。
そのまま泣きじゃくる清宮の肩を抱いてバックステージに連れ帰った武藤は「まだ始まったばっかりだよ。俺だよ次がないのは。今年60だよ。俺があのメインイベントにいていいのかどうなのか、自分で自問自答しちゃうよ。ただね、新日本プロレス50周年ということで、俺も新日本プロレス育ちで。まぁ俺の新日本プロレスっていうのはアントニオ猪木だけど、猪木さんの教えは『常識なんてクソ食らえ』ってことでね、ぶち壊せっていう風に教わってるからね、俺もまだまだ清宮に負けてらんないよ。俺は涙なんか涸れて出てこねぇよ、クソッ。以上!」と清宮に発破をかける。
オカダは「武藤さんにとっても『オカダと戦えた』っていういい記念になったんじゃないかなと思います。清宮“選手”だったけど、もう清宮“君”かな。呼び捨てにもできないレベル。ホントにメチャメチャ悔しいと思いますよ。でもこれが実際の差。『新日本プロレスのお客さんを持って帰る』って言ってましたけども、アレじゃ持って帰れないだろうと。まぁ悔しいなら、新日本プロレスに来ればいいしね。いいじゃん、またノアに戻ればいいんだから。海外修行のように、何年か上がって、自信がつけば、またノアに戻る。そんぐらい俺はしてもいいと思うけどね。そうしないと、いつまでもノアの中で育って、ノアでトップになれるかもしれない。でもいざプロレス界、外に出てみたら、海は広いなと。それぐらい、差があったと思います」と、清宮に新日本での武者修行を進めた。