W-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメントに向けて大和が『白い弾丸クルーザー』を歌う
WRESTLE-1の4.19川口大会でW-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント1回戦を闘う大和ヒロシだが、練習風景を取材させてほしいというスタッフを都内某所のカラオケボックスに連れて行った。
プロレスの練習の公開はしないが、今回クルーザーの闘いには出していない自身の歌の練習を公開するという。果たしてどんな意図があるのだろうか。
ーー今回大和選手の練習風景の取材を申し込んだところ、歌の練習をしているところを公開して頂きましたが、どのような意図があったのでしょうか?
大和「今回、クルーザーの戦いに臨むにあたり最初にも言いましたけど、僕は今回のクルーザーで何としても結果を出さないといけないと思っています。その結果を出すためにも最善を尽くしてクルーザーの戦いに向けて一直線に進んでいる訳です。ですがその一直線に進んでいる姿を見せるわけにはいかない。公開してほしいのもわかりますが、色々とこちらの戦略的な部分も含まれていますので。今見せていいものといえば、入場で歌わなくなった歌の練習だけですので。こちらは今回クルーザーの戦いの中で出すつもりはないので。ですから存分に歌の練習をしている姿を観て頂こうと思い、“白い弾丸クルーザー”(歌:水木一郎・コロムビアゆりかご会)を歌わせて頂きました」
ーーでは4.19の川口大会で1回戦を戦う藤原ライオン選手についてはどんなイメージをお持ちですか?
大和「彼は初めの記者会見で、僕のキツイ練習について言っているんでレベルが上がっているだとかそんなこと言っていましたけど、僕にとって準備運動ですからね。あれがキツイなら僕とやるのはキツイんじゃないかなって思います。ですから彼に対しての対策は特に考えてないです。そこから先ですよね。誰が上がってきてもいいようには準備してはいます。常に先をみて日々過ごしています」
ーー1回戦は勝つのは当然であるとお考えですか?
大和「ただ前ばかり見ていても、彼に失礼になってしますが足元の石につまづいたりすることもあるのでそう言ったことが無いようにしっかり細心の注意を払って前に進もうと思います。練習を公開しないという事もその一つですね」
ーー最後にこのトーナメントに向けての意気込みをお願いいたします。
大和「とにかく結果を出すという事が全てですよね。その結果というのは頂点であるという事はわかると思いますが、結果というものはこうやって公開練習で何をしたとかクルーザーが決まったから何をしたとかそんなことで出るものじゃなくて、本当に今までの積み重ねだと思うんですよね。コツコツやってきたものが形になってそれが結果として出せると思うので。それだけの事をやってきた自負はありますし、今現在もやっているので。4月19日も5月5日も、その結果をお見せするだけです」
今回のクルーザーの戦いには敢えて入場曲を歌わない事を選んだが、今もその歌について日々の鍛練は欠かさない。もちろん肉体の鍛錬も欠かしていないことはその身体をみれば明らか。結果にこだわり愚直に努力し、信じた道を進むその真摯な姿こそ大和ヒロシの本当の姿だ。
【記事提供/WRESTLE-1】