青木真也が年始一発目の試合でギブアップ!「アイツがいるからここはメジャーだ」
3日、後楽園ホールで開催されたDDTプロレス『DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!』のメインイベントで、竹下幸之介と青木真也がシングルマッチで激突した。
青木真也は今までグレイシー一族や世界王者にしかギブアップしていないというが、この試合ではお互いギブアップを奪うと戦前に宣言。
組み合うと30kg以上体重差がある竹下がパワーで勝りグラウンドで青木の動きをとめていくが、青木も腕の取り合いやクラッチを切らない竹下を丸め込みフォールするなどMMAとプロレスを混ぜた攻防を見せる。
ならばと竹下はぶっこ抜くが青木はそのまま十字固めで捕らえ、そのまま腕ひしぎを狙うが切り返した竹下が三角絞め。ここで15分時間切れドローとなってしまうが、両者合意で5分間延長へ。
竹下が投げようとしたところを青木は問答無用で脇固めで捕らえるが、これはロープブレイクになり竹下は場外へ降りる。
そこへ青木がトペスイシーダを発射するが、キャッチした竹下が場外の床へ垂直落下式ブレーンバスター。さらにリングに投げ入れジャーマンスープレックスからキムラロックで捕らえ、青木がこれでギブアップした。
勝利した竹下は「KO-D無差別級王者としての重みも厚みも深みも増したと思うんで、プロレスラーをやりきりました。ギブアップを取りに来るって教えてくれてたから僕もとれたようなところもあったけど、最後の延長戦になってからは青木真也もプロレスラーとして僕と向かい合ってきた。プロレスラーとしてギブアップが取れたかな。そんな感じです」とコメント。
青木は「何年ぶりだろう?4,5年ギブアップしてないんじゃないかな。練習でもギブアップしてない。ほんとに勝ちたかったんだけど。やっぱ強くて、高くて広くて、深くて厚みのある、ほんとに強い男だなと思いました。ほんとに強かったと思います。アイツがいるからここはメジャーだと言ったけど、1月3日に後楽園のメインやらしてる上は何やってんだって。1月4日、1月5日(新日本プロレス東京ドーム大会)、1月8日(新日本vsNOAH横浜アリーナ大会)にセンターに立ってる奴じゃないのかって。何やってるんだって。なんか内部で争ってる場合かって。あの良い素材がもったいないよ。何やってんだよって」と、新日本プロレスvsNOAHではなく、サイバーグループとして竹下を大会場で戦わせるべきだと強く主張した。