タッグ6周年を迎えた世羅りさ&雪妃真矢がリボンタッグ王座V5で最多防衛記録樹立へ驀進!「これは“タッグ屋”と名乗って良いんじゃないですか?」
27日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『Sweet November』が開催され、“アジュールレボリューション”世羅りさ&雪妃真矢がリボンタッグの5度目の防衛に成功した。
“アジュールレボリューション”世羅りさ&雪妃真矢は、かつてアイスリボンの強豪タッグとして活躍していたが、雪妃が反体制ユニット“Rebel&Enemy”を立ち上げて反逆の道に走ったためアジュレボとしての出場機会は失われていた。しかし、雪妃の反逆が一区切り付いていたこともあってアジュレボは今年8月に奇跡の再結成を果たしリボンタッグ王座を戴冠。同王座の最多防衛記録(9回)の更新を野望に掲げ、約3ヶ月半で4度の防衛を果たすなどかつて以上の強さを発揮している。
そして、今月13日に大田区総合体育館大会にてV4を果たしたアジュレボの元へ、3年前にアジュレボからベルトを奪った経験がある重量級タッグチーム“らぶりーぶっちゃーず”星ハム子&宮城もちが挑戦に名乗りをあげ、11月28日の後楽園ホール大会で王座戦が決定。アジュレボの結成6周年記念日であるこの日をアジュレボが雪辱勝利で飾れるかどうかに注目が集まる試合となった。
アジュレボはアイスの中でもかなり古株のタッグだが、さらにキャリアで上回るらぶっちゃの2人はアジュレボの連携を読み切って雪妃に狙いを定めた集中攻撃を展開。
しかし、世羅が的確なアシストで雪妃を救出し、アイスリボン最重量級のハム子をジャイアントスイングで10回転ぶん回すパワーを見せて鼓舞。終盤にも雪妃がらぶっちゃの合体攻撃の数々やもちのメタボリックサンドと大技を立て続けに被弾する場面もあったが、雪妃は世羅との合体チョークスラムや雪の結晶を決め、最後は必殺のタイガードライバーでもちから3カウント。
試合後、7年目のアジュレボのビジョンについて問われると、世羅は「これは“タッグ屋”と名乗って良いんじゃないですか?タッグ屋と呼ばれる錚々たるメンバーの中じゃ我々まだ名乗っちゃいけない気がしてて。でも7年目になると『ちょっと名乗っていいですか?』って感じはあるので。今後は“タッグ屋”アジュールレボリューションとして、アジュレボ興行とかやりたいですね。そういうのが出来るタッグになりたいと思います」とはにかみながら語った。