51歳の望月成晃が船木誠勝直伝のストレート掌底で拳王を流血葬!「お前らの世代はだらしないんじゃねーか?」
- 2021-11-10
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- プロレスリングNOAH
10日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『Go on to the DEMOLITION STAGE 2021』が開催され、GHCナショナル王者の望月成晃が拳王からストレート掌底で勝利を奪った。
今月13日に迫る横浜武道館大会では、望月成晃がGHCナショナル王者として拳王を迎え撃つ初防衛戦が実施。
決戦を3日前に控えたこの日のセミファイナルでは前哨戦として中嶋勝彦&拳王vs望月成晃&船木誠勝というタッグマッチが実施された。
試合が始まると、望月と拳王は互いに雄叫びを上げながらスピーディな蹴り合いを見せ、中嶋と船木の対面となると一転して会場がシンと静まり返る中で互いのローキックの音だけが響くという緊迫した展開となる。
中盤には中嶋が望月のヒジ関節へのミドルキックで一気に流れを掴み、拳王も多彩な打撃と手数で望月を圧倒。我慢の試合が続いた望月だったが、「俺の番だ!」と叫んで放った強烈なハイキックを中嶋に叩き込んで船木につなぐ。
船木は中嶋を冷たい目で見下ろしながら顔面を踏みつけ、中嶋のチョップやミドルキックに顔色一つ変えず。ニーリフトからサッカーボールキックを発射も中嶋がドラゴンスクリューを見舞って拳王にタッチ。
拳王はP.F.Sこそかわされるもののドラゴン・スープレックスや蹴暴を叩き込み、中嶋とのミドルキックの速射砲で望月をサンドイッチ。さらに満を持してハイキックを発射するが望月もハイキックで迎え撃って相打ちに。しかし望月は倒れず踏みとどまり、ストレート掌底で拳王の顔面を撃ち抜いて3カウントを奪った。
口内から大出血した拳王は「おい望月、ヤったなオイ。いてーなオイ。この口を俺は忘れねーぞ。必ずやってやるからな横浜武道館!覚えとけよ!」と荒ぶって去っていく。
対する望月は「前哨戦で直接負けるなんてお前らの世代はだらしねーんじゃねーのか?」とニヤリ。
そして「今日のフィニッシュはストレート掌底だよ。ちょこっと以前使ってたんだけど、今日は船木さんがパートナーだったからね。今日はこのストレート掌底の精度を高めるために試合前に船木さんに教えを乞いました」と語り、船木と笑顔で握手。そして「俺の時代、終わらせられるものなら終わらせてみろ。アイツらの世代がだらしないってことをしっかり突きつけてやるよ」と横浜武道館決戦に向けて気炎を上げた。