若手の小嶋斗偉が悲願のサウナカミーナ入り果たす!「頑張って、もっと強くなります」
DDTプロレスが11月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ in Yokohama」を開催。昨年12月27日の東京・後楽園ホールでデビューしたばかりの若手選手の小嶋斗偉がサウナカミーナ入りを果たした。
かねて、同ユニット入りを希望していた小嶋は同3日、東京・大田区総合体育館での復帰戦(岡谷英樹、石田有輝組VS小嶋、高鹿佑也組)で新人の石田を破り、自力初勝利を挙げた。結果を出したため、同ユニット入りが認められると思っていた小嶋だが、この日、組まれたのはサウナカミーナとのタッグではなく、対戦だった(竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希VS高尾蒼馬、小嶋、石田)。
納得がいかない小嶋は竹下にドロップキックで奇襲をかけた。やられてもやられても、小嶋は必死に食い下がって、勝俣、竹下にチョップ連打。竹下にはフルネルソンバスターを決めるなど奮闘するも、最後は勝俣のととのえスプラッシュを浴びて憤死。
小嶋は「大田区で勝ったじゃないですか。初勝利したじゃないですか。何で入れてくれないんですか? 僕は入るはずなのに、相手にすらしてくれないじゃないですか」と懇願。
これに、勝俣が「俺はウエルカムだよ」と言うと、竹下もうなずいた。ところが、上野が「勝ったと言っても、デビューして3、4戦目の石田だろ」と突っ込むと、小嶋は「勝ちは勝ちじゃないですか」と反論。
上野を張った小嶋は「(ケガで)5ヵ月休んで悔しい思いをして。この全員を倒すくらい強くなります。サウナカミーナに入りたいんです」と熱意を示すと、上野も認めて張り返した。小嶋は「よろしくお願いします!」と叫ぶと、上野、勝俣に続けて張り手をかましたが、竹下は張らずにガッチリ握手を交わした。
晴れてサウナカミーナ入りが許された小嶋は「サウナカミーナで頑張って、もっと強くなります」とアピールした。