“ガンプロの若大将”岩崎孝樹が日高郁人に雪辱を果たしミックストタッグトーナメント優勝を宣言
CyberFight傘下のガンバレ☆プロレスが4月7日、東京・後楽園ホールで「BAD COMMUNICATION 2021」を開催。セミファイナルでは、“ガンプロの若大将”岩崎孝樹が19歳年上の実力者・日高郁人を破り、雪辱を果たした。
これまで、ガンプロ勢をことごとく倒してきた日高に対し、昨年11月23日の東京・板橋グリーンホール大会での一騎打ちで敗れた岩崎が5カ月ぶりのリベンジ戦に臨んだ。
日高相手に一歩も引かず、互角の勝負を繰り広げた岩崎は日高が放った野良犬ハイキックをハイキックの相打ちでしのぐと、頭部にハイキックを一閃。さらに、バックドロップホールドを見舞うもカウントは2。すると、間髪入れず、垂直落下式リバースDDTで日高の頭をマットにたたきつけ、殊勲の星を挙げた。
岩崎は「年齢なんてただの数字よ! それを身体張ってこんな若造のケンカを真正面から受けてくださった日高選手。アンタとのこの親子ゲンカのような抗争。自分のプロレスラー人生にとって、とても大きな財産になりました。偉そうだけど、いつまでもカッコ良くて強いオッサンでいてください。本日はどうもありがとうござました」とマイク。
日高は「自分が勝ったからって、いい子になるヤツは信用出来ないんだよ。あなたが勝者です。どうか堂々としててください。ありがとうございました」と返した。
バックステージに戻った日高は「全力を出して負けたので何も言い訳はないです。俺に言い訳を語るような資格はないです。ムカつきましたよ、生意気で! だから堂々としろって。ガンプロで初めて俺に土を付けたんだろ」とコメント。続けて、「そんなムカつくヤツだからこそ、来月あるミックストタッグトーナメント。岩崎のパートナー決まってないでしょ? ショーンキャプチャーの青木いつ希を立たせてみたい。日高郁人を倒した岩崎孝樹。その隣で青木が何を感じるか。きっと成長のきっかけをつかめると思うので、これは自分の方から頭を下げてお願いします」と要望した。
岩崎は「日高郁人、自分にとってすごい大切な相手になりました。この勝利を絶対に忘れちゃいけないと思うし、これを胸にさらに大きくなりたいと思います。『年齢なんてただの数字』と言って、経歴を飾ることなく胸を張ることなく最前線で闘ってくる。俺みたいな若造に胸貸して、最前線で闘ってくる日高郁人に俺は敬意を示したいし、ああいう人になりたい」と話した。
日高から提案された青木とのタッグについて、岩崎は「僕は青木選手のことを知らないんですけど、日高選手が推薦する選手なら間違いない。日高選手が育てる愛弟子なら、間違いなく実力者だと思うので、喜んで組んで優勝したいと思います」と、ミックストタッグトーナメント(5・1&5・8板橋)での優勝宣言が飛び出した。