秋山準と樋口和貞のKO-D無差別級王座前哨戦は意地の張り合いで両軍リングアウトに
DDTプロレス、3月14日の後楽園ホール大会で、秋山準と樋口和貞がKO-D無差別級王座の前哨タッグ戦に臨むも、意地の張り合いで両軍リングアウトの痛み分けとなった。
同王者の秋山と、挑戦者の樋口は同28日の後楽園大会で、タイトル戦を行うが、3・14で秋山は大石真翔と、樋口は坂口征夫と組んで激突。秋山が樋口の右ヒザを蹴って、顔面にヒザを入れると、樋口はチョップで応戦。秋山がエルボー、ビッグブーツをたたき込めば、樋口はラリアットで返した。樋口のチョップと坂口のミドルキックの合体技を秋山に見舞うと、樋口はアバランシュホールドからブレーンクローを秋山に決めるも、大石がカット。
この後、戦場が場外に移ると、秋山が鉄柱に樋口の頭をぶつけるも効かず。秋山はジャンピングニー、エクスプロイダーをたたき込んで、リングに上がろうとするも坂口がミドルキックでカット。大石が坂口を場外に落とすと、そのまま20カウントが数えられドローに。
秋山は「(樋口は)調子いいね。俺も決して調子悪くない。俺もちょっと握力鍛えていた。すぐに強くなると思えないけど、どうしてもアイツの頭をワシづかみしたいんだよね。絶対にやってやる。場外で投げたときに余裕で入れると思ったけど、坂口がいやがった。場外でやって中で決められればね」とコメント。
樋口は「やっとおもしろくなってきたじゃねぇかよ。秋山準もこれで本腰入っただろ。望んでいたのはこういうことだよ。お互いこうならなきゃおもしろくないんだよ! かかってこいっていうんだよ。受けて立つ気満々なんだよ。あっちがそういう気なら、こっちもそういう気でいかせてもらう。秋山準が『闘いがねぇ』とかほざいているからだよ。あっちがああいう闘い方をしてくるなら、こっちだってDDTで培った、こういう闘い方があるんだよ」と話した。