カーフキックで元RIZINファイター青木真也が新年一発目の試合を勝利も「このままじゃダメっすね」
3日、後楽園ホールにてDDTプロレス『新春お年玉スペシャル!全席3000円興行!!2021』が開催。第5試合では高木三四郎&男色ディーノvsスーパー・ササダンゴ・マシン&青木真也のタッグマッチが行われた。
試合前にディーノ&ササダンゴ&青木が控室に集まり、三四郎がTwitterに「巷で話題のカーフキックですが私のカーフこんな感じだから、やられたら一発で終わるな(笑)」と投稿した事に関して談議。大みそか格闘技『RIZIN』でミノワマンや朝倉海がカーフキックが原因で敗北したことで『カーフキック』という名がネットを賑わせているが、そこに乗っかろうとする行為に青木は「いや恥ずかしいですよね。かまってちゃんの発言」と失笑し、一緒だと思われるのが嫌だというディーノがササダンゴ軍に入り1vs3の構図となった。
三四郎が入場するなりササダンゴが急襲し試合開始。トレイン攻撃からササダンゴがふくらはぎを踏みつけ、青木がヒールホールドとカーフキックを打たないようにした足攻めを繰り出す。三四郎はディーノとササダンゴをダブルラリアットでなぎ倒し、ふくらはぎが痛いことをアピールして足を前に差し出すが、青木は無視してエルボーを打ち込んでいく。
我慢ならずに放った三四郎のカーフキックをガードした青木がインディアンデスロックで捕らえ、ササダンゴとディーノが三四郎の財布を控室から持ち出しお客さんへのお年玉抽選を行う。
財布が空になった三四郎はコーナーに登った男色ディーノの生尻に顔面を叩き込まれ、ふらつく三四郎にしぶしぶ青木がカーフキックを叩き込み、ササダンゴが垂直落下式リーマンショック。そこを青木がジャックナイフで丸め込み3カウント。
試合を終えたササダンゴは「結局高木三四郎がやりたかったお年玉企画にもつきあわされ、カーフキックも出させられ、結局俺たちは高木三四郎の手のひらの上で踊らされているだけ。俺は自発的にやっているように見せて本当に言われた通りにやってるだけだから。恥ずかしいよ、43にもなって」と嘆き悲しみ、青木も「俺たち、このままじゃダメっすね」と苦笑した。