“ビッグダディ三女”林下詩美が初上陸の富山市で赤の王者として貫禄勝利！「私はいつも絶好調です」

　6日、富山県・ボルファートとやまにて『～プロレスBARナダレシキ PRESENTS～　スターダム富山大会』が開催され、“ビッグダディ三女”林下詩美が初上陸の富山市で貫禄勝利を挙げた。

　詩美はバラエティ番組などに数多く出演する“ビッグダディ” 林下清志さんの三女であり、2018年にスターダムでデビュー。その直後から破竹の快進撃を続けて数多くの王座を戴冠。そして先月15日の仙台大会では、岩谷麻優を撃破してデビュー3年目にして最上位王座であるワールド・オブ・スターダム王座（赤いベルト）を戴冠した。

　そして詩美は、今月20日の大阪府・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会にて“Queens Quest”の盟友・渡辺桃との防衛戦が決定。今回は前哨戦ではなく隣に並び立って前王者の岩谷率いるSTARS連合軍を迎え撃った。

　この日はスターダムが6年連続となる富山大会開催、そして富山市には初上陸という新たな一歩を踏み出した大会。
　メインイベントで行われた林下詩美＆渡辺桃＆AZMvs岩谷麻優＆スターライト・キッド＆里歩の6人タッグマッチは、詩美の里歩への重すぎる愛で笑いを誘うコミカルな立ち上がりも、ハイスピード王座戦線でしのぎを削るAZMとキッドが目で追うのがやっとのスピードファイトを展開し、詩美、桃ともに岩谷と正面からバチバチと打ち合っていく。
　終盤には両チームが詩美vsキッドの対面をアシストして全員入り乱れる状況となるが、混戦の中で詩美がキッドをジャーマン・スープレックス・ホールドで沈め、笑顔で大会を締めた。

　試合後にはQQの3人が仲良くバックステージに現れるも、詩美は「最近は、桃さんばっかりフォール取ってるから、今日は私が意地で勝たせてもらいました。私と桃さんの前哨戦が組まれてますけど、このまま前哨戦、タイトルマッチ、全て私が勝って、良い年越しをしたいと思います！」と隣に立つ桃に挑発的なコメント。
　桃が「ふーん。今日勝っただけだから調子いいけど、私のほうが最近は絶好調なんで」と返すと、詩美も「私はいつも絶好調ですけどね？」と2人で笑いながら引き上げていった。