昨年終了した『有田と週刊プロレスと』とはなんだったのか?プロレスメディアとエンタメメディアが愛を語る選手権試合!
12月4日に『有田と週刊プロレスと』シーズン3&ファイナルシーズンのDVD-BOXが発売されるが、これにあわせてメディア対抗・『有田と週刊プロレスと』DVD-BOX全巻(シーズン1~ファイナルシーズン)争奪プレゼン選手権試合が開催された。
2016年11月からAmazon Prime Videoで配信中の人気番組『有田と週刊プロレスと』(略称:有プロ)は、プロレス好きで知られる有田哲平が1983年の週刊化以来すべて購入し続けているという『週刊プロレス』を教科書代わりに、毎回多彩なプロレス初心者をゲストに迎えてプロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授する番組。
シーズン4まで続いたこの番組は、2019年12月25日にファイナルシーズンの最終回を迎え惜しまれながら幕を閉じた。
それから一年が経ち、形を変えてプロレスの様々な魅力と楽しみ方を有田があらゆる角度から深掘りしていく『有田プロレスインターナショナル』、略して『Aインター』が11月4日に旗揚げされ、Amazon Prime Videoで絶賛配信中だ。(毎週水曜日1話更新/全25話予定)
だが、当然旧番組は配信開始から時間が経つと、いつかはAmazon Prime Videoで見られなくなってしまう。番組を後世に残すDVDの発売を記念して『有プロ』を愛するメディアの人間が番組プロデューサー(※以下、有プロP)に愛をぶつけるべく突如この戦いが行われる形となった。
この日、有プロPの前に現れたのは、プロレス格闘技メディアとして歴史はあるものの、編集長を元新日本プロレスのゴマシオ親父こと永島勝司が務めていることで業界内の事を業界外に尖った伝え方をする『バトル・ニュース』と、世の中で起きている尖ったニュースを面白く伝える事で話題の『ロケットニュース24』の2社。
すでにこの時点でアクの強い絵面となっているが、ロケットニュース24のP.K.サンジュン氏は実際にメキシコで買ってきたというルチャドールマスクを着用しやる気満々。
対するバトル・ニュースは本物のプロレスラーを投入するという暴挙に出た。
しっかりと調印式を終え、まずはバトル・ニュースが先行で試合(プレゼン)開始。
バトル・ニュース代表として登場したプロレスラーは、まずは素性を「世界で唯一のアニメ監督プロレスラーとして活躍しており、週刊プロレスの選手名鑑にも掲載されている福士“赤天狗”直也です。元サンライズでガンダムや犬夜叉を作っており、今は天狗工房というアニメ制作会社で社長をしております。現在放送中の『トニカクカワイイ』ではCGプロデューサーで入っており、名探偵コナンの劇場版も毎年担当しています」と説明。
有プロPをはじめ番組関係者らが絶句する中、福士は『有プロ』のファイナルシーズン9話目で配信された『ど根性侍・越中詩郎物語!“ジュニア版”名勝負数え唄とは!?』に対しての思いを語る。
福士は41歳で、越中が全日本に居た頃は4歳頃なため知らず、その情報を知る事ができて嬉しかったと。三沢光晴と全日本への思いや、高岩竜一のプライベート裏話などをはさみつつ、この番組で越中のサムライスピリッツをさらに受け継ぐことができたという福士は「12月6日に新宿FACEにて18時半より開催される『爆裂忘年会』のメインイベントで、越中詩郎さんと私と高岩竜一選手がタッグを組み、大仁田厚選手、藤原喜明選手、佐野直選手と戦う事が決定しています。去年は大仁田さんとチームメイトだったのですが試合では血まみれになりまして… そして大仁田さんは今年は敵!!越中さんと共にサムライ魂を燃やして熱く戦っていきたいとおもいます。押忍」と、なんとその越中とタッグを組む事を報告しアピールした。
対する新日本プロレス派というP.K.サンジュン氏は「シーズン1の『No.011 有田もギョロリ!?不遇の天才・内藤哲也の「ロス・インゴ」旋風!』がベストバウトだと思う!」と、今回DVD-BOXが発売される『シーズン3&ファイナルの中で』というルールを早速破り場外乱闘を開始。これを聞いた福士はTシャツを脱ぎ捨てて床に叩きつけると、P.K.サンジュン氏を睨みつけながらスクワットを始める。
P.K.サンジュン氏は「『有田と週刊プロレスと』は誰に向けて作っているのか?今プロレスが好きな人、昔プロレスが好きな人、プロレスが好きな人、僕が大事だと思うのは昔プロレスが好きだった人。その昔プロレスを好きだった人が、学生時代から社会人になってプロレスの歴史が抜けてしまった間を有田さんは埋めてくれて今のプロレスを好きにさせてくれる。実際、僕も内藤の歴史に関してはそうだった」と体験談を語り、有プロPが感嘆の声をあげるが、返す刀で「プロレスわかります?ゲストによって全然面白さが違う。ビビる大木さんは有田さんのタッグパートナーと呼べるレベルでスイングしてる。ビガロみたいなもんなんです。シーズン3の『No.021 有田と大木も大興奮!"赤いパンツの頑固者"田村潔司!』が一番噛み合っていてベストバウトだった」と『有プロ』愛を熱くプレゼン。
さらにJJジャックスと女子プロレスの回をもっと増やすべきだったと愛ある要望を伝え、持ち時間10分をフルフル使ったプレゼンを終えた。
福士はP.K.サンジュン氏のプレゼン時間中スクワットや筋トレをしながら睨みつけていたため汗だくになっていたが、静かな顔でこれを見ていた有プロPは「勝者はロケットニュースさん。バトル・ニュースさんは越中さん愛は伝わったが、ロケットニュースさんは有田さんへの愛や素直に番組への感想をもらえてよかった」と、フィジカルではなくテクニックでの勝利を伝えた。
見事勝利したロケットニュース24には、勝利者賞として有プロDVD‐BOX全巻(シーズン1~ファイナルシーズン)が贈呈され、プロレスメディアがプロレス番組のプレゼンで敗北するという結論をもって幕を閉じた。
今回の試合の起点となった『有田と週刊プロレスと』シーズン3&ファイナルシーズンのDVD-BOXは、12月4日から発売開始。
是非この機会にシーズン3&ファイナルシーズンを含むDVD-BOX全巻を手元に残してほしい。
■DVD-BOXクレジット
「有田と週刊プロレスと」シーズン3&ファイナルシーズン DVD-BOX
2020年12月4日(金)発売&レンタルDVD同時リリース
発売元:フラッグ 販売元:TCエンタテインメント (C)flag Co.,Ltd.
■番組クレジット
『有田と週刊プロレスと』
出演:有田哲平、倉持明日香
ナレーター:田中ケロ
イラスト:広く。
演出:前川コーファン
監修:週刊プロレス
制作:全力カンパニー
製作・著作:フラッグ
(C)flag Co.,Ltd.
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