夢闘派プロレスがコロナ禍を乗り切り11・3蕨大会で久々の大会開催!山田太郎vs定アキラの覇王争奪戦、佐藤泰vsアラケンのいぶし銀対決、レオvs佐山の未来のエース対決など激闘必至!

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「プロレスとは闘いであり、その闘いこそが極上のエンターテイメントである」をモットーにプロレス道を追求する夢闘派プロレス。来る11月3日に蕨のアイスリボン道場で興行が行われる事となった。
新型コロナウイルスの影響で春から夏にかけての興行が延期や中止の憂き目に遭い、今大会も紆余曲折あっての開催という事もあり、今回は現段階におけるベストメンバーでの総力戦で臨む。

▼ダークマッチ BKF提供試合 ”闇試合”  20分1本勝負
杏ちゃむ(信州ガールズ)
vs
ヤマダマンポンド(フリー)

夢闘派プロレスの別ブランドでもあるBKFの提供試合となる。
今年1月、ヤマダマンポンドの試合に喧嘩を売られた杏ちゃむが乱入、会場内が混沌とし収拾がつかなくなってしまい、レフェリーの裁定は「ノーコンテストではなく、試合そのものをなかった事にする」という前代未聞の裁定。
納得のいかない杏ちゃむは運営に直接対決を直訴。運営側が承諾する形でこのカードが実現した。
ヤマダマンポンドがこの試合について運営側に要求してきたのは「闇試合にしろ」という1点のみ。この闇試合とはいかなるものなのかはヤマダマンポンド本人のみぞ知るところで非常に不気味である。
対する杏ちゃむは”闘うグラビアアイドル”とあるが、石川雄規をはじめとするその道のエキスパートから様々な技を教わっており、舐めてかかると大怪我をする可能性もある。
ただ、この試合はあくまでカオスのBKF。確実にハプニングが起きるのは間違いないので、観客も「そういうものなんだ」という”それなりの覚悟”が必要である。

▼女子プロレス 10分1本勝負
青木いつ希(ショーンキャプチャー)
vs
YAKO(フリー)

久々に夢闘派で女子の試合が組まれた。青木は初参戦、YAKOは2年ぶり3度目の参戦。
元々5月に対戦を予定していたが、コロナ騒動の影響で延期せざるを得なくなり、まさに紆余曲折あって実現したカードである。
キャリアに関してはYAKOが上、ただし今の勢いという点では青木のほうに分があると言える。
YAKOはフリーに転身した関係上、一試合一試合が勝負となる。まさに正念場だ。
その反面プライベートは充実しており、その影響でプロレススタイルの幅が広がったとも言われている。
対する青木は今まで活動拠点が関西地区だったので、初見には十分すぎるほどのインパクトを与えるだろう。
同じようなファイトスタイルで、パワーもほぼ互角。さらには同年齢と言う事もありお互いの立場からも負けられないところ。
女子プロレスならではの”意地の張り合い”による攻防はまさに見どころの一つといえる。
一時期青木いつ希の体調不良により、このカード自体の中止も考えられたが、どうやら今月末にはリング復帰という事もありこの試合にGOサインを出す事となった。
ただ、体調面を考慮し当初発表された20分1本勝負から10分1本勝負に試合時間の変更となる。
よく「女子プロレスは別のモノ」という声もあるが、裏を返せば”女子プロレスならではの面白さ”が存在するという事。
是非”女子プロレス”を体感してほしい。。

▼夢闘派宣言特別編 シングルマッチ 20分1本勝負
井坂レオ(Marvelous IMPACT)
vs
佐山駿介(TTT)

プロレス界の次世代を担う若手同士の激突をテーマとする”夢闘派宣言”の特別編として組まれたシングルマッチである。
井坂レオは長与千種率いる女子プロレス団体Marvelousの男性部門Marvelous IMPACTの所属だが、最近は様々な団体に出場し”同世代の好敵手としのぎを削っている”状態。
華麗な空中殺法に加え、レスリングにも磨きがかかり、相手に対して絶対に屈しない気持ちは”赤の遺伝子”のなせる業か。
対する佐山はTTTの次世代を担う存在。6月には新井健一郎の持つタイトルに挑戦。新井をあわやというところまで追いつめ、その実力を見せつけた。
蹴りを主体としつつも、グラウンドにもたけており、総合格闘技戦でもその存在感を光らせている。
双方とも全く異なるファイトスタイルの為、いかに自分の間合いで闘うかが勝敗の鍵となる。接近戦では佐山に分があるが、井坂のトリッキーな攻撃は予測が不可能で、そう簡単に自分のペースには持ち込めないと思われる。
2年後、3年後には確実に大舞台で闘っているであろう二人の前哨戦的な一戦。
いまのうちに2.3年後のメインイベンターを押さえておかない手はない。

▼特別タッグマッチ 20分1本勝負
磯英弥(フリー)/浪口修(フリー)
vs
渡辺宏志(HEAT-UP)/趙雲子龍(新北京)

夢闘派プロレスのトップ4である磯、渡辺の二人を軸に浪口、趙雲の実力派中堅を加えた実力主義のタッグマッチ。
この試合で特に注目なのが浪口修と趙雲子龍の二人。
浪口は夢闘派に何度も上がっているが、それまでは若手に対する大きな壁としての参戦。
ところがこの試合では浪口本来の”熱き挑戦者”としてのスタンスが重要になってくる。
浪口の対角には”覇王争奪戦”のプロデューサーでもあり、自らもその座を狙う渡辺がおり、もし仮に渡辺から勝利を奪うとなると”覇王争奪戦への挑戦権”が現実のものとなってくる。
趙雲はBKFには何度か参戦しているものの、夢闘派には初参戦。蹴りを主体としたスピーディーな攻撃は他の3選手と明らかにファイトスタイルが異なる為、自分のペースに持ち込めばおのずと勝機が見えてくる。ましてやパートナーの渡辺とは過去に何度も闘ったりタッグを組んでいるので、その辺りは阿吽の呼吸で連携技も繰り出せるだろう。
だが、渡辺、磯も次の”覇王争奪戦”の挑戦権を易々と手放す筈もなく、自ら勝ちを狙いに来る筈。この試合に勝ったものが覇王争奪戦の挑戦権に一歩近づき、敗者は確実に一歩後退する。
この試合は単なるタッグマッチではなく、文字通りのサバイバルマッチなのである。

▼シングルマッチ 30分1本勝負
佐藤泰(佐藤一家)
vs
新井健一郎(DRAGON GATE)

自他ともに認める”プロレスリングマスター”である新井と夢闘派プロレスで数々の名勝負を繰り広げる佐藤の一戦はまさに”夢の対決”と言っていい。
新井はドラゴンゲート所属でありながら、いまや関東インディー団体の中核にいる選手であり、グラウンドテクニックからラフファイトまで何でもござれのオールラウンダー。実際、参戦した団体のタイトルは必ずと言っていいほど奪取し、長期間にわたり王者として君臨している。
夢闘派初参戦に対し「俺抜きにプロ・レスリングを語ってもらっては困る。夢闘派に新しい風を吹かせる」と豪語する。
対する佐藤はアマレス仕込みのグラウンドテクニックで幾多の選手から勝ちを奪いとっている猛者。あらゆる体制から繰り広げられるサブミッションはまさに神業の域である。
今回、新井の初参戦を聞きつけ「これは民意」と対戦要求を突きつけた事がきっかけでこの対戦カードが組まれた。
この試合に関しては順当ならグラウンドテクニックの応酬となるかもしれないが、どうやら一筋縄ではいかない雰囲気が漂い始めている。
既に新井は「ドラゲースタイルで行くかも」と発言しており、佐藤は佐藤で「素直にグラウンドの応酬になるとは思えない」と既に新井に対し警戒態勢を敷く。
この試合、ゴングが鳴るまで全くの予測不能である事は間違いない。

▼覇王争奪戦 シングルマッチ30分1本勝負
【選手権者】山田太郎(666)
vs
【挑戦者】定アキラ(フリー)

今年一月に新設された夢闘派プロレス最強の称号”覇王争奪戦”、磯英弥との激しい攻防の末、初代覇王となったのが山田太郎、そしてその初防衛戦の相手となるのが定アキラだ。
定アキラはその風貌からは想像できない丁寧なレスリングテクニックを得意とし、それでいながらラフ攻撃もできるいわば万能型の選手で、テクニカルディレクターの渡辺も「彼なら山田選手から覇王のタイトルを奪い取る可能性が高い」と太鼓判を押す実力派。

対する山田はありとあらゆるプロレススタイルをこなす、まさに”ファンタジスタ”的な存在。
佐藤泰とのシングルマッチは名勝負数え歌とも言われ、観客の間でも評判である。
山田と定は何度か対戦をしているが、ともに実力を認め合いつつ、本格的なシングルとしては初対戦、加えて夢闘派最強の称号”覇王”のタイトルが懸かるとなれば双方負ける訳にはいかない。

SMOKY CRIMINALのメンバーでもある定はこの日参戦しているリーダーの新井健一郎から対山田太郎の秘策を伝授されている可能性が高い。新井は各団体のベルトを一発で奪取するいわばその道のエキスパートで、既に何度か山田と対戦している新井からすれば、頭の中で”山田対策”は既に完成している筈だ。
対する山田はその新井から「実力は認めているが、所詮はただの便利屋」と揶揄されている状態。ここは定アキラからしっかり勝ちを奪い取り、新井に対して逆挑戦状を叩きつけたいところだろう。

今まで内部での切磋琢磨が中心だった夢闘派プロレスに初めて”外敵”とも呼べるSMOKY CRIMINALが登場する事でどんな化学変化が起きるのか?そして覇王争奪戦の行く末は?
2021年に向けて大きく変化する夢闘派プロレスの新たなスタートともいえる一戦になるのは間違いない。

『夢闘派プロレス 蕨大会』
日程:2020年11月3日(火・祝)
開始:12:00(※ダークマッチは11:20開始)
場所:埼玉県・アイスリボン道場

大会プロモーション映像
https://youtu.be/ikqewPkh3n8

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