【試合詳細】8・25 STREET FIGHT CLUB後楽園ホール大会 大仁田厚&宮本裕向&ロッキー川村vs杉浦貴&NOSAWA論外&カズ・ハヤシ 秋山準vs納谷幸男 メカパンディータvs勝俣瞬馬

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『STREET FIGHT CLUB Produced by 爆破甲子園』
日程:2020年8月23日(火)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:未発表

▼ラオスの神秘! 驚異のメカパンディータ初出動! 30分1本勝負
●メカパンディータ
10分36秒 ダイビング・ボディプレス→体固め
○勝俣瞬馬(DDT)

▼崖のふち女子プロレスvsぽっちゃり女子プロレス全面対抗戦! 30分1本勝負
●松本都(崖のふち)/クリス・ブルックス
11分41秒 鈴木ダイナミック→エビ固め
○まなせゆうな(ガン☆プロ)/今成夢人(ガン☆プロ)

▼ハゲトロンゲーズvs#STRONGHEARTS!~ノーDQマッチ 30分一本勝負
[ハゲトロンゲーズ]黒潮“イケメン”二郎(フリー)/●立花誠吾(フリー)
12分27秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[#STRONGHEARTS]T-Hawk(OWE)/○エル・リンダマン(OWE)

▼STREET FIGHT CLUB特別試合~王道伝承マッチ~ 30分1本勝負
○秋山準(DDT)
12分4秒 エクスプロイダー→片エビ固め
●納谷幸男(DDT)

▼ストリートファイト・スクランブルバンクハウス6人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
○大仁田厚(フリー)/宮本裕向(666)/ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
15分49秒 イス攻撃→体固め
[杉浦軍]杉浦貴(NOAH)/●NOSAWA論外(東京愚連隊)/カズ・ハヤシ(フリー)

大仁田が杉浦軍とのストリートファイトでアバラ骨を骨折!杉浦軍は電流爆破戦に桜庭和志の投入を宣言!秋山が納谷へ王道伝承?!メカパンディータは焙煎所で再特訓へ

第1試合


 大仁田厚が控室からリモコン操作しているというメカパンディータだが、事前の熱中症問題などをものともせずにロボットダンスのような動きでリングに登場。
 勝俣の握手に応じるが、勝俣が悲鳴を上げると「こんなパワー強いと思わなかった」と下がる。

 パンダはなぜかコーナーにモンゴリアンチョップからジャーマンを仕掛ける。投げられないと見るや、一人でロープワークをしようとして、走らずにポーズ。さらにゆっくりリングを回りながらチョップなどをコーナーに叩き込む。
 「操縦下手くそだな」と見かねた勝俣がロックアップを仕掛けると、パンディータはパワーで投げ飛ばす。

 勝俣は手4つを仕掛けるがやはりパワー勝負では敵わず、レフェリーに助けを求めて手を掴むと、パンディータは横並びになりウェーブ。
 一緒にくねってしまった勝俣は絶望しながらも、ボディスラムを仕掛けるが重量がありすぎて上がらず。ならばと勝俣はロープに飛ぶが、ショルダータックルでぶつかるもパンディータが硬すぎて自爆。
 勝俣はバックを取って場外に引きずり出すと、客席を向かせてリングに戻りレフェリーに場外カウントを求める。

 大仁田はパンディータの操作をうまく出来ずに鉄柵に自爆させ続けるが、カウント19でなんとかリングに滑り入れると、パンディータは突然軽快な動きになり勝俣をコーナーに振ってドロップキックで場外に叩き出し、プランチャを投下するとポーズ。

 リングに戻り、パンディータはコーナーに登るとフライングクロスボディアタックからフォールも2。

 勝俣はエルボーを叩き込むが、パンディータの装甲が硬すぎて自爆。ならばと投げようとするが、パンディータは逆にボディスラムで叩きつけるとコーナーに叩きつける。
 パンディータは勝俣の足を掴むと逆片エビ固めで捕らえ、これを離すとストンピング連打。パンディータは首を掻っ切るポーズから投げようとするが、着地した勝俣が延髄斬りからトラースキック。パンディータはタッチすると、足を刈って倒し客席に拍手を要求。パンディータは満足そうにその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。

 パンディータはみちのくドライバーIIからフォールも2。

 パンディータは手をぐるぐる回してアピールしてからコーナーに登るとファイヤーバードスプラッシュを投下するが、避けた勝俣がトラースキックからボディスラムで叩きつけコーナーに登るが、パンディータは立ち上がり正面に登りエルボー連打。耐えた勝俣がコールドスプレーを噴射して固まらせると、パンディータは動きが止まりリングに倒れ、そこへ勝俣がダイビングボディプレスを投下し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
勝俣瞬馬
「メカパンディータ、恐ろしいロボットだったなあ。でも見たろ?3カウント獲ったのはこの俺だ!これが決まってからめちゃくちゃロボット対策してきたよ。磁石使ってやろうとか、一番簡単なのは水ぶっかけて壊そうと思ったんだけど、このご時世だし後楽園ホールに怒られちゃうから。ふと思いついたのが、コールドスプレー。いやあ、冴えたね。大仁田厚、見てただろ?破壊までは行かなかったと思うけど、3カウント取ったんだ。なんでもいいから次、俺の前に立たせてやるよ。俺が全部ぶっ潰してやる!そしていつかアンタの前に立ってやるよ」

――大仁田選手のメカパンディータの操縦技術については
「見たら分かんだろ。下手糞すぎるだろ!ファイプロの初心者だよ!コーナーポストジャーマンしようとしてたしロックアップしてたし。でも俺のこと見てたと思うし、これで覚えてくれたらいいな」

第2試合


 先発は今成と都。手4つからリストの取り合い。都がヘッドロックで捕らえるが、今成が腕を取って切り返すとアームロック。悲鳴を上げる都にストンピングからエルボー。エルボーの打ち合いからランニングエルボーの打ち合い。今成がこれは打ち勝ち自軍コーナーに叩きつけるとゆうなにタッチ。

 ゆうなと今成が都をロープに振ってダブルショルダータックルからダブルエルボードロップ。ゆうながヘッドロックも都はそのまま下がってクリスにタッチ。

 クリスはヘッドロックもゆうなはヘッドロックで切り返し、ショルダータックルもクリスは受け切る。ゆうなは二度三度とショルダータックルも、クリスはビッグブーツで迎撃しロープに飛ぶが、ゆうなはショルダータックルで迎撃。ゆうなはバックをとるが、クリスはそのままコーナーに下がって串刺しラリアット。避けたゆうなに延髄斬りから前かがみになったゆうなの背中にダイビングセントーンを投下。
 都が出てきてクリスとともにロープに振ってダブルビッグブーツも都の足が短くてゆうなには届かず。クリスは無視してゆうなをコーナーに振って串刺しチョップから、腕を巻き込んでのニードロップ。フォールも2。
 クリスは都にタッチ。

 ゆうなをロープにくくると都とクリスは靴裏で顔面をサンドイッチし、これを離すと都はヘアーホイップ2連発。都はコーナーでゆうなの胸に乗っていき、レフェリーに注意されるとクリスにタッチ。

 ゆうなはエルボー連打も、クリスは腕を巻き込んで卍固め。カットに来た今成も都がお卍固めで捕らえ、ゆうなはなんとかロープを掴みブレイク。
 クリスはゆうなの腕をロープに絡めてアームブリーカー。クリスは都にタッチ。

 都はヘアーホイップも、ゆうなは側転して切り返すと、コーナーに振ってショルダータックルで倒す。ゆうなは今成にタッチ。都もクリスにタッチ。

 今成はショルダータックルで倒しロープに振るも、クリスは串刺しラリアットを避けるが今成はルーテーズプレスで迎撃し、ロープに飛んでエルボードロップ。
 今成は投げようとするが、切り返したクリスが胴締めスリーパー。都が正面から走り込むが、今成がクリスを背負ったままルーテーズプレスで迎撃する。
 今成とクリスはエルボーの打ち合いから今成がエルボー連打。クリスが逆水平チョップも、今成はロープの反動を使って戻ってくるが、クリスはジャンピングニーで迎撃し都にタッチ。

 都と今成はチョップの打ち合い。都は急所蹴りからロープに飛ぶが、今成は股間を押さえたままヒップアタックで迎撃し、そのままヘッドバッドを投下。今成はゆうなにタッチ。

 今成とゆうなは「テンコジ!」と叫んでからモンゴリアンチョップの同時攻撃。さらにサンドイッチラリアットからゆうながラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 ゆうなはカカト落としも、避けた都がスタナーからカカト落とし。フォールも2。
 ゆうなはコーナーに振って串刺し攻撃も、都が避けてクリスが追走串刺しドロップキック。さらに都がシャイニング崖ザードを発射し、都がクリスの肩に乗ってのダイビングフットスタンプを投下。フォールも2。
 都がマウントナックルを連打するが、なぜかクリスがプラケースを持ち出しゆうなをその上にうつ伏せに寝かせる。
 クリスが嫌がる都を担いでパワーボムで投げ捨てると、ゆうなが避けて都はプラケースに誤爆。
 クリスは構わずユウナと殴り合うが、ゆうながクリスをラリアットでなぎ倒し、今成がクリスをキャプチュードで投げ捨てる。
 ゆうなは都に串刺しラリアットから投げようとするが、都が丸め込むが2。
 都はシャイニング崖ザードを狙うが、ラリアットで迎撃したゆうなが鈴木ダイナミックを叩き込んで3カウント。

今成「都代表!クリス!ユーアークレイジー!ユーア―クレイジー!!崖のふち女子プロレス、最高にクレイジーでした!今日はありがとうございました!僕たちぽっちゃり女子プロレスというちょっと小さな団体やってます。僕たち日本でしか見られないフロムジャパンのクレイジー団体です。俺たちまだまだこれで止まれないですよね。頑張りましょうよ。フロムジャパンで世界にクレイジーを広げていきましょう。みんなで3,2,1ワールドワイドでしめましょう!ワールドワイドに届けるよ!フロムジャパン!3,2,1,ワールドワイド!」

第3試合


リンダマン「後楽園の皆さんこんばんは!皆さまには残念なお知らせです。今日Twitterで煽らせていただいた対戦相手のハゲトロンゲーズ。立花誠吾の丸刈り、いやイケメン選手、そしてT-Hawkまでも丸刈り、そして松井レフェリーまで丸刈り、そして後楽園のお客様全員丸刈りにするために、試合前に素晴らしいお店に行って情熱価格でバリカンを購入してきました。はい。それで会場入りしたことまでは覚えているのですが、僕のバックの上においてあるはずのバリカンがなくて、困ってしまいます。一応、なけなしの小さなハサミは持ってきたのが少しの救いですが、こんなもの正直役に立ちません。今日の試合は真面目なストロングスタイルのストロングハーツ対ハゲトロンゲーズをご期待ください・・・そんな真面目な試合なんてできるか俺は悔しいんですよ!俺のバリカンは何処にあるんだ!バリカンは何処にあるんだよ!!バリカンは何処にあるんだよ!!俺のバリカン!!!」

 これを聞いたハゲトロンゲーズはバリカンを持って登場。
立花「(イケメンに)うるせーな一回ちょっと静かにしろ!」
イケメン「あれを言え!」
立花「うるせー今から言うよ!」
イエメン「早く言え!早くだ!」
立花「後楽園ホールの舎弟ども!まずは今日、イケメンの入場がないことについてだけど、一言言わせてくれ。今日試合前によ、後楽園ホールの偉いヤツから、イケメンが呼び出されたからちょっとこっそり見に行ったらよ、むちゃくちゃ怒られてんだよ。ぜってーに客の方には行くなよ。ぜってーにフェンスを越えんなよって越えたらどうなるかわかってんだろうなって。こいつむちゃくちゃ落ち込んでるんだよ今。だからよ、だから今日だけは、こいつの入場ないの勘弁してやってくれ。頼むよ舎弟ども。それとよ、リンダマン、Twitterで俺の髪の毛を刈ってやるって言ってたな。だから俺はよ、テメーが言うタイミングを見計らって、お前の控室に侵入して、バックの一番上に置いてあったバリカンを盗んでやったんだよ!」
イケメン「これマジだからな!」
立花「ついでによ!テメーのバックにクソぶっかけておいてやったからよ」それとテメーの財布から保険証と免許書抜いて燃やしといてやったからよ!」
イケメン「角っこちょっとだけな!」
立花「もうつかえねーぞ!それとついでによ、イケメンがよ、テメーの携帯の連絡先、すべて名前を変えてやったんだこの野郎!おいT-Hawk、何したんだお前、こいつの名前を何に変えたんだこの野郎。T-Hawkから電話かかってきたらな、テメーの携帯の画面にはパプリカって出るぞこの野郎!それとよ、おいレフェリー、今日はよ、ストリートなんちゃらなんちゃらって名前だったよな?その物騒な名前にちなんでよ、俺たちの試合はノーDQマッチに変更するぞこの野郎。いいなテメーから俺の髪の毛刈ってやるって先に言ったんだ。その覚悟はあるよな。おいレフェリーゴングを鳴らせ!」

 乱戦から試合開始。立花がリンダマンの髪を刈ろうとするが、耐えたリンダマンにラリアット。避けたリンガマンが前蹴りで動きをとめると、足を刈って倒し背中にかかと落とし。
 リンダマンが「テメーなんかに刈らせるか」とサミング。だが立花は「効かねーんだ!」とヤンキー座り。リンダマンが上から見下ろすと、立花はブリッジして下から睨みつける。リンダマンもそれにノルが、立花はストンピングからロープに飛ぶが、リンダマンはドロップキックで迎撃しバリカンを手に持つ。
 バリカンを持ったリンダマンの手をイケメンと立花がキャチボールすると、T-Hawkが助けに出てくるが、リンダマンは乱心してT-Hawkの髪を刈ろうとする。T-Hawkはナックルをリンダマンの顔面に叩き込みKOすると、「先輩に手を出しやがってこの野郎」と吐き捨て、イケメンと立花はここぞとばかりにリンダマンにストンピング連打から股裂き。立花はイケメンにタッチ。

 イケメンはストンピングからヘッドロック。そのままグラウンドに持ち込むが、リンダマンはロープに足を伸ばしブレイク。イケメンがバリカンに手をかけるが、バリカンのバッテリー部分が外れてしまう。イケメンは動揺しながら立花にタッチ。

 立花はリンダマンにストンピングから、イケメンが直したバリカンを手に持つと襲いかかるが、リンダマンはその腕をキャッチするとT-Hawkとキャッチボール。立花はカットに来たイケメンの髪を刈ろうとしてしまい、イケメンはエルボーから急所蹴りで迎撃。
 イケメンは「謝れ」と迫り、謝らない立花にバズソーキック。そこをリンダマンがフォールも2。
 リンダマンはバリカンを手に持つが「壊れてるじゃね―か!」と主張。イケメンがバリカンを直しにかかるが、そのすきにリンダマンがコーナーに叩きつけてT-Hawkにタッチ。

 T-Hawkは立花に串刺しチョップ。さらにボディスラム。イケメンが「壊れてる」とつぶやくが、レフェリーから「なんとかしなさい」と指摘があり、イケメンはバリカンの修理に没頭。
 T-Hawkとリンダマンが交互にボディスラムで叩きつけ、リンダマンがフォールするとイケメンが「治った」とカット。
 リンダマンはガットショットからバリカンを奪いレフェリーに手渡すと、ロープに飛んで走り込むが、立花はカウンターの大外刈りからイケメンにタッチ。

 イケメンはナックル連発から裏拳。さらにローリングナックルからロープに振って水車落とし。だがリンダマンがすぐに立ち上がりバックドロップからT-Hawkにタッチ。

 T-Hawkは串刺しバックエルボー。だがリンダマンが走り込もうとしたところにイケメンがT-Hawkを振っていくが、T-Hawkは立ち止まり、イケメンに膝蹴り。T-Hawkはローリングチョップを打ち込み、イケメンのナックルとチョップの打ち合い。
 イケメンがバリカンを手に持ったT-Hawkを丸め込むが2。再度丸め込むが2。
 逆さ押さえ込みを切り返したT-Hawkにナックルを叩き込み、バリカンを奪うもT-Hawkはウラジゴクからナイトライドを狙うが、イケメンはイケメン落としで切り返して立花にタッチ。T-Hawkもリンダマンにタッチ。

 リンダマンがバリカンを奪い、ボディブローからコーナーに登ってダイビングバリカン。避けた立花がガットショットから走り込むが、リンダマンがカニばさみで倒してバリカンで髪を刈ろうとする。だが立花がコーナーに下がって潰して逃れると、ラリアットの相打ちからエルボー。立花がバリカンを奪うがリンダマンはレフェリーに突き飛ばしていき、リンダマンがバリカンを奪うが、立花がリンダマンにレフェリーを突き飛ばすと「松井でもいいやー」とリンダマンはレフェリーに襲いかかる。だが松井レフェリーはラリアットで迎撃し、立花がバックドロップを狙ったところをリンダマンが担がれたままバリカンで立花の頭を刈り、唖然とした立花が四方を向いてから頭を触って確かめると悲鳴を上げて倒れ込む。すかさずリンダマンがぶっこ抜きジャーマンスープレックスで3カウントを奪った。

第4試合


 ゆっくりとした立ち上がりからロックアップ。納谷がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから秋山がヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックルも納谷がすぐにショルダータックルで倒しエルボードロップ。秋山はこれを避けてコーナーに下がる。

 手4つをフェイントにお互い投げようとするが、秋山がロープに押し込みエルボーからヘッドバッド。さらに場外に投げ捨てエプロンに叩きつけていく。だが納谷が場外DDTで迎撃しエルボー合戦へ。

 リングに戻ると秋山がエルボーからガットショットを叩き込み、場外に投げ捨て鉄柵に叩きつけると、エプロンに寝かせて後頭部に断崖式ニードロップ。カウント9で納谷はリングへ。

 納谷はエルボーを叩き込んでいくが、秋山は首投げで倒しスリーパー。これを離すとストンピングからコーナーで髪を掴んでヘッドバッド。
 秋山はコーナーに振っていくが、納谷はショルダータックルで迎撃。さらに串刺しボディスプラッシュから背中にサッカーボールキックを叩き込みエルボードロップ。フォールも2。

 納谷はコブラツイストで捕らえるが秋山はロープを掴みブレイク。

 納谷は投げようとするが、耐えた秋山の背中にエルボー連打からバックドロップを狙うが、秋山は切り返してカウンターのボディプレス。
 秋山はランニングニーからフォールも2。

 秋山は胴締めフロントネックロックで絞り上げ、動かなくなった納谷をフォールも2。
 納谷は投げようとするが、耐えた秋山とエルボー合戦。これは納谷が打ち勝ちフォールも2。

 納谷がランニングニーからフォールも2。

 納谷が投げようとするが、秋山が耐えて膝蹴りからロープに飛んで走り込むが、納谷がカウンターのサイドバスターから走り込むが、秋山はジャンピングニーで迎撃しランニングニー。フォールも2。

 秋山はニーパッドを外してのランニングニーを叩き込みフォールも2。

 秋山はエクスプロイダーで投げ捨て3カウントを奪った。

<試合後コメント>
納谷幸男
「負けました。それが全てです。秋山選手が何を言うかですね。自分としてはそれだけです。以上ッ!」

秋山準
「やる気、前に出ようという気持ち。それは感じたけど、今まで若い選手とずっとやってきたけど、彼が一番時間かかるかも分からない。本気になってる気持ちはわかるけども、じゃあその本気をどういうふうに魅せるか。それを考えないと。いいもの持ってんだから。もしかしたらDDTで最高のものを持ってるかもわからない。その最高のものを自分でどう活かすかも本人次第だし、まだ活かしきれてない。活かそうとしてるのはわかるんだけど、時間かかる。まあ本人が信じた道を行けばいいと思うけど、だけど俺にはちょっと違うかな」

――納谷選手の巨体をエクスプロイダーで投げきったことは衝撃でした
「何年見てんの?(笑)割りと投げてますよ。ビッグバン・ベイダー投げてますよ。130~140kgくらいでしょ?それ昔で言ったらスティーブさんとか、そのくらいでしょ?だから違うんだよ。DDTではもしかしたらすごい体重あって皆が投げないのかも分からないけど、俺はそんなんばっかりだったからね。背の高い選手はどう攻めるべきか、低い人にはどう攻めるべきか。やっぱ高い人のほうが得意だからね。どっちかと言うと。今日は足も攻めなかったけど、足攻めればいいだけだから」

第5試合


 乱戦から試合開始。
 杉浦と大仁田がエルボーの打ち合いから大仁田がナックル連打しサミング。そのまま全員場外乱闘へ。
 
 リングに論外と大仁田が戻り、論外がイス攻撃連打。だが大仁田が奪って論外の脳天にイスを叩き込む。すると杉浦が入ってきてイス攻撃を狙うが、大仁田はこれもカット。だがカズが大仁田を蹴りつけイス攻撃から場外乱闘へ。

 論外が机をコーナーに立て掛け、カズが大仁田を立たせると大仁田を机に叩き込む。
論外がリング中央に机をセットすると、杉浦が大仁田の顔面を叩き込んでいくが、大仁田が切り返すとロッキーと宮本がカズと杉浦を蹴散らし、大仁田が論外を机上パイルドライバー。フォールも2。

 杉浦が大仁田を場外に引きずり出し動きを止め、論外がリングに有刺鉄線ボードを投げ入れコーナーに立てかけると、リングに投げ入れられた大仁田をカズが振ろうとするが、大仁田が切り返してカズを有刺鉄線ボードに叩き込む。

 杉浦が大仁田にガットショットからコーナーに押し込んでいくと、論外がリング中央にイスをセットし、そのうえに有刺鉄線ボードをのせる。
 杉浦は大仁田を有刺鉄線ボードにボディスラムで叩きこみフォールも2。

 杉浦は大仁田にストンピングから、論外が有刺鉄線バットで大仁田に殴りかかる。
 杉浦が有刺鉄線バットを論外から奪い大仁田を殴りつけ、カズも杉浦からバットを受け取り大仁田を殴りつける。論外は大仁田の額に有刺鉄線バットを押し付けて流血させると、大仁田を立たせて羽交い締めにし、杉浦が大仁田のボディに有刺鉄線バットをフルスイング。さらにカズも論外が羽交い締めにした大仁田にフルスイングするが、大仁田が避けて論外に誤爆。
 宮本がカズをロープに振って彪馬殺し。杉浦が宮本にビッグブーツ。ロッキーが杉浦にジャンピングフォアアームから、宮本がイスをリングに投げ入れロッキーとともに杉浦をダブルブレーンバスターでイスに叩き込む。
 そこへロッキーがジャンピングフィストドロップから大仁田が論外の頭に机の破片を叩き込み、杉浦の脳天にも叩き込むと再度論外に叩き込む。だが論外は「終わりかコラ!」と挑発し、大仁田が机の破片を論外の脳転に連打するとパワーボム。フォールも2。

 大仁田は再度投げようとするがカズがカット。宮本がカズをロープに振るが、カズはハンドスプリングオーバーヘッドキック。宮本もお返しにハンドスプリングオーバーヘドキックを叩き込み両者場外へ。

 ロッキーが杉浦に左右のフックを連打すると、杉浦は椅子を持ち出して振り回すが、避けたロッキーは右ストレートも杉浦はイスでガード。拳を痛めたロッキーをイスで殴打し蹴散らすと、大仁田が杉浦にイスで殴りかかるが、これをガットショットで奪って大仁田の脳天にイスを叩き込む。
 論外はギターを、杉浦は有刺鉄線バットを持ち出し、セッションしてから論外が大仁田にギタークラッシュ。フォールも2。

 宮本が論外を場外に投げ捨て、ロッキーが杉浦にボディブロー連発から右ストレート連打。ロッキーはリング上に設置された机に杉浦を寝かせると、宮本がそこへダイビングエルボーを投下し机ごと真っ二つに。
 大仁田が論外の脳天にイスを叩き込み、パワーボムからフォールも2。

 大仁田は論外の脳天に三度四度とイスを叩き込み、倒れた論外をフォールし3カウント。

大仁田「練習量が足りなくてアバラが折れたようです。意外と痛いです。僕でも痛いです。すいません、水を巻いちゃいけないし、水を巻いちゃいけない毒霧使っちゃいけないお客さんに触れちゃいけない。PCR検査しました。はい!はい!はい!はい!はい!陰性でした。だけどいつかかるかわかりません。僕ははっきり言ってあなた方に移したくない。移されたくもない。杉浦、論外、論外、論外!論外!杉浦論外!カズ!おい!お前ら!今度はなんと言われようと!なんと言われようと!なんと言われようと!なんと言われようと!なんと言われようと!電流爆破のリングに上がれ!世の中色々言われてあんたも言われるし、あんたも言われる。だけどさ、自分の生き方の変え方を知らねーんだ。俺は変え方を知らねー!ということは!自分が信じた道を歩むしか!歩むしかねーんじゃ!」

<試合後コメント>
杉浦貴&NOSAWA論外&カズ・ハヤシ
論外「個人的なことを言うと、1年ぶりに、また8月っていうと大仁田厚と殴り合いしてる感覚があるけど、今日は違った一面で、杉浦軍ということで。杉浦貴が、俺が来る前のNOAHで大仁田厚と電流爆破をやったっていうのを聞いてね、ちょっと巻き込んだら、まあ案の定ラブコールあったんで」
杉浦「杉浦軍で行きたいよね」
論外「行きたいっすね。杉浦軍と大仁田厚でやって面白いと思う?」
杉浦「アイツ、ようやく俺の名前覚えたね。何年か前に電流爆破もやったし、俺はバットもやってんだよ。結構やってんのに、アイツTwitterで俺の名前“杉山”って言いやがった。認知症始まってんじゃねえかアイツ!リング上では“杉浦”っつってたから、覚えてくれてたからいいよ。杉浦軍と大仁田軍でやってやるよ」
論外「いつでもいいよ。ここでね、ラスボス巻き込んで(笑)」
杉浦「邪道にまみれるよ、ここまで言ったら」
論外「今日、キメ台詞言えなくてすみません。いつも言ってるやつ」
杉浦「アイムチョーノね(笑)チョーノじゃないけど(笑)今度電流爆破で勝って、ガッてキメてやりたいですね」
論外「まあ、また大仁田厚と遊ぼうかなって。具合悪そうですけどね(笑)」
杉浦「いろんなレジェンドいるけど、楽しそうにやってるよね」
論外「電流爆破、場所はいつでも。スケジュール合えばいつでも行きますよ。カズさんも行くでしょ?」
カズ「当たり前でしょ。行かなくちゃね?」
論外「電流爆破やんないとWRESTLE-1潰した意味無いよ」
カズ「あっ……」
論外「そのために会社潰したんでしょ?」
杉浦「電流爆破やんならさ、あの人も誘い込む?」
論外「誰すか?……あっ!」
杉浦「全く違うところにいる、あの人」
論外「サクさんっすか?(笑)」
杉浦「桜庭和志を(笑)」
論外「大仁田厚が本気でやるんだったら、桜庭和志も責任を持って我々が電流爆破にあげてやる!リップ・サービスじゃねえぞ?今の杉浦軍の力関係わかるだろ?サクさんも『うん』しか言えねえんだから。桜庭和志も巻き込んでやる」
杉浦「どうせなら邪道に巻き込もう」
論外「本気でやりたいっすね、やるなら」

大仁田厚&宮本裕向&ロッキー川村
大仁田「俺は、俺は、宮本選手みたいな選手を生んで幸せだなと思いました。デスマッチも出来て、オールマイティに試合もできて。ねえ?そういった部分、宮本選手みたいな選手が出来上がったことは喜ばしいですよ。そしてまた、俺、レオン・スピンクスともやったんですけど、こうやってボクサーの選手がまたストリートファイトをやってくれるってのは素晴らしいことだなと。敵を褒めるわけじゃないですけど、俺はハッキリ言って、論外選手、杉浦選手、カズ選手、ストリートファイトに上がってくれてありがとう。その代わり、すみません!多分アバラが折れていると思うんです。アバラが折れた!アバラが折れた!アバラが折れた!この借りは絶対に!返す!オイ次は!俺の得意の!誰がなんと言おうと誰がなんと言おうと誰がなんと言おうと誰がなんと言おうと!オイ!杉浦!論外!カズ!俺たち3人で電流爆破やるから!上がって来いや!どうだ?!」
裕向「ホントですかあ。でも電流爆破、あんなの一生に1度しか無いと思ってますけど、電流爆破出来るなんて、最高ですよね。杉浦さんなんて言うか分からないですけど、見たいですよね、僕は」
大仁田「見たいって。やるんだよ」
裕向「やってください。是非」
ロッキー「大仁田さん!ボンバーマッチ!プリーズ!ミー!ボンバーマッチ!OK?!」
大仁田「なにいってるかよくわかんない」
ロッキー「カマ~ン!」
大仁田「なんて言ってんの?」
裕向「あのー、多分『電流爆破呼んでくれ』って言ってます。やりたいって」
ロッキー「ファイッ!ファイッ!」
大仁田「どこの人なの?」
裕向「パンクラスの……」
大仁田「今ビザ降りないし、出来ないよ。どっから来たんだ?」
裕向「アメリカですかねえ」
ロッキー「千葉デルフィア!」
大仁田「フィラデルフィア?俺行ったことあるよ」
裕向「千葉デルフィアっつってますね」
大仁田「チバデルフィア……どこ……?」
裕向「多分日本っすね」
大仁田「日本……?コイツ、ナメてんのか?」
ロッキー「フゥーッ!フゥーッ!」
裕向「日本語通じないっすね」
大仁田「ちょっと悲しいことがありまして。僕がラオスから連れてきた、コーヒーの焙煎所から連れてきた、メカニックを改造したメカパンディータ。初戦から負けました。もう1回、佐賀の神埼に連れ帰ってもう一回焙煎所で1から叩き直してやろうかなって。ダメっすね。豆の選別の仕方からね」
裕向「1から、仕事の方も。お願いします、是非」
大仁田「甘かったですね、甘かったですよ。もっとビシバシ行くべきだった。僕、悪いけど、パワハラと言われても竹刀持つからね。竹刀持ってビシバシ叩くから。やっぱレスラーはそれくらいじゃないとダメだよね?」
裕向「ダメっす」
大仁田「そうでしょ?叩かれたでしょ?」
裕向「マンモス佐々木選手に」
大仁田「叩かれた?(ロッキーへ)」
ロッキー「イエス!」
大仁田「日本語わかんじゃねえか。叩かれた?」
ロッキー「……イエース」
大仁田「不味いんじゃないか。外人を叩いちゃ」
裕向「厳しい団体でやってこられたんで……」
大仁田「どこの団体?」
ロッキー「パンクルァス……」
大仁田「これ国際問題だよ。でも千葉デルフィアでしょ?」
裕向「千葉デルフィアです」
大仁田「まあ次、いつ行われるか分からないですけど、杉浦、論外、カズ、逃げんなよ?アイツらどこの団体?」
裕向「NOAHです」
大仁田「NOAHだけど、あともう1つ新しい団体あんだろ」
裕向「リデットですね」
大仁田「リーゼント」
裕向「リデットっていう」
大仁田「リゼットね」
裕向「リデッ……はい」
大仁田「リゼットどう?潰れると思う?存続すると思う?」
裕向「いやっ、まだ興行もこれから、やりますんで……」
大仁田「どう思う?」
裕向「どうですかねえ」
大仁田「シビアに言ったほうがいいよ」
裕向「た、田村潔司さんとか……」
大仁田「なんでそうやってオブラートに包んだように批判しないの?」
裕向「いやっ、いやー、僕の……」
大仁田「ダメならダメって言ったほうがいいよ」
裕向「いやいや、あの、大御所と、若い子に差があるんで、間にどういう選手が来るか楽しみですね」
大仁田「どう思う?(ロッキーへ)」
ロッキー「アイドンノウ!」
大仁田「コイツ一体なんなんだよ(笑)潰れるなら潰れるって言ったほうがいいよ」
裕向「いやいやいや」
大仁田「こんな時代でしょ?普通やんないよ。やんないでしょ?やる?やる?やる?こんな時代に。やらないでしょ。俺やらないもん絶対。高級なとこなんて行かないもんね」
裕向「コロナが収束しないことには、はい……」
大仁田「このコロナが収束しないとどっか潰れるでしょ」
裕向「いやいやいや……」
大仁田「どこが潰れると思う?」
裕向「……ッ!!」
大仁田「どこが潰れると思う?」
裕向「うーん……」
大仁田「どこが潰れると思う?宮本さんはさ」
裕向「いやっ、ハイ……」
大仁田「宮本さん的にはどこが潰れると思う?」
裕向「ZERO1、は、どうなるんですかね……」
大仁田「ZERO1!!その次は?!」
裕向「…………(つらそうに目を閉じる)」
大仁田「新しい!新オーナー、来ただろ!」
裕向「そうですね!」
大仁田「ZERO1は危ない?」
裕向「……大日本も、そういう、スポンサー、オーナーさんいないですからね。でも、でも全部続くと思います!僕は!ハイ!今まで20年間とか続いてきて……」
大仁田「なんで試合の時あんな怖いのに優しいんだ。やっぱ全団体渡り歩いてるからか」
裕向「いやいや、そんなことないです。……仕事減っちゃうんで」
大仁田「ワハハハハ!(笑)アレかなあ。杉浦選手とか論外選手、これで俺らが痛めつけたから、かなりアレだな。受けるかな、電流爆破」
裕向「受けると思いますよ。杉浦選手もこうやってたんで(※大仁田を指差すジェスチャー)」
大仁田「やってた?やるって?」

――杉浦軍で臨むと先ほどコメントしていました
大仁田「そう。そしたら電流爆破10本用意しようか。悪いけど、この間クロちゃんがいみじくも、爆破ロケットは失敗だって言ってたけど、今回はそうはいかない。ロケットを2本用意する。ロケット2本だと、完璧に。それに、すみません、27日は4vs3のあっち側にクロちゃん入れてください。クロちゃんも試合に出る!出す!だって引退駆けてんだよ?でろよ。“with クロちゃん”じゃなくて、4vs3で行きます。ハンディキャップ。Withじゃないよ。クロちゃん出場。どうする?」
裕向「そうっすねえ」
大仁田「なんか最近宮本さん、丸くなっちゃって」
裕向「僕は、はい、平和主義なんで(笑)」
大仁田「昔はそうじゃなかったじゃない。10年前に会ったときはさあ、尖ってたじゃん。すごい丸くなったよ」
裕向「いやいやいや……」
大仁田「すっごい丸くなったよ」
裕向「そんなこと無いですって(笑)」
大仁田「こっち(ロッキー)に聞かないほうがいいな。丸くなったよな?」
ロッキー「イエス!!」
大仁田「分かってないだろうよ(笑)ということで、2つ決まりましたんで。決定ということで。僕も引退かけてるんで。僕は東京スポーツに言いましたよ。悪いことをしてでも這ってでも行くって。川崎球場に。これが悪いことです。いいでしょう?マスコミの皆さん。4vs3。決定です。最後に宮本さんが一言あるって」
裕向「……ぼくも電流爆破やりたいっ!」
大仁田「僕はつらいですね。宮本さんがこんなに丸くなっちゃって」・

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