【試合詳細】8・9 RIZINぴあアリーナMM大会 矢地祐介vsホベルト・サトシ・ソウザ 浅倉カンナvs古瀬美月 山本アーセンvs加藤ケンジ
『RIZIN.22-STARTING OVER-』
日程:2020年8月9日(日)
開始:14:00
会場:ぴあアリーナMM
観衆:2805人
▼RIZIN MMAルール 5分3R 61.0kg ※肘あり
●山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)
1R 3分32秒 KO(スタンドパンチ)
○加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg ※肘あり
●白川陸斗(志道場)
3R 4分40秒 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ)
○萩原京平(SMOKER GYM)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg ※肘あり
○関鉄矢(SONIC SQUAD)
2R 3分47秒 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ)
●神田コウヤ(パラエストラ松戸)
▼RIZINキックボクシングルール 3分3R 50.8kg ※肘あり
○吉成名高(エイワスポーツジム)
2R 3分8秒 TKO(レフェリーストップ:左ひじ)
●優心(NJKF京都野口GYM)
▼RIZIN キックボクシングルール:3分 3R 56.0kg
○江幡塁(伊原道場)
判定3-0
●植山征紀(龍生塾ファントム道場)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 61.0kg ※肘あり
○井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
1R 1分40秒 タップアウト(リアネイキッドチョーク)
●渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)
▼RIZIN 女子MMAルール 5分3R 49.0kg ※肘あり
○浅倉カンナ(パラエストラ松戸)
1R 1分35秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
●古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)
▼RIZIN 女子MMAルール 5分3R 52.0kg ※肘あり
○浜崎朱加(AACC)
2R 1分26秒 タップアウト(アームロック)
●前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 71.0kg
●矢地祐介(KRAZY BEE)
1R 1分52秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
○ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
RIZIN横浜大会に2805人の観客が応援に!皇治が那須川天心をリングに上げて試合を決定!?三浦春馬さんの友人・江幡塁が勝利し「一燈照隅万燈照国」
榊原代表挨拶
榊原代表「RIZINの日本の格闘技のですね、リスタート、何千人という規模でですね、観客の皆さんに入ってもらって、ほんとにエネルギーの交換をして、ともに臨場感を味わって感動を共有して、みんなのそういう思いがあって選手が何百%という100%以上のパフォーマンスを見せてくれる、そういう場がRIZINでこれまであったと思います。コロナがこんな形で我々の生活に大きな影響を及ぼす、昨年の年末、誰もそんな事想像してなかったと思います。でも、これが現実、受け入れるしかないです。受け入れて、どうアクション起こすか。これからの時代は、RIZINのファンの皆さんとともにですね、新しい格闘技、新しいRIZINの価値をですね、ともに創造していきたいそう思っています。そして、この場を借りて、この再スタートにあたって、ほんとにたくさんの人からクラウドファンディングで応援をいただきました。クラファンにご協力いただいた皆さん、ほんとにありがとうございました。RIZINの、継続が、まあほんとに危ぶむ状況で、今も経済的に皆さんに救われてはいますけども、これを続けてくことはきっと大変だと思います。でも歩みを止めずにですね、チャレンジを辞めずにRIZINは皆さんとともに、この2日間最高のリスタートをきって未来を創造していきたいと思います。この二日間思う存分、応援の仕方は変わりますけど楽しんでいただければと思います。選手関係者には今までの思いのたけをこのリングの中で存分に発揮してもらえることを祈願したいと思います。じゃあ二日間楽しんでいってください。ありがとうございました」
第1試合
リングアナウンサーとして宮迫博之さんが登場。
アーセンがジャブとローキックで牽制。加藤が左ストレートでふらつかせると、そのままロープ際に詰めてジャブから膝。アーセンはクリンチして体勢を切り返しロープに押し込みコツコツと膝を叩き込んでテイクダウンを奪う。
加藤はすぐにコーナーを背に立ち上がると膝を返していき、ショートレンジで右肘を顔面に連打。崩れたアーセンに右フックから膝を叩き込んでいくが、アーセンは組み付いてコーナーに押し込んでいく。
アーセンは振り回してテイクダウンを奪うと、マウントを奪ってパウンド。加藤は逃れようとするが、アーセンは顔面に肘を叩き込んでコツコツとボディを打ち込み、加藤はなんとか立ち上がるもアーセンは起き上がりざまに顔面に膝。加藤は距離をとってスタンドへ。
アーセンがローで牽制していくが、加藤は大ぶりの左フックでふらつかせるとロープを背負ったアーセンに右ストレート。だがアーセンは倒れず距離を取るが加藤は右フックを叩き込んでKOした。
第2試合
萩原がローで牽制。白川が右ストレートで突っ込むが萩原はバックステップで交わしていく。お互いフェイントから萩原がローを連打していくと、白川はなかなか攻め込めず、萩原はハイ。だが白川が前に出て殴り合いになるが、これは一度白川が距離を取る。
白川が右フックからタックルでロープに押し込み、萩原はコーナーを背に耐えると背中に肘を打ち込んでいく。これは展開なくブレイクへ。
萩原は右ハイで牽制しワンツーも、白川はくぐり抜けて右ジャブ。萩原が前蹴りで距離をはかっていき、ソバットで牽制するが白川はリングを回る。白川のワンツーをガードした萩原がローで牽制し、胴回し回転蹴りも避けた白川がパウンドを落としていくがここで1R終了。
2R、白川が前に出ていくが萩原は下がり距離を取る。お互いフェイントで攻めあぐねるが、萩原がワンツーから飛び膝蹴り。着地をキャッチした白川がテイクダウンを奪うが、萩原はコーナーを背に耐えるとコツコツと顔面を殴っていく。そのままロープを越えて場外に落ちそうになるが、これは戻されてコーナーを背に再開。
萩原は足を踏みつけて逃れようとするが、これを注意されると展開なくブレイクに。
萩原がローで牽制も白川がワンツー。萩原が大ぶりフックを繰り出していき、ソバットからローキック。さらに胴回し回転蹴りも、これが空振りし2R終了。
3R、萩原がローを打ち込むと白川はふらつくが、白川は前に出て殴り合いへ持ち込む。萩原が膝蹴りもお互い前に出ての殴り合いになり、白川がローでコケさせる。
萩原が立ち上がると、白川がすぐに前に出てワンツー。
白川は前に前に出ていくが、萩原はジャブと膝で距離を保っていく。だが白川はワンツーからタックルでコーナーに押し込むがこれはブレイク。
萩原が飛び膝蹴りで前に出るが、白川はこれを避けるが萩原のジャブが顔面を捕らえていく。萩原が白川のパンチを的確にガードし右ストレート。出血した白川の顔面を萩原のジャブが捉えていき、白川はたまらずクリンチからロープ押し込む。萩原は突き飛ばして距離を取ると、左右のストレートを叩き込んでいき、レフェリーがスタンディングのままダウンを取り試合をとめた。
第3試合
神田がタックルで倒し、マウントを奪うが関は回転して立ち上あがる。神田はそのままコーナーに押し込み膝を打ち込んで逃れようとするが、神田は肘を打ち込みコーナーに押し込む。そのまま足を刈って倒そうとするが、関は回転して逃れブレイク。
関が突っ込むも神田はタックルで倒す。関は下から三角締めを狙うが、神田はサイドポジションからボディに膝を叩き込んでいく。ここで1R終了。
2R、神田がジャブで牽制し、関はハイキックも打ち終わりに神田がワンツー。関もワンツーで返していこうとするが神田がタックルで倒す。
亀になった関がするりと抜けてバックを取るとチョーク。だがそのままロープを超えて場外に転落しそうになる。これはブレイクしスタンドで再開。
神田がソバットからタックルも、関は切っていくが神田はコーナーに押し込む。だが関は体勢を切り返し距離を取ると、神田は膝を顔面に打ち込んでいく。さらに右ハイからタックルも関はキャッチ。神田は右肘を連打していくが、関はガードしクリンチから離れ際に右ストレート。そのままコーナーに押し込み右肘を叩き込んでいくが、神田は一度距離を取る。
関が距離を詰めてストレートから右肘を打ち込んでいくが、打ち終わりに神田がタックルを仕掛けるが関は切っていく。関はハイキックから膝。ロープに押し込みショートレンジのフック連発から左右のストレート。これで神田がふらつきながら後ろに下がっていき、これを見てレフェリーが試合を止めた。
第4試合
吉成がミドルで牽制していくが、打ち終わりに優心がロー。優心が前に出ようとするが吉成が足を刈ってコケさせる。
優心が組み付くが吉成がこれをいなす。優心がボディに膝を叩き込むが、吉成が振り回してリングに叩きつける。
吉成が膝から振り回してリングに投げ捨て、優心が組み付くたびに吉成が投げ捨てていく。
吉成が飛び膝蹴りから肘を叩き込んでいき、これで優心は出血。吉成がいなしていき、ここで1R終了。
2R、吉成がローの牽制をかいくぐりワンツーから振り回して投げ捨てる。
吉成がコーナに押し込み膝。優心が突っ込むとパンチで撃ち落とし首投げ。ロープを背負った優心を吉成は投げ捨てていく場面が続き、再度ロープを背にした優心に吉成がラッシュ。これで優心はダウン。
吉成がパンチのラッシュから転がしていき、立ち上がった優心に肘や右ストレートで動きを止めていく。左フックで再度ダウンを奪い、レフェリーが試合を止めた。
第5試合
お互いローで牽制し、江幡がハイキック。前に出るとワンツーの交差から植山がストレート。
江幡がミドルを連続で打ち込んでいきハイで牽制。植山のストレートをガードしていった江幡が前に出てハイ。植山はガードして左フックを顔面に叩き込み、そのまま攻めようとするが江幡は距離を取る。植山はローで牽制していき、ワンツーも江幡はクリンチから首相撲で投げて肘。江幡がワンツーハイもこれを植山がかわして1R終了。
2R、植山がボディから顔面にワンツー。そのまま前に出てワンツーから前蹴りでロープ際に押し込んでいく。植山はボディを散らし、江幡のワンツーを避けてカウンターのボディ。さらにカウンターを顔面に合わせていき、植山のボディに江幡もミドルを叩き込んでいく。
江幡のミドルに植山がワンツー。お互い顔面を捕らえると、江幡がワンツーハイもこれは浅い。植山のワンツーがあたりロープ際になるも、江幡はクリンチしてブレイク。
植山がワンツーもここで2R終了。
3R、植山が距離を詰めてバックブロー。避けた江幡が前に出て飛び込みストレート。植山が避けて前に出ようとしたところを、江幡の右フックが顔面を捕らえ植山はダウン。
再開し、前に出ての殴り合いを江幡が制して左ハイ。さらに前に出ようとした植山の顔面にカウンターを合わせ、負けじと植山が前に出てパンチの応酬。江幡がミドルキックを打ち込みリズムを整えると、植山のワンツーを見切っていくが、両者出血が見られるということでレフェリーがドクターチェックのためにストップ。
再開し、植山がラッシュを仕掛けるが、江幡はガードしカウンターと左ミドル。だが植山が飛び膝蹴りから前に出てワンツーラッシュ。江幡は的確にガードし前蹴りからクリンチしていく。
大ぶりフックの応酬から植山がワンツージャブ。さらに細かいアッパーを狙うが、江幡がガードしハイキック。お互い空をきるが、試合終了までお互い殴り合い判定へ。
判定3-0で江幡の勝利となった。
皇治挨拶
皇治「最高のK-1から団体の壁を崩すために最高の団体RIZINにきた皇治ですこんにちわ。RIZIN最高ですね。MMAも最高で立ち技負けてられへんなと思いました。男の挑戦は賛否両論あっていいと思います。こんな世の中やから全勝で上がってきてる天心くん、心からリスペクトしてます。でもこんな世の中だからこそ、ボロボロになって賛否両論ある俺が不可能と言われてることに挑戦して、この世の中を元気にしたいと思ってます。天心くん、どこかな?どこかな?ちょっとあがってきてよ。みんな試合前の選手待ってるから俺が喋ってる場合ちゃうから早く来て。ほんと、もう団体とか関係ないと思ってます。俺こんな世の中を盛り上げたいと思ってます。(天心がリングへ)あがってきたよ。神童が上がってきたよ。最初ね、このボロボロな俺が年内にこの神童を泣かしたろと思ってます。ちょっとね、これ(メイウェザーマスク)で泣かしたろと思ってるんで、泣きそうになったらコレかぶり。今年やろうか」
天心「えー皆さんこんちは、那須川天心です。すごいな、こんな急にいろんな事おこるんですね。え?僕と試合をしたいということですか?」
皇治「もうきまり」
天心「いやいや。別にいいですけど相手になんのかなっていうのが正直なところで。まあまああの、皆さん盛り上がってくれてるんで、やってもいいのかなと思いますし、皆さん試合が見たいのか、こういった会見がみたいのかわからないですけど、しっかりと挑戦受けられた以上、しっかりとなにも言わせないようにして倒してやろうかなと思ってます」
皇治「はい、命をかけて全力で奪いに行きます。ありがとうございました」
(皇治はリングを降りる)
天心「僕もちょっと初めて喧嘩を売られたというか、僕に挑戦してくる選手なかなか居なかったので、やってやってもいいかな。みなさん見たいですか?見たい?いつかわからないですけどぼっこぼこにしてやろうかなと。話題のある選手なんでボコボコにして格闘技面白い所見せて。僕も前回試合をして、いつになるかわからないですけど皆さんの前でコロナウイルスが色々大変ですけど、またこうやってお客さんが入ってきて試合ができるのは格闘家として嬉しいですし、用意してくれる団体さんも勇気あると思うんで、その代表の選手としてしっかりと今後も背負っていって格闘技を盛り上げて、僕には時間がないんで突っ走っていこうと思います。今日は楽しんでいって下さい。ありがとうございました」
第6試合
井上が膝蹴りもこれを避けた渡辺がタックル。コーナで耐える井上がフロントチョークで捕らえるがこれはブレイク。
渡辺がタックルも井上がきってチョーク。これで渡辺はギブアップ。
第7試合
古瀬が右フックをフェイントにタックルも、浅倉がこれを切って亀になった古瀬の腕をとろうとする。ガードを固める古瀬を足で胴締めした浅倉がコツコツと顔面を殴っていき、動けない古瀬を見てレフェリーが試合を止めた。
カンナ「そうですね、まず、こうやってまた皆さんの前で試合ができること嬉しく思ってます。試合を組んでくださった関係者対戦相手、会場に来てくれたファンの方々、いろんな形で支援してくださったファンの方々本当にありがとうございます。やっぱり圧勝して勝たなきゃいけない試合だったので、初めてのパウンドでKOできてよかったです。(笑顔がなかったが)かっこつけちゃいましたすいません(笑)同じ階級には勝ってない選手がいるので、その中に入っていきたいなと思っています。一番はベルト持ってるハム・ソヒ選手とやらせていただきたいなというのはあるんですけど、美憂さんにも浜崎さんとももう一回試合させていただきたいと思っています。今日はほんとに自粛期間中に色々と練習できなかったりで苦しい時期もあったんですけど結果出せてよかったです。まだ息苦しい生活が続くと思うんですけど、今日明日とRIZINて少しでも皆さんが明るい気持ちになって帰ってくれたらと思ってます。ありがとうございました」
第8試合
前澤が距離を詰めていくが、浜崎がパンチを振り回してアッパーぎみに入ったパンチで一瞬ふらつかせる。前澤が前に出ようとするが、浜崎は的確にパンチを出して自分の距離を守り、前に出ようとする前澤の画面にジャブを当てていく。浜崎のヒットアンドアウェイに翻弄された前澤のパンチが空を切っていき、頭を下げてのパンチに浜崎はワンツー。タックルも下がってかわしていき、前澤はなかなか攻めきれず浜崎はワンツー。一瞬膝をついた前澤をロープ際に浜崎は押し込むが、焦らずに距離を見て前蹴りからミドル。
パンチを下がって避けようとした前澤の体勢が崩れたところを浜崎が押し倒し、サイドポジションから顔面に膝。さらにアームロックを狙うが、前澤は亀になって逃れ1R終了。
2R、浜崎がワンツーで前に出るが前澤も前に出ていく。浜崎がタックルでテイクダウンを奪うと、マウントを取ろうとするが弾いた前澤の腕を取り、そのままアームロックでギブアップを奪った。
第9試合
ローでお互い牽制し、ソウザが大ぶりの右フックで前に出るが矢地は下がる。矢地は前蹴りからローで牽制し、ソウザはフックから右ハイ。ガードした矢地にソウザはタックルを仕掛けると、マウントポジションからパウンド連打。矢地は暴れて逃れようとするが、亀になったところをソウザがスリーパー。矢地は回転するが、ソウザはマウントでパウンド連打。矢地はガードしながらぐるぐる周ってガードいくも、ソウザはパウンドの手を緩めずにレフェリーが試合を止めた。