【#プロレス今日は何の日】1997年7月4日 WAR両国国技館 藤原喜明vsアブドーラ・ザ・ブッチャー
- 2020-7-4
- プロレス今日は何の日
【#プロレス今日は何の日】
1997年7月4日 WAR 両国国技館
藤原喜明vsアブドーラ・ザ・ブッチャー!
この頃のブッチャーは全日本プロレスに復帰してかつての大人気を取り戻し、ジャイアント・キマラとのタッグなど前半戦での“明るく楽しいプロレス”も担っていた頃のブッチャー。その後はWARや大日本プロレス、DRAGON GATE、ハッスルなど数多の団体に引っ張りだこになっていくのですね。
さて、この試合は藤原組長曰く両者の初シングル戦!
試合前のVTRでは「新日本の頃は何度もやっつけてやった。俺様は今日もちゃ~んとフォークを持ってきてるんだ。そう、フジワラを食っちまうためにさ!」と余裕たっぷりのブッチャー!
対する組長は「試合ってのは事前に考えてやるもんじゃないからね。やっぱリングに上ってからですよ」と漢っぽいコメントを残してリングへ!
試合では体格差を活かしてがぶってくるブッチャーへ組長がボディブロー連打から顔面に張り手!レフリーに「拳で殴ったでしょ!」と注意されたら「張り手や張り手!」と主張!
ブッチヘッドへの頭突きはカッと目を見開いて耐えるも、ボディ頭突きに悶絶するブッチャー!
イライラを溜め込んだブッチャーは地獄突き連発で反撃!組長もそんな悪い右手に脇固め!
果たしてリング中央でぶちかましたら真面目な顔してコーナーへ急ぎ毒針エルボードロップを決めるブッチャー!しかし組長キックアウト!
さあ、ブッチャーがフォーク取り出すと両国沸騰!
よくよく考えてみたら深刻な反則ですよ!(笑)
これにいち早く気づいた組長がこれを蹴っ飛ばしフォークを奪う!そのフォークで額を突き刺すとブッチャーは額から大流血!沸き上がる両国!
56歳初老男性の大流血で大盛りあがりの両国!
決着は組長の珍品、ランニングクロスボディ!
そして3カウントを取っているにも関わらずアームロック!
この決着には組長も「勝ったんだけどなんか気分悪いんだな。なんかが違うんだな。自分がやりたいのはこんなんじゃねぇと思うんだけどね。なんだかスッキリしないです。なんか違うような気がする。なんだかちっと分からない」と小首をかしげながらコメント!
対するは、引き上げる際に板をがぶりとやりながらカメラに見得を切るブッチ師匠!
絵になりますねえ!
そして、昨年2月にはここ両国国技館にて『ジャイアント馬場没後20年追善興行~王者の魂~アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念~さらば呪術師~』が行われブッチャーが正式に引退。
セレモニーには徳光和夫さん、ミル・マスカラス&ドス・カラス、初代タイガーマスク&新間寿、秋山準、武藤敬司、坂口征二、スタン・ハンセン、ドリー・ファンク・Jr.が登場し、ザ・デストロイヤー、鈴木みのるからはビデオメッセージが送られました。
そしてブッチャーは「残念ながら昔のレジェンドたちでもうこの世にいなくて、天国に旅立った人がいっぱいいる。でも、皆いつしかあの世に行くわけですから、僕もいつかは行きます。でも、近い将来というのは嫌ですね。もうちょっとここにいたいです」と穏やかな表情で語っていました。
今日もプロレス最高っ!
著者:AJスレンダー
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