UNIVERSAL王座前哨戦は王者・佐々木がクリスを制すも、遺恨深まる!

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 27日の新宿FACE大会で、DDT UNIVERSAL王座を争う、王者の佐々木大輔と、挑戦者のクリス・ブルックスの遺恨がさらに深まった。

 20日の新宿大会のセミファイナルで、佐々木は高尾蒼馬と組み、HARASHIMA、クリス組と対戦し、前哨戦を闘った。

 試合はクリスがドロップキックで佐々木に奇襲をかけて開戦したが、負けじと佐々木もイス攻撃で応戦。佐々木がダイビング・エルボードロップ、クロスフェースを繰り出せば、クリスも強烈なツームストンパイルドライバーを見舞うなど、一進一退の攻防が続いた。セコンドのマッド・ポーリーが、本部席からベルトを持ち出して佐々木に渡すも、クリスが奪う。レフェリーがクリスに注意を与えている隙に、佐々木が急所打ちから急所蹴り。さらに「ダムネーション」の看板でクリスの脳天を叩き、ミスティカ式クロス・フェースロックで絞め上げて、佐々木がギブアップを奪い、前哨戦は、王者が制した。

 佐々木は「クリス、残念だったな。テメエは何度挑戦してこようが、このオレには勝てない」と言うと、怒ったクリスが「ダムネーション」の看板で、佐々木の頭をぶっ叩くと、看板は真っ二つに割れてしまった。クリスは、またまた大の字に伸びてしまった佐々木を足で踏んづけて、ベルト奪取をアピールした。

 バックステージでクリスは「ササキはなんであんなに急所を蹴るんだ。27日は問題ない。看板の破片持ってるし、容赦しない。ベルトは獲る」と怒りが収まらない様子だった。佐々木は「オレの頭をかち割るのは許しても、看板をぶち壊したのは絶対に許さない。看板の仇。オレが獲らせてもらう。こんなベルトは関係ない。クリスの暗黒の面を見た。27日の試合が終わる頃には、『ダムネーション』の一員になってるかもしれないぞ」とコメントした。

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