【試合詳細】7・14 九州プロレス福岡大会 【九州プロレス選手権】火野裕士vsめんたい☆キッド 【九州プロレスタッグ】ツバサ&ビリーケン・キッドvs佐々木日田丸&新井健一郎 筑前りょう太&野崎広大&グレート・ムタvs玄海&阿蘇山&HUB

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第一交通産業グループPRESENTS
九州プロレス設立11周年記念大会
『筋肉山笠`19』

日程:2019年7月14日(日)
開始:16:00
会場:福岡市・アクロス福岡 イベントホール 
観衆:648人(超満員札止め)

▼筋肉山笠オープニングマッチ~筋肉流舁き!~ シングルマッチ 20分1本勝負
○桜島なおき
6分57秒 ジャーマンスープレックスホールド
●鈴木裕太

▼走れ山笠!~追い山三つ巴戦~ 3WAYマッチ 30分1本勝負
○田中純二
8分30秒 ウラカン・ラナを切り返してのエビ固め
●がばいじいちゃん
※もう一人はタナカ岩石(WRESTLE-1)

▼山笠の悪夢~愚零闘武多、九州プロレス初見参!! 6人タッグマッチ 45分1本勝負
筑前りょう太/野崎広大/○グレート・ムタ
14分20秒 シャイニングウィザード→体固め
玄海/●阿蘇山/HUB

▼筋肉山笠2大タイトルマッチ 九州プロレスタッグ選手権試合~玄武會からの刺客~ タッグマッチ 60分1本勝負
【王者組】ツバサ/○ビリーケン・キッド
21分9秒 スクールボーイ
【挑戦者組】●佐々木日田丸/新井健一郎(DRAGON GATE)

▼筋肉山笠2大タイトルマッチ 九州プロレス選手権試合~九州の至宝を奪還せよ!~ シングルマッチ 60分1本勝負
【王者】○火野裕士(ZERO1)
17分0秒 Fucking Bomb→片手フォール
【挑戦者】●めんたい☆キッド

九州プロレスが設立11周年記念大会を開催!火野がめんたいを制して王座を防衛もめんたいをリスペクト!ツバサ&ビリーがタッグ王座を防衛!グレート・ムタが日本復帰戦を勝利で飾る!

第1試合


現・九州王者、火野が育て上げた弟子、ボディビル出身の肉体派・鈴木裕太が九州初参戦!燃える薩摩魂が真正面から迎え撃つ!

序盤はゴツゴツとしたぶつかり合い。タックルは鈴木がパワー勝ち。
キャメルクラッチで桜島を苦しめる。
桜島は串刺しドロップキックから低空ドロップキック、逆エビ固め。
ブレーンバスターを狙うが、鈴木に引っこ抜かれる。
鈴木がエルボーから得意のサソリ固めを狙うが、かけさせず。

5分過ぎ、強烈なチョップ合戦。鈴木はフライングラリアット。
さらにラリアットを狙うが、桜島がかわすと丸め込み2連発。
ドロップキックからバックドロップと畳み掛け、最後は美しいジャーマンスープレクスを決め3カウント!

第2試合


田中純二とタナカ岩石の硬派な「タナカ対決」に明治~令和の5時代を生き抜く奇跡の高齢者・じいちゃんを加えたカオスな3WAYマッチ。
なかなか入場しないじいちゃんに怒った岩石は場外に降り、空気を読まずじいちゃんに急襲!慌てた純二が岩石をリングに戻し、タナカ対決でゴング。純二と岩石は激しいチョップ、エルボー合戦。
ロープに振るとその反動でなかなかリングに上がれないじいちゃん。岩石はヘッドバッド、腕ひしぎ逆十字と純二をピンチに追い込む。
そこへようやくリングインしたじいちゃん、逆十字中の岩石の顔面を踏みつけ強烈なゲートボールクラッシュ。
純二にも杖で攻撃し、ようやく着物を脱ぐじいちゃん。
着物の下には、なんと山笠スタイルの水法被&締め込み姿に場内騒然。
ロープ杖渡りの名人芸を披露すると、再び空気を読まず岩石が杖を奪う。
杖を奪われたじいちゃんは超高速化。Wタナカまとめてドロップキック。
カチ上げラリアットからプランチャ。
じいちゃんは岩石へチョークスラムを狙うが失敗。パワーボムは腰を痛めて断念。
純二は岩石へランニングネックブリーカーからバックドロップ。ブロックバスター。
さらにダイビングヘッドバッドを狙いトップロープへ上がると、じいちゃんががばいトーンボムを放ち、いいとこ取り。
怒った純二へ、じいちゃんウラカンラナ。しかし純二はうまく切り返し3カウントを奪う!
山笠男が「追い山」本番前に、勝利で勢いをつけた!

第3試合


4月にニューヨークで復活を遂げたグレート・ムタが、1年4ヶ月ぶりに国内復帰戦!
筑前&野崎とタッグを組み、HUBを助っ人に加えた玄武會と対決!

試合は筑前とHUBでゴング。筑前が体格差を生かしタックルで優勢。
阿蘇山と野崎に代わると、肉弾戦へ。野崎がダイビングショルダーで阿蘇山に打ち勝つ。
玄海に代わると、当然かのようにムタを挑発。
ムタも挑発に応えリングインすると、頭上へグリーンの毒霧で威嚇。
玄海vsムタのファーストコンタクトは腕の取り合い。
ムタはグランドに持ち込みアキレス腱固め。
スタンドに戻ると玄海はムタに強烈な超人拳を叩き込む。
ムタも負けじと、ドロップキックからフラッシングエルボー。

5分過ぎ。阿蘇山が野崎をコーナーに追い込みチョップ、ツッパリ、串刺しエルボー。
HUBは野崎の背中にダイビングフットスタンプ。低空ドロップキック。
巨体の野崎へ釣り天井を狙うが断念。
野崎への集中攻撃が続き、コーナーで代わる代わるチョップの連打。
さらに玄海は野崎に掟破りのフラッシングエルボーを見舞い、ムタを挑発。
ようやく代わった筑前は、3人立て続けにがつんといくばい!(ラリアット)
さらに阿蘇山&玄海にWがつんといくばい!
筑前と玄海が対峙すると強烈なチョップ合戦。玄海はフランケンシュタイナー。
玄海が筑前を抑えると阿蘇山の正面飛びドロップキック+投げっぱなしジャーマンの連携。
さらに野崎と筑前を重ねるとHUBのダイビングセントーン+玄海のダイビングエルボーの連携。
HUBは筑前に尻尾攻撃を放つと、コーナーのムタにも強烈な一撃を!ムタ悶絶。
筑前が阿蘇山にスピアーで形勢逆転すると、再びムタがリングイン。
阿蘇山の膝にドロップキック2連発からのドラゴンスクリュー、さらに足4の字固め。
続けてHUBにもドラゴンスクリュー。
玄海が二度目の超人拳を放つと、カウンターで毒霧噴射。
玄海が戦線離脱すると、筑前が阿蘇山へがつんといくばい!からのまっすぐ飛ぶばい!
さらにムタがシャイニングウィザードを叩き込み、阿蘇山から3カウント!
グレート・ムタ、日本復帰戦を勝利で飾った。

第4試合


タッグ新王者に輝いた大阪最強コンビ「ツバビリー」に待ったをかけたのは、またもや九州一諦めの悪い漢・日田丸。
フジタ袋で素性を隠した玄武會新メンバーを引き連れ入場。

コール時に正体を明かすと、ドラゴンゲートの新井健一郎だった。
試合は日田丸とビリーでゴング。
序盤はじっくりとサブミッションvsジャベの攻防。
新井とツバサにスイッチすると、めまぐるしい技の切り合い。

5分過ぎ。場外へ戦場を移すとペースは玄武會へ。
日田丸はビリーにローキック、エルボーvs張り手合戦、
脇固めでビリーを苦しめる。
新井へスイッチすると、ビリーはミサイルキック。
ツバサも玄武會二人にドロップで蹴散らす。
日田丸はエルボー、ミドルキック、串刺しビッグブーツ、顔面ニー、
スロイダーからのアンクルホールドと逆襲。

10分経過。新井がしつこくツバサの腕に集中攻撃。
日田丸も腕折りから腕へのキック。ツバサのロンリーバトルが続く。
ピンチのツバサは、玄武會を相打ちさせると、ビリーがツバサを飛び越え
二人にドロップキック。
ミサイルキックで新井を蹴散らし、日田丸にコーナーでハイキック。
串刺し低空ドロップキックから場外の二人へお座り式トペコン。
ツバサとビリーはジャベの競演!
日田丸にスイッチすると、玄武會は猛攻をかける。
ビリーに日田丸レッグラリアットからキャプチュード。
そこで玄武會初めての連携。コーナーの日田丸の肩の上から新井がダイブ!
さらに日田丸は天領を決めると、立ち上がれないビリーを無理やり起こし
新井がツームストンパイル。

20分経過。フラフラのビリーに日田丸ハイキック。新井は場外のツバサにトペで分断。
トドメの日田丸式パイルを狙うも、なんとか逃れたビリーは日田丸を新井の背中にぶつける。
新井は日田丸をビリーだと勘違いしバック急所打ち。
ダメージを負った日田丸を、ビリーがスクールボーイに丸め込み、
大逆転の3カウント!第6代タッグ王者が初防衛に成功した。

試合後、結果に納得しない日田丸が新井に詰め寄る。
あわや玄武會入り早々に仲間割れかと思いきや、セコンドの阿蘇山がなんとか仲裁し、
改めて玄武會流の拳の結束を誓った。

第5試合


絶対王者・玄海を破り、九州最強の座についた火野。九州最後の砦とも言えるめんたいが満を持して立ち上がる!
クリーンな握手からゴングが鳴ると、めんたいがドロップキックで奇襲。
プランチャは火野がキャッチし、そのまま鉄柱へ。
めんたいは果敢にチョップ合戦を挑むも、全く効かず逆に火野の重い一発にダウン。
火野はめんたいを軽々抱え上げ後方へ放り投げ、セントーン。
エプロンでの攻防は、めんたいがドロップキックで制し、場外へトペコン。
さらにドロップキックから、火野を抱え上げるも失敗。
火野のブレーンバスターを耐えると、その反動でめんたいバスター。
バックスプリングエルボーはキャッチされ投げっぱなしジャーマンを食らう。
めんたいはロープの利用した旋回式DDT、雪崩式フランケン。
しかし、すぐに立ち上がった火野はラリアット。

10分過ぎ。めんたいはバックスプリングエルボーからウラカンラナ、092(619)を決め、ダイビングフットスタンプ。
コーナーtoコーナーのミサイルキックを決めるとめんたいスプラッシュ。
しかしカウント1で余裕でキックアウト。
トップロープでの攻防からめんたいドライバーを決め、さらに2発目のめんたいスプラッシュはカウント2。
ならばと3発目を狙うもかわされる。
火野はエプロンでの豪快なラリアットからの重量級のダイビングボディプレスはなんとかキックアウト。
Fucking Bombをなんとか切り返し丸め込むめんたい。
さらに前方回転エビ固め、バク宙キックを放つも、火野は強烈なラリアットで逆転。
めんたい、驚異の粘りを見せるも、豪快なFucking Bombが見事に決まりカウント3。
第7代王者が二度目の防衛に成功した。

試合後、マイクを持った火野は、「めんたい☆キッド、あんた凄いわ!めちゃくちゃカッコいいやん!悔しいな。今日は勝負に勝ったかもしれん。お客さんの声援、特に子供達の声援聞いたら、なんか負けた気すんねん。今日は九州プロレス11周年や。強い奴は、やられてもやられても立ち上がる!カッコイイとこ見せたって!めんたい☆キッドが九州プロレス11周年しめたってくれや!」

めんたい、なんとか立ち上がりマイクを…「悔しいっ!身体の大きい奴、力の強い奴、嫉妬するよ!だけど、めんたい☆キッドこれで終わらないからな!こんなもんじゃないからな!だから、今日からまた精一杯練習します!諦めたくないんだーっ!!どんなに打ちひしがれようとも、大好きなプロレスやっていきます!」

そして正規軍がリングに上がり、九州プロレスの合言葉「九州ば元気にするバイ!」で11周年大会を締めくくった。

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