W-1タッグ王座に挑戦も敗退した中之上と児玉だが、「ここからがスタート」と“チーム中玉”の継続を宣言

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WRESTLE-1の1.11後楽園ホール大会のメインイベントで、WRESTLE-1タッグチャンピオンシップに挑戦した中之上靖文&児玉裕輔にインタビューを行った。
若手選手どうしよりも上の選手に目を向ける。仲良くやっていく気はないが、見ている方向は同じと口をそろえる両選手。さらにタッグチームとして継続していくことも宣言。新年初戦のメインイベンターとして申し分のない闘いを見せた両選手。彼らの『これから』から目が離せない!

ーー1月11日の後楽園ホール大会でのタイトルマッチ、振り返ってみていかがですか?
中之上「一生懸命やったうえで負けてしまったんであんまり大きいことは言えないですね。でも悔しいし、腐らずまた挑戦したいという気持ちはあります」
児玉「結果は負けなので、今更何をどうこう言うわけじゃないです。でも2015年のスタートとしてはすごくいいスタートが切れたとは思うので。終わったことは終わったこととして、ここから気を新たにやっていきたいと思います」

ーータイトルマッチ後、最終的に若手選手がリングに集まる形になりましたがそれについて何か思うことはありますか?
中之上「僕、正直最後リング上に誰がいるかわからなかったんですよね。試合後でちょっとダメージでぼーっとしちゃってて。後から映像で観た時、若い選手がいっぱいリングに上いたんで、上に行きたいって思ってる選手が集まったのかなとは思っていました。俺らがやってやるんだって思う選手がね」
児玉「僕もそうですね。気づいたら246の二人も帰っちゃってたんで。フラフラになりながらもなんとか、ありがとうございましたって締めたんですけどその時若手の人も集まってきてくれたので。若手が盛り上げるって宣言しましたし、多分他の選手も俺がどんどんWRESTLE-1の中心に上り詰めてやるんだ、という気持ちがあったからあそこにいたと思います。新年一発目の大会だったので、しっかりと意思表示をしたのではないかと」

ーー見方によってはタイトルマッチを闘ったお二人は若手の代表と捉えられると思いますが、若手をまとめて引っ張っていく、といった気持ちはあるのですか?
中之上「仲良しこよしでやっていくつもりは俺はないですね。けどやっぱりみんな観てる方向、考えてることは一緒なのかな、と。やっぱり考えていることは俺が上に行ってやるという気持ちだと思うし」
児玉「中之上さんと同じで。まぁ僕はWRESTLE-1に来て1年経ってないですし、若手を代表してなんて気持ちはないですけど、俺が俺がって気持ちは誰にも負けてないと思うので。ただ今迄みたいに若手同士でやりあったりいがみ合ったりするばっかりじゃなくて、『もっと目線を上に定めてやっていこうぜ? 君たちも同じ気持ちだろ?』みたいな感じですね。仲良くやっていく気はないですけど、上を目指す気持ちは同じだと思うので」

ーー今回タイトルマッチで初タッグ結成でしたが、継続してやっていくのかそうでないのか、今後の展望は何か考えていますか?
児玉「たぶんやっていった方が面白いですよね?」
中之上「初めて組んでやらしてもらったんですけど、すごく楽しくて。もっとやりたいと思いますね。またベルトに挑戦するチャンスを、次はもっとお客さんに認められる形で挑戦したいと思います」
児玉「つい最近までいがみ合っていたとは思えないくらいチームワークもよかったので。このタッグ結成を機に、僕個人もあの試合の中でグッと伸びていける手ごたえを感じたので。タイトル挑戦も一回きりで終わりたくはないですね。もっと伸びていけるタッグチームだと思います」
中之上「まぁ初めて組んだんですけど、気持ちはずっと一緒だったから出来たんじゃないですかね。逆にここからがスタートのチームだということですね」
児玉「そうですね。せっかくアニマル浜口さんに“チーム中玉”と言う名前を付けていただいたので一回で終わるのはもったいないかと思います」
中之上「次はいい報告をしに行きたいです」

【記事提供/WRESTLE-1】

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