#STRONGHEARTS のT-Hawkが近藤修司との激戦の末に王座防衛!

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 3日、東京都・後楽園ホールにて『WRESTLE-1 TOUR 2019 TRIUMPH』が行われた。

 この日のメインイベントでは、直接の関わりはないものの闘龍門の系譜として“先輩”である近藤修司がT-Hawkの持つWRESTLE-1チャンピオンシップに挑戦した。
 T-Hawkが所属する#STRONGHEARTSは、昨年6月にNOSAWA論外の手引きでWRESTLE-1に上陸し、またたく間にWRESTLE-1ファンの心を掴んで大暴れ。今年1月にエースの芦野祥太郎から王座を奪取したT-Hawkは、3月の大田区総合体育館の大舞台で黒潮“イケメン”二郎を撃破して初防衛に成功すると「もうこのWRESTLE-1に敵はいねぇんじゃねぇのか?」と挑発。
 ここに近藤がT-Hawkの前に立ちはだかると、T-Hawkは近藤を挑戦者に逆指名。近藤は同じく王座挑戦に名乗りを上げた羆嵐を撃破し、万全を期してこの日の戦いに臨んだ。

 試合が始まると、T-Hawkは近藤のラリアットを封じるべく腕攻めを徹底。これに苦戦する近藤だったが、マンハッタンドロップからのDDTでカウンターに成功すると一転攻勢でT-Hawkの首を一点集中攻撃。
 KUBINAGEやスイングネックブリーカーなどで攻め立てていく近藤に対し、T-Hawkはナックルで近藤の顔面を殴打していくなど闘志を剥き出しに。
 終盤戦に入ると、近藤はラリアット、T-Hawkは逆水平チョップと互いの武器を正面からバチバチとぶつけ合い、これを制したT-Hawkがケルベロスを放つが近藤はこれをキャッチしてキングコングラリアット。さらに二発目を狙っていくが、これをT-Hawkがアギラでカウンター。近藤が怯むとその隙を見逃さず、アウトサイダーズ・エッジからのケルベロスと畳み掛け、カウント3を奪った。

 2度目の防衛に成功したT-Hawkはマイクを取ると「まだまだこのベルトは譲らん!」と高らかに宣言。
 すると来月の後楽園大会から始まるWRESTLE-1グランプリに出場予定の選手たちが続々と登場しエプロンまで上がり、T-Hawkを四方から睨みつける。T-Hawkは「揃いも揃ってやって来たな。俺は逃げも隠れもせんぞ!お前ら勝ち上がっていつでもこのベルト奪いに来いよ。今日のメイン勝って防衛したのは俺だ。お前らにマイクは握らせん。とっとと帰れ」と言い放つと、WRESTLE-1の選手たちは黙ってリングを降り退場していった。

 バックステージに戻ったT-HawkはCIMAら#STRONGHEARTSの面々と勝利を喜び合い「キツかったぁ!俺は技術無いからよ、気持ちで守り抜きました!みんなは“CIMAの#STRONGHEARTS”と思ってるかも知れないけど、俺達は違う!山村も含めて、鬼塚も含めて、ここにいる全員で#STRONGHEARTSなんだ。この絆を深めて俺たちはもっともっと上に行く!」と拳を突き上げた。

 一方の近藤は、燃え尽きた様子で「俺も崖っぷちでね、自分で自分を追い込んだつもりだけど、この結果でした。イチローじゃないけど、『明日は今日の自分を超えていこう』ってレスラーとして改めて思いました。でも過ぎたことなんで切り替えます。とはいえ、次のトーナメントは俺は勝てないと思うから潔く辞退します。その代わり、今後のWRESTLE-1を必ず引っ張っていくであろう選手を俺から推薦する」と淡々と語り、会場を後にした。

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